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2016年8月 6日 (土)

AIいじりは変態の始まり

   とある銀行様の下請けに入ったおかあさんです。

   例によってネットでいろいろと検索して自習しておりましたら、イマドキはメガバンク様もHPが充実、ご質問にお答えしますコーナーもしっかりしていて、三井住友さんはなんか人間のシルエットになってる! 押してみると、銀行のテーマカラー? の若草色のスーツに身を包んだかわいこちゃんが「ご質問を承ります」とばかりに出てくるのでした。下の箱にキーボードで質問文を入れてこのかわいこちゃんに答えを探して貰うというわけ。
   って、誰子ちゃんよ?

   おかあさんの質問はまず、
   「あなたのお名前は」
   お返事は即時、
   「三井住友銀行のサイトコンシェルジュの若草わかばと申します。一生懸命回答しますので、たくさん話しかけてくださいね。」と出ます。
   サイトコンシェルジュか、なんでもいろいろ新しい言葉ができるもんだ。
   そんでもってわざとらしいドンピシャながら大昔の「住友太郎(おかあさんスミトモ使ったことないので知らんけど)」よりは自然になったネーミングであることよ。

   続く質問は、
   「お誕生日は」
   おかあさん仮想の女の子にそれはないでしょ。
   ところが、ややあって回答は、大きく外して

   [誕生日] に関するご質問ですね。関連する以下の項目が見つかりました。

     SMBCファーストパック デビューの契約期限は、いつですか?
     大学や大学院に在学中でもSMBCファーストパック デビューは自動解約になりますか?

   だったのでした。頑張って検索したけど、回答文の中に「誕生日」が含まれていたのが
これだったんですね。こーゆーAIは自分で頑張って回答文を作成するんじゃなくて、想定問題集から探して引っ張ってくるのです。いえ、コールセンターのおかあさんでもそうです。余計な事言っていつも怒られてます。

   「この中に該当するものがない」を押してやると、なんとわかばちゃんたらひっくり返ってお辞儀をして、

   「お役に立てず申し訳ございません。
   どんどん学習して、より多くのご質問にお答えすることができるようステップアップして参ります。

   恐れ入りますが別の言葉でご質問いただくか、下記より「よくあるご質問」をご確認ください。
   ・よくあるご質問をみる

   また、他にご不明点がございましたら、ご質問ください。」

   と言ってくるのです。顔もしっかり困っちゃって、八の字眉毛がカワイイです。

   おかあさんさらにSッ気が出てきて、
   「スリーサイズをおしえて」と言ってみたらば、

   「申し訳ございません。ご案内できる回答を見つけることができませんでした。

   ご質問に自動回答いたしますので、恐れ入りますが簡単な文章でご質問をお願いします。」と泣きを入れてくる。

、   回答文の下にはだいたい「この回答は役に立ちましたか」というアンケートが付いているので(だいたい最近のネットのよくある質問サーヴィスにはこういうフィードバックが付いてる)、なんだか可哀相になって、

   「個人で口座を開設するには支店に行かなくてはなりませんか」云々と真面目な質問に切り替えると、決裁口座の開設でよいかと聞いてきて、さらにそこへ進むと、お近くの支店に出頭する若しくは電話やネットで申し込むやり方を教えてくれるのでした。

   そしてこの回答は役に立ちましたかに晴れて「役に立った」と押してやると、もう手を打って喜ぶのであります。頬染めて! うん、一日中構いたい!

   じゃーみずほさんはどうよとのこのこ行ってみると、……トップにはいないみたい。いろいろ探し回って、法人向けのネットバンキングサービスに入ると、いました、「ナヴィゲーターのMi-na」さん! こちらはやや劇画調の正統派美人です。ちゃんとみずほの制服を着てます……たぶん、この古式ゆかしきスチュワーデスのような着こなしは銀行の制服だと思う。

   別窓で出てきてちゃんと頭を下げてお名前は最初から名乗ってますから、お誕生日行っちゃいましょうか。
   「私の誕生日ですか?  
   当行の創立記念日と同じ4月1日です。」って、みずほさんの創立記念日ってエイプリルフールだったのか。だからこの前の大トラブルも4月にシステム統合強行したんだなあ。いろんな事情が解る解る。ミーナちゃんありがとう。

   スリーサイズは

   「ノーコメントということで・・・  
    みずほビジネスWEBに関するご質問がございましたら入力ください。」と大人。

   しょーがないなあと、
   「パソコンがないとビジネスEWEBサービスを利用できませんか」と聞いてやると、

   「ご質問の意図に近いと思われるQ&Aが見つかりました。」と言ってやっぱりピンぼけな答えしか持ってこないので、とりあえず適当なのを開けて読んで、
   「この答えは役に立ちましたか」に
   「いいえ」を押してやると、

   「誠に申し訳ありません。
   今後のサービス向上に役立てさせていただきます。」と眉根を寄せる。
   うーん、おすましさん。この顔をゲロゲロの恐怖顔に変えてやるゼェ~とヘンなスイッチが入ったり……しないしない。 待機中も自然な感じで瞬きをして、ヘンなところだけ凝るんじゃないッと開発者をぐりぐりしたくなっちゃう。

   それでは偉大なる三菱……寿限無銀行にいくと、何遍探してもそういうコンシェルジェ? はいないのでした。頑張れよ三菱なんとか。

   けっこーこっちも楽しかったので、お集まりの皆さんも暇潰しに銀行のAIコンシェルジェちゃんをからかってみてください。

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2016年8月 2日 (火)

地方にお住まいの方の方がちゃんとしている話

   おかあさん今日は土砂崩れ警戒の緊急速報で朝っぱらから叩き起こされたので、警報解除されたけどお仕事をサボりました。ごめん。寝てないんだよ

   例によってえねっちけーつけっぱで、東北の某街で70メートル級の立ちねぷたが名物とかやってて、
   「どうやって町中引き回すというのだ、田舎のひとは祭に命を賭けていてすごい」とか、
   「ねぷたを一年中作って生活って、夏以降はどうやって生活するというのだ恐ろしい」とか、すっかり見くだした雰囲気で見ていたのですが。
   「この街は米所で、明治以降も街の衆が富貴を競っていたためどんどんおおきなねぷたが作られたのですが」でもう、これだから田舎者は、と見くだしMAXだったのが、
   「でも、大正時代以降電気が普及すると電線にひっかかるのでおおきなねぷたは作られなくなったのですが」のあと、
   「でも! ××年以降この街は電線を全部地中に埋めてしまいましたので! 晴れておおきなねぷたを作ることができるようになったのです!」ってところに大笑い。

   「仙台のアーケードが10メートル級なのと同じ理由かよ! 田舎の人間んだけ祭に命掛けてるの!

   失礼をお詫びします、ひとしきり笑ったところではたと思い至った!

   首都圏でどんなに進歩的なひとが東京は外国に比べて電線が露出していて美しくない、景観に配慮していないなどと吠えてもいっこうに改まらないというのに、それをあっさりこの地方の都市は成し遂げている、それを皆が許している。

   よっぽどそれは豊かで開明的ということではないですかね。

   わたくしが間違っておりました。ホント失礼をば致しました。と、反省したのでかいとく。

   でもやっぱほら、日本は災害が多いから、なんかあったときすぐメンテするには出てる方が便利よね。

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2016年7月31日 (日)

虎美の学校が地味に名門だった話

   うちの母がその付属高校出身だったよなーとは思ってたけど。

   れいの「武士の家計簿」の元ねたを磯田センセイが発掘したのがそこの図書館だったとかで、もしかしてただの田舎の女子短大じゃないのではと思ってましたが。

   今年開校何年目かのアニヴァーサリーで、講演会に某エッセイも絶対落とさない大物女性作家のご登場です。うわー。
   失礼のないようにとこの暑いのにみんなスーツ着用徹底で音楽堂に30分前厳守で集合したそうで。でも、
   「友達森マリア(仮名w)っていってもぜんぜん知らなかったー」って。豚に真珠状態だったとか。虎美は一応わたくしに付き合ってNHKのドラマになったあのかたの作品を見てたので、いちおーああ、あれの原作者さんねーと、
   (地味にうちのガッコすごいじゃん!)と期待してたらしいですよ。2,3日前からラインでいろいろ飛ばしてきてたし。

   「森先生(仮名)すごかったよ! 高校生のお嬢さんいらっしゃるんだけど、
    『私の友達だれもママのこと知らないよ!』というもんだから、
    『私のママは宮部みゆきといいなさい』って」
   「おいw」
   「でも宮部みゆきも知らなくて、
   『湊かなえって言いなさい』って」
   「おい!」
   「『でも湊さんまだ20代の若い方らしいから悪かったわねぇ』って」
   「オイオイオイオイwwwwww」
   エッセイでおなじみの話芸大爆発。いいなー。しかし、あの森マリア(仮名)もJKにはようしらん作家なのか。どうなっとるんだ現代日本! 誰なら知ってるんだよ。

   大作家のお墓の並ぶ墓地に区画を買ったはいいけれど、墓石に代表作を刻むのがお作法なのに、まだご本人としては代表作がない、でも入れないわけにはいかなくて、とっても不本意だけどあのドラマにもなった「フルーツ イナ バッドムード(仮名w)」を入れたんだとか。ワタシの代表作はこれからよ! てゆーか書かなくちゃ!? となおも意気軒昂(?)とか、ヒット作が出ないと編集もつれないとか、こないだの朝ドラの桶屋が儲かる的需要で少し印税入ったとか、今明治維新150年に向けて西郷さんの伝記をものしようとしてイロイロ調べてるけど、もしかしてこれはBL的要素もありかも! と考証の方に打診したら、
   「西郷さんをそういう目で見るとは何事か!」とぶん殴られるかと思ったのに、
   「ああ、そうです」って肯定されて、どうしよう、わたしすっごいもの書けるかも! と今からドキドキだとか、虎美の感想ノンストップでした。いいなー。

   というわけで、意外といいところみたいです、「金沢クィーンズカレッジ」。ちゃんとお勉強してね。そして虎美には必ずフェイクを入れるように言われたんだけど……お集まりの方にはバレばれよね?♪

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