2019年5月18日 (土)

熟女はとってーも芋が好きっ♪

   連休は金沢に帰ってきました。虎美が東京に本社のある会社に就職、研修中は本社、ゆくゆくは金沢支店配属とのことで決めたんだそうですが、今まで同居してたおばあちゃんはすぐ帰って来てね、絶対帰って来てねと泣きの涙。

   「私生まれて初めて一人暮らしなの」って、そーか、昔の人だから、下宿とかありえないのか。新婚家庭でも核家族とかありえない、舅姑に仕えて云年、旦那様が独立しても超マイペースのおじいちゃんと暮らしてきたんだった。そのおじいちゃんも昨夏旅立ったことだし。

   「(親戚でご近所の)しゅうこさんのところは毎日娘さん家族から安否確認のお電話が入るんだって」との遠回しな定時連絡要請をおばあちゃん本人から受けてしまいまして。
    一応約束をしたんですが、誰もローテーションに参加せずわたくしもネタがなくて2,3日おきになっちゃって。……ごめん。

    というわけで、空前絶後の十連休、すぐさま荷物をまとめて金沢に帰りましたよ。

    おばあちゃん喜んでくれましたが、なにせ今年の連休、前半は天気に恵まれず、

    「エアコン使っていいからね」

    ……寒くて寝込んでました。金沢の連休ってもう初夏一直線、30度超えも珍しくないため、夏物ばっかり用意していったのに! 紫外線カットのために持って行ったユニクロのうっすいパーカー、着ていった春物カーディガンと重ね着してもまだ震えていました

    それで、娘の散らかしていった仏間の整理は全然できず、ネズミが荒らしたので封鎖された離れも一歩も足を踏み入れることなく、ただお墓参りと実家の母に家用のリラックスパンツを仕立ててもらうために(ある意味張り合いを持たせるための親孝行)、服地を一緒に見に行って材料費負担したりしただけというしょっぱい帰省でした。

    虎美にも聞いてたけど、

    「わたしがあなたたちにしてあげたいのよ!」と、訪れるたびに手作りの料理をテーブルに載せ切らないほど並べてくれたおばあちゃんが、「めんどくさいからピザ取りましょ」なんて言ってくるとは! 年を取るって大変なんだと痛感。胃袋で理解するなよケダモノ!

    ということで、混まないうちにと3日には金沢を出立しました。

    駅ではもうお土産と言ったら五郎島金時芋という金沢固有の? サツマイモ推しで、サブレからスィートポテトからみんなお土産はお芋系。まあ、昔ながらの長生殿とか持って帰ってもあんまりありがたがられないから、こっちも割り切ってゴルフボール半分大のスィートポテトが個別包装になってるのを選んで持って帰りましたけど。

    これがまた大うけ。繁忙期から20人くらい減ったとはいえ、あんまり話したこともない熟女が通るたびに、
    「早乙女さんご馳走様
    「早乙女さんて金沢? ありがとー」
    「まいどまいど買ってこなくていいってー」と声かけてくれるのです。
    あんまり好評だから自分でも食べてみたけど、うーん微妙。もう少し甘い方がいわたしはいいんだけど。

    熟女ってやっぱりお芋が好きなのかなと思ったんだけどね。

    ふと思い返せば、わたくしもこのチーム3年目に突入して、顔が知られてきたってことじゃないかと思いましたです。今まで、いろんな方がお土産とかおすそ分けとか(北海道が地元の奥様なんて、段ボールでインゲン送ってきて、ヴィニル袋横において、「おひとり様3本お持ち帰りください!」とかいうのまであった!)もらってて、おいしい、ラッキーとか思っても、あんまり話したことない方、名前だけ知ってても顔が浮かばない方とかの場合、わざわざお礼まで言いに行ったことなかったけど(人として最低)、「早乙女さんのお土産です」と立札付きでお土産置いといてくれたら「ああ、あのひとね」と解ってもらえるほどにはなったんだなあと。なんだかしみじみ。

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2019年4月21日 (日)

春暁オフ ときわ路篇開催しました!

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    裏切られ信じられずに過ぎければ

    春とは偲ぶものと心得(こころう)     舞音

 

   日本全国春爛漫。平成最後の春を享受すべく、行ってまいりましたお花見! 諸般の事情で4月半ば過ぎになります日程上、桜に限らないお花を知性と教養とオタ心にあふれた熟女が楽しんでやろうというオフ会であります。

   事の起こりは昨年のスケジューリング。家族の出入りやら仕事の繁忙期やらで4月にならないと余裕がないというところから、様々な花の名所を首都圏に限らずリストアップしていったときに挙がったのが「ひたちなか海浜公園のネモフィラ」。

   「ブルー素敵ですね、ねもひらって知らない、見てみたい!」

    ひたちなか海浜公園って聞いたことない、土地勘ないから今年は無理だな、ってその時は足利フラワーパークに藤を見に行こうってなって、さらに異常な高温の春で開花が進みに進んで、お花は諦めてトロッコ乗りに行ったんでした(そうしてむっちゃ雨降った)。

   「ねもひらリヴェンジ!(T_T)

   おかあさん我を張りました。そして自分で調べました。って、ネットの経路検索かけてみただけだけど。

   「常磐線で品川から85分! 特急ときわがあります!」

   「ときわ路パスというのを使えばお得よ!」

    日本交通公社にまで出かけてカウンターで相談するする。

   「この切符はどちらかというと圏内の駅をいろいろ乗ったり下りたりして観光なさるための切符で、ぶっちゃけ水戸近辺のご旅行の便を考えているので、海の方へ行くのには向いてないです」

    お兄さん結構ハッキリ言います。

   「それに、これは首都圏ではお求めになれません。圏内の駅でないと。……一番近いところで取手?」

   「二人は小田急だから千代田線から直通でSuicaちゃんで入っちゃうつもりなんだけど。最寄り駅で出るときに精算してもらえないかしら?」

   「さあ、ちょっと……」

    確認してもらいましたが難しいみたいで。

    ……暗雲が垂れ込めてきました。

    おかあさん泣いて帰ってきてライングループに書き込んであとはお二人に投げちゃいました。無能。

    結局例によってとむ影さんと波多利郎さんに調べていただいていちばんお得で時間もかからない乗り継ぎを提案していただいて、特急券も買っていただいて、とむ影さんは上野から、おかあさんと波多利郎さんは小田急から千代田線経由で柏から乗って車内で合流となりました。

    どうよ毎度このあなた任せ。

    だってあれ以上どうしたらいいかわかんなかったんだもん。下手の考え休むに似たり!

    高度な判断は素人は手を出さず上手な人に任せることも大切ではないかと思うのです……。

 

    といって当日例によって「ノイエ・リリエンベルクで待ち合わせしましょう」というのに、いつもは波多利郎さん多摩急行で多摩センターから乗り入れ千代田線接続に乗っていらして、それをこちらはノイ・リリエン駅の上りホームで待って、すぐそれに乗って出発だったのに、嗚呼、去年の春の改正で多摩急行というジャンルはなくなってしまったのです!? あれそのあと最低2回は逢ってるのにじゃあなぜ合流できてた?

    とにかく、今日はいつもの上りホームではなく多摩線ホームへの到着だったのです!

    波:55分ごろノイ・リリ着きます

    ま:はーいお待ちしてます。いつもの新宿よりね?

    なんて余裕でラインでやり取りしてたんですが、

    (あっれー新宿行き急行54分発なのにおかしいなー波多利郎さんにしては時間がアバウト)

    波:ノイ・リリなう

    なんか気のせいか混んでます。波多利郎さんが見えません。こっちもホームに行列。乗らないと。あ、乗っちゃった、乗ってから探せばいいんだよね? 乗る電車間違ってないよね???

    ま:乗車します

    ……返事がないよパティ。 

    波:乗っちゃいました?

    ま:もしかして降りた?

    MAMMA MIA!     

    合流の時点で失敗です。そんでこの電車快速急行で登戸まで停まらねえ。

    ……というようなことがあってとても朝から汗をかきました。

    お天気自体は暑くもなく、むしろ勝田駅に着いた頃には海風? が冷たくてカーデ出して羽織ろうかと思ったくらい。

    そこからは入場券付きシャトルバスで1080円。ゆっくり坐って移動、お腹すいたからさっそく豚ハム串500円かじったり超ロングなソーセージ入り豚ドッグ(なんだこの命名)かじったりでお腹をなだめつつ目的のネモフィラの丘へ。

    すごかった。ゆっくり起伏のある丘をスイッチバック的に上がる遊歩道にびっしり植えられた薄青い花。グラウンドカヴァーっていうのかな、芝桜みたいなかんじで、500円玉ぐらいの花が時にまばらに、時にびっしり、白花の株も所々混じっていて、芝桜のようなベタ塗感がなくてかえって遠近感というか立体感があってよかったです。それが、手前に菜の花の黄色を排してあったり、山の向こうは開けた太平洋だったり、また、薄日の差すそらだったりで、先週ぐらいまでの真っ青で輝く空よりもかえって露出とかの具合もよくきれいに見えました。

    このへんって高い山ないんだ! 勝田の駅前もビルが低くてお空広かったけど(失敬)。

    ぐるりほぼ360°大パノラマで雄大でした。水平線がやや丸かったですよ! 

    あとはゆっくり順路を降りて、お腹すいたから本格的になにか食べよう! ネモフィラアイスってお花が入ってるの? それとも青い色付けただけ? 行列すごいし色だけだったらやめとこうか、といろいろ相談して、それぞれ自分の食べたい屋台の行列について、そしてまたわたしが迷子になって、ふらふらでなんとか合流して(ラインてほんと便利だわ)、ベンチで持参のお菓子やらおすすめ本やら交換して食べながらまたおしゃべり。

    それから遊園地のさまざまな絶叫マシン的アトラクションを素通りしてハーブの植わっているあたりやら海を見ながら一服できるカフェやら見て一周してきたときとは逆の出口からバスに乗って帰路。

    最近はもうお互い電子書籍に移行してあんまり貸し合ったりはできないけどいろいろ名作情報を交換。今流行の「なろう」小説ではなにがおすすめか、とか、アニメはどれが推しか、などなど。

    帰りの特急は席が分かれたので黙って仮眠したりして。ちょっと遠出だったので遅くに解散になりました。

    盛り上がりまた窪みあるネモフィラを

     海とこそ見めひたち野の春        舞音

    今回は帰りのバスで一首。ネモフィラは瑠璃唐草というそうですが、

    「歌に詠むときは『るりからくさの』または『るりからくさや』で7音が稼げるから詠みやすそう」

    「今は『ネモフィラ』でよいのでは?」と朝の時点でいろいろ考えていたのですぐまとまりました。

     

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2018年12月 5日 (水)

ORKオフ開催記

   反省:歌が詠めませんでした。

   10日も経ってからの投稿ですみません。
   この夏のごたごたが片付いて、
   「秋にはまたお出かけできますよ!」といつものメンバーに一報入れたら、
   「町田でみつはしちかこ展やりますからどうですか」とお誘いがあったのに、割引券もらったと思ってぶっとばして秋のオフはばら園にしちゃって。
   「町田と八千代同じ日に行くのは無理ですね」って引いてもらって。ほんとにおかあさんって我を通すばっかり。困った人。

   それでも、そのオフの帰り道でお約束していただいた「王妃マルゴ」と「七つ屋志のぶの宝石匣」を貸していただけるというので行ってきました町田文学館!

   「集合は11時町田駅改札でどうでしょう」
   「おっけーです」

   近場だと朝ゆっくりだわー。

   「ちょうどいいから早めに出て西友でお歳暮出してくる♪」つもりだったんですが、休日は大渋滞の要となるリンネルブルクの警察署前で渋滞に捕まって。抜けるまで15分くらいかかって。一応西友のお歳暮売り場見たけどすでに行列ができていて、とても5分で注文完了して出てこられる雰囲気じゃなくて諦めました。

   ………ということを合流してすぐ波多利郎さんに言ったらば、

   「じゃあ今から行ってきたらどうですか、わたしはちょっとポケモンでも狩っていますから」

   お姉さま~~~~!

   ありがたくアタックギフト2割引で出してきました。ほんとありがとう。
   そして時折スマフォを確認しつつさっさか先導して、たどり着きたる町田市文学館。コンクリ打ちっぱなしの壁に内装はアクセントで所々木が入っておしゃれ、これ、いつ頃の設計だろう。色ガラスのはまった窓もいいかんじでした。

   展示室も、ほどよくパーティション入って順路が誘導されて色彩豊かな原画を見ることができました。

   ほんとはね、ああいう純愛はかゆくなってあんまり若い頃ははまって読んではいなかったんですが、この年になってみるとしみじみ来ます。あったかいなあって。ポケベルも携帯もスマフォもなかったころの。学校の帰りにお汁粉屋さん入ってるレヴェルの。

   わたしが小学校のころレヴェルの高校生ものだと、うーん、時代的に「エースをねらえ!」ぐらいかな、学校の帰りに女子高生が入るのはおしるこ屋さん一択で、そんなに昭和の女子高生は和風の甘味が好きだったのかって、当時は喫茶店はまだ不良のたまり場だったので、まだまだ普通の女性高校生は怖くて入れなかったそうです。安心して女の子同士入れるお店が甘味処だったという時代背景。なるほどな、小説家志望のおじさんの作品でヒロインのうちが喫茶店で白い目で見られるってのがあったよ。そういうことなんだ。いまなんか「月刊少女野崎くん」でヒロインたちは普通にファミレス入ってますけどね。時代は変わった。

   そういう古き良き時代。

  そして、きれいな絵で描かれる土手に寝っ転がって雲を目で追うだけのデイト。エッセイ漫画で描かれる町田のあたりのお散歩道の自然の豊かさ。

   えーっこの方町田お住まいだったの? って、入るまで知らなかったですけど、展示のイラストでは本当に玉川学園あたりの住宅街のお散歩道が詳細に描かれて、ああ、素敵な町なんだな、ここがお好きなんだなとわかる絵で、もう胸がいっぱい、なるほど、ただここに住所があるだけのひとじゃないんだ、町田の文学館で展覧会開くに値する人なんだと感じ入りました。

   そんでもって、画力の確かさよ。

   季節ごとに生き生きと描かれる野の花がことごとく見てその花とつぶさにわかる巧みさ。代表作などはああいうデフォルメした絵でしたが、ちゃんと見たものを描く技術はおありだったのだなあとしみじみ。

   今の、漫画を見て育って漫画を描いてるひとととは違うマエストロであると痛感しました。

   今の漫画家で、その地の自然を描いて代表作になっているひとっているかしら、とりのなんこさんかなあ。

   使っていた絵の具なども展示されてました。ワープロが出だしたころのブラック・ジョークで、ワープロ執筆の作家がなくなって文学館が作られたが、展示されていたのはワープロの筐体ひとつであった、なんてのがあったと思いますが、今は漫画家さんもパソコンで描く時代だから、漫画家さんの展覧会とか行っても「使用ソフト:××××」とかキャプションが付くだけになるんだろうかと考えちゃいましたね。
   そのあとは、町田駅前まで戻りつつ多少ポケモンを狩って。
   わたしもレイドに参加させてもらってなんとか2匹ゲットしました!

   そのあと「移動距離長いですけど」なんて前置き付きで浜離宮庭園のライトアップを見に行きました。
   日没までの時間つぶしも貧乏なわたしに配慮してその辺のコンヴィニで買ったコーヒーと店外の椅子で休憩にしてくれてほんともうしわけない。
   点灯まで少し待って、その分いろいろ萌え語りして、そしてとっぷり日が暮れてからのライトアップ!

   夢幻の宵を楽しみました。

   いにしへはからくれないのくくり染
    けふにじいろの水面なる哉         舞音

   業平と伊勢大輔のフュージョンですか。
   10日もかけてこんなもんしか詠めないのか。反省。
   ただのライトアップではなく、水面に映るさまがめずらしく趣き深い。地上はクリアな映像が、水面のほうは微風のおかげでさざ波が立って細かく揺れている、その対照。
   LEDライトを利用しているためにその色合いがさまざまに時とともに自動で移り行くさまが未来的で目新しい。そういう美しさのどこを中心に詠めば良いかが絞り切れなくて。

   水面に紅葉の美しさなら先人はこう詠んでいたな、と古典に救いを求めた結果です。

   まあ、じっさいはもう暗くって、それも、人工の赤い光を当てられていたので、浜離宮庭園の木々がどう色づいていたかなんてわかんなかったですけどね。そこんところに少し不満があったのかな。だから、じっさい見た部分の描写が「にじいろ」でしかないという残念な歌になりました。
   まーねーコロモが厚いのは王朝和歌の欠点ちゅうかある意味特色よね。

   あとは、帰ったあと「王妃マルゴ」と「七つ屋志のぶ」を一気読みして忙しかったのもあるかな。

   落ち合ってすぐ本は渡してくださったんだけど、5冊ぐらいで、えー今回こんだけ? って思ったんだけど、そのあとむっちゃポケモン狩ったりとか歩いてもう足にまめができて内心泣きながら歩いてて、最後新宿で電車乗るときに「これが残り」って、もう5冊ぐらい渡してくれて、重いからって今日一日ずっと半分は持っててくれたやさしさに泣きました。

   波多利郎さん、こんどはもっといい歌を早く詠みますからまた誘ってください。

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2018年10月28日 (日)

春暁オフ番外 バラは美しくエヴァーラスティング 

   この夏は親せきが何度も集まりましたから。

   「まいこさんは首都圏にお住まいだから使ったらよろしいわ」とばかりにもらっちゃいました。首都圏の各私鉄の株主優待券。沿線の商業施設が割引で使えたり、早い話が系列スーパーや百貨店でお買い物が割引になります。
   「わーいありがとうございま-す!」ともらったはいいけど、路線が違うとスーパーもないし。使えねーわとぱらぱらめくっていたら見つけた!

   「京成バラ園入場券」!?

   日本中のバラ園芸の総本山。あのロマンの源あこがれの園の半額入場券ですよ!

   「行きませんか」
   すぐさまライン発信してました。

   だっていつも行先はおんぶにだっこで自分から素敵な行先を提示できたことなかったんだもん。今回は割引チケットも提供できるし!
   ネットで調べたら見てよし食べてよしお買い物してよしのバラのテーマパークみたいになっていて、経路案内でもノイエ・リリエンベルクからは地下鉄から東西線で乗り入れ直通で最寄り駅まで一時間半ぐらいだったし。
   なんと近年はベルばらとコラボしていて、その名の通り「ベルサイユのばら」とか、作中人物のイメージのバラもフランスのメイアン社というこれまたバラ作りの一流ブランドに作ってもらって植えられているという!!!
   「オスカル・フランソワ」というバラがあるって! 当然白薔薇!
   作中、生涯一回だけ女性の服でドレスアップしたオスカルが舞踏会に出かけて、名を隠したまま恋するフェルゼンに踊ってもらう。そのあとで、フェルゼンがあのひとの印象は、とひとに尋ねられて、マリーアントワネットはここベルサイユの赤いばらだが、あの方は白ばらだったとかいうシーン、あれにちなんでいるんですよ! く~~~っ解ってる!
   おまけのそのオスカルをイメージして作った香水や香りのアイテムが商品展開して売店で買えちゃうって!!!

   行かなきゃ。

   おりしも秋バラのシーズン開幕、日程が決まってからは毎日お菓子断ちして晴天祈願してました。

   晴れました(号泣)
   
   もう死んでもいい。

   大好きなお友達と、
   「『Z』の第1話は新米エージェントのZくんがスパイのあぶり出しのために怪しいバラ園芸家に付けられて、最後、敵とわかった監視対象を撃つところで、そのバラ園芸家が青バラを育てていて、やっと咲き初めたバラごと撃っちゃう、
   『撃ったな、私のバラを』
   『そうだ、バラを撃ったんだ』というクライマックスシーンがもう最高!」とか、
   「(生徒会役員がみなバラの名前にちなんで呼ばれている)『マリア様がみてる』はわたしあんまりみてなかったんですがどうですか」
   「わたしもそんなにはまったほうじゃないですが、あれは男が妄想する百合ものとは一線を画してよかったです」
   「ジョジョ作中のスタンド名、『パープルヘイズ』と同じ名前のバラがあるんですが、スタンドのイメィジとはかけ離れた感じで、頭にきてわたし自分でジョジョのスタンド名にちなんだバラを勝手にイメィジしたんですがどうでしょうね、『ゴールド・エクスペリエンス』なんてバラありそうじゃありませんか」
   「女の幸福として、自分の名のバラをささげられるってのは最上級じゃありませんか? あとは、自分の人生をミュージカルにしてもらうとか」
   「それは悲劇の最期を遂げないといけないのでは?」
   などなど言い散らしながらそれなりにお返事もらったりして盛り上がってバラ見てきゃーきゃーいうことができてとっても楽しかったです。
   竜胆に朝顔秋薔薇過ちて
    青てふ色に咲き出づるべし     舞音

   残念ながら青薔薇って今現在は紫のバラだけど。
   そうそう、紫のバラといえば「ガラスの仮面」。まだ話は進んでいない、続きが読みたいとそこも意見は一致……?
   かぐわしき誘いを受けて訪れし
    憧れの園に憩う一日        舞音

   最寄駅からのプロムナード、「バラの香りが漂ってきます」と口コミ情報を読んでいたのに、
   (桜の葉っぱの匂いだ~そろそろ桜も枯れ葉の季節かな)と思っていたとんまはわたしです。

   「お土産! 絶対これ買って帰るの~~~」とオスカル・フランソワの香りのハンドクリームをお土産にしました。これで明日は会社の熟女たちを魅了するのよ!

   そして、帰りに時間がよかったので、神保町は米沢嘉博図書館で魔夜峰央45周年コミックス刊行100冊記念の原画展見てきました。代表作「パタリロ」の2話? サブタイトルが「墓に咲く薔薇」だったわね。VTRで漫画の描き方を語るみーちゃん永遠の28歳荒木神には負けますがまだまだイケてました。
 

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2018年4月 5日 (木)

おいしいランドマーク

   あんまり受けなかったエイプリルフールについてはサクっと忘れることにして。

   この冬のこのあたりの話題と言えば、あまりの豪雪に小田急バスのノイエ・リリエンベルク発ヴァイトフェルト方面線がなんと迂回
   「甘木高校の前の坂が登れないので迂回します。ナーギとの市境、ウンターラーオまでふつうに行ったところで左に折れて、緩やかな坂を通って2丁目まで上がって、そこからは最後、終点のヴァイトフェルトには行きます」って運転手さんが。
   じゃー終点の我が家には行くのねと乗り込んで。どこで曲がるのかと思ったら、角曲がってすぐの角でまた左へ折れて、いつも山から下りて徒歩で駅へ出てくるときの道を通るようでした。

   「虎ちゃんが教えてくれた道だったよ」

   さもありなん。引っ越してからしばらく虎美がウロウロして、一番アップダウンなくストレスフリーで駅まで出られる道を開拓して教えてくれたんでした。お兄ちゃんは多少アップダウンはあってもまっすぐ駅まで行ける道を行っている模様。時々駅で待ち合わせて一緒に帰ってくる(駅前で買ったものを自転車に乗せてくれる)時に使うルートはまた別だから。
   いやこの丘陵地帯、いつものバスルートは下ったと思ったらもいっぺん上ってバスは尾根道を行くからすっごく体力より精神がやられるので。歩きの時にはもっと位置エネルギー的にロスのないルートを通りたいでしょう。人情として。

   そして、普段なら、できるだけ人通りの多いところを通りたいのが商売なので、バスは多少起伏があっても尾根道を通っていくのですが、このとんでもない雪の時には無理! 解るわ! 

   ということで、1月のあの豪雪から暫くはうちへ帰る道は(朝の出勤時も!)バスも迂回していたのでした。

   「ゴルドベルクは通りますか?」
   「済みません、通りません。ウンターラーオから入ったすぐ、ハムやさんの角で折れてもう一本向こうを通るんです」

   暫くはターミナルで発車前にそういう会話を聞きました。
   このルート、通常は途中で坂の途中、ゴルドベルクの所から左へ折れて更に一山上がって、ゴルドベルク中と甘高のある最高点あたりまで上ったところで下りに転じ、一山下りたところで虎ちゃんのルートに合流して、そこから2丁目、1丁目とゆるゆるまた上って終点ヴァイトフェルトなのよね。
   ゴルドベルクで折れないでまっすぐ上ると、今度は虎ちゃんの行ってた「神奈川の小学校で海抜最高」(教頭先生談)のイーヴィヒベルク小学校前に出ます。そこからはもう上らないで、前のおうちのあったイーヴィヒベルクで一番賑やかなあたりを通って、また山を下り、ヴェスティクターア小学校の前を通ってしばらく行ってまた山を登ってジャイアンツランドを目指すジャイアンツランド線になるんですが……これは雪が残ってる間どうしてたんだろ。完全欠航とは聞かなかったから、根性で上ってたんでしょうか。すごいな小田急バス。でも、ジャイアンツランド付近の住宅街の方もゴルドベルク辺りの方もこのバスなかったら駅まで出られないから止まったら暴動ものだと思う……。

   さて、しばらくして迂回が終わったときにはもうホッとして夕食の話題に出したんですが。
   「あの角は確かにハムやさんがあるが、意外とハムやさんの角で通じるみたいだ。いつ聞いてもハムの角で説明していた」
   「まさか」
   ウンターノルドの角にちょうどドイツで修行してきたとおぼしきメルヒェンな建物の手作りハムの店があって。いっぺん買いに行ってみたいけど、お高かったらどうしようと思ってまだ行けてない憧れの店。やっぱ一枚うん百円とかなのかしらとか、ヒモ巻いた塊でしか売ってないのかしらとかいろいろ考えて。でも、PTAとかで聞いてもあそこをひいきしてるとかいう方いらっしゃらなくて、もしかして強気の値段すぎて流行ってないんだったらどうしようとか勝手に気を揉んでいたら、お向かいに別館が出来て、うっそ商売繁盛してるんだ、すごいなって(失敬!)思っていたんですけど、ブレーメンの音楽隊みたいな豚の置物置いてなかったかしら。

   

地味にランドマークだったらしい。まあ、ほんとメルヒェンな建物だし(別館の方も)! ノイエ・リリエンベルクでケーキの有名店というと必ず出てくるあそこと(行ったことないけど)タメを張れる目立つ建物なんじゃないでしょうか。

   「母ったらまた話を盛って、と思って甘高の友達に聞いてみたらやっぱりあの角はハムの角で通じた」と娘言ってました。

   甘高生も知っている。あの角はハムの角

   では今年の目標はあのハムやさんで高級手作りハムを買う事にしましょう!

   そんでもって、仙台における、早乙女家一同がお店の名前で表現できる角は……一番町の佐々重の角! ってのは古き良き仙台観光のランドマークだけども(今もありますよね!?)。

   「J寺に昇る前の角、柿の葉寿司の角!」

   猫科の人たちが通っていた幼稚園の門前にお寿司の店があったんですよ。観光客相手なのかな、でも、幼稚園で行事の時も出てた気がする……J寺じたい観光名所ですけど。いやうちの人間が食べ物の店しか覚えてないって事じゃない……ですよたぶん。

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2017年10月25日 (水)

お前はまだカナガーを知らない

   選挙行ってきました。

   毎度おなじみリリエンベルク・ダービーは今回はひろくんの勝ち。でも、敗れたのりくんの方も2000票差で、比例区で復活してたので、ほんとリリエンベルクは大激戦区みたいです。安倍ちゃんが来るわけだ(未遂。土壇場でユーエンに変更になって暴動寸前になったらしい)。その翌週にはシンジロー、翌日には麻生閣下といやほんと自民党、大物を突っ込んできてました。なんでこんなにと思ったらのりくんがやばかったからか。
   そんでもって結果の出た翌朝にはまだ雨降ってたのにひろくんがお礼のモーニング・スタンディング演説。スゲーなと思ったら火曜にはのりくんの方が報復のスタンディング返し。

   ノイエ・リリエンベルクはマジ激戦区みたいです。

   ひろくんも文教族で、このへんの入学式・卒業式には必ず電報を打って挨拶してるから、中高生にも知名度はあります。ポスターも通年そこら中に貼ってあるから12~18ぐらいのよい子はみんな知ってるみたいよ。その後地元を離れると忘れちゃうみたいだから、選挙権が18才からになったのは意外と政治離れ防止に効いてるかも。

   前置き長いって。

   そんでもって、中学校の前を通ったら、例によってゴルドベルク中学吹奏楽部は「東関東大会出場!」と栄誉の横断幕がフェンスに貼ってありました。ちょ、待て。

   

神奈川県が東関東ってどういうこと!?

   お集まりの紳士淑女の皆さん、神奈川より西の県が関東にありますか!?

   うちに帰って豹太に聞いてみますと、
   「……や、山梨」
   「いやあそこは甲信越で関東ちゃう」
   「グンマーは純粋に緯度からいえば西では?」
   「グンマーは北関東だろう!」
   「……静岡?」
   挙げ句の果てには、
   「……ほら、川崎は神奈川でも東の方だから」
   「相模川を越えた厚木や小田原が西関東なのだな」
   都下でもあきる野市や八王子とかもよっぽど西……ってそんなわけがあるか!

   困ったおかあさん目の前の箱に聞いてみることに。

   東関東吹奏楽連盟のHPに行ってみた!
   ……普通にちょっと見東と見える茨城や千葉、栃木に加えて、我らが神奈川も「東関東吹奏楽連盟」に入っているようでした。
   イヤおかしいだろ。

   一般的には東関東っていわゆるチバラギ、茨城と千葉の事らしいですけどね。あとは全部西関東なんだって。イロイロなのね、とくに、首都圏は周りの県をいろいろ混ぜちゃって、ジャンルごとに定義がブレブレみたいです。新潟とか、山梨とか、ジャンルにより入ったり外れたりいろいろみたいよ。

   と、おかあさんも選挙に行けばネタに当たる話でした。


   

   

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2017年5月 4日 (木)

第5回春暁オフ開催しました

   時間かかっちゃった。

   同好の士いやレディがあつまって1年を思い返しつつ花を見る春暁オフ、本年はとむ影さん慰労のために福島開催となりました!
   いやちょっと往復新幹線は負担大きいかな、と言葉少なに成り行きを見守っていたおかあさんも、会津を中心に5桜を見る! と方針が決まるともう腹をくくって500円玉貯金を始めました。なんとか行ってこられました。……うん、いまちょっと緊縮財政。

   すぐさま「今切符が安いですから、新幹線取りました。5880円」って、ほんと波多利郎さんはフットワークがかるい。
   「あとで郵送します」
   「よーろーしーくー」
   いやー東京駅朝7時44分って、うち出るの6時ぐらい? ちょっときついわと思いつつ、いつもとむ影さんにはそれを強いていたことを思いだしてしばし反省OTL。それなのに毎度遅刻してほんとスイマセンでした。

   さらに、2,3日前には、
   「よければノイエ・リリエンベルクで待ち合わせしませんか」と波多利郎さんからの絶対遅刻は許さないとばかりのお申し出。いやーおかあさん自分で乗り換えナビで調べて、東京駅7時半ぐらいで設定して、6時50分くらいの急行を設定してたんですが。やはりそれぐらいじゃダメ? いつも見込みが甘くて遅刻しちゃうんだけど。できる人は一時間前着を目指すそうですけど。いやー基本的なところから間違ってたのねわたし。

   というわけで、4時15分起き、5時40分出で、バスもなくゴキゲンで駅へ徒歩で向かうおかあさんでした。

   時は戻って前日。お兄ちゃんにはご飯は自力といってあるけど旦那様のために食料を調達して、おやつのお菓子も調達して、あとは寒さ対策カイロと車酔い対策の薬と……

   「充電器買ってないわ!

   いきなり思い立って、小田急のオサレスーパーで買い込んだ生鮮食料品のおおきなレジ袋持ったままDoCoMoショップにのしのし入って番号札取りましたよ!

   「本日の御用は……?」
   「お買い物! 明日旅行行くから充電器と落としても割れないアレ頂戴!」
   カルテ書いて30分ほど待ってたら呼ばれました。
   液晶を保護するシールを選んで貰って。貼るのは自力なんだって。
   「あとはチャージャーです……か?」
   いやー、DoCoMoの人にもいぶかられて。あとで会社の人にも家族にも波多利郎さんにも、なんでそんなところで買ったんだっていわれたけど。
   だってiPhoneじゃないもん! はるばる電器屋さん行ってこんなマイナー機種に対応するものありませんっていわれたら泣く! DoCoMoショップなら契約から機種名調べてくれて、待ってたら、
   「お待たせいたしました! お客様にお使いいただけるのはこちらからこちらでございます」って並べて見せてくれると思ったんだもん! まさか1種類しかないとは。
   まあ、そういうわけで定価で買ってきました。「チャージャー」。思わず、
   「お前は笑点の林屋こん平か!?」と言いたかったけど、こん平がなにかというと「ちゃあざあ村出身」って言ってたのはもしかして前世紀までだったかなーって。まあ、DoCoMoショップの店員さんにするツッコミではないと思って控えました。

   当日は無事に合流できて。東京駅まで出て、ちゃんと乗れました、やまびこ。それで前ポケットに常備の「トランヴェール」を読んだり萌えを語ったりして。

   郡山って近いよね。

   とむ影さんがお車で隣駅までお迎え。赤べこのペイントの可愛い郡山駅から在来線でお隣駅へ移動して無事合流。
   「乗って」と車を示されて、波多利郎さんはさっと助手席に座ったのに、わたしはナニも考えず近い方、運転手の後ろ席の方のドアを開けて中に入り込んじゃった!

   イマドキ就活生でもそんな間違いしないのに! そこは 超! 上座!!

   うちへ帰ってお兄ちゃんに確認したら、口ごもりながら、
   「うちは車で移動しないからあんまり認識しないよね」とフォローしてくれました。

   ううん、知ってた。でも、実践できない知識は知識とは言わないんだよ。ああ、おかあさん最低。ごめんなさい!

   そんでその後何度か降りたのに、移動しようとは思わなかったししなかったんだよね。いやもう面倒。荷物は結局明いてる方の席にみんな載せてたし。いいかーって。ほんと神経がザイル! 恥ずかしい。どうせナヴィ見ても判らないし、方向音痴だから余計なこと言って混乱させるのもよくないし(といっていつもあなた任せであとからついて行っていた)。どうなのよそういう態度はと今回反省しつつ、黙って車窓を見てました。

   福島は平野部はもう散ったところでした。

   「ここは標高も高いです!」

   ソースカツ丼を食べに連れてってくれたサーヴィスエリアは真っ黒になった雪が多少残ってるくらいで!
   「風つめたーい!」
   「だからここはまだ寒いんだって!」
   「滝桜は最後に時間が余ったら寄ろう、まずはこっち!」
   いろいろ作戦会議をしてドライブ。
   それが、とむ影さんもナヴィを見ながらの運転で、
   「どっちかな?」
   【今ノ道ヲ左後方~】
   「ちょっと!」
   「この道でいいんだと思うんですけど」
   波多利郎さんはちゃんとガイドブックも持ってこられて研究の上ご参加です。
   【コノ先ヲ右】
   ……ちょっとナビ子さん不調でした。
   「ちょっとナヴィ見せて」
   「こっちでいいと思うけど」
   と運転しながら前座席でヒソヒソが始まります。
   「お願い車止めてから見て!」
   おかあさん遠慮しつつ声を掛けます。
   【コノ先ヲ左、……右】
   「どっちなの!?」
   ……非常に悩ましい道中でした。実は後部座席で気を揉んでました。

   結局距離と時間と込み加減を考慮に入れて、最初は石部桜、次に日中線の桜並木、次に薄墨桜、最後に滝桜……だったかな?
   石部桜から駐車場への道でピカチュウが出現、横断歩道を渡るのを1回待って3者がスマフォを取り出して黙って画面を必死にスワイプしまくる段も。
   「最近ポケスポットに行っても持ち物がいっぱいだとかで回せないの」と疑問点をぶつけますと、
   「捨てなさい」と、答え一発。
   「卵も時々出るんだけどどうしたらいいの?」
   「孵化器が初期装備であるでしょう?」などなど、どんどん先へと進むのでした。やっぱ、ポケGOはコミュニケーション・ツールになってるなあ。

   石部桜は田んぼの真ん中ににょきっと巨木があり、この里を見守ってきたという感じが出てました。丁度満開。とむ影さんたちのご一家で見に来たときにお子さんが転んで泥まみれになって、それ以来この桜は○○ちゃんが転んだところという枕詞込みで語られることになったとか言う話が披露され、子供の頃のお出かけはそうよね~ともうお互いおおきなお兄ちゃんお姉ちゃんになったお子さん達の昔話に。最年少のうちの子たちでさえもう大学生。お互い自分の楽しみのために生きていい年になりました。


   薄墨桜
はまだ咲いてなかったです。信じられない! でも、会津5桜はふつう全部同時に咲いている事はなく、薄墨桜は中でも例年遅い方だとか。ほんの枝先が5輪ほど咲いていて、今年の東京の開花報告の時に行っていた、「標準木が5輪咲いたら開花宣言」というのを目の辺りにしたカンジ。まだ開花宣言まで行かない段階なのねーと。学業成就、就職祈願に御利益のある会津一の宮と聞いて、

   「お兄ちゃんの就職お願いします」とお灯明を上げてきました。
   売店にチャッカマンで火を点けて貰って、消えないように背中で風から守って後ずさりしながら牛の献灯台? まで戻って、なんとか蝋燭を立ててきました。火が消えてもいいように、売店の神職さんはチャッカマンを持ったまま追っかけてきてくれて、やっぱり会津はひとが優しいと思いました。ほんと。
   数日後、某社から封書が届いていて、
   「(不採用の)お祈り手紙(定型文で最後に貴君の活躍をお祈りしますと書いてあるらしい) か?」と質したところ、
   「内定通知」と言っていたので、御利益はあるみたいです。

   滝桜はライトアップ寸前にたどり着きました。ここだけ観桜券が300円。よく考えると安上がりな花見でした。ハーフカツ丼が400円、ロードサイドのラーメン店にはいってミソラーメンが650円。そんだけ。石部桜の駐車場でお土産800円くらいだったかなー。あとは波多利郎さんが最後にガソリン代で野口を2枚とむ影さんに押しつけてました。わたしもあとで波多利郎さんにお支払いしました。

   コーヒー一杯も飲まずに。とむ影さんさぞ気苦労なさったでしょうにゴメンナサイ。む影さん慰労の地元開催だったのに、幹事&運転手でよっぽど疲れさせちゃった!

   ごめんなさい今度はゆっくりして貰うから!

   でも今回も楽しかった。この道か、あの道か、とキョロキョロしながら街を流す間も、あちらの校庭、こちらの工場の駐車場、そこの小川の堤防と桜が植わっていて、それぞれ満開で、ああなんて豊かな景色だろうとうっとりしていました。

   滝桜の足元はびっしり菜の花が植わっていて。これは背景としてのコントラストなのか、それとも栄養としてあとで地面に鋤き込むのかちょっと考え込みました。そういう感じで、この季節にはお花のお礼肥? とかあげて、この季節は剪定とかして……とかいろいろ花の季節以外にも大変なんだろうなと思って。

   名所なる桜の側に住まふひと
    十と余月をいかで暮らさむ     舞音

   でもあんな桜が側にあったら、花以外の季節も他のひととは感覚が違ってるでしょうね。いいなあ。

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2016年11月29日 (火)

OTKオフ開催しました

   許可はあとで貰う。
   <この項は事実を元に構成しております。平安の昔からレディの日記はフィクションまみれ♪

   小金井の江戸たてもの園が先週末ライトアップというのでどうですかと着信。
   波「紅葉とレトロな町並み」
   ま「レトロ好きです~!」
   と「いってらっしゃ~い」と、とむ影さんは抜きで波多利郎さんと行ってきました!

   ま「路線検索にお願いしたらまず新宿行きに乗ってくださいって言われたんですけど(>_<) 逆方向では?」
   ま「ウンターノルドで乗り換えろという事みたいです。首都圏の乗り換えは奇々怪々
   ま「ジョージなう。なんかドライファルケン止まりしかこない」
   ま「ホーム間違えてました! 乗るはずだった急行が行っちゃったよう!」
   毎度実況しすぎて落ち合う前に電池が尽きるイキオイ。

   波「まだ時間はありますから」
   ……波多利郎さんはともかくとむ影さんも見てて胃が痛くなったんじゃあないかしら。

   例によって疲れ切って落ち合った武蔵小金井、駅前の時計が丁度3時を打つところでした。ギ、ギリセーフだもんッ!

   3時集合というのでイロイロ考えてうちを出るのが12時過ぎ。ところがあの日は首都圏空は晴れ渡り珍しく小春日で気温はぐんぐん上昇……。おかあさんでがけにドラちゃんにもラインして相談。
   ま「なに着ていったらいいの!?」
   虎「あたしおかあさんのワードローブなんかしらん」
   ま「ドラちゃんのコート着てってもいい? あのふわもふの」
   虎「なんでも着てったいいじゃない。茶色のとか」
   ま「ふわもふしか入りませんでしたOTL」

   ところが念のため温かくしてくれる機能性下着やらなにやら着ていったせいか、たてもの園のビジターセンターにはいって荷物を預けるときには、
   波「大丈夫ですか? ……まあ、涼しくなってきたら取りに来ればいいか」
   ま「大丈夫!」というぐらいすっかり汗をかいていたのでした。よっぽどやばいよ! ふわもふコートはリュックと一緒にロッカーに放り込み、おばあちゃんお手製の「ザ・袋物」というかんじのびろうどの手提げ袋にお財布とペットボトルとハンカチだけ入れて身軽になってさあ、観覧、うん、美術館馴れしてきました! って、ここ建物を野外展示してるんだよね……?
   波「本当に寒くないですか?」
   波多利郎さんはダウンのコートを羽織っておられました。
   ま「大丈夫……と思う」
   お手洗いを済ませるとすぐにビジターセンターを出て、まだ明るい中広い園内を散策するのでした。

   ま「わーい! 桜の葉っぱって桜餅の匂いがして好きですー」 
   波「でもこれは八重桜で。ソメイヨシノとは花期がずれていて」
   健脚の波多利郎さんに付いていくのが精一杯で、あー春にもいらしたことがあるのね、ナルホド先導に迷いがない、と思いながらなにも気の利いたことが返せませんでした。勝手に借りたドラちゃんのブーツをぽくぽく言わせながら(やや大きくて足が動いちゃう)いろいろおすすめの建物を案内して貰ってました。
   農家やモダンな大正~昭和期の和洋折衷な邸宅、有名人の邸宅やら茶室やら。

   ま「ねこあつめって毎日公開されるパスワードを入れて、貯まると猫の餌が貰えるんですけど、それが季語とかのことが多くて。今日は『口切り』だったんですけど、たしか、八十八夜に摘んだお茶を壺に入れて封印熟成しといて、この頃に封を切ってお茶にするって日があって。その日に茶室もたしか衣更えで、火もやっと囲炉裏的な床に埋めた方を使うようになって。『口切りの茶事』っていうんじゃなかったかな。先生からはお赤飯だったかおしるこだったかのお振る舞いがあって……」
   波「八十八夜のお茶が今頃新茶なんですか」
   それよりおかあさん大チョンボ。夏の間の掘りごたつみたいに蓋をしてある炉の蓋を取り除いて火を入れる炉開きと口切りは同じ日じゃないです(今調べた)。炉開きは11月の亥の日、口切りは11月中旬だそうで、おしるこしか見てなかったことがわかっちゃいました! いやちがうって。とにかく、口切りと炉開きは別です! 波多利郎さん許してえ!

   嘘を全世界に公開する前でよかった。

   などとあやしげな知識を垂れ流しながらあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
   波多利郎さんはさっと一眼レフカメラを取り出してぱしゃぱしゃ。
   「それはフィルムで撮る方の?」
   「デジタルです」
   それにしてはレンズも大きくてかなり本格的なんじゃ……。
   ところどころで今撮った画像はこんなカンジと見せてくれました。
   ま「あれおもしろーい! なんかお屋根のカーヴがムーミン谷みたいで。なんだろ」
   それはよく見るとちゃんと半鐘も付いてるモダン火の見櫓だったのでした。上の方の部分だけ設置してあるからオシャレな四阿に見えただけで。その昔のものとしてブロンズのお屋根がもうレトロたまんない。
   近くには萬世橋からレッカー(?)移動したという交番! 赤い鋳物の郵便ポストと黒ラシャの制服にサーベルを吊ったおじさまの警察官つき
   波「一緒にお写真も撮ってくれるらしいです」
   ま「おひげがなといや~ん♪」
   これこれよしなさい。おかあさんもう、
   ま「少しも寒くないわ♪

   波「商店街はもっと楽しいですよ」
   ま「行く~!」
   あれですよ、看板建築? 商店街に面した方は耐火とかモダンとかを考えて銅板でかっこよくキメてるけど裏手の住居部分はまだまだ和風~な町屋のつくり。
   ま「お酒屋さんかな~やだ~裕次郎のポスター!」
   ま「氷で冷やす冷蔵庫ありました! 芸コマ!」
   全然寒さ感じてる間がありませんでした。こういう博物館? あるんですねー。昭和のものも充分歴史的価値あるんだ。

   ま「ハマーツェントルムの三越ってなくなるらしいですね。解るわ、あんなに閑散としたデパ地下みたことない。夕方5時半に行っても隣の人と余裕ですれ違えるの! 
     でも、あれも一応三越だから、赤い御影石びかびかーッともうええっとコリドー? になってて。あれも壊しちゃうのかしら、もったいないわー」
   波「大阪の方のピー(波多利郎さんは正しき百貨店名を仰ったのですがわたしがボケなので忘れました、ゴメン)百貨店もみごとだったのに壊されてしまったとか」
   ま「いつかどこかでまた人を呼べるかも知れなかったのに」
   波「買ってくれる人もいなかったのでしょう」

   今だから「きゃー懐(かし)い!」と言われるけど、それがまた10年20年前だったら、うわーどうして新しくしないの、よくこんな不便なところに住んでるねって平気で言ってると思う。でも、たとえばフランスとかイタリアとか歴史的な建物が一杯残ってる街のひとだと、そこはうまく付き合って、歴史を受け継いでいく一員としての自覚もあるから、ちゃんと不自由も堪えて守っていって、あの町並みをキープしてるんですよね。う~ん、なんでも見た目最新式が好きすぎかな、とりあえずわたし。

   ま「仙台の地下鉄も、作ったのバブルの頃で、もう、地下鉄の入り口から大理石でぴかぴかで。あー高いわけだわこれ、って思ってたけど。バブルの記念碑としてアレはアレでいいかも」
    今開通したバブル崩壊してからやっと作り始めた方の地下鉄はどんななんでしょうね?
   いろいろ考えたライトアップツアーでした。

   贅を尽くせしうたかたの日の殿堂を
     かたみと仰ぐ世も巡り来む     舞音

   それで、春暁オフの神奈川地区会は……

   O おれたちの
   T たたかい(老後)は
   K これからだ オフでどうでしょう?

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2016年11月 2日 (水)

雉も鳴かずば ― ご町内ゴミ当番編 ―

   毎日お仕事に行くようになって、お寝坊してゴミ出しを忘れることがなくなったおかあさんです。毎週火曜は資源ゴミの日ッ。川崎市では専用の青いプラスティックのカゴをご町内の当番が保管して、資源ゴミの日の前夜~早朝に出しといて、ご町内の方が空き瓶を出すときバラバラになったりしないよう便宜を図るというしくみです。収集車が来て、材質ごとに回収して、カゴは元の場所に伏せて行かれます。

   「早乙女さんは10月の当番です。毎週火曜の資源ゴミの日の前の晩にこのカゴをゴミ集積所に出して、収集のあとでご自分の家に持って帰って保管してください。次の月になったら次の家庭へ回してください」云々と書いた紙が貼ってあるカゴが届いたのは9月最終週のあと。喜んで勤めさせて貰いますよ!

   って、……次って誰?

   うちのお隣、3月に引っ越しちゃったのよね。
   その先は、もう町内会長も務めたし、年なので町内会活動は引退しますと仰ってた老紳士で。回覧板はそこを飛ばして新しいおうちに持ってくように今年から変わって。でも、ここらへんはそこんちで坂が上り坂から下り坂に変わってるから、もしかして集積所は向こう側を使ってるかもだし。うちで行き止まりでこの坂くだったところから再スタートだったりして。

   悩みながら、とうとう来ちゃいました10月最終週! これがまたヘタに月曜終わりで。11月は火曜始まりだけど、カゴは前の日に出すから。ここはいつもご迷惑掛けてるお詫びに2ヶ月やっちゃってその間にお隣(残ってる方)に聞いてから回すか、こないだ班長さんにせっかくおうちの電話番号聞いちゃったからお電話で聞いて素直な新入りを装うか……。

   とぐるぐるしながら31日の夜にカゴを出して、1日に帰ってきたら!

   カゴが消えていましたマンマミーヤ

   これは、上のもと町内会長さんが、早乙女さんちまで回ってきたら次はうちだな、なにも言ってこないけど、ここんち奥さんが働いてるからいつも夜遅いんだ、解ったよ、次はうちだって知ってるから貰っていくよ、と取っていってくれたのでしょうか!?

   いろいろ考えたけど怖かったから清水ジャンプで町内会長さんちに電話しましたよ。

   「あら、そうじゃない? 御手洗さん(仮名)はもうこちらに長いから、次がご自分だって気付いてらっしゃるわよ。町内会のお付き合いはご遠慮なさってますけど、ゴミのお当番は平等に回してくださいって仰ってくださってるし。よろしいじゃないの。あなた心配なら御手洗さんのおうちのお玄関を透き見してらしたらよろしいでしょう」って、すいませんわたしもうパジャマなんで勘弁して。

   「去年は夏だったんですけど。その時は何も考えずにお隣の方へ回して。済みませんどんなローテーションかも知らなくて」
   ああっおかあさんその一言が余計なんだって!

   「でもヘンねえ、あなた、うちの裏の並びの早乙女さんでしょ? あの列はあの列で回しているのに、5軒かそこらで。1年に1回しかお当番が回らないことなんかあるかしら?
   「すすすすみませんッ、こんどからちゃんとしますッ」
   やぶへびだったでしょうか。もう1回ぐらいしてたかなあ?

   というわけで、明日起きたらこっそり御手洗さんちのお玄関を覗いてきます。

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2016年8月 2日 (火)

地方にお住まいの方の方がちゃんとしている話

   おかあさん今日は土砂崩れ警戒の緊急速報で朝っぱらから叩き起こされたので、警報解除されたけどお仕事をサボりました。ごめん。寝てないんだよ

   例によってえねっちけーつけっぱで、東北の某街で70メートル級の立ちねぷたが名物とかやってて、
   「どうやって町中引き回すというのだ、田舎のひとは祭に命を賭けていてすごい」とか、
   「ねぷたを一年中作って生活って、夏以降はどうやって生活するというのだ恐ろしい」とか、すっかり見くだした雰囲気で見ていたのですが。
   「この街は米所で、明治以降も街の衆が富貴を競っていたためどんどんおおきなねぷたが作られたのですが」でもう、これだから田舎者は、と見くだしMAXだったのが、
   「でも、大正時代以降電気が普及すると電線にひっかかるのでおおきなねぷたは作られなくなったのですが」のあと、
   「でも! ××年以降この街は電線を全部地中に埋めてしまいましたので! 晴れておおきなねぷたを作ることができるようになったのです!」ってところに大笑い。

   「仙台のアーケードが10メートル級なのと同じ理由かよ! 田舎の人間んだけ祭に命掛けてるの!

   失礼をお詫びします、ひとしきり笑ったところではたと思い至った!

   首都圏でどんなに進歩的なひとが東京は外国に比べて電線が露出していて美しくない、景観に配慮していないなどと吠えてもいっこうに改まらないというのに、それをあっさりこの地方の都市は成し遂げている、それを皆が許している。

   よっぽどそれは豊かで開明的ということではないですかね。

   わたくしが間違っておりました。ホント失礼をば致しました。と、反省したのでかいとく。

   でもやっぱほら、日本は災害が多いから、なんかあったときすぐメンテするには出てる方が便利よね。

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