2008年3月11日 (火)

庭付きはつらいよ

      一身に華のこゝろの漲りて
         髄を取りても紅に染むとふ        舞音

   意味不明になったな。
   虎美の「ゆとり教育の賜」総合学習の草木染めで、これは否定されてる都市伝説(?)なんですけど、花咲く前の梅の木は、その髄まで紅い色素を持っていて、この時期の梅で染めると一番濃いキレイな紅に染まるとか、とある草木染め作家のひとが言っていたという話。伝聞だから、「とふ(~と言う話)」と留めました。浪漫的なウソね。ウソはウソで、分かって弁えていればいいと思います。「みんなその気でいればいい」。生活の潤いね。実際のところは、春じゃなくてもいいピンクに染まってました。あら、梅じゃないや、桜だったっけ、まあいいか。

   桜は、いや、桜に限らずバラとか、桔梗もそうだった、蕾の時に色が凝縮されていて、咲いてしまったらその色素がどんどん分散されていくから薄ぼけた勢いのない色になってしまう気がしていて、「華は盛りを愛でたい」と書いた筈ですけど、咲いたらガッカリって、気持ちも少しは持っています。

   けれど、紅梅は、なんと言うことでしょう、咲いても紅の色が褪せないですね。ずっと、絵の具を筆の先で置いたような紅の雫がそのまま枝にあるのです。まだ色の乏しい庭に、寒が戻って、無彩色になった空に、映えること。
   ナルホド、木の幹の髄まで紅色を持っていると言われても信じられます。

   「紅天女」は、千年を経た梅の古木の精霊なんだそうで、それを使って、ありがたい仏像を彫るよう天才仏師に勅命が下る、でも、切られたら木は死ぬ、やめさせようとする紅天女=木の精霊と、新進気鋭の天才仏師との天敵というか命の接点での恋なんだそうで。紅天女の立場としては、自分は死んで、それでも、さらに別の価値あるものとして大切にされる、愛しい人は名声を得る……なかなか深い愛と苦悩の状況設定であります。
   ナルホド、そんな麗しい木を材料にすれば、艶でかつ慈悲深そうな仏様……観音ぐらいがよろしかろう……が彫れそうなものですね。作者(美内すずえ)の着眼点はよいな。

   さて、ご近所の皆様も我が家の梅には心を留めておられるようで。
   「その梅は、前に住んでらした方が大切にしてらして、ご自分で剪定もちゃんとしてらしたのよ」

   これはしたり。

   「桜切るバカ梅切らぬバカ」と言いますそうで。桜は、「花見でも折るな」とか聞きますけど、切ったりすると切り口から腐ったりと傷みやすい樹で、逆に、梅は、どんどん切ってカタチを整えてやらないといけない樹なんだとか。うちのをよくよく見ると、皮なんかがひび割れて、灰色っぽくなってる古い枝から蕾や葉の芽はいっぱい出てますけど、いかにも最近伸びましたって青みの残ってるつるんとした枝からは、なんにも出てません。
   やばい、こっちに来てからなんにもしてないよ。
   盆栽の心得はありませんです(盆栽じゃないって)。
   青い、新しい枝は、あっちにもこっちにも、もう50センチばかり伸びてすっくと天を目指してます。ってことは、枝振りももう乱れまくり。

   

切らないとダメですか?

   「いいかげん剪定しなさいよ」と、暗に言われてますか?

   都会生活は文脈読めないとダメなのね。

   お花屋さんもないのに、植木屋さんなんか見あたらないよう。
   図書館か、ネットで、梅の木の手入れの仕方、探せますかね? 虎ちゃんのお花のハサミ、この前ちゃんと買ったの貸して貰っうことにして。
   絶対わざわざこのために本は買わないぞう! ……たぶん。

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2008年1月22日 (火)

みどりのおやゆび 2008

   思いっきり冬将軍活動中ですが。

   せっかく一戸建てに越したので、この秋はがんばってちゅうりっぷを植えました。プランター2つにぎっちり。仙台から持ってきたプランターをひっくり返したら、ラナンキュラスやら、ヒヤシンスやら、フリージアやら、忘れ去られていた球根がイロイあったので、ついでにソレも、大地のパワーで大きくして貰いなさいとばかりに庭のあっちこっちに埋めて。

   これね、下手にプランターに一緒にするより、いつもは目が届かないようなところでも、地面に植えた方がいいんです!

   一度なんかのエッセイに応募したネタなんですが、太らせるつもりで忘れてたちゅうりっぷの球根が、秋に植木鉢をひっくり返したら出てきて。これがまた、ラッキョウかってぐらい貧弱な。絶対、このまま植えても育たない! 今年買った活きのイイ球根でプランターは埋まってるし、って、ご近所の、駐車場のすみっこで土が露出してるところに。コッソリ埋めたんです。
   「水は天か~ら貰い水~♪」って。最初の1回ぐらいは、ペットボトルで持ってって掛けてあげましたけど。
   それが、芽が出るかどうかぐらいまでは気になって見に行ってたんだけど、出たよ! すごい! って子どもに話して喜んで、そのあと春が来たらもう場所が駐車場だけに雑草が勢いよく伸び出して隠れちゃって。どうなったかねえ、と忘れかけてるGW前、

   なんか赤いもんが揺れてるじゃないですか!

   すっくと茎を伸ばして、やや小さめながら、ちゃんとちゅうりっぷが一列、埋めたラッキョウの数だけ! 咲いてたんですよ。

   嗚呼、素晴らしき大地のパワー!!

   としみじみ感動したんですが。なんでこんないいネタで入賞できなかったんだろう。文が下手だったのか、そうか。

   というわけで、このまま育てても無駄になりそうな小玉の球根でも、全然栄養のえの字もなさそうな土にでも、埋めてみることにしてるんですよ。

   やっぱり、11月ぐらいから、見覚えのある芽があっちでもこっちでも頭を出してました。おかあさんヘンな趣味でね~思いも寄らぬところから花が咲くと楽しいと言うことを知ってしまったので、ここ掘れわんわんとばかりお庭じゅうに埋めて、そして忘れちゃったんですよ。生協で買ったちゅうりっぷミックスの結構今風のいい球根まで。大丈夫かな~?

   一番早かったのはラナンキュラスでしたかねえ。もうひと玉しか残ってなくって、これってなんだっけかよ? と思いながらプランターに放り込んだんでした。そのあとは、例年フリージアの平たい太刀のような葉がどんどん出てきました。ちゅうりっぷは意外と最後かな? いや、ヒヤシンスが最後だった。あの、引っ越しの日に一晩で花だけ咲いちゃったやつ! 大丈夫かしら、どこやったっけ? と思ってたら、こぼれ種で満開のピンクサルビアの下でしっかり育ってました。

   もともと植わってた水仙も、やや葉っぱねじれぎみながらもう10センチぐらいに育ってます。ただ、おかあさんのちゅんちゅん餌やりコースの真ん中なので、週に一度はうっかり踏んづけてます。やーねー。前のひと、お庭を歩かなかったのかしら。こんなところに植えられても。

   で、ジンチョウゲは順調げにつぼみをふくらませておるし、ちゅんちゅんたちに脂身台と認識されてもう枝なんかぼきぼき折られてる(!)はですねえ。

   今日、1輪2輪ほころんでました

   グレイト!

   今日は日差しだけはあるけれど、まだまだ「今年一番の寒さ」更新中だというのに。やっぱり、梅はここんとこがウリよね。

   今年もお庭が楽しみな早乙女家でした。

   そして、このお正月、早乙女おかあさんから持たされた「21度ぐらいのところに置いてください。当分は水だけで結構です」というアマリリスの球根は、リヴィングに置きっぱなしで、

   もう20センチも伸びてます。

   虎ちゃん毎日定規を出して「身長測定」してます。もう葉っぱも4、5枚になってて。

   楽しみですね、ホント。

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2007年11月 2日 (金)

ご利用は計画的に 

   新居(もう半年経っちゃったけど)は、今風の建て方で、出窓があって、洋風の、上げ下げ窓がいくつかついてます。わたくし初めて実際に使ってみたんですけど、あれって、昔のバスや電車の窓みたいにちゃんといくつか適当なところに穴があけてあって、そこで止めておけるようになってるんですね。サークルで使ってた昔の建物の上げ下げ窓は、どこででも適当に手を放せば留まって、板バネかなんかで一生懸命支えてるだけみたいに見えたんで、弱ってきたら文字通りギロチンのように落ちてくるんだと思ってました。阿刀田高も、エッセイの中で、上げ下げの洋窓のところで猫が挟まる話を書いたようなことを言ってたし。

   で、洋風の窓に似合いなのはカフェカーテン。少し前から流行り始めた、カフェーの窓にあるような、白いレース刺繍のの穴のところに棒を通してくしゃくしゃっとしわを寄せて目隠しにしたような簡単で清潔っぽいカーテンですね。あれ、やってみたかったんですよ。
   でも、先に入った旦那様がみんなカーテンは手配してしまって、残ったのは、キッチンの後ろ、バス停から丸見えの窓ひとつでした。ま、来てすぐはそこに段ボールどかんと置いちゃってふさいでたんですけど、イロイロ発掘してまあ、夏前には空いて。空いてるシール容器とか使ってないお薬缶とかちょっと置いて、ごちゃごちゃしたまま一夏終わっちゃって。
そろそろなんか掛けないと、と思ってるとまた虎美がナマイキに、
   「おかーさん、そこ、早くカーテン買おうよ。まぶしいよ、外から丸見えだし」なんて言い出して。秋になってくると西日がもろにそこから差し込んで、悪いことにリヴィングに置いてあるおかあさんのパソコンを直撃。ま、夕日が差す時間帯はパソコンなんかやってる暇ないけど。
   イトーヨーカドーがバーゲンだというので、木曜、麓に降りたついでに見てみました。一応2本レールはついてるので、普通のカーテンでもいいんだけど、1メートル幅ぐらいの窓に右からと左からと2枚もいらないなーって。やっぱりカフェカーテンでしょう。って、この前改装したイトーヨーカドー ノイエ・リリエンベルク店、カフェカーテンは置いてなくなっちゃった。ま、今はどちらかというとこたつや防寒グッズに力を入れたい季節だし。でも、右へ左へ開閉するカーテンは一番安いレースのヤツだけでも2500円もするんだもん。ちょっとイヤだな。

   そういえば、仙台では手芸店にカフェカーテンのレースが量り売りしてたなあ。
   と思って遠く店の隅を望むと、あるじゃないですか、手作り材料の店が。いそいそ見に行くと、どれもこれも凝ったレースがよりどりみどり。メーター980円って、何メートル買ったらいいんでしょうね?  カフェカーテンはドレープが命です、ある程度くしゅくしゅさせないと綺麗じゃないんですけど、それってえーと実寸の何倍だったっけ? どちらにしても、反物の状態でおいてあるレースは装飾過多な気がして、イマイチ食指が動きません。もう2,3歩動くと、適当な寸法に切ったモノが畳んで売ってました。反物を切り売りしてって残った余りかも知れません。
   「……これでいいか」
   かなり粗めの、5ミリぐらいのネットの上に刺繍で唐草を描いたようなレースです。上の方の、棒を通す辺りは、5センチおきぐらいに親指と人差し指で輪を作ったぐらいの大きさの穴が空いています。ここに棒を通して窓に掛けよということです(ちゃんと横に窓用の木目調だったりステンレスだったりの突っ張り棒も売ってます)。
   ただ、長さが、両手を軽く伸ばしたぐらいしかなくって。ぎりぎり窓を覆えるぐらいですかね。突っ張り棒は、サイズが分かんないし、カーテンレールが既にあるし、買わないで、クリップに尻尾がついていてカーテンレールから提げられるカーテン金具を買うことにしました。
   これで980円+294×2(8個入りだったので)。おまけに改装大売り出しで2割引だ。ラッキー。

   おうちに帰って、夜、旦那様を待ちながら嬉々として始めました。ちょうど穴のところに1個ずつクリップをつけてランナー(レールに組み込まれてる右へ左へ動く部品)から提げるといい感じ。棒に通してドレープを取ることができない分、2本のレールを互い違いに吊ることで多少襞を出してみますが……。やっぱりほぼ窓を覆うくらいしかなかったのでした。ただの一枚布を吊ってみただけという感じ。

   もう一度言います。

   

カ フ ェ カ ー テ ン は ド レ ー プ が 命 で す。コレに限れば、大は小を兼ねたのです。

   どうしよう? 値札もう取っちゃったし。

   でも、このレースの唐草は気に入っちゃったのよう。

   結局、このまま行くことにしました。たとえ寸法取り直して買い直すにしても、コレと同じレースは売れ残ってなかったんだし。

   ああ、せめて窓のサイズをちゃんと測っていけば良かった……。そうでなくても、店員さんに1メートル幅で目安を聞くとか……。

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2007年10月12日 (金)

この塀だれのもの?

   風邪気味のおかあさんのお昼寝はチャイムによって破られました。

   インターフォンを取ると、にこやかなおばさまの声。
   「早乙女様のお庭の塀ですけどね……」
   うちはバス通りにも面しておって、そちらはフェンスになっていて、雑草茂り放題、この前の日曜にある程度は刈ったけどもう少し刈り残しがあって、今週の宿題ね、と思っていたのです。やっぱり見苦しいかしら、どうにかしろというご意見?
   「いろんなポスターや張り紙が貼られていますでしょ。勝手に貼るのよね。早乙女さん、ちゃんとここに張り紙をしてはいけませんって書くべきだわ。本当に、ご近所の皆さんが、早乙女さんが貼ってらっしゃるんじゃないかと思ってるのよ。いいえ、あたくしは早乙女さんを信じていますけれど、いやだわ、勝手に宗教団体とかが貼るんですよ。人様のお庭に、なんでしょうね……」???
   「あの、わたしは許可なんかしてないんですよ、いつの間にか……」
   「ええそうでしょうとも。あそこの××寺ですよ。ほんとにもう、ですから早乙女さん、大々的に、ここに貼り紙をしたら罰金1万円とか書かれたらよろしいわ。リンネルフェルト警察はこの辺では吹きだまりといわれていて権威がないから、神奈川県警と書けばいいと思うの。どうかしっかり対処なさって」
   「あの、うちは借家なんで、大家さんの方で許可なさったかと思いまして」
   「そんな! お金を払ってらっしゃるんだから早乙女さんがきちっとなさればよろしいのよ! まったく、小田急バスにも言ったんですけど、このバス停のベンチだって、早乙女さんのお宅のところに置くんじゃないのに、どんどん動いて早乙女さんのお宅の前に置かれちゃって、宗教の冊子やら、空き缶やら、お庭に勝手に放り込まれて……本当に、失礼だわ、一度ちゃんと張り紙なさって……」と最後にはフェイドアウトして消えて。

   結局この方は何が言いたかったのでしょう???

   確かに、引っ越してきたときから表は安倍・裏は小泉という特大ポスターが貼られていましたが、(大家さん自民党に義理があるのかな?)と思って、そのままにしておいたんです。盆踊りやら秋祭りやらのたびにポスターが貼られては、ちゃんとはがされ、また近くの神明宮で七五三をどうぞというポスターに変ってたのを見たところだったんですが。

   たしかにうちの裏のところにちょうどバス停があって、ポスターを貼るにはいい場所です。やややばそうな宗教団体の小冊子まで、いちどフェンスにつるされていて。どうしようかな、と思ってるうちにそれはむしり取られてうちの庭に放り込まれてて、(コレは回収して捨てるべきかなあ)なんて思いつつ、放置してて(割れ窓理論だとこれがいけないらしい)。

   先ほどのマダムは結局、わたくしが庭を荒れさせているからバス停の横が美しくなくなっていてご町内の美観的にまずいと言いたいのでありましょうか。
   勝手にいろんなポスターを貼り付けられていることに対する義憤

   そりゃ、ポスター貼らせてお金貰ってるワケじゃないですが。
   ポスターの1,2枚があって誰に迷惑を掛けるというのでありましょう?
   なんだったんだろう?

   とりあえず、七五三ポスターは外そうとしたんですが、複雑に縛ってあったので適当にゆるめただけじゃ取れませんでした。おかあさん、絡まった糸をほぐしたりするのは大好きですが、ちょっと、お買い物のついでに立ったままってのはめんどくさかったので、取れかけのママ放置して来ちゃった(よっぽど美しくないです)。

   宗教の小冊子はやっぱりまずいかな。明日回収することにして。

   とりあえず、お庭はキレイにしておこうっと。

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2007年9月18日 (火)

耳板の処遇

   「イヤープレート」って、最初聞いたとき、お耳の板ってどんなものかと思いました。「year の plate」すなわち、ロイヤルコペンハーゲンとかのお皿のメーカーが、その年限定のデザインの飾り皿を出しておって、それをコレクションするというものだそうで。知らねーよ。ちゃんと、糸底のところには穴が開いておって、糸を通して、掛けて飾れるようになっておりました。

  結婚祝いに職場の人からその年のお皿をいただいて。でも、借家だし。飾るようなところもないし、と、しまい込んで。お姑さんがいらしたから、ちょっとそれにお肉なんか盛って出したら
   「まあ、舞子さん、これはこういう風に使うものじゃないんじゃないの?」だって。だって、皿じゃん。そういう飾り棚、飾るべきマントルピース、素晴らしい壁なんかがあるならともかく。皿としてとっておきのひとのために使うことも許されないならこれはもらって嬉しくないプレゼントだなあ。
   結局耳板は再びしまい込まれました。

   それからしばらくしてマンションを購入して、ローンは当時のあさひ銀行を指定されました。旦那様はしっかりしてるので「もし何かあっても支払いが滞ることのないように」と、その口座振替の通帳に定期預金をつけて、どんどんボーナスから積み増ししていきましたら。
   「なんだかキャンペーン中でお皿をもらった」
   「またお茶碗をくれた」って、しかも、当時あさひ銀行の提携キャラクターはミッフィー。あのかわいいオランダ生まれのウサギちゃん印のお皿や茶碗が少しずつ増えて。
   「嬉しいじゃないですか。どんどん積んでください」
   それが、2000何年かは冬のボーナスのプレゼントがイヤープレートという年が続いて。
   「今年も耳板だったようだ」
   「溜まりましたね」
   さて、ミッフィーちゃんのイヤープレートは普段使いにどうよ?
   好きだけど、飾るほど熱意はないし。普段使いにしてはもったいない?
   こういうものこそオークションに出して命がけで集めている人にもらってもらう方がいいのかな? 「あさひ銀行」って、しっかりロゴタイプ入っちゃってるけど。年号と、あさひ銀行のロゴ以外は、普通のグッズに使われてるのとたいして代わり映えしない絵柄だったと思いますけど。もしかしてプレミアもの?

   翻って、そういう、イヤープレートを毎年集めてたり、家族のイヴェントの年のを持ってたりするうちって、なんだかカッコイイ。大切に毎年を家族で楽しんでたりするみたいじゃないですか。毎年お正月には全員正装で写真撮ったりとか。ちょっと、小道具に使いたいなと思ってます。
   いやでもいい値段するしさ。置くとこもいるから。それなりのうちになっちゃうけど。

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2007年9月12日 (水)

子供部屋は開放せよ?

   やっと風の心地よい季節になりました。って、今日も雨だったんだけどさ。

   初の個室をもらった我が家の猫科の人たちですが、まだ
   「絶対ノックしてよね」とか、
   「鍵ないの、鍵?」っていうには早いお年頃です。まだおかあさんに起こしてもらわないと毎日まともに学校に行けないんだもんな、またこれが謙遜なしでOTL。
   「しっちじーだよ~ぉ! 起きにゃさい!」とドアをドラミングするだけでなく、お蒲団を剥いでおしりをぺんぺんぺんぺん! っとしないと起きられないようなひとは鍵なんか掛ける権利ありませんことよ。わたくしが君たちぐらいの年頃には当然自分で起きてトーストなんかかじりながら北陸チューニチ新聞の3面記事と前日のジャイアンツの勝敗と朝日でいうところの天声人語、1面の下の方のあの横長コラムくらいはチェックしておりましたことよ。ホントに、恥ずかしい。親の顔が見たいわ(ハイ、鏡OTL)

   で、怒濤の7時台が終わりまして、そのあと子供部屋はどうしたらよいでしょう? 一応みんな喘息持ちだから風は通しておいた方がいいですよね? 豹太の部屋は角部屋だから、両方開け放せばいい風が通るし、物干しが付いてるのはそこだから当然楽に通りたいし。虎美の部屋だって、ドアを開け放せば対面に北向きの窓があるからそこもあけはなっておきたいです。

   そうすると、ドアストッパーないと。風圧でドアが閉まっちゃうんですよ。バターンって。
   日本家屋は引き戸だから、こんなもん考えつかなかったでしょうねえ。
   実家はそういえばありました。廊下の隅に、パッキンと、それにちいさな?をつぶしたような形の留め金。ドアの方に受け具が付いてて、開けたらそこで留めつけるの。前のマンションも、そういえばあったような。しかし、ここのうちは地味に安普請だから(借家です)ないみたい。今までは別に気にならなかったけど、要るんだわ。

   で、適当に散らかってるのをいいことにその辺の空き箱を挟んだりしてたんですけど。ずれちゃって結局ばたんってしまったり、風圧で押しつぶされてたり。

   ところがこの前、駅前のオサレビルの生活グッズの店でいいものを見つけました!

   固いスチロール材でできた猫のかたちのドアストッパー!

   お風呂グッズとかの材料によくある固いスポンジというか発泡スチロール材のようなものに、ピンクやブルーのいろがつけてあって、猫や犬を横から見た形にしてあります。その前足と後ろ足の間にドアを挟むか、しっぽをドアと床の隙間に挟み込むようにしてドアを留めるのです。前者だと、猫の体の幅分だけドアが閉まらないので、その隙間に体をねじ込んで(押し開けて)家の中で飼ってる犬猫(や風)が通過することができる、後者は好きなところでドアを留めて開放して置けるというものです。

   これが178円!

   買った!

   とるんるんでおうちに帰り、さっそく豹太のお部屋のドアにつけました(虎美は対面に窓がある関係上開け放すのは抵抗があるので)。

   虎美のほうが気に入って、今度でかけたときには虎美用も買うことを約束させられたんですが。

   「最近ドアにゃんこがいないんだけど。どうした?」と昨日虎美に尋ねると、笑い含みに
   「台風のときにバキって割れちゃったの。おかあさんが泣くと思って隠してたんだけど」
   ううむ、さすが178円

   それでも本日麓に降りる用がありましたから、また買って参りましたのよ。脚の間ヴァージョンとしっぽヴァージョンを1個ずつ。

   

178円だし(しつこい)。

   レジのひとに
   「これって案外やわいわね。こないだ買ったやつは台風でバッキリ割れちゃったのよ。ホント買ってすぐ」と言ってやるのは忘れずに。
   「相済みませんです」
   「製造元に言っといてよね」

   おかあさんも主婦っぽくなってきたわねえ。

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2007年6月18日 (月)

卓袱台補足。

   各方面甘やかしすぎで、虎美ははっきり言ってわがままです。

   初節句には当然わたしの実家からひな人形パンフを揃えて好みを聞いてくるし(顔やらお着物より置けるか、保管できるかの方を優先しましたよ)。さらに5月が近づくと

   「虎美ちゃんの鯉のぼりも買い足したから。お兄ちゃんのと一緒に泳いでるのよ」と、早乙女家の方で。嗚呼、男女同権は女の方が自分の既得権益は手放さずに男の分野に出張っていくことで達成されているという現代社会を如実に反映してますな。

   で、豹太が幼稚園に入れば、わたしも当然という顔で入園式についてって席に座るし、飛行機は3才までは親の膝の上という規定なのに、わたしもシートベルトを締めさせろと暴れて客室乗務員さんをあわてさせるし(離着陸時にはシートベルトは親だけ)。ランドセルも、わたしの分はと言って同じ売り場にあった10センチくらいのミニチュアを買わせるし(きっとそのようなお妹さんが世の中にはいっぱいいるのであろう)。

   そして、豹太が学習机を手に入れると当然のように

   「とらちゃんも!」注:うちの子は出世猫科(その上ブログ上の仮名)なので正しくはこう言ったのではありません。

   で、クリスマスプレゼントは何がいい? と言ってきた弟に「なんかキティちゃんの絵のついた机。卓袱台みたいなやつであるでしょきっと」と申しましたら。

   送られてきたのは、90×90くらいのキティちゃんの絵の卓袱台でした。Uの字型の金属の棒でできてる脚を握るとストッパーが外れて倒れる、アイロン台と同じ原理の。当時はキティラーでしたから、虎美の喜んだこと。お絵かきをするにも、こどもちゃれんじをするにも。ちょっとおやつを食べるにも、使いまくり。これはよいものをもらいました。

   これがまた、旦那様も気に入って、「ちょっと借りるよ」と書斎へ持って行って、学会の仕事でいろんなところへ案内の郵便物を出すと言って作業テーブルにし、年賀状のシーズンにはインクを乾かすために並べる台にし。

   「おとうさん、卓袱台はとらちゃんのだから返して!」と怒っておりましたっけ。

   いえ、実はおかあさんも、夜中に応募原稿に穴を開けたり、お友達にオンデマンド出版をするため、要するに袋とじにするためA4コピー用紙を延々二つ折りにして綴じるその作業机にしちゃってたりして。いえ、こどものお入園、お入学の準備にも使いましたとも!

   「意外と使えるよね」

   「じゃあ、今年は旦那様の誕生日にこのような卓袱台を差し上げましょうか」ということで、2年ほど前、歩いてなんとか到達できる距離の郊外型ショッピングセンターのそういうかわいらしい気の利いた雑貨を売ってるお店で見つけたペパミントグリーンに白い水玉、角が丸まった正方形の卓袱台を求めました。1500円くらいだったかしら。

   旦那様喜んでお使いになってたんですが、引っ越しのどさくさで行方不明になって。

   「あとは卓袱台が出てこない」と常々仰っておられたと思ったら。この週末、豹太の部屋にふつうにおいてあって、本なんか載せてあるじゃないですか。

   「おとうさんからもらったのか? 探してたみたいだけど。大丈夫?」と聞きますと、

   「前からオレの部屋にあったよ。取りに来ないから要らないかと思って。これいいよね」って。嗚呼、ブルータス、おまえもかよ。

   たぶん返還要求があるなと思って昨日ノイエ・リリエンベルクのオサレビルに買い物に行ったら、やっぱりかわいい雑貨の店に、あるじゃないですか!

   下に出てるような、可愛い猫の顔の卓袱台!

   さっそくお買い上げ。3990円。

   棚から片手で引っ張り出して、レジへ直行「これって現品限り?」と図々しく聞くと、何とも言えんイマ風ファッションのおねえさんは無言で奥へ引っ込み、厳重に梱包した同じ商品を出してきて「こちらでよろしいですか?」と聞いてきたもんだ。

   豹太に持たせて、ご機嫌で帰りました。

   「おとうさん要らないって言ったら?」

   「そのときはおかあさんがもらう」

   ペパミント卓袱台を豹太が取っちゃった話をしたら怒りをあらわにされた旦那様も

   「これが代替品と言うことで」とにゃんこの顔を出すと、あっさりOKしてくれました。

   お耳のところがやや尖ってて痛いかもだけど、なかなかよいデザインではないですか。黒猫ちゃんが楽天のクリムゾンのクッションに映えること。……こうやって書斎がどんどん整っていったら、旦那様いよいよ出てこなくなっちゃうな。   

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2007年3月22日 (木)

お引っ越しの荷造り・掃除も済まないうちに

    旦那様が引っ越し準備のためご帰宅。怒ってます
    「ねてる場合じゃないでしょう! こんな状態で! あと3日徹夜するつもりでやらないと!」って。だってえ、お任せパックでしょ?
    ……とりあえず、更新止まるかも知れません。新居からまたお送りしますね。

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2007年2月23日 (金)

オタクの引っ越し 2

   今日はサカイさんが見に来る日なのに虎美ったら
   「胸がキューって痛いの」と朝からおむづかりのご様子。おかあさんもそのくらいの年頃から肋間神経痛が出て痛かったよなあととろとろと9時過ぎに近所の内科へ。レントゲン撮ったりいろいろして「なんともないからね」となった揚げ句
   「そういえば耳も痛いの」って、見ると
   「あら! これは膿じゃないの! これは先生のところではだめよ、耳鼻科さんに行かないと」って。……またうちに戻って診察券だけ取って、また麓の耳鼻科へ直行。なんとか午前中に間に合いました。
   点耳薬をもらって出ると、もう1時。
   「やばい! 2時にサカイさんが来るんだ」と、仙台市バス局の携帯サイトにアクセス、次のバスの時刻を調べると「当分来ません」って。
   怒り狂いながらM山小に事態を説明して、今日は休み、と言っていると
   「おかあさん、Y山南団地行きのバスが通過していった」
   がお~~~~~~~!!
   折しも天気予報通りが降ってきて。
   「ヘイ タクシー! Y山ミスティヒルまでプリーズ」
                           ……午前中だけでいくら掛かったんだろう?

   てなことをやってたら来てくれました。
   招じ入れて、パソコン3台、オーディオセットにVTRが三機、洗濯機と冷蔵庫は持っていかないの、ともう慣れた説明をし終わりますと、眉をへの字にしたサカイのお兄さん、携帯を取り出して、本部と交渉。
   「結論から申しますと、3月中にこの量は無理です」はいはい~。そういわれると思った。
   「それでご提案ですが、4月……10日ぐらいだと50万から60万でできます」って、新学期始まりまくりじゃん!
   「それまでホテルで暮らして頂くとしても、アートさんで7,80万掛かることを考えますと、まだおつりが来るかと」
   おつりが来たってそんな、ホテルが都合良く通学圏内にあるか~!?

   というわけで、
   「だ~りんと相談しないと分かんないから」と帰って頂きました。

   

嗚呼、アート引越センターさんありがとう!!
   お金がかかっても引き受けてくれるだけでもうウレシイ!

   がんばってゴミを処分して荷造りするからお願いね♪ 

   でもすごすご引き下がるアークさんと違って、代案をかなり具体的に出せるサカイさんもスゴイナアと思いました事よ。

   あ、来たとたん「これどうぞ」ってお米1キロもらっちゃったんだけど、
   「ごめんね、持って帰る?」って聞いたら「さしあげます」って。
   儲かっちゃった♪ ありがとう。

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2007年2月22日 (木)

オタクの引っ越し

   今、アーク引っ越しセンターのお兄さんが帰ってゆきました。
   「うちだと4月に入らないと無理です。段ボール、200ケースは行きますね。トラック2台になりますよ」って。泣きが入ってました。
   ま、先週A社に取ってもらって、一応押さえてあるからいいけどさ。
   「70万でやってくれるならそこにやってもらったらいいですよ」って。やっぱり大手はトラックもたくさん抱えてるのかしら、それとも、わずか1週間の時差かしら。
   「この時期、1ヶ月でってのはきついです」あら、そう。
   「参考までに、ここに入ったときも100コぐらいにはなったでしょう?」いいえ。
   「30,くらいかなあ」だって番号も振ったし。
   「そんな、ありえません!」て、オイオイ。
   「こっちに来てから増えたんだって。ここに入ったときは、学習机もなかったし、リヴィングでプラレールが5周は走れたし、物置部屋でもひとが寝られたもの」嗚呼、それはほんの6年前……。
   しみじみと頷いて、アークさんは帰ってゆかれました。くすん。
   とりあえず、明日サカイさんに来てもらって、A社のが適正価格であると旦那様に報告書を出しましょう。

   やっぱりオタクの引っ越しは運送屋さん泣かせでしょうね。オーディオマニアかつパソコンオタクとマンガオタクじゃなあ。かさばる、重い、貴重品。三重苦だよ。さて、どうなることか。話のネタに今後ご報告しましょうか。

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2007年2月18日 (日)

お引っ越しの前に

   アート引越センターのお兄さんが見積もりに来てくれました。
   「大丈夫、仕事柄いろんなおうちを見てますから、気にしないで」ト言ってはくれましたが。
   「カウントダウンを始めてください。奥さんが当日までにすることは、
    も の を 捨 て る ことです!」
                                            ……はーい。
   今度こそ、めざせシンプルライフ。

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2006年11月30日 (木)

財布が開く? まじっく・かーぺっと

   本日は藤崎百貨店に寄ったついでに取材です。例によって知ったかで「ペルシャの絨毯よりベルギーのがリーズナブル」みたいなことを書いてしまったので、裏付け調査です。暇そうにしている20代の男性店員さんを捕まえて質問。
   「ペルシャとベルギーはどう違うのかしら? 見て解る? 材質とかから違うの?
   お答えは、見る人が見れば一目瞭然! だそうで。
   ベルギーは機械織りで、ほとんどがウール、ペルシャはウールもあり、シルクありで、こちらは手織り。機械織りならではの特徴としては裏を返すと裏の土台部分が固く、そのためベルギーものは巻いてしまうしかできないと。ペルシャものは手作業のためある意味ぺらっともしていて、そのため、短期間なら畳んでしまうことも可能(長期は折り目が付くからやめてねとのこと)。
   お値段は、やっぱり機械織りできる分ベルギーの方が幾分リーズナブルだそうで、ただ、こういうのも値段と大きさと色柄でピンキリ、
   「ご希望を言って頂ければ倉庫に行っていくらでも出して参ります」って、さすが老舗。ま、今はフローリング流行で絨毯はだぶついてるんでしょうね、仙台名物初売りの目玉として半額以下! の200万の有名工房産ペルシャのシルク絨毯が飾ってありました。
   一度バブルの時に、三越でアール・ヌーボー柄のだんつうを見て、それが目に焼き付いてるんですが。ミュシャかティファニーかっていう木蓮柄だったと思うな、とってもモダンな感じ、よそにないわよ感がもう初恋のようにわたしの胸を締め付けるのでありました。あれ以上のものには出会えないと思っていると本日。
   「まあ、珍しい、バラの柄!
   ラピスラズリかってぐらいの青地に、朱赤のバラの模様、それほど「唐草~」にもなっておらず、具象に近いです。
   「珍しいでしょう、これはこちらの地方の独自のデザインです。ご存じでしたか? バラの原産地はイランでして、その関係で」と、兄ちゃんちょっと豆知識を披露。
   「まあ~そういえばそうよね」と、おかあさんはそれくらいでは感動しないけど。こちらもシルクで60センチ×90センチの玄関マットサイズで18万。
   「18万の玄関マットなんか踏めないわ~」
   「これは加工をして、ふつうタペストリになさいますね」やっぱり観賞用か。いえ、場所によっては踏むんでしょうが。
   たっぷり目の保養と取材をさせて貰いました。ホントにきれいだったのよう。おかあさんあれが買えるようにがんばりましょう。
   「2月には大催事場でペルシャ絨毯祭りをいたします。どうぞ」って、ホントに欲しくなったらどうするのよ。引っ越し前に。
   で、実用を考えると、冬温かく、夏はそう暑苦しくもなく、汚れの付きにくいウールが良いそうです。タペストリにしないのであれば。
   デパートでこーゆー目の保養をしては、このキャラのうちにはこういうインテリア、このひとはこういう感じの方が好きだろう、とイメージトレーニングをしておるのですわ。で、今回のヒーローのおうちはむぞーさにベルギーもののカーペットしきっぱなし、と。時代はバブル前でございます。

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2006年11月27日 (月)

お風呂直りました

   先週から、お風呂の方から給湯器のスイッチを入れると「ピピピピピピ♪」とお風呂からの呼び出し音(CMであったようなお風呂で何かあったときのための連絡手段。うちのはインターフォンじゃなくてただ音を鳴らすだけですが)が鳴るんです。なんじゃ? と思いながら誤作動か? いや、押し間違いと放置してました。そのうち、確かに入れたはずのスイッチが途中で立ち消えていて、冷た~い水がざあざあ出るようになって。スイッチを入れてもうんともすんとも言わなくなってしまったり。お湯張りの途中で知らんぷりで消えてしまったり。とうとう先週の金曜日、給湯器屋さんに電話をしたら、「行けるのは土曜の午後以降になります」って。ああそんな。土曜は交流野球大会だってば。「では日曜で」日曜はお茶くみ当番なんだよう。「月曜の朝一に伺わせて頂きます」と、この週末はいつ消えるか解らぬ給湯器にヒヤヒヤしながらシャワりましたよ。昨日は機嫌良くみごとにお風呂にお湯が張れましたが。
   でも、廊下は出しっぱなしのコートや空き段ボールで密林と化し、風呂は各自の使用済だかまだ残ってるんだかいくつもシャンプーが乱雑に出しっぱなし、お皿は洗いきれず重なったままというヒドイ我が家に給湯器屋さんに通って貰うために朝から一仕事しました。廊下は猫科の人達を使役して昨日一応獣道を人間の道になんとか復旧(恥を知れ)。
   「去年ぐらいからこちらのマンションには何軒もお伺いしてます。寿命のことがおおいですね。築8年でしょう? ちょうど給湯器の部品の期限がそのくらいなんです」って、そういう情報は自治会でながしてくれないと! 管理人さんにも聞いて貰いましたが「全然知りませんでした」って、あなたはなんのために毎日玄関脇に詰めてるんですか!? そりゃ、部屋の中のひとが解錠すれば素通りですが、よくこの会社の作業員さん通るなって……わたしには無理ですが。
   20分ぐらいいろいろいじって「原因はお風呂側のリモコンの基盤故障です。これは寿命です。交換すれば直りますが1万8千円ぐらい頂戴します。基盤は持ってきてるんで今すぐできます」
   「ヤッちゃってください」ということで、残り40分で取り外し、取り付け、作動チェックまでして今帰ってゆきました。さらに出張料1万円取られたら痛いわと思ったら、込み込みで、基盤8000円の出張料5000円の技術料6000円その他消費税みたいな内訳でした。

   ひどい室内の口止め料としておみかんを3つほどお土産に渡して帰って貰いましたが。さ~て、試運転でたっぷり湧かしてくれたお風呂のお湯はなにに使おうかな?(お風呂を空にして待つため風呂水を使ってもうお洗濯は終わってる)

   なんでもマイコン制御というのは怖いですね。Y2K問題のときも、一斉に動かなくなったらどうする? それどころか誤作動!? 世界は終わりだ! とかやってましたが、なんとか対処はできたみたいけれど。ユビキタス社会なんてどこにでもコンピューターがあって取りはからってくれるって……やっぱ怖いよ。ま、この給湯器のコンピュータくんは「ごめん、体調悪いし」と呼び出し音を意味無く発することで自ら異常を申告してくれてたわけですが。やっぱ、使う方がわるかったのかしら。

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2006年9月23日 (土)

20分は遠すぎる?

   先日、スポ少の皆さんとフルキャスで楽天戦を観戦したときのこと。待ち合わせは仙石線あおば通駅改札前となりました。
   「早乙女さん、切符買った?」
   顔を合わせるなりリュウスケくんママが聞いてきます。
   「当然」
   最寄り駅は宮城野原。そこから球場はすぐです。実際は10分ぐらいかかるかも知れませんが、すぐ目の前に隣接の陸上競技場、向こうにフルキャスがすぐ見えてくるので気持ちが逸って、遠さを感じないんですねえ。
   「往復で?」重ねて聞いてこられちゃってさ。
   「え? 帰りも電車なの?」
   あちゃー。
   確かに、通い始めのころはうちも帰りは電車だったんですけどね。
   「帰りはうちはノリで歩いて仙台駅まで帰るんだけど」
   「歩くの!?」
   「まー20分ぐらいかなーすぐだよ?」
   ……雰囲気を察してすぐ往復に切符を買い直しましたけど。
   うちは旦那様が徒歩が好き(&並んで待つのがキライ)なので徒歩が多いですかねえ。たしかに、子供連れだから、帰りが遅くなってはよくないし、20分も歩いてちゃいけませんかねえ。しまった、この前の子連れ観戦も帰り歩いちゃったよ。よく付いてきてくれたな、大地くんママ。でもこの日は結局帰りにお買い物したり、トイレに行ったりで、電車に乗っても仙台駅につくまで1時間ぐらいかかりましたけどね。

   「ってさ。徒歩20分はきついですかね?」と旦那様に話を振ると
   「じゃ、高島平から徒歩15分で12万の物件があるのだが」
   ……いや~毎日15分はやっぱりキツイかも。
   「バスとか併走してないんですか? たまに疲れたときに乗ったりとかは?」
   「さあ?」
   ……考えさせてください。え~と、今子供が学校に行くときの距離がだいたい徒歩15分ぐらいでしたっけ(おかあさんが走ると10分余)。おかあさん毎日電車に乗ったりしないしぃ。よろしいんじゃないですか? 毎日のお買い物もそれくらいだとちょっとアレだけど。

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2006年9月 1日 (金)

仁義なき隣人戦争

   6月ごろですかね? 管理人さんが眉をひそめてわたくしを呼び止めるなり、
   「実はお隣からお話しがあって」
   うちがうるさいと。
   はあまあ、わたくしも経験がございますから。今度からCDかけて歌うときには窓を閉めますです……?
   「夜、一晩中作業の音がうるさいって」
   「は?」
   作業って、ああ、旦那様が、11頃からちょっと仮眠をとられて、2時か3時ぐらいに起きてごそごそ趣味の自作パソコンをなさってるのかも知れませんな、よう知らんけど。うちは真ん中の和室で雑魚寝しておるので気になりませんが、旦那様の書斎は廊下側、ほかのうちで寝室にしている部屋です。
   「まぁ、伝えておきます。でも、作業ってそんな音のするようなもんじゃないと思うんですけど。あ、この季節ですから除湿器と空気清浄機はガンガン回ってますね。旦那が喘息で。洗濯物も乾かないし。またこの除湿器が年代物でスゴイ音してるんです。ああ、やっぱ響いていたんだ。すみません、夜は消します」
   「まあ、今はみんな夜更かしだし、おたくは夜の遅いお仕事だし。とにかく気を付けて」
   で、一度は納まったんですけど。と、その時は旦那様部屋のある右隣からだとばかり思ってました。
   「ンなこと言って、自分トコだって朝からドンドン釘打ってんだかエライ音させてたことあるじゃんか」と、内心イロイロ思ったんですけど、非常識な時間に起きてるのはうちの夫婦の方だし。ま、以後気を付けますと言った手前、除湿器は寝る前に……
   「そー言えば、あんまりうるさいからうちの子も文句言って、消してたよ、前から」
   いったいなんの作業だというのでしょうか。

   ところが、7月の終わり、夜9時ぐらいにチャイムが鳴って、玄関先に「隣のものです」って来るじゃありませんか。わりに年も近い、ふつうのサラリーマン風の男性が。
   「左隣の××です。はじめまして」
   そーですね、はじめてお目にかかりますね。挨拶に行ってもいなかったし日中ひとけもないし無人だと思ってましたわ。
   「管理人さんから話は聞いてると思うんですけど、わたしちょっと夜遅い仕事をしてまして、毎日帰宅が2時か3時になるんです」
   ほーそりゃ大変ですな。
   「もう、足音を忍ばせて、うちのものには起きてなくていいって言って、すごく気を遣って入るんですけど、それで、やっと寝られるって床に入ったら、おたくが毎晩どんどんどんどんやるんですよね。やめてもらえませんか?」
   やめてもらえませんかって、そんな。
   「まあ、すいません、こちらのお部屋の方だったんですか」
   つい天然ボケというか慇懃無礼な態度になってしまいます。
   「うちもね、なにも子供さんがお昼に廊下を走るとか、お風呂の水音とか、そういう生活でどうしようもない音についてはなにも言おうとは思ってないんです。当たり前でしょう?
   ただ、夜に、ひとの枕元でどしんどしんってのは困るんです。少なくとも3時から朝9時までは寝てますんで、やめてもらえませんか」
   「まあ、ごもっともです。おつらかったでしょう。申し訳ありませんでした。でも、作業って聞きましたんで、なにかモーターとか、動かしてる音のことだと思って、うちはパソコンをちょっといじってるだけでそんな音しないのにと主人と申しておりましたのよ」
   我ながらどこから出てるんだこんなオンナ言葉と思いましたです。
   「作業って! どすんばたんって音ですよ! ものをひっくり返すような! こっちも頭に来てこっち側からも叩いてやってたんですが、どうです、響いたでしょう! こんな音がしてたんですよこっちは!」
   「それは手が痛かったでしょう」……って言ったかなあ。
   「まあ、それは、わたし夜中に突然思い出して服を捜したことはあったかも知れませんが、毎晩じゃないですよ。こちらの窓から見て頂くと解ると思いますけど、お宅様側はうちは物置にしてまして、人はいないんですのよ。ものを取りに入ることはありますけど」
   本を探したことはあったねえ。毎晩じゃないけど。ついでに箱をひとつぐらいひっくり返したかなあ? とにかくいろいろ積み重なってるんで。響くと思わなかったよ、意外と安普請です、ダイヤパレス。
   「とにかく、こっちは生活でしょうがなく出る音についてはなんにも言う気はありませんから、夜の物音だけ気を付けてくださいよ」
   「本当に失礼しました。でも、管理人さんがお隣とだけしか仰らないから、こちらの右隣のかただと思ってましたわ」
   「響いたでしょう! こっちから叩く音が!」
   「ええでも、日中うちはこちらにおりませんから、居間の方にいて、右の方が棚でも吊ってるんだろうと思ってましたんですよ」 
   「そんなことがありますか!」
   「だって、本当にそうなんですよ。そちらは人が住んでないと思ってましたし。今日ご注意して頂いたから今度から気を付けますね。本当にご迷惑をおかけしました」
   「……とにかく気を付けてくださいね」
   なんとかご納得頂いてお引き取り頂いたんですが。子供にも、以後夜中に物置に本を取りに入らないよう注意して(幾らなんでも3時4時は彼らは寝てるけど)。

   ところが、昨日の朝、また今度は台所の方の壁が、まさしく左隣から激しく叩かれたのです!
   「なんだよ? ゆうべはなんもしてないぞ」
   「おかあさん、昨日ロックアイスが固まって取れないって台所の壁に叩きつけてたでしょ」だって、タイルなのはそこの壁だけだったし。2発目からはヤバイと思って反対側のうちの内部の壁に向けてやったけど。
   「……豹太はかしこいな」

   しかし、隣がうるさいときはこっちからも叩き返すのが礼儀なのか。知らなかったよ。とばっちり食らった上下の人、ごめんね。

   てなことを相談しましたら。
   「ほほほ~うちは左右畑で仕切ってるから夜中にBSのクラッシックを大音量でかけててもなんも言われんわね~」嗚呼、早乙女おかあさん、金沢の一戸建て生活がウラヤマシイですぅ。BSがハイビジョンまで導入済みという環境も。

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2006年7月 1日 (土)

10年ぶりの出番

   寝てしまっていたようです。旦那様の低い声に咳き込む豹太の返事。おや、ご帰宅のようです。旦那様は17年勤めた職場を本日ご退職です。
   「おかあさんにはコレをあげよう」
   「ぼーなすですかぁ?」まだ寝ぼけつつ廊下に出ると、どん、と大きな花束を渡されました。
   「飲み屋のねーちゃんにあげてはいけないと持ったままタクシーに押し込まれて。コレ置いたら出直すから」
   「今何時ですか?」
   「1時半。友好杯の出番だな」
   「今 何 時 で す か ?」普通のお宅だと既に入れてもらえない時刻じゃないですか? よく存じませんけど。
   「……シャワー入ろっか」どうやら諦めてくれたようです。
   「チェコスロヴァキア友好杯ね、まだ覚えてたんですね」
   説明せねばなるまい! 我が家には、お嫁に来るときに母から持たされた超豪華ボヘミアンカットグラスの花瓶があるのです。
   「これは……大相撲のチェコスロヴァキア友好杯?」と新婚当時の旦那様が宣ったという実績があります。いや、超! 豪華ってほどでもないけどさ、とりあえず、2DKのキッチンには不釣り合いな。旦那様相撲ファンだから。千秋楽の日にチェコスロバキアの大使館か何かから贈呈される景品をイメージして宣ったのでありましょう(チェコ