2008年3月19日 (水)

遙かなる羅馬

   今を去ること5年前(?)実家の母が申すには、
   「まいちゃん! おかあさん母の日に安いものは要らないから! プラダの赤いリュックを頂戴!」って、ババ○のくせに生意気だぞ! だいたい、プラダって黒いカバンのブランドじゃなかったですか?

   親孝行と思って、いろいろさがしたんですが、仙台にプラダショップはあったんだかなかったんだか、とりあえずブランドものを置いてあるようなところは行ったら必ず覗いてたんですが、見つかりませんでした。その頃なにかの懸賞でシアトルマリナーズ観戦旅行を当てた旦那様にも「とりあえず免税店で赤いリュックを探してください」って。

   ところが見つからないままはや5(?)年が経過してしまったわけです。もう本人も忘れただろうとか思ってて。せっかく首都圏に越してきたからって、本人が都会生活になれるのに精一杯で、デパート巡りなんかやってる余裕ありません。この前銀座に行ったときも、プラダのプの字も思い出しませんでした。

   今日! 夕方からの雨で小田急バスダイヤは大混乱、2本もいつもの電車から遅くなってアルト・リリエンベルクに降り立ったわたくし、虎美待ってるだろうなあと急ぎ足でお稽古場まで坂を上りはじめると、目の前に赤いバッグが揺れています。今流行りの、肩から掛けてお尻のところに回すカバン、それの、ポケットの上辺りに逆三角形のプレートが。

   「プ ラ ダ じゃん!」

   嗚呼、ここで逢ったが100年目、プラダに赤いバッグはやっぱりあったんだ、ちょっと、呼び止めてどこで買ったか聞こうかしら、いくら何でもそれは失礼だろう、わたしも恥ずかしいぞ、と思ってたら見失って。まあいいや、虎美を回収して帰ろう、とお稽古場に入りました。

   「遅ーい!」と例によって偉そうな娘をしばき倒しながら先生にご挨拶をして、
   「今日はがんばったのよ」なんて話をしてたら、今日は確かに遅かった、いつもは貸し切りなのに、先輩のおねえさんが二人ももういらしてます。先生の奥のおねえさんは2,3度面識もある……ん? 肩から提げているその赤いものはなんですか?

   あなたがプラダの君だったとは!(勝手に名付けるな!)

   そこでおかあさん勇気を振り絞って聞いた!

   「あの、それ、失礼ですけどプラダ?」
   「ええそうですけど?」やや不審げ。
   「ものすごくアレだけど、どこでお求めになりました? うちのおばあちゃん田舎もののくせに生意気で、どこで見たんだか『赤いプラダのリュックサックがほしいの』なんて言うんですよ。でも、仙台にはショップがなくって探せなくって……な、虎美?」
   しどろもどろになりながらそれでもここで恥かいとけとばかりに言いたいこと言ってしまうと、そのおねえさんは、

   「あ、日本で買ったものじゃないんで……」と仰ったのでした。

   ナルホド、日本未発売か。

   真っ赤なバッグなんて、うちの母がわたくしでもないと持たないって(いえ、そのおねえさんは持ってます)。

   「いいじゃない、今度こちらの方イタリアに行かれるそうだから、買ってきて貰えば」と先生が笑いながら助け船を出してくれましたが、
   「いえ、買ってきて頂いてもお支払いできないかも知れませんから」と、肩を落として帰途につきました。ダメ元でお値段だけでも聞けば良かったかしら。

   もっと真剣にプラダのお店をネットで見てみよう、いったいいくらぐらいするんだろう……。それ以前にうちの母は い っ た い ど こ で そのプラダの赤いリュックとやらを見初めたんだろう!?

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2008年2月24日 (日)

甲冑を婚礼衣装に

   うーん負けた。

   甲冑を、結婚式用に貸し出してくれる会社があるそうです。
   ここ。http://www.rakuten.co.jp/yoroi/409726/184532/

   日本男児、いくら体格が良くなったとはいえ、やっぱり似合うのは民族衣装でありますからして、紋付き袴の花婿がりりしいであろうというのはアタマで考えても解ります。

   それが、甲冑に身を固めてくれるのですから、もう、どうせ披露宴は女のためのもの、俺しらねーとか言わせません。どうぞ真ん中で堂々とお写真に写ってください。最近はホラ、ゲームとかの影響で、戦国武将に憧れる若い方が増えてるそうですから。
   直江兼続殿の「」の前立てなんか、もう、結婚式にぴったりだし!
   甲冑は「身を固める」ものだから、結婚式との相性もバッチリ(!?)

   上手いこと考えたよなあ。
   経験者からの声で、「友人席の盛り上がりが凄かった」「うらやましい、俺もやりたいと言われた」とか紹介されてて。そりゃあ、同好の士が揃ってたんでしょうけどさ。五月人形も、ご当地のお殿様の兜がよく出るそうですが(仙台はほとんど三日月だった!)、それも最近はホントに着られる鎧兜のセットが出ているそうだし。
   男の子もやっぱり着てみたいのねえ。ってゆーか、実際着られないものを飾る方が意味不明?

   で、鎧兜に身を固めた新郎に寄り添う新婦はというと、戦国の打ち掛け姿(髪は垂れ髪)だったり、普通に文金高島田の色打ち掛けだったり、着物ドレスだったり、韓国の婚礼衣装だったり。どれも結構似合ってるような。ウエディングドレスにはちょっと無理があるかもだけど、きっと理解のある新婦さんばかりだったのであろう。

   コレは結構いけるかも。見たら当分話のネタにできるし。レンタル料は一式で送料含まず5,6万から、有名どころになると8万。式場のタキシードよりは高いかな? ものが具足なのでこの会社のスタッフさんに着付けて貰わないといけないのが難点ですな(場所も6畳ほど取るらしい)。島津さんに例の直江山城、謙信、信玄、政宗と有名どころは揃ってる模様。あの、水牛のような福島正則殿の兜もありました!

   いっぺん話のネタに見てみたいわぁ。って、不謹慎かなあ?

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2007年12月17日 (月)

狸の毛皮はぬっくぬく

   昨日、いろいろ買い物に駅前まで下りまして、
   「おとうさんのクリスマスプレゼント買ってない!」と慌てて虎美とサティに飛び込んでイロイロ探しました。
   「寒いとか言ってたからカーディガンとかでいいんじゃないか?」
   「おかあさんそれセーターだよ」と虎美。
   「おおいかん。おとうさんはセーターは着ないのだ。すぐ脱ぎ着が出来るように前開きの……おお、これは安いぞ! カシミアカーディガンが3割引」このご時世、カシミアマークが付いていても疑わしいですが、これだけ軽くてふわふわしていればきっと混ざっているものも上質でしょう。
   「買えるの? おかあさん」と、虎美。
   「9800円が3割引だといくらか解るか?」 はいはいここで算数のお時間。
   「9800÷0.7で……」
   「なぜそこで割る!? 掛ける0.7!」
   「あ、そう? ……難しいからおかあさんやって」
   「約一万と考えろ。あとは九、七、六十三だからだいたい六,七千円。大丈夫、買える」 と、レジへ持って行き、クリスマス包装をして貰うことにしました。今は、レジを済ませた後専用の袋へ入れて特設包装カウンターに行くことになってるみたいです。各売り場に包装の出来る人を張り付けなくていいし、包装用の材料も一元管理すれば無駄がないです。番号札を貰ったら、
   「二〇分ぐらいしたら来てください」
   で、ついでなので夜の防寒グッズを探してウロウロ。旦那様ったら、前日、明け方まで書斎でうとうとして来なかったくせに、やっと来た、冷えた足を温めて貰おうとそろり、と足を忍び込ませたら……。
   「今朝はさすがに寒かった。冬は敷き布団の下にマットを敷くべきだろう」って朝食の時に。
   「わたしが足を入れたでしょう」
   「だから尻が冷えて寒かった」って、失礼な! 旦那様がそんな合い物のパジャマを着てるのがいけないんです! この寒いのに、厚さが1ミリもなさそうな薄っぺらいメリヤスの!
   で、湯たんぽは寝具売り場かな、とウロウロしていると、棚の上になにかカワイイものが載っています。
   「ウサギ~♪」と近寄って、モフります(注:モフるとは、動物の毛などふわふわしたものを触ったりして和むことです)。
   「1280円だって! う~ん柔らか~い」焦げ茶はあんまりウサギのぬいぐるみにはない色ですが、珍しくてまたよいでしょう。新素材のようで、ビロードタッチの細い毛がなんとも柔らかくて触り心地がよいのです。ちゃんと四つんばいになっているリアルっぽい造形で、お耳には針金さえ入っていたとか(同じくモフり倒した虎美による)。
   「おかあさん、買ってあげようか?」というところでハッと我に返って、
   「これ以上うちに物を増やすな」とウサギから手を放したところが、
   「ラビットファーの毛布」という大々的POP。冬用のぬくぬく寝具のようです。膝掛け、毛布、枕などいろいろ。さらに「ラクーンファー」と「シープファー」、どれも合成の新素材のようで、それぞれ本物らしい色合いに加え違った肌触りなのが芸の細かいところ。
   「たぬき~♪」
   「ひつじ~♪」と、娘と二人で撫でまくり。
   「おかあさん、この枕は?」各動物の顔と手足とお尻尾のついたぬいぐるみ型枕もしっかりあります。ちゃんと腹巻き型のカヴァー付き。
   「でもどうせカヴァーかかってるし。おとうさんのぎとい頭の脂で汚れちゃ可哀相」
   「じゃ、買わないの?」
   「う~~~~~~~ん、でも膝掛けなら買えそう。ひどいことを言うおとうさんのお尻にこれを掛けてウリウリといじめちゃおう」
   「なにの毛皮にするの~?」
   「この狸の毛皮。このグレイの縞がたまらん。ラクーンというのはホントはあらいぐーま、だけど狸だなこりゃ」いいえ、枕に付いてた顔はしっかりアライグマでした。
   「狸毛布だ~♪」
   で、自称カシミアカーディガンといっしょに楽しく帰宅しましたことよ。
   「プレゼントはいつ渡すの?」と虎美が聞いてきます。
   「おとうさんの部屋に転がしとけば」実に甘みのない家庭です。

   ご帰宅された旦那様、ごゆっくりなお召し替えと思えば早速開けてみたようで、
   「チョッキを買って貰ったようだが」
   「NO~! カーディガンです!」
   「袖が付いてなかったよ?」
   「そんなわけはありません! カーディガン!」
   「……チョッキで良かったんだが」
   「じゃあうちの母に言ってお袖取っちゃいます! そんでそのお袖はわたしのレッグウオーマーにして夜はご迷惑掛けませんから!」って、ケンカになっちゃった。

   「その他に狸の毛皮を買いました!」
   「?」
   「ほら~きゃ~似合ってる! 最高!」背を丸める旦那様に着せかけると、このかるく茶色がかったグレイのグラデーションが実に現物そっくりで……
   「笑うんなら着ません」って、あら、すねちゃった。
   「いやそんな、可愛いんだって!」
   「いったいこれをどうせよと?」
   「ですからお休みの時に尻の周りに巻いていただいて。そこへわたしが足を入れると」
   わたしはかわいいあらいぐーま♪ と、アダチユミが幼い頃のCMコピーの口まねをしたりしてご機嫌で……その狸さんを腰に巻いたままちょっと横になったらそのまま朝まで寝ちゃった。
   温かかったですけど。
   そして、お出かけ前の旦那様に声を掛けますと
   「やっぱり袖が付いてないようだが。着ていくよ」って。ホントにお袖がついてなかったですぅ~! 安いのはそのせいだったのか。

   とりあえず、自称カシミアカーディガンのヴェストは気に入っていただけたようなのでヨシと。
   「俺はなにも買ってあげられないのだが」って、ああ、旦那様、あたくしはフリース素材の温かくて手触りも良くってお花の模様の新しいお寝巻きが欲しいんですけど~!

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2007年11月 1日 (木)

へん~しん!

   

万聖節は日本全国昨日と言うことでよろしくて? 最終木曜日なのはなんだっけ? サンクス・ギヴィング・デイ? でも、先週の土曜、駅前のサティに前々から目をつけてたモロゾフの販促用黒猫ちゃんチャーム(コレが目当て)のついたハロウィーンお菓子パックを買いにったら、もう完全に売り切れてたんだけども(虎美のしょげることといったら!)。

   その前の、本厚木まで出た日に目的を果たせず(秋冬物160サイズ福袋は速攻売り切れ)、途方に暮れつつ帰りを急ごうとしたら、虎美が言うのです。

   「おかあさん、30日には学校でハロウィーンパーティがあるの。なにか仮装しなくっちゃ」
          待 て 。
   いくら公立だからって、そりゃ外つ国の宗教行事でしょうが。七夕もせんくせにそんなもん意味も分かんないくせに や ら な く て よ ろ し い(いやおかあさんはハロウィーンの行事じたいは罪がなくて流行らしてもいいものかと思ってるんですけどね)。

   何を着ようかとはしゃぐ娘に、時間も予算もないのにスゴイモノを言い出されては困る、とばかり
   「お前は着物があるんだからそれ着てネコミミでもつければ十分目立てるぞ」と言ってしまって。
   「じゃーネコミミ買って」ということに。

   女性向けのヘア・アクセサリーなんか置いてあるおしゃれな店なんか冷やかして、店員さんに尋ねます。
   「今度ハロウィーンあるんで。猫の耳のついたカチューシャとか、ないですか?」おかあさん、つい両手がこう頭の上に……。△ △
   「ああ! うちはないですけど、ミロード1の方の××さんにあります」なんて商品知識のある店員さんだろう! お礼を言って連絡通路を急ぎます。言われたとおり、女子高生のたむろするそのお店には、
   「うわー! ネコミミ、豹ミミ、ラビミミ、ゼブミミにジラミミ! 虎美、こんなの若いうちだけだからとりあえず全部試しとけ!」 おかあさんの方が興奮。あ、ラビミミは普通うさミミですよね。ゼブは縞馬、ジラは麒麟のそれぞれ略と思し召せ。その他、全面にプロレスラーのマスクのごとく部品が繋がっていて、お鼻もついた豹ミミ、獅子ミミもあった模様。
   虎美も遠慮しながらいろいろ手にとって、やや大きめの白い三角ミミのふちに白いスパンコールの縫いつけられたモノに決めました。
   さらに、魔女の帽子やら、妖精のバトンなど仮装用品が目白押し。虎美は帽子が気に入ったようで
   「一度被ってみたい」と鏡の方へ。これってどっかで見たよなあと思ったおかあさんはニヤニヤ。虎美がちょうど鏡に向かって帽子を頭に載せたところで一声。
   「スリザリーン!
   「やめてよう!」

   というわけで、見事お役に立ったネコミミは、その日帰宅するなりおかあさんの蒲団の横に潜り込んだ虎美がぱっと頭から外して……そのまま今朝まで枕元に放置されていたのでした。
   さすがに2日めになるとおかあさんも気がとがめて、頭にちょっと載せると出勤前の旦那様のところへ。
   「お~もいで~らららららお~もいで~ららららら♪」ここまでしか歌えないんですけど。何事かと振り向く旦那様ににゃ~んとあのミュージカルのポーズなんか取ってみたりして。
   ……やっぱり11月になってしまってはもう受けないのでした。
   まだまだ若いつもりでも、もう体型もニャジラだし(一世を風靡したところの猫漫画「WHAT’S MICHAEL?」中の、怪獣のように肥え太った三毛猫)。

   ネコミミを外して虎美の部屋に放り込むと(ちゃんと棚の上に載せました!)、また高らかに歌いながら階段を下りるおかあさんでした。

   「目盛り~ららららら目盛り~♪」

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2007年8月31日 (金)

偉大なる勘吉

   で、結局高性能下駄を再び注文、帰宅の頃に届いてご機嫌なご近所生活を送っております。今日はどうも具合が悪いのでおさぼりをさせてもらうことにして、2丁先のコンヴィニにお弁当を買いに(お総菜ですまそうとしてけどいいのがなかったの)。
   虎美がおじいちゃんに買ってもらった新しい自転車を借りれば下り坂はすいすい快適かなあとおもったのですが。
   サ ド ル 低 す ぎ 
   それなのに、車輪は生意気に26インチぐらいあって。こんなんじゃ、ハンドルに膝がぶつかっちゃうよ。乗りにくい。
   ま、お借りしたんだからありがたく乗りますか。
   たしかに、ほとんどこがなくてたどり着いたんですが。
   でも、お買い物を済ませて、前篭にお弁当を入れてこぎ出したら、あらら。

   下駄でペダルをこぐって難しい。荷物乗ってて前が重いし。
   運転免許の講習で言われたかなあ。でも、あれは原付だからって、軽い気持ちで履いて出ちゃって。
   高機能おしゃれ下駄で普通の下駄のように土踏まずの部分がはっきりしてるワケじゃないですけど、やっぱりそこにペダルがはまって、つるんと横に滑ってぬけちゃうんですよね。
   ぎりぎりつるん、がちゃつるん。
   めまいがしてるってのに、上り坂でこれはキツイ。せっかく6段変速のいい自転車なのに肝腎のペダルがこげないじゃ。文明の利器が使えないときの最終奥義(ナンヤソレ)の立ちこぎもできないし。

   ああもうホントに!

   結局降りて押して歩きました。転んだら大変だし。

   行きはよいよい帰りは怖い。

   便所下駄でママチャリに乗ってる両津勘吉巡査長(今はもっと出世してる?)ってエライわあ。ま、あのひとは運動神経だけは優秀だし。

   ということで、よいことよいママは下駄を履いて自転車に乗ってはいけません

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2007年8月27日 (月)

あなたの側の異次元

   こんなネタ、「ファッション」のカテゴリに入れるのも何だけど。

   もう何シーズン目かに入ったユニクロのリラックスウエア、上はもうぼろぼろになってこの春現役引退したはず、下のグレイの薄手のパンツ、ウエストのゴムを入れ替えればまだはけるわね、と裁縫箱を取り出しましたのが30分ほど前かな。
   ユニクロの! パックに入ってて普通の日に行っても1000円ぐらいのリラックスウエアをわざわざゴムを入れ替えてまで穿くか!? って、穿くんだもん! その1000円で「ジャイアント・キリング」買えたもん! うちでごろごろしてるときに穿くパンツ、穴が開いたとか、裾がすり切れて糸を引いてるならまだしも、ゴムを入れ替えれば済むんならやるもん!
   ……これがご近所履きの下駄に6000円費やしたひとの言うことでしょうか(結局また買いました。快適♪)

   うちは結構ゴムの入れ替えやりますよ。猫科の人たちのパジャマとか、旦那様のスエットとか。だいたい、現物のお腹に巻いて、結び目分とって切って、通し終わるとなんだか長すぎて余ってお腹のところで結んでごろごろしちゃうんですけど(切れよ) 。
   あれですね、ゴムには説明書きとして「当社のゴムは優秀ですので実際必要な分の長さの*%をお使いいただければぴったりフィットいたします」とか書いといてくれれば失敗がないのに。ああそうか、失敗してたくさん使って切り捨てればその分需要が出るのか。

   などとぶつぶつ言いながらウエストのゴムのところをちょっと切って(当然ゴムの入れ替え口などない! いいのよ、入れたあとでかがっとけば) 、伸びちゃったゴムを抜こうと引っ張ったら……抜けない。

   

縫いつけられちゃってます。

   仕様、じゃなくて、縫ってるうちにミシンが踏んじゃったカンジ。そこまで丁寧な縫製を要求されてないので検査を通ったんでしょう。なるほどなあ、ウエスト回り、巻縫いをした縫い目のところに白いものがうっすら見えてると思ったら、これ、ウエストのゴムの端っこだったんだ。

   ま、いいか。と気を取り直して、そのゴムの内側にさらに新しいゴムを通していきます。トンネルは行き止まりではないようで、なんとか入れた穴まで一周して来たんですけれども。

   

元のゴムの向こう側からゴム通しが出てきました。

   ぱーどん?

   ウエストに縫いつけられちゃってるゴムのどこをくぐり抜けてゴムの向こう側に出たというのでしょう?(だから縫いつけられてなくて隙間の空いたところがあったんだって)しばらくSF的気分に浸りましたことよ。

   今更どこで向こう側に迷い出たかなんて調査しません、そこまでのできあがりは要求しないし。
   古いゴムをまたいだ形で新しいゴムの両端をつなぎ合わせて、完成。

   ……だけどやっぱりゴムが余っちゃったの。見栄え悪っ。

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2007年6月26日 (火)

下駄の予算は幾らまで?

   うわあぁぁぁん。おかあさん一生懸命我慢しました。

   下駄がね、生協で買ったおしゃれ下駄が壊れてきたから、といって悩んだあげく注文したところが、使っていたのと違うメーカーさんだったので、期待したものとは違っていた、というのが去年のこと。その下駄は娘に取られて、夏の盆踊りツアー用(うちの子は盆踊りが大好き! よその町内の盆踊り大会まで遠征したって!)におばあちゃんちに配備されてました。

   ということで、どうしようかなと思ってたらノイエ・リリエンベルクの駅前のオサレビルで1050円の桐の便所下駄庭下駄を発見、即購入、即壊れで泣いたのがたしか5月の連休。

   だましだまし使ってましたが、先月、生協のチラシに、夢にまで見た旧モデルと同じ足の形に台を削ってあって疲れないようになってて、鼻緒も太く、痛くないようにしてある下駄がまた載っていて。もうこの機会を逃しては一生後悔する、と鉛筆を握りしめて注文書にマークしようとしたら。

   

8900円だって。

   ここ2,3年の内に値段が上がってるわよ。前のを買ったときは6500円くらい……だったと思うけど。

   涙をのんで我慢しました。そしたら例の庭下駄、流しの靴修理やさんに釘を打ち直してもらってたところがまたゆるんできて、昨日なんかその釘が己が足の裏に刺さって痛い目を見てしまって。……もうイヤかも。

   さて、本日も生協のひとがくる前に、とあわてて生協の注文書を開いたら、また入ってるじゃないですか。今度は日田の下駄。台の部分は杉で、焼いて黒くして年輪が浮き出るようにしてあります。……鼻緒も太く、娘に取られた去年モデルと同じ所のものみたい。お値段も3570円と、だいたい同じだし。こちらもヒール下駄という、多少サンダルっぽいデザインのものがあります。ヒールが高いのと、鼻緒が柄で好みじゃないのがイマイチ好きになれなくて。
   「おかあさん、我慢しなさい」と息子に諭されて泣く泣く諦めました。

   やっぱり鼻緒がある方が足にしっくりくるし。前の前のモデルは本当に履いていてラクだったし。ただのサンダルより高級感があるし、誰も履いてないっていうのがいいし。

   やっぱり前のがよかったよう。

   だがしかし、良いものは高いのでした(当然)。

   3年履いたことを考えると、6500円は元を取った内にはいるのだとは思いますが。8900円はちょっとなあ。心千々に乱れるおかあさんでした。

   「ネットで直接申し込んだらどうだ」
   帰宅された旦那様にチラシを見せながら泣きつきますと。
   下駄で検索したら、まあ、ホントに正統派な下駄しか扱わない老舗履物店から、ミスユニバースに選ばれたあのひとも履いていたというオーダーメイドハイヒール下駄まで、もう皆さん生き残りを賭けていろんな品を取りそろえて出店中なのでした。

   たぶんここのが幻の足ラク下駄だと思うんだけど。……値段が違うわよ。

http://www.yumetai.co.jp/items/it_8128.html

   うちからせいぜいモーニングを買いに行く2丁下のヤマザキデイリーストアまでしか履かない下駄にいくらまで払っていいものか。通販してまで買うべきものなのか。

   ただいま考え中♪

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2007年6月15日 (金)

地味に復活

   その昔、バブルの頃、「ラヴ ミー テンダー」のメロディに乗せてわざとらしいCMがこれでもかと流れていました。

   「結婚十周年には10粒のダイヤモンドを スウィートテン ダイヤモンズ フォー ユア ハンド♪(歌は英語なのでちゃんと複数形)」

   ほっとけ。

   ところが、バブルがはじけて失われた10年に入ると、そんな、ちょうど子どもも学齢期、ダイヤなんか買ってる余裕ありません、世間の風当たりを察したのでしょうか、いつの間にかCMは姿を消したのでした。さすがだ、国際ダイヤモンド輸出機構(違います)。

   それでもバブル期に若かった人の頭にはしっかりと刷り込まれていて

   「そろそろ10年だけど」

   「要りません」

   「買えないけどな」なんて会話が早乙女家でも交わされたりしてたのでした。

    ところが、どうも最近少しパワーダウンしたようなモノが復活しているではありませんか。

   「トリロジーダイヤモンド」だってさ。

   10個ほどものものしくなくって。やや大粒ダイヤの3個セットのペンダントヘッドなどですね。ま、これくらいなら、ちょっとしたお出かけにつけられるかな。価格崩壊でダイヤの値段も下がってますから。(昔は1カラット100万円ふつうにしたよね。婚約指輪サイズだとお手頃な店でも0.5で50万ぐらいで、この大台をどうしても切らなくって宝石店の前でため息をついていたような)

   さすがだ、国 際 ダ イ ヤ モ ン ド 輸 出 機 構 (だから違うって)。

   景気は緩やかに回復しておるようにございます。   

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2007年5月31日 (木)

キャンパスバッグ?

   また大学関連の話。旦那様が去年早稲田大学に仕事で行ったとき。

   「生協オリジナル商品の鞄が出ていた」と、しぶいモスグリーンのトートバッグをお求めに。ナイロンの防水なカンジの素材で、黒い織り上げたベルトが持ち手になってます。口から少し下がったところにWASEDA UNIV. と白く刺繍が入ってるだけのごくごくシンプルな作りで、縦長のデザイン、内側には携帯やお財布を入れるポケットが縫いつけられていて、使いやすそう。持ち手はやや長めで、肩にもかけられるし。

   旦那様気に入って、去年からずっとこれを通勤に使っておられました。早稲田出じゃないのに使っていいのかと思わなくもないですが、別におおっぴらに早稲田大学ですと書いてある訳じゃないし。嗚呼、私たちの若いころは、サークルなんかでナントカ大学何々サークルと大書したTシャツやトレーナーを作ってみんなして着るのが流行りましたねえ。わたしはつくらなかったけど(その代わり、「舞子さんのご学友」と勘亭流で書いたTシャツを体育実技の時間に友人に無理矢理に着せたことはある……いちおう、本人に許可は取ったけど。お心当たりの方、どうもサンキュー)。

   で、今年は慶応大学にいらした旦那様「慶応バッグもあったから買ってきた」って。

   「やっぱり違うんですか? あのペン先のぶっちがいの紋所が入ってるの!?」と見せていただきますと、色は黒、大きさ、形はほぼ同じ、大学名の入っていたところに、黄色で例のペン先をX形に組み合わせた校章の刺繍が入ってました。黒に黄色だから、校章が目立つのなんの。

   「……この辺がやっぱ慶応?」

   「全く同じものなら要らなかっただろうか」と仰るのを

   「あ、なんか持ち手が違います! 長くて、調節ができるようになってます!」と気を引き立てると。

   「やっぱ慶応はさすがですね。もしかして、大学生協は横でつながってるから各大学ヴァージョンあるんでしょうか、細部だけ変えてあるの。じゃ、われらが大塚女子大学のも。どんな仕様なんだろう!」わくわく! ……分厚い本を持ち歩くから底部分が強化されてるとか……うれしくないかなあ。

   お集まりの皆様が大学生協にお出かけの際は、キャンパスオリジナルバッグをチェックしてよかったら教えてくださいませ、

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2007年3月 7日 (水)

シンデレラ×人魚姫ー舞踏会=?

   

ベタ足のおかあさんは、若い頃から靴選びには苦労しました。

   デザインで買ったことはほとんどありません。EEEサイズのものを選び、おっかなびっくり履いてみて、1,2メートルも歩いて、少し足踏みまでして、ためつすがめつ、清水の舞台とまでは行きませんが、そうねえ、渋谷のハチ公の背中から飛び降りるぐらいの決意で(それはまた別方面の度胸が必要であろう)レジに向かっていたのです。
   それでも、1年の時は靴擦れに悩み苦しみ、一歩ずつ歩んでは脳天まで響くつま先、足の裏の痛みに泣いていたのでした。
   そして、東京になれる頃には、足の裏、指の付け根から下がったお肉の一番厚いところに見事な魚の目ができていました。

   ゆく春やとれなき魚の目に泪 
                        舞音
   (元ネタは芭蕉。あのひとも魚の目に苦しんだのかも知れません)

   チーズおろしのようなでかいやすりで擦ってみたり、皮膚をどんどん解かすという恐ろしい薬のついた絆創膏を貼ってみたり、いろいろ試しましたけど効き目はなく。
   嗚呼、人魚姫もこんな気持ちだったのねと悲劇的感傷にふけっておりました。そして、型がちょうどよくて足に負担のないお気に入りは、もうデパートのミスターミニット? 合い鍵やら靴の修理やらしてくれるところで何度も何度もヒールを打ち直して大事に履いてたんですよ。

   それが、仙台にお嫁に来て、すぐ豹太が授かって、ヒールのある靴なんか履くんじゃないと、初めてローファーというものを履いてみましたところ。

   

駱駝。じゃない、楽だぁ。

   また、ファッションもカジュアルな物が流行って参りまして、足元も、歩きやすい靴でお洒落な物がどんどん出て、その後も近くはスニーカー、麓へもウオーキングシューズと、パンプスを履くことを忘れてしまって。気がつくと、魚の目はきれいさっぱりなくなってました

   卒業式を控え、また、引っ越しのこともあり、昨日下駄箱を開けてみましたが、仙台に来て以来一度も履いたことのないパンプスが2足3足……。なにやら白いものが浮かび上がってます……。
   (これはクリーナーで良く拭いて落とした後コロンブス社の靴磨き用クリームを塗ってよく磨いておけばナントカごまかせるな)
   ヒールがすり減ってどうしようもないものはもう思い切って処分しました。シンプルライフを目指すのよ。いくら何度もヒールを打ち直して苦楽をともにしたお気に入りだって、今使い物にならなければ無駄よ! 
   おリボン型飾りと金の金具のついたジヴァンシィの中ヒールは、かなりヒールの巻革の部分が可哀相なことになってるけど、どうせ行き先は小学校、運動場とか突っ切ったら汚れるし。式は体育館でスリッパ履きだし。とりあえずまだ足ははいったし。いいやもうコレで。

   ということで、なんとか卒業式用の靴は準備できそうです。

   いいのよ、もうパーティなんか年に一回あるかないかなんだから(なんか哀しい)。
   とりあえずお葬式用のプレーンなパンプスは用意しとかないといけないカモだけど(金具に黒マジック塗ったらいけるかしら? そこまでしなくてもいい?)

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2007年2月 5日 (月)

スリッパが欲しいよう

   ええとね、子供が学校に上がりますと、おかあさんは学校に呼ばれることがありますね? 幼稚園だって、PTA総会やら、運動会やお遊戯会の前に衣装打ち合わせ、卒業式やら面談やら。それで、いちいちおうちのくたびれたスリッパを袋に詰めてもっていくのもあんまりオシャレじゃないし、と、携帯用スリッパを買い求めましたのよ。折りたたんでケースに入れて、ファスナーなんかでちゃっと閉められて、スマートです。ご機嫌で(玄関先に転がしておいたら見あたらなくって学校のを借りたこともありますが)使ってたんですが、ほら、わたしったらPTA役員を何度もいたしましたでしょ?(オイオイ) 人様より学校に行く機会が多いから、すり切れちゃって。もう新しいスリッパが欲しいようと、かねて思っておりましたの。

   それが、折りたたみの携帯スリッパって、その性質上かかとが薄くって。東北の小学校で3学期に廊下を歩いてるとつめた~い!!!! 今度は底の厚いスリッパ希望!! だったんですが。
   ……当然ながら厚底折りたたみ携帯スリッパがあるわけもなく。出かけるたびにうろうろとスリッパ売り場を冷やかしてはしゅんとして帰途につくこと数年。
   わたくし本日発見致しました! コカコーラレッドのビニールレザーの折りたたみシューズ! お値段は3600円とちょっと張るけどデザインもまあまあ。かかともあってしっかりしてます。これは長くつかえそう。例によって生協の通販、旅に便利なグッズ特集でしたが、参観日に学校に履いてっていけないということはないでしょう。これぐらいいいでしょ~ね~旦那様~♪
   ただ、やっぱり折りたたみ式なので靴底は薄いんだな。チッ。

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2007年1月14日 (日)

むしむしコロコロ……

   今日も今日とて大河ドラマはお裁縫の時間。
   旦那様の部屋に引っかけてあった杢グレーのセーター、見覚えがあると思ったら「あんたのでしょう」って。嗚呼、一夏掛けっぱなし。今度着てみようかと思って広げてみたら、やっぱり虫食いがお腹に大きく。……そりゃこれは弟のお下がりですけれど。
   「とりあえず繕ってみよう」というのは、この正月に実家の母の着ていたセーター、変なところにポケットがあると思ったら
   「これは、ここに虫食いがあったんだけど、こうしてワッペン貼ったらなんでもないでしょ?」というイタズラ。ナルホド、これだ! うちで着る分にはこのぐらいカワイイもんだ、と思ってたんですよ。で、昨日、町に降りたついでに洋裁材料のお店「マブチ」に乗り込んで、にゃんこの形のボタンやら、葉っぱの形のアイロンワッペン、リボンで作った小花やらこの前虫食いが発見されて涙を呑んだ(てゆーか蒼くなった)早乙女お母さんからのプレゼントのカシミアのカーディガンと同じ色の糸やら買い込みました。……そんなものより防虫剤を買おう。
   昨日はNHKの世界遺産ものの番組と世界不思議発見を続けて見ながら杢グレーの方で腕試し。涙が出るくらい穴だらけでした。それでも気合いで穴を塞いで(普通にブランケットステッチ。なにか穴ふさぎテクがあるのかしら?)、その上から穴をかぶせるようにボタンを配置するやら、リボンのお花を咲かせるやら。お花の配色もセンスを問われますな。同系色で上品にいくか、カントリー♪ でいくか。悩む悩む。
   それで、なんとかセーターは終わり、本日「風林火山」を見ながらカシミアカーディガンへ。こちらはむしろポップに、と芥子粒ほどの丸やら三角やら星形やハート形のピンク系のボタンのまぜこぜになったセットがあったのでこちらをランダムに縫いつけて隠します。
   結構いいかも。
   今度お茶のお稽古に着ていって反応を見よう!

   ちなみに、昨日の杢グレーセーターは今日着て旦那様に見せましたが。
   「背中の真ん中にはちょっと……」
   じゃあお花が咲いてた方がいいですか?
   穴 が 空 い て な い の が 一 番 で す。
   ……嗚呼、この春こそは衣替えをちゃんとやろう。

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2007年1月 5日 (金)

仕事始めおつかれさま

   その昔、お勤めしてた頃、母はまた短絡して
   「銀行にお勤めだったら仕事始めはお着物じゃないの!? まいこちゃん、あなた、自宅の方と差がつかないようにおかあさんちゃんと支度してあげますからお着物で行きなさいよ」いや、違うから。子会社だし、勤務地も銀行じゃないし。そういえば、銀行本店にお勤めの方も、システム部に限らず、総務とか、え~っとお店に出てない部署の方はやっぱりお洋服で出社されたのかしら。東証大納会は金沢でニュースを見ましたが、今日はうっかりニュースを見忘れました。21世紀になって金融再編成がされてもお正月明けはテラーの皆さん(銀行のお店のカウンターの中のおねえさんのことをこう言うらしいです)はお着物なのかしら?(うちでごろごろしてるんだから近所の77銀行にみにいけばよかった)
   年初、虎美のお着物姿を見て「俺も着ようかな」と言ってくれた旦那様、慌てて夜、婚礼タンス(ピアノとこれだけは金沢早乙女家に嫁入りした)を捜索して大島のアンサンブルを出したんだけど、翌2日の恒例のわたくしの実家訪問返しのときにはお天気がちょっとやばくって、着てもらえませんでした。
   3日の朝、しまって帰ろうとしていると、旦那様が殊勝にも畳んでくれました。
   「おお、サンキュー。じゃ、こっちに頂戴」とタンスを開けて申しますと
   「東京に持っていこうかと」
   「それで休日にお出かけですか? その筋の方に声を掛けられないように気を付けてくださいね」何度も申しますが、旦那様は元横綱千代の富士似の以下同文。
   「いや、明日、会社にこれで行く」
   ちょっとそれはどうよ?
   確かに、スーツや腕時計の方が助かったと父が泣いたくらいお金はかかってますが。
   羽織がついてても、紬は会社に着ていっていい着物かなあ?
   女性と男性では着物の格が違うのかしら???
   女性の場合、紬は趣味着で、フォーマルに着ていくと礼を失するんですよね?
   仕事始めはフォーマルじゃないか???? いや、銀行のおねえさんや東京証券取引所は振り袖だぞ?

   「それで着物は着てゆかれたんですか?」と、さっきまで電話してたんですが。旦那様、わざわざイトーヨーカドーまで着物ハンガーを買いに行くぐらい気合いが入ってました。
   「ああ」
   「受けましたか?」
   「別に」
   「……叱られたとか?」
   「もう俺は着物ぐらいで叱られたりはしない」もっとすごいことをしでかしておられるのですね。
   予定されていた会社の新年会が延期になって、せっかく金沢で地酒、それもめでたく金箔入りを調達していった旦那様はご立腹のようでした。
   ま、がんばって妻子のために本年も馬車馬になってくださいね♪ 
   「ムッとしたから明日は仙台で飲む」
   ……もう金曜日なんだ。
   「……わーい、また逢えるのね♪」と返しておきましたが。三連休だしね。ま、ゆっくりして頂きましょうか。

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2006年11月19日 (日)

ユニクロは若向き

   本日もショートネタで。
   マイクロフリースの肌触りに負けて、ユニクロのTシャツを購入しました。が。
   今時のLサイズはお背(せい)の高い手足の長い方むけなのね。
   胴も腕もぴっちぴち……それで手首は余って折り返すと。なんかかっこよくないよう。

   おかあさんのようなデブ豊満なレディはXLを買った方がよいと(そしてさらにオランウータンのようになったらどうしよう……)。

   あったかかったけど、とっても心は寒いの……。
   それから、北国だからでしょうか、シーズンだから? 売り場はタートルネックばかりだったのですが、顔が丸く首の短い早乙女家(夫婦二人ともそういう形質はそっくり)にとってはなんだかいや~ん。ハイネックぐらいで丁度いいんだけどなあ。

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2006年9月16日 (土)

キマらないっ!

   昨日、参観日で。
   久しぶりに髪をダウンにして綺麗に流して、細い金のチェーンネックレスをして行ったら、

   

う な じ に チ ェ ー ン が 絡 ん じ ゃ っ て

   進退窮まって、カット用ハサミで髪を切ってネックレスを救出しました。

   逆手で使ったからうまく目指すところにハサミが入らなくって、かなり無関係なところを切ってしまいました。今までこんなことなかったのに(うなじにネックレスが絡まる方ね)。もうオシャレできないお年頃てことなんでしょうか。

   もしかして、おかあさんの本日の後ろの髪は大変なことになってたりして? いやいや、わたしの髪の多さではあれくらい切っても大した変化はないでしょう……?

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2006年8月30日 (水)

下駄を鳴らしてやつが来る

   あ~辛い。最近お茶のお稽古の後は使い物にならんわ。せっかく麓(の途中)まで下りたからといって銀行やらはしごしたせいもあるだろうけど。J寺までのダウンヒル15分がきついのかしら。汗もいっぱいかいたし。
   と、今日はそう言う幽玄な分野(?)の話じゃなくて。
   うちのご近所は、住所で言うとY山、小学校の校下でいうとM山、要するにです。引っ越す前は同じ町内の、バス通りから一本入ったところのアパートだったですが、その、バス通りに出る道が気合いの入った坂で。ふつうのヘップサンダル? 主婦がお買い物にちょっとつっかけるアレ、おじさんがミュールと区別の付かないところのアレだと、足が泳いじゃって危険だったんです。すぐ子供もできちゃたし。というわけで、ちょっとしたお買い物にもスニーカーばき励行してました。
   でも、スニーカーは靴下はかないと気持ち悪いし。うちの中では裸足の性分で、外出の旅に靴下はくのが面倒だし、夏は暑いし。
   素足にちょっと履いて出られるものが欲しいよと思ってたんですってば。
   話は変わりますが、生協には吟味した安全そうな食材や洗剤の他にもチラシが入ってきますよね。お子様の教育に良さそうな本とか、地球に優しいカンジの便利グッズ、ムトウのカジュアルウエア、そして、地域の地場産業救済のための「ものは良いんです! 職人の手作業!」な小物群。時々騙されて買っちゃいます。一昨年買ったのはどっかの下駄産地が現代生活に合わせてデザインし直したオシャレ下駄。足にくっつく面を足の形に添うように削って長くはいても疲れないようになっていて、裏にはゴムを貼って足音が響かないようになってるというもの。
   いい値段したんです。7~8000円。旦那様に内緒だわ、と冷や汗かきつつも、愛用しました。たしかに足に吸い付くようで疲れないし、鼻緒が太くて足の甲に擦れないんです。これは値段の意義があったな、と言うカンジ。ゴミ出しも、近所のスーパーへのお買い物もみんなこれで行きました。
   が、使いすぎて底のゴムが減っちゃった
   既にカラコロと下駄らしい足音がするようになっちゃって、ご近所TSUTAYAに立ち読みに入ってもカラコロカラコロ、やばいわ、顔覚えられちゃう(もう覚えられてるって)。
   で、今年またその下駄のチラシが入ってきたら新しいのを買おうと思ってたんですが、なかなか来ません。こう言うのも一期一会なんでしょうかね、藤崎(地元の老舗百貨店)の「職人の技」展で沖縄の手作り下駄、お好みの鼻緒をすげてくれるっての見ましたが、同じくらいのお値段(高いって)で、下駄の例の面が真っ平らなママだったから、これは脱いだら足が扁平足になるわい(おかあさん着物で出かけること多かったですから。下駄や草履で長く歩いた後、床をふむと床がゴムになったような錯覚起こしますよね? これがイヤ~ン)と思いとどまって。
   先々週、ようやく下駄のチラシが入ったんですが、どうも木の色といい下駄の形と言い、今履いてる下駄とは職人さんや産地が違うと思ったのですけど、3000円のお値段につられて買ってしまいました。もうあの産地の下駄には出会えないかも知れないし、この下駄はもう朝のゴミ出しに使うと迷惑なレヴェルだし(自分が足音忍ばせせてあるけよ)。
   そういう特集ものは2週間後のお届けで、今週下駄が来たんですが、やっぱダメでした。
   鼻緒が赤い縮緬で、カワイイと思ったんですが。
   縮緬って、布を皺にしてて凹凸があるでしょ、その凹凸がごわついてて、足の甲をおろし金!
   うわあぁぁぁん!
   痛かったよう。
   新品だけに、底のゴムはしっかりとしていて足音ナシの仔猫ちゃんウォークだったんですけど。
   ああっ、旦那様、次に現行(既に旧式になってしまったが)の下駄サンダルのチラシが来たらそっちを買い直していいですか!?

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2006年1月16日 (月)

てぬぐいワールド

   旦那様は和風志向で、結納のお返しにスーツか時計でも、と打診しますと
   「俺も着物。大島着てみたい」と仰せに。慌てて関係各所に連絡を取り納めさせてもらいましたが、その後もお正月にはだいたい着てくださって贈った方も冥利に尽きます。その後も別珍の足袋やら着物姿で財布を持ち歩くためにと印伝の巾着やらなにやら、貢いだ貢いだ。母も気合いを入れて浴衣を縫い倒したし(和裁を習っていたので練習に丁度よかったらしい)。日常でも、ハンカチとは別に日本手ぬぐいを持ち歩いておられます。こちらも面白がって、そういうものがありそうな時、所では手ぬぐいをお土産にしたりして。
   沖縄の前にあった出張は京都でした。
   「『おたべ』買ってきて! 生八つ橋は『夕子』とかいろいろあるけどとりあえず『おたべ』」と言ったら本当にお土産は「おたべ」で。
   「それから、これ」と、京都では有名な手ぬぐいやさんのハンカチでした。自分用にはちゃんと同じ柄の手ぬぐいをお求めになったようで。これが、
   「にゃんこ~~~~!」猫じゃ猫じゃを踊る白猫柄と、黒猫が背伸びをする柄。織り柄で地に「永楽通宝」と入っているのがゆかしいです。コレはスゴイ。旦那様なんか気に入っちゃって、ネタに困った今年の年賀状、ここのサイトから手ぬぐいの図案をコピーして使っちゃったって。
   「著作権があるからナイショだよ」
   ああっ旦那様ゴメンナサイっ。永楽屋細辻伊兵衛商店さんも。広告してあげますから許してえ! はい、URLここよ。

http://www.eirakuya.jp/top.html 

   色鮮やかで描線のクリアな手ぬぐいです。場所柄舞妓さんものがかわいい。舞妓さんがスキーしたり(「よーすべりますなあ」と言うタイトル)、ボートこいだり(同「おきばりやす」)といったあり得ナサがまた粋ですな。
   起毛手ぬぐいやら、手ぬぐいマフラー、眼鏡拭きなど、素材を工夫して用途を新しく拓こうという姿勢も好ましい。京都にお出かけの際、また、通販もございますれば、ちょっと人にお使いものをという時など思い出してください。

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2006年1月11日 (水)

「熊