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2018年1月 2日 (火)

M書房より幾星霜

   あけましておめでとうございます。

   それでは近況を少し。
   近頃はお買い物に息子付いてきてくれないので、徒歩15分の山越えを虎美と長電話して凌いでいます。
   「こないだ『世界ふしぎ発見』がアブシンベル神殿で、ラムセス2世だったの!」
   「あれは嫁好きが有名だから必ず自分の像には嫁の像ついてるんだよな」
   「うん!」
   「もしかしてFATEにも出てくる?」
   「オジマンディアスって名前! 当然お妃エピソードもあるよ!」
   「FATEはオリエント好きやなあ」
   「その他の時代も出るけど……ネタ切れ?」
   「まあ良かろう。それで歴史好きに門戸を開くのであれば」

   「それでミイラの鼻には形をキープするための詰め物をしたんだけど詰めたものは何でしょうっていう出題が出て! 黒柳徹子も解らなかったんだけどあたしなんかお母さん買った漫画で読んだなーって覚えてて正解した」
   「正解は?」
   「胡椒だった! おばあちゃんも一緒に見てたけどちょっとドヤってしまったわ」

   「それは良かった。しかし母は覚えがないぞ」

   「えーQ.E.D.かC.M.B.か『最後のレストラン』だと思うけど」
   「ううむ母も虎美も読む蘊蓄ものといったらそれだが記憶にない。『最後~』で胡椒が攻略アイテムだったのはカエサル回。ミイラ関係なかった」
   「え~じゃあなんだっけ?」

   だいたいそういうネタを漫画で知るというのはいい加減恥ずかしいんじゃないのか。昔は取材もしないでいい加減に書くことが多かったから漫画のネタを真に受けるなんてバカにされたもんだが。これはあれだ、民明書房からだな、いい年をして嘘蘊蓄を真に受けるやつが出たのは……それに比べたらイマドキは調べ物も楽になったから漫画書く方もいろいろ大変になって……。

   「『最後のレストラン』読み返したらクレオパトラ回だった。あたしの記憶力凄い」
   後日本人から連絡はいりましたけれども。読み返してみたら、コマのうしろの小ネタとして小さい字で描かれていたところで、こんな細かい所まで読んで覚えてるってどうなのと娘の読解力というかなんというか漫画を隅々まで楽しんでいる所に感心しましたですよ。作者も冥利に尽きることでしょう。さすがの黒柳さんの予習にも引っ掛からなかったのね。

   ってことで、作者も精魂傾けて描いてますので読む方もそれだけ真剣に読まなくちゃいけませんね。また、そういう濃い作品、期待してます。今年も!

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