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2016年7月27日 (水)

春暁オフ番外開催しました

   

春暁オフも例年開催が続き、わたくしが体調不良だったために桜と無関係になっちゃって、
   「次は来年まで待たずにやりません? とりあえずLaLaの40周年記念の原画展が夏に」
   という話が前回出ました。そんでもって、いーですねーとか言ってたらもう来ました7月!

   あー今週じゃんとぼんやり思ってたら金曜の夕方にとむ影さんから、
   「今からダッシュでセブンに前売り券買いに行って来ます!」と入って。
   そーいやー入場の時にオロオロしないように前売り購入推奨だったっけとぼんやり思って、でもうちの近所セブンないしなーと思いながらそのままうちに帰って、土曜にお兄ちゃんと買い物出たついでに向こうの山の麓にあるローソンまで買いに行こうと思って、お兄ちゃんに
   「着いてきて♪」って言ったらお兄ちゃんキレる!
   「なんで!?」
   土曜はまあまあ涼しかったじゃん。
   「ロッピーならなんとか操作できる。この前前売り買ったときも会社の近くのローソンだったの。でもすっごく試行錯誤して周りに迷惑掛けて」
   そこでお兄ちゃん携帯を操作して、こっちの山のファミマのイーなんとかでもお取り扱いがあることを調べてくれました。
   「……どうせ帰り道だから。おれが操作してやる」
   ああ、なんて頼りになる背中!

   「なんで母がロッピーに執着するかというと、最初のポケモンのOVAがロッピーで予約販売だったから。『ピカチュウのクリスマス』。おまえのために母は仙台Y山のローソンでロッピーと悪戦苦闘してなんとか予約してポケモンヴィデオを買ったのだ。どうだ面白かっただろう」
   「……」
   「はじめて楽天の試合を見に行ったときも、どうやって野球のチケット取ったらいいか解らなかったけど、ロッピーならチケット取れると思って母はY山のローソンでおまえらと3人分なんとか内野席を取って見に行ったのだ」
   「……」
   「おまえのセンター試験のお金を振り込んだのもこの下がったとこのローソン、一緒に行ったよな?」
   「……もういい」
   このへんもしかしたら全部このブログの過去ログにあるかと思いますけど(^_^;)(^_^;)(^_^;)

   というわけで困ったときにはロッピー! なおかあさん、お兄ちゃんと例によって昔話をしながらもときた道を途中まで帰って、バス通りに添って下り、うちの山の方の麓のファミマへGO。
   「ほらあった」
   コンヴィニATMの横でほこりを被った(被ってません!) 多機能端末に取り付いて操作しはじめるお兄ちゃん。嗚呼、頼もしい!

   「ジャンルは?」
   「アート?」
   「ないよ」
   「イヴェント?」
   「……名前で」
   「LaLaの40周年記念の原画展……?」
   ひそひそやりながらなんとかたどり着くと、
   「終了」の文字が。
   「……」
   「あ、解った、もう今日から始まってるから前売り券はないんだよ!」
   おかあさんムチャに明るい声で失策を隠します。
   「いいんだよ正々堂々当日券で入るから。
   ……それとも入場券お持ちでない早乙女様は外で待機かなあ?」
   「……正直にいった方がいいよ」
   「……解った」   

   うちに帰ってから正直に申告しましたです。嗚呼、ラインって便利だなあ。

   今日は絶! 対! 遅刻できないと気合い入ったおかあさんは前日緊張して2時ぐらいまで寝付けず、おまけに6時ぐらいに起きちゃって、二度寝もできずになんとか電車に乗って9時40分現地着しましたけど。

   「前売り券予備がありますけどどうですか」と途中とむ影さんからラインが入った時にはもったいなくて目を疑いました!
   お嬢さん用にもう一枚買ったけど、お嬢さんはそこまでも興味が持てなくて、とのことでした。ありがたく使わせて貰って、前売り特典ポスターと同じ柄のカレンダーゲットいたしました! 

   上右からイザークに厩戸皇子に夏目貴志くんにサイファにチビ猫にうわー! な人選、最初画像をライン上に添付されたときからドキドキしてた往年の大好きキャラ達でした。
   「木原敏江がいない」と小さい画面で見たときには突っ込んでいたものの、
   「左上に摩利がいる」とすぐさま回答があって、確かに! とつくづく見て感動。
   毎日限定うん十人様にはカレンダーと同じ柄のポストカードプレゼントとあって、開場前の別館入り口にはもう一往復半の行列ができていたのでした! 

   なんとかお二人と合流できて中にはいると、
   「キヤーーーーー!」

   40年の蓄積! カワイイ、イケメン、スクール、ファンタジーのテーマにしたがって集められた珠玉の原画、寄せられた作家様たちの記念色紙、そして乙女心をくすぐるグッズ!

   あ り が と う ご ざ い ま す !!!

   五十音順だとこの大御所がトップで当然! の青池先生の「Z ツェット」がもう! もう! もう! 80年代LaLaなら成田美名子! わたしはギリギリ「みきとユーティ」がやってた頃から! 「エイリアン通り」はバッチリ高校時代、「サイファ」は大学、「アレキサンドライト」になると就職したころかな、フェイドアウト。なかじ有紀とか! ひかわきょうことか! 蘇れおれの青春! キラッキラで少し切ない少女漫画の世界が!!!

   地方により「処(ところ)テン」か「出(づ)ルテン」か、「日処(ヒドコロ)テン」かと呼び名の違うけれどみんな読んでた「日出処の天子」!!! あの衝撃的な最終回にはみんなして阿鼻叫喚したとも!!! でも、終盤ハッピーエンドへのルートを潰していたので、1回休載もあって、究極の行き詰まり、どう転んでも2人の道は分かれてしまったと、もう息を潜めて見守っていたのでそれはそれで安堵したというか。哀しいけどしょうがないよねとみんな認めたというか許したというかの最終回。思えばあれでみんな大人の階段を登ったんじゃないかと。
   あの時代のエポックメイキングなバッドエンドは「花とゆめ」でいうと「ブルーソネット」。いろんな伏線、サブキャラの人間らしい細かいエピソード、ここまで積み上げてきたSF大作をここでこんなうっちゃりかたするかぁーッ!? なんで2人を添わせてやらないの!? いや、この話のヒロインはタイトル役のソネットの方だからソネットが「勝っ」ていいんだとか、もう、ほんと、泣くと言うより呆然だったなあ、あの時は。

   閑話休題。

   とまあそういう青春のモロモロとも出会わせてくれて、かつ、
   「あ、『生徒会長はメイド様』! これうちのお兄ちゃんの少女漫画デビュウ作」
   「カードキャプターさくら」はかれのカテゴライズでは女児向けだそうなので。
   「『狼陛下の花嫁』もLaLaだったんだ?」
   「『夏目友人帳』! 今の新しいチームの新メンバーにもファンの子がいてバッチリ盛り上がったよ!」
   「『図書館戦争』! これもお兄ちゃん読んでた」
   「『水玉ハニーボーイ』! これ最近の1ハマリ! わたしBLはダメだけどネエは大丈夫なの!」と、意外や現在進行形でLaLaはわたくしの心にバッチリ寄り添っていたみたいです。

   「……『シャンパン・シャワー』、あれわたし読んでた頃かけらもホモの気を感じなかったんだけど、……あれってもしかして匂わせてあった?」
   「……それはまいねさんほもキライだから無意識にシャットアウトしてたんでしょう」
   真偽は神のみぞ知る。

   「……最近は娘の影響で少しずつ読むようになってきたと思うんだけど」
   「……そう?」
   「いいえ、もうまいねさんはハッキリほも容認派でしょう」

   容認派と拒否派でもおかあさんのほも許容度に対する見解は違うようです。

   もう色紙をお寄せいただけない方もいくたりか。
   「ルーとソロモン」、「あさぎ色の伝説」……。

   懐かしい絵をうきうきと見て回っていると、
   「……森川久美はありましたか?」
   波多利郎さんが寄ってきてひそり。
   「……なかったかも。わたしの高校時代友達が『南京路に花吹雪』できゃーきゃー言ってて」
   「ないのはおかしいですよね」
   「このメンツが揃っていてないのは有り得ない。わたしは『ヴァレンティーノ』シリーズの方が好きだったけど」
   おかあさん昔っからチャイナよりヨーロッパ志向が強いです。
   「うちの高校の卒業生だったんです」
   いろいろ大人の事情があったのかも知れません。
   そういえば竹宮惠子(でいいですか? 字)の「姫クン」シリーズって、LaLaだったと思うし。いろいろ厳密に寄稿作家を調べていったら今回参加のなかった方もいらっしゃたのかも知れません。

   なんだか切ないなあ。

   と、にゃんこ先生のカットアウトと一緒に記念撮影して貰って、お外に出て、ジュンク堂ででかい声で「今のおすすめ~」といっていろいろ漫画を見て回り、「修道士ファルコ」の欠巻をゲット。
   「中世修道院ものの決定版って、他に描く人いねーよ!」と裏表紙のあおりを見て吐き捨てたり。面白かったけど。真顔で「シリアスな笑い」やってて、これのことか! とほんと「バクマン」はすげーなと再認識したわ。

   その後、あんまりグルメには走らず、適当にその角のジョナサンでランチしつつ思いっきり家族の困った近況報告したり。その後新宿から東京駅を目指すというとむ影さんに、
   「じゃー今度新しい広場ができてSuicaちゃんペンギンの銅像が建ったっていうから見に行きたいー♪」と新宿までゾロゾロ。まだ風があるからそんなに暑くないのをよいことにテラスになってる新南口に出たら、
   「いるわ!」とスマフォをかざすとむ影さん。そう、ポケモンGO配信開始から最初の日曜だったのでした……。
   「オニスズメがいた!」
   「……こんなところにも?」
   二人していろいろスマフォをかざしまくって来ました。大漁大漁♪
   波多利郎さんも当然ダウンロードしていて、帰りの車内でいっぱいポケモンスポットとやらが沿線にあるのを拝見させて貰いました。

   そして、
   「成人式こっちでやるならもう美容院は押さえておかないと」
   「え? 全然考えてなかった!」
   慌てて娘と連絡取り合って、波多利郎さんに付いてきて貰ってノイエ・リリエンベルクの娘の昔使ってたサロンを押さえました。ホッ。
   ほんとに有意義な週末でした! 波多利郎さんホントに毎度スイマセン! 年末もどうぞヨロシク!

   「次は山岸涼子があるわ」
   ……それよりぼく荒木飛呂彦の凱旋にヤマザキマリが便乗というルーブルの漫画展みたいなー。
   これからも開催頻度が上がりそうな「春暁オフ」のレポでした。

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