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2015年9月23日 (水)

「Classi9」 なんでもジャンルになるなる

   母校の文化祭に合わせて帰省していた虎美が帰りました。顔を合わせるなりもうお互い最近はこれが推し! とマシンガントーク。「血界戦線」はキンドル購入したというのを既刊一気させて貰いました。ううーむ。おかあさんもうあんまりそういう異世界と遭遇したカオスな街でどうとかっていうの興味ないかなー。真面目で口の悪い半魚人さんは気に入りましたv 鰓呼吸ブルースの回(半魚人さんに空気中での呼吸を可能にさせている逆アクアラングを強奪されてみんなで取り戻そうとする)はよかったです。

   そんでもって、母をクラオタと見なしておる虎ちゃんからのお薦めはガンガンのネットコミック「Classi9」吉(この吉は上が士じゃなく土の異体字)村旋。
   「はるばる日本から楽都ウィーンへ音楽留学に訪れた廉。
クラスメイトは全員音楽の天才、そして全員問題児だった!」
   男子校潜入もの×歴史上の偉人と絡む系!
   第1回、道に迷っておまけに楽聖のかたりに絡まれた主人公廉を助けてくれたのはあのモーツァルト! だった!
   時代も国もすっ飛ばして音楽の副読本のヒーロー達がみんなそろって同じ学校の学友になってはちゃめちゃな学校生活を繰り広げてくれる……たぶんみんな廉ちゃん大好き逆ハーレムになるのであろう、という音楽の時間が好きになりそうなお話でしたが……。廉ちゃんは当然日本の誇るあの作曲家だ!
   「どう?」おめめキラキラな娘に対し、

   「バッハが短髪直毛なんてありえねえ! 音楽室行ってスケッチからやり直し!

   おかあさんそこは乙女ヴィジョンだから。リストはちゃんとキラキラな美形だから。
   ベートーヴェンが耳悪いからって内気なのはどうよ? けっこー熱い人だったと思うよ(おかあさんそこは『モーツァルトは子守歌を歌わない』シリーズに影響受けすぎ)
   という各人のキャラ付けについてちょっと突っ込みたいところはあるにせよ。

   「……これは正しい解釈かな。ベードーヴェンはオペラとか劇関係には弱い。逆にヴァーグナーはもう独自路線でオペラを超えたジャンルを作っちまった。それにこういう作曲家同士の人間関係(リスペクト)を絡めたのは面白い」これ今月更新分。いまちょっとウィキってきましたが、このヴァーグナーのベートーベン・リスペクトは史実のようですな。

   そういう音楽史上の偉人が9人も揃って楽しい学園生活を送るようですが……。
   「よっちゃんを出さぬのはけしからん。我が最愛のよっちゃんを出したら評価してやろう。オッサンになった肖像画しか知らぬだろうがこないだまとめサイトに貼られていたよっちゃんの若かりし頃の写真はたいそう美形であった……」とおかあさんはブチブチ。
   「よっちゃんって誰?」

   「ヨハネス・ブラームスだ」

   ……まあバッハやハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンに比べたら知名度落ちるかも知れないが(あとはリストとチャイコフスキーにショパン)。おかあさんの学生時代の腐れ縁の恋人だし。もーほんと逃げようとしても逃げられない、心のファム・ファタル(男だよ)。リーベス・リーダーだけじゃなく、ドイツレクィエムは心の愛唱歌であることよ。
   「話が進んだら出てくるかも知れないから」
   だってタイトル「クラシッ9」なんだから。9人で終わりでしょ。ああッもうッ。
   音楽史的にパパ・ハイドンを落とせないってのは作者なりのこだわりなんだろうしなあ。うう~む。とりあえず見るだけならただだし。次も読んでみましょう。

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