2008年6月24日 (火)

Der liebes Bonchi-Sitz  

   格変化ええ加減。

   日曜は雨の中で掛ける気にならずごろごろして過ごしたので、昨日はお買い物の前に少しお散歩をすることにしました。お向かいのパン屋さんに行くところを、わざとじらして(意味不明)脇の道を真っすぐ、バス通りに行き着くまで行って、そのまま1ブロック右に行って、平行して走る道を戻ってきて歩数を稼ぐだけの話。ときどきやってます。途中には市民農園はあるし、子供公園にはうっそうと木が茂っているし、両脇はエクステリアも頑張った素敵な戸建てが並んでいるし、じつにいい散歩道です……。

   「この奥さんのうちをこう、A地点と致しますと、この道をずっと行って、バス通りに行き当たる角がここです。ここで右に折れて、道なりにバス通りを戻ると交差点に出て、目的のB地点、イーヴィヒベルク中央交差点なわけですよ、山本さん。ここにはリーリエ・マートやブラセリーフジノがあって、賑やかな辺りなんですが、はいここでお知らせ」

   ♪ 地球を守るのはあなたの手から。地球にやさしいきなりっこせっけんをどうぞ 

   「はい、雨上がりの気持ちのいい夕方、歩き始めたこの奥さん、途中、暑かったのでジャージの上脱いじゃったんですが、結構歩きまして、どんどん歩いていろんなきれいなお庭とか公園とか見ながら歩いてるうちにですね、なんか変だとは思ったんですが」

   「ちょっと待ってください、なにかが起きるわけですね?」

   「はい。しばらくして、なんとなく住居表示を見ると、5丁目って書いてあるわけですよ! 奥さんのお宅は6丁目、道路を渡ったブロックは7丁目の筈なんですが、ずれちゃってるわけです」

   「それはいったい!?」

   「奥さん、イヤな予感がして、空の高圧線なんかを目でたどって、なんとか方向を確かめようとするんですね。第2公園の中には高圧線の鉄塔があるんです。この奥さん、ただ散歩してません」

   「普通でしょそれは」

   「それで、なんとか方向を定めて、バス通りらしきものに出たんです!」

   「はいはい」

   「それが、このC地点。曲がり角から左へ100メートルほど下りたところです」

   「ちょっと待ってください。奥さんは途中の角を右に折れたんですよね?」

   「そ~おなんですよ山本さん! UターンしてB地点に向かっていた筈のこの奥さんは、

   A地点からB地点までの間に

      迷   子   になっていたのです!!」

   あほらしい(BGMは「恋のぼんちシート」、もううろ覚えでした)。

   でも、見覚えのある場所とはいえ、全然想定してないところに出て、しばらくは頭がぐるぐるしました(それでも足はちゃんと家を目指した)。

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
                                  | 
        C     折り返し点ーー  ーーー     |
                ||    ||   | バ  |
                ||    ||   | ス  |
                ||    ||   | 通  |
                ||パンや||   | り  |
               ー  ーーーー ーーー      |

              AーーーーーーーーBー|     |

  

   と、こんな感じ。絶対おかしいでしょ!? わたし、空間を曲げちゃった!?

   でも、落ち着いて考えてみると、戻った道はバス通りじゃなかったですね。
   一本内側の細い道でした。しかも、この道、途中で行き止まりになっていて……
   袋小路じゃなくて、三叉路だったので、「次の角で修正すればいいのよ」って、右に曲がっちゃった気が……。
   そんで、修正するの忘れてずんずん90度曲がった方向を直進してたような。

    C         折り返し点ーー  ーーー     |
                ||    ||   | バ  |
                ||    ||   | ス  |
           ーーーー  ーーーー ーーー  通  |
           ーーーー  ーーーーーーーー  り   |
                ||パンや     |     |
               ー  ーーーーーーーー      |

              AーーーーーーーーBー|     |

   こうだ! 

   道理で見覚えがないうちばっかりだと思った、いつも通ってる道の横にもう一本縦の道があったんだ、きっと。で、それが行き止まりだったと。
   そりゃ、途中でパニくって賑やかな方に行けば、Cに出るよなあ。
   道理で途中上り坂になったと思ったよ。

   というわけで、合理的な説明がついてほっとしたおかあさんでした。

   ご帰宅された旦那様にこの旨申しましたが、
   「長い距離が歩けて良かったじゃないか」
   の一言でした。はあ、ごもっとも。

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2008年5月 3日 (土)

遙かなる羽田

   

可愛い子は荼毘に付せよ、じゃない、旅をさせよということで、虎美を一人で帰省させることにしました。今年は連休が短いと言うことで(日曜が4日では振り替え休日がない! と思いこんでたひと。最近の祝日法は猫の目でいけませんな)、2日の夜のうちにたどり着く方法をまず考えました。
   「小学生の女の子一人で夜行バスはまずいでしょう」とわたくしが申しますと、
   「それはいけないわ」と、早乙女おかあさん。
   「でもゴールデンウィークはジパング倶楽部が使えないからおじいちゃんお迎えには行けないわよ」旅行好きの金沢早乙女家老夫婦はジパング倶楽部というJRのお年寄り優待制度を活用しておるのですが、当然ながら繁忙期は優待対象外。
   「はあ、それは結構ですが」虎ちゃん命じゃないのか、じじいめ(削除、削除)。
   「じゃあ、飛行機乗せてみますか」
   「それがいいわ」

   と言うことになった次第。もともと飛行機は飛んでる間は密室ですからね(運賃も高いし)、子どもだけ空港で預けて、空港までおじいちゃんおばあちゃんがお迎えに来るというプランを昔から用意してたみたいです。小さいころは、子ども達だけでもこれで来させなさいよという話は出ていました。

   で、そんな金ねーよという旦那様にお願いし倒してチケットを用意して貰い、勇んで昨日羽田を目指したのですが。
   「どうやって行くか解るの?」
   「新宿から山手線に乗ればいいんでしょう?」
   「ちーがーうー! 登戸で南武線に乗り換えて川崎へ出てそこから京急に乗り換えて」
   「品川から浜松町を目指してモノレール?」
   「京浜急行は羽田に乗り入れしてるんです!!」
   そんなの知らないもん! いくら東京に8年いたからって、おかあさん渋谷(と羽田)より南に行ったことないもん!(もっと遊んでおきましょう)
   鉄気の多いひとと一緒にしないで欲しいのよ(いや、首都圏の常識?)。

   地下鉄も増えたし、もう、昔とは様変わりしちゃってて(遠い目)。

   それでも、ノイエ・リリエンベルクから出る羽田直行リムジンバスは片道1300円の70分と聞くと、やっぱり電車にしよう、お荷物もないしということになり(仙台や金沢のことを考えたらやっぱり相場かも)。

   スイカに2000円ずつチャージして、出かけることにしました。
   登戸の乗り換えはこの前猫屋敷(西武ドーム球場)に出かける時やったから解ります。
   「今度は川崎方面の方に乗るんだぞ」と、すぐに来て快適、快適。
   久地、向河原、尻手……全然聞いたことない地名ばかり。もう、鉄路を信頼する他はありません。「川崎~」の声を聞いたときにはほっとしました。
   「京急の川崎駅は少し離れているそうだが」と、駅の案内に従ってのこのこと歩きます。目を上げると高架が見えて、なんとなく方向が解って迷いはしませんでした。
   「これで羽田空港を目指す……?」
   旦那様から携帯にメイルで送られてきてた乗り換え指示書には蒲田で乗り換えとなっておりました。もう、ぐちゃぐちゃ。うっかり品川に行っちゃう奴に乗るところで、娘と2人胸をなで下ろしたり。
   羽田空港線に乗ると、さすが、みなさん転がすバッグを従えておられます
   「みんな旅行に行くんだね」
   「そうだなあ」
   「しかし、空港ターミナルの第1と第2はどう分かれてるんだろう? 駅も違うのかな? この昭文社の文庫判都市図だと書いてないんだけど(空港内案内図も付けてください)」疑問を乗せたまま電車は終点に。

   そしたら明るいホームにはでかでかと、JAL系は第1ターミナルへ、ANAその他は第2ターミナルへという案内板が出ておったのでした。

   さすが!

   勇んで第1ターミナルへの出口を出ますと、もう気分は異世界

   「キレイだなあ」
   「うん」

   インターネットからキャッシュカードで予約した航空券、引き替え券だけを画面から印刷した紙を渡されてて、果たしてこれが航空券になるのかとても疑わしかったのですが、とりあえず発券カウンターを目指しました。
   「北海道・東北・北陸行きは北ウイング~」案内板を見てどんどん進みますが、娘はその情報をとらえられなかったようで、
   「おかあさん、本当に北でいいの? 北は北海道だよ?」
   「北陸にだって『北』はついておる!
   虎美は仙台で育ちましたから。金沢は「まず南、そこから西」のイメージで、とても北日本という感覚を持てないのでしょう。ナルホドなあ。でも、雪は降るじゃん、仙台より。
   わたくしも、れーせーに考えてみれば、緯度は多少上がるものの、西を目指す北陸線(に接続する特急白山や急行能登。最初は信越線で長野を目指す)がどうして上野発(北国行き)なのか長年疑問に思っておりましたのよ(要は中山道を基としたから)。
   阿刀田高もエッセイで犯罪者は北を目指すとかいって、上野駅にはそういう暗く厳しいイメージがあるように言ってやがりました。
   ま、そういえば、京都・大阪に繋がり、途中で富士の峰を拝む東海道新幹線の東京駅には明るいイメージがありますなあ。

   まあいい。
   こういうのはひとに聞け、とばかり、カウンターのおねえさんを捕まえてチケットのお引き換え番号の印刷された紙を見せ、
   「ネットで予約したらしいんですけど、この子一人旅ですので」と、早々に情報開示、指示を請います。高い人件費ですから、せいぜい遣ってやらないと。さっそくお子様一人旅受付カウンターに案内され、連絡先やらを書かされます。未就学児というわけではないので、うるさい誓約書などはなかった模様。キッズケータイの電源は切れ(管制の電波に悪影響を及ぼすから)と事細かに書いた紙がカウンターには敷いてありました。一人旅と解りやすくするための首から提げる飾り(幼稚園の<本日お誕生日>みたいなやつ)は、もう小学校6年、154㎝の大猫ちゃんにはおねえさんの方で気の毒に思ったらしく、「こちらのバッジだけ付けていただきましょうね」と言ってくれました。一応連絡先を入れたポケットの付いた首飾りは、カバンに付けることにして。
   「これで機内には一番にご案内いたします」と請け合ってくれて。
   「このお時間までにご搭乗カウンターにお越しください」と、切符を発券してくれました。
   「お母様はこちらを。ご搭乗までごいっしょできます」と、黄色いチケットをくれました。へえ~(古い)。

   これからお買い物&お食事タイムです。これが楽しみで早めに来たのよ。

   日本がバブルを経験したのは悪くなかったですね。あの無機質な羽田が、こんなに綺麗に変わりました。やっぱり空港ってのは非日常の場所ですから、わくわくしなくっちゃ。機能的なだけじゃなく、ちょっと贅沢で、綺麗でないと
   これでもかと並べられたお土産のお菓子のブース。「羽田空港限定」の文字が躍ります。そうよ! これでないと! 虎ちゃんと飛びついて、
   「これにしよう!」
   「うん!」
   なんの変哲もない焼き菓子に見えるけど、やっぱりいつもJRだし、「空港限定」には弱いです。
   「こちらの生タイプのパイには上質のチョコレートのクリームが入ってるんです」
   「……おかあさんも食べたい」
   「おうちにもお土産にすればいいじゃん!」と、虎美はこともなげに。おいおい、ここまでに電車賃1000円以上遣ってるんだよ。
   「これ食べられるカフェ入ってないんですか?」
   「あいにくございません」
   「これおばあちゃん用だから、買って、そこで開けておかあさんバリバリ食べるから、蓋をして持ってけ
   「おかーさぁん!」聞いてたおねえさん、
   「でしたら、封のためのシールを二枚お付けして、今はテープで留めるだけにしておきましょうね」って言ってくれて。
   嗚呼、日本のお店はいつの間にこんなに気が利くようになったの!?

   ということで、ご近所にお土産用は日持ちのするクッキーをひと箱、おばあちゃん(&虎美&おかあさんつまみ食い)用に生パイの方もひと箱お買い上げ。

   ノルマを果たしたところでお食事。洋食、和食と見たところで、吹き抜けから階上を見上げると、
   「おかあさん、イタリアンもあるよ!」
   「よし!」と4階まで上りました。まあ、脇には、ミキモトはあるは、丸善はあるは。なんでも揃いますね。
   足を踏み入れたイタリアンレストランを見れば、大きなガラスケースに生ケーキをいくつも陳列しているし、真正面の大きな窓から、色とりどりのランプに照らされて雨にけぶる中飛行機がいくつも翼を休めているのが見えるし。いや、肝腎の食事の方は、スパゲティが何品かと、ハンバーグを中心としたディッシュがいくつかしかないんだけど。ま、美味しくはありました。アイスティーには大きなオレンジのスライスが入っていたりと気が利いてはいたし。
   隣のテーブルでは向かい合わせに座ったカップルが手を取り合っていたし。

   

これが空港ってもんよ。
   虎ちゃんもなにか感じてくれたでしょうか。

   ご機嫌で食事を終えた後、書店に入ってゴーストハント10巻やら今週の週刊ベースボールやら、買おうと思ってた本をいろいろ見つけて買って。

   搭乗手続きのフロアに下りてさっそく生パイをバリバリ食べてその後証拠隠滅して。

   「歩く歩道」に乗って小松行きの飛行機の出発ロビーに向かって。お手荷物検査をおかあさんも受けて、没収されたライターとハサミの山(透明アクリル板の箱に入ってる)にため息をついて。
   「桐生えりか(仮名)」なんて、幼稚園児さんなんでしょうか、お名前シールの貼ってあるような可愛らしいハサミが入ってるんです。工作の好きなお嬢ちゃんで、おばあちゃんちでもしようと思って持ってきてたのでしょうか、それとも、あんまり自然な感じで、いつものかわいいリュックの中に入れっぱなしだったのでしょうか。新学期になって、ご不自由はないでしょうか。
   「あたし、おばあちゃんちに行くときに空港のひとに取り上げられたの」と、幼稚園で自慢するでしょうか、それとも、哀しげに目を伏せるでしょうか。
   おかあさん、妄想爆発しすぎ。
   小さい子の、先の丸くなったハサミぐらいいいじゃない、いけず

   あとは「ご案内」まで少し。噂の「空弁」があるよ、と売店を冷やかしてあるいたり、小松や札幌ならエビカニがあるべき所を、農水産品が土産になるべくもない東京の空港では、やっぱり妍を競うのはお菓子なのか、キャラクターグッズなのか、代わり映えせんのうと偉そうにため息をついていたら、
   「小松便のお客様!」と案内が始まりました。
   「JAL××会員のお客様のみご案内です!」と、なにやらカードの優待会員の優先入場のようです。こういうのは、やっぱり行列がイヤなひとなのか、一番乗りが気持ちいいと感じるひとなのか。そういえば、虎ちゃんも一番にご搭乗なんじゃなかったのかと思っていたら、さっきの受付のおねえさんが飛んできて、黙って行列についていた虎ちゃんを見つけるなり汗かいて
   「ただいまよりご一緒させていただきます」って胸張ってました。いや、もう、その他のお客様のご搭乗始まってたし。
   で、いきなりチケットを自動改札に詰まらせてましたけど。
   「じゃーねー」と手を振り、窓から真正面に見えている飛行機が、どうも改札入ったところから直接繋がっているようなのでこれであろうと見守ってました。

   航空機の出発時刻ってのは、車輪が動き始めた時刻だそうなので。だから、飛行機は余りにも出発時刻に対して早い時刻に空港に出頭させられるのですが、ご搭乗手続きが始まってからは一気ですね。出発の5分前ぐらいには「お手続き最終です!」と殺気ばしった声で呼び出しがかかります。のんきにしてて乗り遅れるおとうさんならいいけど、最近はホラ、自分は乗らないで爆弾だけ乗せちゃうテロリストだったりしますから。もう、うるさいのなんの。電車と違ってこの辺は、時刻通りには行かないですね。
   ま、連休だし、雨降ってるし、どんな事情か知りませんが、虎ちゃんの乗った飛行機がボーディングブリッジを離れて後ろ向きに(できるんだ!)去っていったのは予定時刻より2分経過後でした。

   それから広いロビーを横切って、例によって時間つぶしのために各社高機能機を提供してあるTVを見ると赤いユニフォームの野球選手が映ってたので近づくと6-1だったのでがっくりしてまた遠ざかったり、おしゃれマッサージチェアが1回200円でおいてあったのをつくづく見たりして、帰ることにしました。って、飛行機を見送って振り向いたら、売店が軒並みシャッター下ろしてたのにビックリ。歩く歩道も「そろそろ止まります」なんて表示が出てるし。さすがの空港も、そろそろ閉店のようです。
   そういえば、最終便にしたんだった。
   まだまだひとはごった返しておりましたけれど、お兄ちゃんがお留守番してるので早く帰ってやらないと……とおもったのですが。
   来るときもまる2時間かかってたんだよな。
   これから2時間って、帰宅は10時?

   ……やっぱり遠いよ、羽田

   ここでテンション下がった結果、うっかり急行の次の停車駅は蒲田と勘違いして普通の駅で降りちゃったり、真っ暗になってたらJR川崎駅が解らなくて地下通路を彷徨したりして時間がかかってしまったのは内緒。

   帰宅すると、うちはシャッター全部閉まってるし、玄関まで鍵掛けてあって、それなのに豹太は起きてて「カリオストロの城」なんて見てて。

   お兄ちゃん寂しかったかな?

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2008年4月22日 (火)

おくにが知れる

   本日の一発ネタ。

   

関西圏出身が解るきっかけ。

   * 大学の学年を「○回生」という。
      金沢の方でも、たしか○回生って言ってたような。だから、大学に入って上京したとき、みんな○年生って言ってて、大学でも年なんだ!? とちょっとまごつきました。

   ま、これはある程度有名。気がつかないで、首都圏の設定の大学でも使ってしまってる作家さん、結構いますけど。編集、そこは突っ込まなくっちゃ。たとえあなたが関西有名大学の出身であったとしても。

   * ワイシャツに相当するふつうのスーツ下のシャツを「カッターシャツ」と表現する。
     言ってる人間が全然違和感を感じてないで使ってしまってるのが信じられないです。関西以外の方には通じてるんでしょうか?
     カッターシャツというのは、実は商品名だそうで。カッターが小舟の意味で、そういう小舟に乗るような水兵さんご着用のシャツという噂を聞いたことがありますが、今調べた限りではでてなくって。1次大戦の後だったから「勝った」にひっかけたとかなんとか(おいおい)。関西圏で、とくに学生服下に着るシャツとして認識されているとか(ウィキベディア)。
     これもまた、金沢でも意識せずに使ってました。シャツまで言わず、「カッター」って。ナイフのことももちろんそういいますけど、「カッターにアイロン」という時はワイシャツを指してました。でも、関西限定と知ってからは使わないようにしてたんですが……こういうの、方言とは違いますが、直します?

   マイナーなところで、トレーニングウエアを宮城ではジャスというとか、黒板消しを固有名詞で「ラーフル」と呼ぶ(九州?)とか聞きますけど、そういうの、東京とかに出てきて、これが普通じゃないんだ! って知ったらやめると思うんだけど。やめるまでもなく何となく通じてるから、注意されることもなく残るのかしら? その辺、関西人は母国語をかたくなに守る……とかいう話になるとまた場が荒れるしなあ。そこまでらんぼうに決めつける気はないんだけど。

   ということで、ま、作家さんの出身がうかがえる、ぐらいにしておきますか。

   ご本人が普段の会話で使う分にはまあご自由に、だけど、オールオーヴァージャパンに流通させるお話で、物語の舞台が首都圏とか登場人物がそこの出身のつもりなら、使うべきじゃないんじゃないの?      

  

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2008年4月12日 (土)

伝説の生まれるところ 城下町篇

   新年度のクラス替えで、豹太は噂の「里中(仮名)投手のジュニア」と同じクラスになったそうです。そうでなくても、小学生時代から一緒だったというご近所の野球部のお友達経由で、何度か遊んだことがあるらしく。

   「それで、里中君はイケメンなのかな?」
   「う~ん、○○はあんまり似ていないよ」と、気がつくと愛称で呼んでたりして。

   あの里中(仮名)の息子と愛称で呼び合う仲!(じ~ん)

   おかあさん野球選手は(芸能人も漫画家も)彼または彼女の働く場所においての姿及び成果物だけでおつきあいをしたいタイプなんですが。一緒に飲みたいとかおつきあいしたいとか考えたことないんですけど、子供同士が知り合いってなんだかどきどきしますね。

   てな話をれいのパン屋さんで熱く語ったらば。もう、ちゅんパン(今は人間が食べている)めあてに日参してるからパン屋さんとは仲良し。子供が丁度同じ年で(パン屋さんは駅向こうの中学校)、同じ野球部なもんだから。
   「ああ! 里中選手の息子さん! やっぱりこの辺多いんですよね」としゃべるしゃべる。パン屋さんの子供もその里中選手が立ち上げたというクラブチーム、「リンネルブルク・メッツ」(仮名、仮名!) に入ってるんだそうな。
   「スゴイですよ、毎年の納会! 駅前の××ビルの会議室借り切って、福引きの景品が、土井垣のサインボール、山岡の着用スタジアムコート、微笑のバット!!」(あ、仮名ね)でもさすがに山田、岩鬼クラスは出ないと(おかあさんの意地ワル)。
   「ひ~~~~っ!」それはもう、興味ないとか誰ソレとか言えない雰囲気。
   「里中って凄いんだ……あ、ゴルドベルク中の教室の扇風機も里中の寄付だって」とまた使い古されたネタを出しますと、
   「ええ、ええ、ヴェスターフェルトの小学校も誰か巨人の選手が寄付したって」
   やっぱりジャイアンツの城下町なんだなあ。試合だけじゃなく、こういうところでチームの選手に親しんで育つのね。
   「ダルビッシュ2世って地元じゃ評判の子がいるんですけど、元巨人の××の息子で、もう、9頭身でムチャクチャかっこいいんですよ~」と、やっぱりオバサンの興味はイケメン選手に行くんですけど。  

   で、豹太によると、
   「クラスの友達がカイベンで学校の下のファミマに行ったら」
   「モリモリ出た?」おかあさん、やめようよレディが口に出していいギャグじゃないです。お食事中の方失礼しました。
   「買う弁当! おかあさん都合悪かったんだって!」解ってるって。でもそういう自分たちだけ解る略語やめてね。
   「里中君のお父さんが来ていて……」
   「そんなバカな! 里中選手がコンヴィニで買ったような飯を食うカァ!!」
   「だから聞けよ! 弁当は友達!」
   「はいはい、なんか買いに来てたのね」
   「学校まで車で送ってくれたって」
   ……学校下のファミ(リー)マ(ート)から学校ってそんな車で送る距離じゃないって。
   「いーなあ。ベンツだった?」でもおかあさんオトナだから調子を合わせます。
   「わかんない」
   「もう帰ってきてたんだねえ」
   里中選手(仮名)、とうとうこの春で現役引退を決めたところでした。
   「だって昨日ナイター解説に緊急出演してたじゃない」よく見てるナァ。

   ほぼ同世代なので、なんだかしみじみします。
   じゃ、里中さん、これからはPTA活動なんかもできますね♪

   つって、いそいそと保護者会に行ったのですが、里中さんは欠席だったのでした。世の中そんなの甘くない。

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2008年1月23日 (水)

寒波襲来 -寒い夜は嫌いさ♪

   降ってますね。

   いくら地球温暖化といっても引っ越してきたとたんに1回も雪が降らないまま春を迎えるなんてことがあるものかとは思ってたんですけど。

   昨日も「夜半から雪になるおそれがあります」なんて予報が出ていて、どうせまた外れだろ、なんてたかをくくってたら。

   「畳の上に直に蒲団を敷くと寒い」との仰せに、年明け以来実家からせしめたところの羊毛蒲団をマット代わりに敷いて、その上にお蒲団を敷いていたのですが、なにぶん、高級すぎて「体が沈む。腰が痛くなる」といって旦那様ったら2日も寝ないで書斎に脱出。え~っ、モモンガ(四隅に敷き布団に引っかけてずれないようにするヒモ付アクリルボアの防寒シート)も付けてぬっくぬくなのに! この羊毛蒲団が一回り大きいせいで、わたしの蒲団はちゃんと敷けてないのに! 窓からの冷気の防波堤であるナニモノカがいないとわたしだって寒いのに!
   旦那様は狸の毛皮も虎美に取られ、書斎で電気ストーヴに背中を炙らせつつひとり羽布団にくるまって寝ておられたのでした。

   それって、かちかち山?

   絶対わたしだったらけっ飛ばして火事になるよう!

   いろんな理由から旦那様にはわたしの横に来てやすんで欲しかったんですけど。
   「小学生時代からの癖。こたつで勉強して疲れてそのままひっくり返って朝まで寝てしまう生活習慣から」だって。もう新婚時代からずっとそういう回答を何度も貰ってました。
   いいわねえ、コンタクトを外したりお化粧を落としたり、また最低限何か補ったりしなくてもいい人は。
   もう諦めて、こっちも適当に自分だけで寝るサイクルになっちゃってますけど。

   その旦那様が!(寄り道長すぎ!)
   昨日は
   「ココで寝る」と、書斎に行かずにゴハンの後すぐお蒲団に入られたではないですか! 羽布団一枚では耐えきれないと予想されたのでしょうか。
   やったあ! 今夜はぬくぬく♪
   しずしずとお蒲団を掛けて差し上げて、自分はお風呂上がりに髪の毛を乾かしながらネットで遊んで翌日図書館で返す本を名残の一読してネットで遊んで。

   「じゃ、失礼しま~す♪」と、ココ毎日は抱っこしていたペットボトルにお湯を詰めた貧乏湯たんぽを、今日はいらないわねと放り出して。
   「今日は靴下はいてるから大丈夫」と、靴下にさらに生協で買い求めたアンゴラ混のぬくぬく足首ウオーマーをはいた足を突っ込んで(色っぽくないからホントはイヤなのよ)。

   旦那様を湯たんぽにしてぬくぬくしました♪

   で、起きてみたら。

   

スゲー降ってた。

   東北の龍角散スノーじゃなくて、綿をちぎったようなべしゃ雪です。アスファルトは白いと言うより黒。それでもどこからか少しずつ積もりはじめてました。

   「首都圏はこれから積雪3センチだそうだ。はやくゴハンを」と旦那様はニュースを凝視。
   「ここは首都圏かな?」
   「多摩」
   「多摩って山?」
   「山!!」

   怒んなくてもいいじゃない。猫科の人たちをたたき起こし、お弁当をなんとか詰めて送り出しました。

   まだ降ってる! 薄く、お蒲団用の綿をごく薄く剥いだのをかぶせたみたいに雪化粧が始まってます。首都圏って雪かきしなくていいんだよね!?(いや、多摩だけど) うちの裏のバス停のところだけでも掃いておいた方が親切?

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2008年1月21日 (月)

Missing Point

   先ほどお隣のマデノコージさんからお電話。ぴーんと来たおかあさんはどきどきで電話に出ますと、
   「地域の役員が決まった電話、来たでしょう?」ホラ来たぁ!
   「ああ~~~っ! ごめんなさい! 先週回ってきたんだけど、わたし高熱でモーローとしてて、たしかわたし最後だったと思ってそのままにしてたんだ。あれって、最初のひとに返すんだっけ?」
   「ええそうね。サカイさん(仮名)にね」やばい! そのひとんち覚えてないよ!

   「そんで、もう一度流してって言われたんだけど、連絡網また全部ってのも……」
   「大変だよね、ごめん」
   「だから最後から確認してみようと思って」
   「ごめん! わたしです!」
   「じゃ、サカイさんにはわたしのところから返しておくから」
   「ごめ~~~~~~ん!」

   それで、大丈夫なの? ゴルドベルク中はもう学級閉鎖寸前で部活停止とか、でも小学校は全然だよねとかそういう情報を交換し合って切りましたが。

   うちが止めてるとピンポイントで解ったのね、マデノコージさん……。正しかっただけになにも言えないけど……。

   「大丈夫! 絶対早乙女さんのところは間違いがないわよ!」という信頼を築きたいものです……。

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2007年12月18日 (火)

ご近所づきあいは大切に

   今日は今年最後の古紙回収の日。先月うっかり出すのを忘れていて、リヴィングには新聞の山、雑誌の山。旦那様にガンガン叱られていたのでもう朝からタイマーセットして大車輪……?

   

ヒ モ が な い !

   なんと言うことでしょう。新聞・雑誌をまとめる荷造りヒモが所定の位置にないじゃないですか。最後に使ったのはどうも自分なので2ヶ月前の自分を呪うしかありません。おっかしいな、ちゃんとここにおいたはず……しかし、迫る提出時間。「10時までに集積所にお出しください」ってもう9時45分! しかしご近所スーパーの開店は10時!(コンヴィニに行け? でも、行って帰ってくる間に10時になりそうで)

   土壇場に強いおかあさん、そこで灯油の移動販売車がお隣に来たのでひらめいた!

   

お 隣 に 借 り よ う!

   油屋さんの車が立ち去った後を見計らってチャイムを押します。
   「はーい」扉が開いたのと同時に最敬礼して、手は拝む形で下げた頭の上!
   お隣のマデノコージさん(仮名)、なんかの宗教が来たんじゃないかと思ったんじゃないでしょうね?
   「荷造りヒモ貸して、お願い。ツナ缶一個付けるから

   マデノコージさん、大笑いして「ツナ缶? いらない。いいわよ使い切っちゃっても」と大きな荷造りヒモの玉を貸してくれました。
   「あんなこと言って、来るのは12時ぐらいだから。ゆっくりがんばって」
   で、がんばって2ヶ月分の古新聞紙と、この夏以降のモーニングとファンケルやなんかの通販の段ボールをヒモがけして出してきました。10時半ぐらいに終わったかな?

   で、弟のおみやげなんだけど、「明太子は辛いからヤッ!」といって売れ行きの悪い九州限定明太子じゃがりこを2袋(数的にどうかと思うけど、おとなりは2人兄弟だし、残り3袋だし、3袋はちょっとおおげさかなと思って)添えてヒモを返しに行きました。

   「まあ、それできちんと片付いたの?」とにこにこ出てこられたマデノコージさんと話し込んで……うちに帰ったら12時になってました。

   しまった! お洗濯ものがまた洗濯機の中でとぐろだよう!

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2007年11月24日 (土)

ご近所カフェデビュー

   住宅地イーヴィヒベルクは、成熟した住宅地過ぎて本屋さんもないですが、食べ物屋さんもありません。学期の終わりの半ドンの日に「お昼はちょっと食べに行こうか」というお好み焼き屋さんとか、ラーメン屋さんがないのです(みんな麓に下りるか、車で出るのであろう)。車中から目をこらすとバス通りにおそば屋さんらしき狸さんを飾ったウインドウ。虎美はおそばが好きだから、とりあえずここはチェックしとこう……バス停2つほど歩くけど。
   さらにバス通りに、街に不釣り合いに大きくテントを張り出してイスとテーブルを並べたオシャレなお店が。

   それはカフェ・ド・リーリエ(今更ながら仮名)

   「おいしいって評判なんだって」

   「あたしの友達はみんな休みの日はここで食べるんだって」と虎美。

   「木村拓哉が来ているそうだ」と旦那様(どこでそんな情報を?)

   じゃ、今度おとうさんが休日出勤でいない日のお昼なんか行ってみますかとお約束。それが、この前の休日は豹太ったら朝8時に野球部のお友達から呼び出し

   「パンター(なんか知らん横文字あだ名を付けられている模様)、第2公園集合で野球な」しかし、部活だけで疲労困憊の豹太、その週末はうちで休養とあらかじめおかあさんとお約束しておったので

   「ごめんなさい、豹太は熱を出して寝ているの。また今度遊んでくださいね」とおかあさん切っちゃった!

   「……あのカフェの周りに友達のうちあるんだよな。熱あるって言っちゃったら出られないじゃん」この前風邪引いて休日の部活休んだ日の午後もおかあさんとバーゲン見に行っちゃって、3年生に出くわして冷や汗をかいたというので豹太は頭を抱えます。

   ということで、虎美の学校が開校記念日でお休みという日に二人だけで行ってきました。

   ……おかあさんにはとてもついていけないおシャレな店内。幾何学模様のステンドグラスのランプは気に入りましたが。
   ……ランチセットのパスタ1種類だし。
   お子様のランチはミートソース&ドリンク&アイスクリーム
   グラスやカトラリー、調度に気を配ってあるのは解るけど。
   どちらかというとカフェーで、食べ物のメニューはそんなにないのかな、お昼以降に力点を置いた経営なのかな、スイーツやカクテル類は充実してるようなメニューだったし。

   ランチセットはスープ、サラダ、ドリンク付き。本日のパスタはベーコンとキャベツのトマトソース、これは楽しみと思ったのですが。
   チーズやパセリがかかってて、彩りは美しいです。幾分、麺は若干細めかな? もう1サイズ太めでもこのソースでは良かった気がします。
   味が。

   

しょうもない。

   転化した意味の方の「手が付けられない」というほどの悪い意味ではないんですが、単純に金沢弁で言う「塩味が足りない」。
   整理された卓上には塩も胡椒も出てまさせん。
   ここで
   「すいません、お塩ください」といえる度胸がわたくしにはありません!(おかあさんも口ばっかり)
   味気ないよう。
   とってもくつろげる低いソファと低いテーブルにスパゲティ出されて、これは下向いて首を突き出してすすり上げるしかないかよと途方に暮れながら、味のしないスパゲティを黙々と食べましたです。
   やっぱりおかあさん田舎ものなのかしら!?
   そういえば、最近味噌汁の味が濃い、濃すぎるとよく文句を付けられてますが。
   もしかして、亜鉛が足りないとか?

   とりあえず、親子で2000円も取られてこれではもう行きたくないと思いました。
   いいもん、おかあさん自分でパスタゆでて食べるもん。

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2007年7月28日 (土)

なつやすみ路線

   昨日のお昼過ぎ、ゴルドベルク中に用事で出かけた帰り、あまりの暑さに根性なしのおかあさんはバスに乗ったら。
   かわいい小学生と未就学児らしい姉妹が座席に掛けて、それぞれおっきなビーチボールと浮き輪をだっこしておったのです。確かに昨日はプール日和。

   なんてかわいらしい

   横の二人がけ席にはママとおばあちゃんらしき女性がにこにこ座ってて。ああ、ほほえましい。午前中プールに行った帰りかしら。かさばるから、たたんでから帰るのね、と思ったら、どうも口をつけておって。ぷーぷーふくらませておるのです。

   そういえば、このバスは近くのテーマパーク、ジャイアンツランド(仮名)行きでした!
   うちも新聞屋さんからプール券もらったわ、この前!

   これからこの路線は大勢乗ってくるようになるのね。

   でも、1時過ぎからプールに行ったんじゃそんなに泳げないんじゃないかしら???

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2007年7月27日 (金)

しまさこにゃん!!

http://www.asahi.com/culture/news_culture/OSK200706060030.html   

 あ~~~~~ん!!
   猫の話題を集めたところで拾った話題。
   彦根の観光PRキャラクターとして、井伊さんちの2代目を例の豪徳寺門前で手招きして雷雨から救ったという招き猫伝説から「ひこにゃん」という赤い兜(もちろん井伊さんのあのスゴイ金の角つき)を被ったを被った白猫を出したんだそうな。

   ふつーにかわいいです(♪それってほめ言葉~?)。

   さらに地元FMラジオのパーソナリティデザインで、敵キャラを出したって。

   

しまさこにゃん

   モデルは島左近。
   これが可愛いんです。ギロロみたいな目つきの悪さに灰虎で、兜には三日月の前立て(伊達政宗よりは半月に近い)。ジャビットのぬいぐるみにも通じる引き締まった口元がかあいい!!!
   お友達のみつなりにゃんもいるそうで。

   ああ、彦根行きた~い。

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2007年6月 5日 (火)

いい学校の近くには

   先日、学校行事で近くのリリエンベルク高校(仮名)の見学に参りました。で、午前の部が終わり、帰ろうとすると、最寄りのバス停の前にはもう駅行きが来ていて「待って~」と必死の声がけもむなしく信号待ちの間に出てしまったと。

   ま、そこそこ便利のいいところなので、次のバスは15分後でしたが。

   待ってらんなくてさ。

   別に、文庫本はカバンに入ってるし、もらった進学資料つくづく読んでてもよかったんだけど。夏に近い曇り空、まだ雨も降りそうじゃないし、晴雨兼用傘も持ってきたし。運動不足だし

   バス通り沿いにてくてく歩き始めました。

   知らない街、住宅地の、バス通り沿いに商店街があって、クリーニング屋さん、おそば屋さん、珍しい、ちょっと郊外型の駐車場の大きいベビー用品専門店。そして

   やったあ、この辺のブックオフってココにあったんだ!

   ノイエ・リリエンベルクの駅前にはなくって不自由してたんですよ。

   すぐさま入って、コミックの棚をチェック。最近「邪眼は月輪に飛ぶ」と「黒博物館スプリンガルド」のせいでまた藤田和日郎熱が上がってきているので、もしや短編集が出ていないかと……あったあ! 「暁の歌」即刻お買い上げ。

   ついでに、最近またおかあさんの蔵書を荒らし始めた虎美のために最初は読んでたけど単行本買ってない「Heaven?」佐々木倫子を1巻だけお買い上げ(なぜそこで一気買いしない!)。

   堪能しましたぁ。

   大学のセンセイが「いい大学の近くには必ずいい古書店街があるものだ。我が校は……女性は清潔好きだから古本が好きじゃないのかな?」と言ってらしたような。ま、大塚からも神田古書店街はそう遠くないですし。本郷まではもっと近いし。寮のあった大山にも小さいながら古本屋がいくつかあって、結構(勉強の本じゃないもので)お世話になりましたよ。そうそう! 東北大の正門前にも、由緒正しそうな古本屋が軒を連ねてました。

   ブックオフがあんなすぐそばにあるリリエンベルク高校はいい学校……なのかな?

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2007年1月 6日 (土)

禍を転じて

   実家に顔を出すとノルマのように母の愚痴聞き。この秋、従妹の結婚式が東京であったとかで、それが大変な旅行であったという話。
   「その日がとってもすごい風で、手取川で電車が止まったのよ!」それは大変でしたね。手取川は石川県最大の川で、源平争乱時、あまりの急流に木曽義仲勢は手を取り合ってそろそろ渡ったと由来が伝えられておるぐらいです(当時橋はなかった?)。
   でも、それは東京新大阪間で大井川が不通になったようなもので(え~と、東京→新大阪間は下り? JR西日本の感覚では上りなんですが) 名古屋から新大阪に行くのに影響でるかい? というようなのがわたくしの疑問。要するに、母が実際乗る区間ではないのです。
   「手取川だけじゃなくて、富山の川もみんな鉄橋の手前で『風速が設定値を超えたので走れません』だったのよ!」ああ、去年(もう一昨年?)羽越線が酷いことになりましたから。そうでなくてもそっちはJR西日本だから、念には念をいれてたわけね。
   そうでなくても富山はある程度の規模の川の多い土地で、わたしが今そらで言えるだけでも庄川、神通川、黒部川……とJRは延々鉄橋を渡ってゆくのです。それが全部通行止めになったら、北陸線はもう全線不通みたいなもんですな。
   「もうダイヤがぐちゃぐちゃで、糸魚川から長野新幹線周りに変更になって、そんなのやったことないからみんなおろおろの乗り換えになって」
   いいなあ、あさま。わたし乗ったことないです。糸魚川まで新幹線来てませんから、さきに接続の在来線に乗り換えだそうですが。 
   「どうだった? あさま」と聞いても自分がひどい目にあったという話しばかりで、座席はスライドしたのかとか、車両入り口上部に電光掲示板はあったのかとか、トイレはどのくらいモダンだったとか、ふつうはじめての路線の最上級の列車にのったらうきうきすると思うのにそんなチェックポイントについてはなんもなし。
   「車両ははやてと一緒だよ」と、旦那様が助け船。知ってるよっ! はやてやあさまの導入時期はいっぱい図鑑買ったし。

   ほくほく線開通以来、金沢・富山方面JRは上越新幹線利用が常識となったようで、信越線~長野新幹線というのは死にルートと化しているみたいならそういう珍しい機会を楽しめば良かったのになあ。

   前回冬の帰省は新幹線が遅れたり、接続特急が埋まったり、その代替コースも止まったりとスゴイアクシデントに見舞われ、この荒天に子供二人抱えてちゃんとおうちに帰り着けるのかとの不安を押し隠し「うわ~こんな機会でもないと長岡の町なんか見られないよ」と言って「おかあさんって、の~天気!」と切り捨てられた身としては、母の姿はあまりにも(心まで年寄りになっちゃったのね)と哀しかったです。

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2006年12月12日 (火)

13年目の仙台人

   それで、納会の準備でお湯を沸かしているとき、マンション暮らしでついた癖、「ガスを使っているときは換気扇を回す」が出て、公民館の給湯室の大きなレンジフードのスイッチを入れようとしたらですね……ない。きょろきょろしても見あたりません。ま、そんなに密閉空間でもないしとちょっと給湯室を出て、誰かいないかさがします。キャプテン翔馬くん(仮名)のママを捕まえて。
   「お湯を沸かしてるんだけど、ガスを使ってるときには換気扇を回さないとなんか気持ち悪いから、換気扇回したくって。スイッチどこだっけ?」とここまで言って、これは補足がいるかなと。
   「げろげろ~ってなるんじゃなくて、あの、なんか気になってスッキリしないの、精神的に、ええと……いずいのよ」

   嗚呼、おかあさんとうとうやってしまいました。

   仙台に来て13年、かたくなに金沢弁を守り通しておったのに。
   「いずい」というのは仙台方言の最右翼、それも、標準語に類似概念がないという点で有名なことばなのに! こんなの使いこなすようになっちゃったよ、どうしようおとうさん!(実父。父はよその方言を聞きかじりで使うことを酷く嫌うのです)

   ええと、「いずい」というのは、そうですね、身の置き所がない、枕を高くして眠れないと言う感覚のライトなもの、なんだかしっくり来ない、入れ歯があってないのよ的感覚だと思います。その昔(もう昔になっちゃった!)仙台が舞台の朝ドラ「天花」をやってたとき、仙台らしさを出そうとして「いずい」とヒロイン天花ちゃんに言わそうと脚本その他が検討したらしいですが、その概念を口で説明できなかったので計画は没となったという話がまことしやかに伝わってるくらい。

   そんな難しい言葉を場面に応じて使えるようになってしまったわ。

   だがしかし。
   2次会で刺身をつつきながら
   「わたし岩手だけど、一関だから」
   「ああ、一関のひとってかならずそういうよね、一関は違うのよって」
   「わたし、岩手でも北の方で。××って、判ります?その近くの海の方なんです」
   「じゃ、海の幸には慣れてるわけだ」なんてお国自慢をはじめるママたちの会話をにこにこ聞きつつ
   (ああ、言ってろ言ってろ。細かい場所の違いがどうでもあんたらわたしにとっちゃみんなまとめて東ヱビスよ)と思っていたのはナイショ。別に見下しゃしませんが。南部とか津軽とか、いまでも溝があるとかは話のネタにはいいけど目の前で喧嘩されると(してないけど)引くよ。

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2006年11月 5日 (日)

みっしょんこんぷりーと♪

   本日週末の帰省を終えて東京に戻られた旦那様から電話。
   「しまった……職場の……カー……」
   「職場のがハッカーにやられて今から対処?」
   「職場の入館カードを家に忘れた!
   あらー。もう東京に着いた後なのね。書斎を見ると、正しく「早乙女(仮名)」とネームのはいったカードと、それを入れるヴィニルの透明なホルダーと、それをポケットにくっつけるカラスコのマスコットつきクリップ。いけませんな。
   「今すぐわたし持ってきましょうか?」
   「いや、いい」
   「だってこれないと入れないんでしょ?」 
   「そうだ」
   「でなければそーむのおねーさんか部長に電話して、これこれこういう理由で明日入れないって言って、明日だけなんとかしてもらってその間にわたしが明日届けます」
   「無理だ
   「じゃあどうするんです!?」
   「ちょっと切って考えさせて」
   嗚呼、もう、旦那様ったらツネヒゴロが確実で失敗ないだけにいざというときの危機対応がとろすぎ! と、わたくしは急いで黒猫ヤマトに電話。
   「旦那様、そんな大切なものはヤマトでは取り扱いできないそうです!」と報告しますと、意外や旦那様の声は落ち着いていて。
   「わかった、じゃあ、西村京太郎ごっこをしようか」
   旦那様ったら渋いです~~~~!! さすが、いつもは隠している鉄気をここで発揮です。
   「20時発のMAXやまびこnn号に乗って。切符は福島まで。福島で降りて。そのホームで待ってて。俺は今から仙台行きのやまびこmm号にのってそっちに向かうから。福島で降りて受け渡し」
   「解りました!」
   スゴイ釣果の猫科の人達には泣きながら(頭の付いた魚キライ!)グリルでなんとか焼いた魚(たぶんアイナメ)を食べてもらって、ついでに旦那様にも一匹包んで、車内用に昨日買った本を手提げに入れて勇んでおうちを出ました。 
   仙台駅についたのは7時20分過ぎ。地下から直接駅ビルの地下街にはいって、もう投げ売りになっているお総菜を買います。わ~い、おこわセットが100円引きだ♪
   「東北新幹線、乗車券と特急券、福島まで」声に出して切符を買います。今の自動券売機は便利ですね。でも
   「3070円? 一万円札入れて……あ、70円あるからちょっとまって」って、そんなおばさん払いには対応してませんから。じゃらじゃらと小銭が。
   さっさと改札を通って新幹線改札内の待合いスペースへ。
   「そんなに早く着いたならもう一つ前のにのって」とメイルで指示が来ます。ああ、携帯持っててよかったわぁ。家庭内事件が起こるたびに思います。
   やまびこn2号に乗ろうとホームで待ちかまえていると、なんと満席。諦めて次のを狙う人、そういう列から外れる人を見越してぐっと後ろから詰め寄る人。おいおい、わたしは乗るんだって、堂々と抜かすんじゃありません。そういう行いがオバサン呼ばわりを呼ぶんです、と脇の大おねえさんを睨みつつ乗車。ま、福島までだし。その昔、帰省の列車で上野~黒姫(信越線。長野の先)まで3時間、立ったままいったことを思えば30分などほほほ。と、持って来た「図解クラウゼヴィッツ戦争論」をヒモトキます。いや、「戦争論」ってよく話題に上がるから(どこで!?)読んでみたかったのよ。意外と読みやすいです。
   福島着。降りて、ホームのガラス張りの待合室でたった一人でお弁当を食べます。煙草臭くなくっていいけどさ、ガラス磨き(?)の洗剤臭が、あともう少しきつかったら辛かったかも。
   ご飯を食べ終わり、ウロウロとホームを降ります。東京方面からやまびこが来るというのでそのホームに移動。隣では、わたしが乗るはずだったやまびこがつばさと合体してます。「わ~めずらしい! 近くでみちゃお」と走り寄ると、それまで誰もいなかったのにサラリーマンのおじさんやらがわらわら見物に集まる不思議。そうこうしているうちに携帯が鳴り「もう着くんですけど」と旦那様。着いた新幹線から降りた旦那様と急ぎ切符の交換。持ってきたカードをご確認の上お持ち帰り、ついでにお魚を押しつけて、あわただしく
   「あんたはこれ乗って仙台帰って」と、停車一分の間に用を済ませて列車を乗り換え。下りはさすがにある程度空席もあり、ゆっくり座って通販カタログなんか見ているうちに仙台着、切符を精算して2030円だったかしら、無事改札を出てみっしょんこんぷりーと。
   せっかく駅まで出たから(どんな田舎者ですかって、クマが近所に出るくらいさ、ふっ)、今いちばんの売れ筋というずんだじゃがりこを買っておうちに帰りましたとさ。
   旦那様からちょっと落ち込んだメイルが来ましたが、わたしだってなんども鍵を忘れて閉め出されて、泣きながら電話してお山を越えて旦那様に戻ってきてもらったり、自分で鍵を貰いに行ったりしたじゃありませんか(恥ずかしい)。
   すぐさま乗るべき新幹線を指示したり、時間に余裕と見ればひとつ前の列車を照会してくれて。旦那様もなかなか危機管理に強いじゃありませんか(うっとり)。と、
     隣の県まで小旅行をしてハイになっております。お目汚し失礼しました。

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2006年11月 1日 (水)

熊ホントに出没注意!

   今朝のローカルニュースで