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2015年5月 9日 (土)

ふとももキャッチ!

   ゴールデンウィーク暇だったので、ミロのヴィーナス(を見に行こうという)ネタで一本書いたおかあさんです。

   あれはメロス島で見つかった時点でバラバラだったので、なんとか断片をつなぎ合わせた結果がアレなので、ホント残念ですがお手手は昔っからない状態で、
   「どうだったんでしょうねホントは」というのがもう世紀の謎らしいです。だから、
   「なくっていいの! ないからこそ想像の余地があるの!」
   「あったら逆に黄金比が崩れるの!}
   というヤケというかないことを積極的によしとする説もあるそうですね。

   いやおかあさん単純だからミロのヴィーナスにお手々あったとしてどれが正解か知りたいわあ。

   ネットで軽~く調べると、なんとか言う研究者が出した「柱に載っけた手で林檎持ってる」復元図というのが今の主流なんだそうで。
   おかあさんが実家のお茶の間で寝っ転がって「世界の博物館」なんて本を読んでた頃は、
   1 林檎持ってる(前出の復元図) 
   2 手鏡持ってる 
   3 盾に映った自分の姿を見てる

   

と主なものだけで3つだったのになあ。時代はここまで進んだのね、

   何か持ってる前提なのは、西洋の美術の常識だと、絵画や彫刻にされるひとというのはただの架空のきれーなにーちゃんねーちゃんじゃなくて、神話や聖書の登場人物、「この人を描きました!」ってコトが多いので、見て解ってもらえるように象徴的なアイテムを持つからなんですね。それこそ、イヌサルキジを連れてたら桃太郎、熊に跨ってたら金太郎、それが亀だったら浦島太郎ってなぐあい。それがヴィーナス(≒アフロディーテ)というならそれを象徴するモノを持ってたでしょということ。ヴィーナスが持つに相応しいのは、「パリスの審判」で、「一番美しい人に」とネタを振られて3女神が一触即発になったという黄金の林檎でしょというわけ。いやこれギリシャ神話のアフロディーテのエピソードですけど。ローマ神話のヴィーナスちゃうやん(ヘンなとこに突っ込むな)。

   ってことで今は林檎説主流になったようですなあ。

   それ以外にも、ウィキペディアなどその辺の解説を読むと、あの女神像が半ケツ(まあお下品)なのは、衣が緩んでおっこちてきたのを、思わず膝と太腿を締めて食い止めたからなんだそうで。だから絶妙な下半身のフォルムをしているのだとか。そういえば、半分出ちゃってるお尻の方もきゅっとしてますもんね。良いタイミング切り取ったな。やっぱり作った人はスゴイ。

   きゅっと挟んで食い止める、で思い出したのは某ミステリの巨匠。どのくらいって、推理小説の大賞の名前になってるくらい。ちょっとお耽美な倒錯趣味があって、これはそういう短編のトリック。
   美少女が腰掛けているとき、ちょっとなにかを取り落とした。そのとき、彼女はきゅっと太腿を締める仕草をして、うまく挟んでそのものが床に転げ落ちるのを防いだ。探偵はそれをじっと見ていた。
   「可哀相に、彼女は男の娘であろう」いやそんなイマドキな用語遣いませんでしたけど。
   スカートをはき慣れていれば、かえってそういうときはスカートの布地を使って掬い取る方へと意識が向く。だから、はしたないようでもかえって両脚を開く方向にとっさに動かすだろう。男は、ズボンだから、脚を閉じて太腿で挟む仕草になる。だから、スカートをうまく使えなかった彼女は女装子である。という論理。

   いや違うっしょ。
   これ読んだコーコーセーの頃から疑問を感じてました。

   スカートを穿いてるときに取り落としたモノを拾おうとすると、とっさに脚を広げる、これは正しい。わたしもそうします。ズボンを穿いてると、脚を閉じる。そうそう。
   但し、「可哀相」というほど日々女装を強いられているなら、既にスカートを使う仕草は身についているべきと思いますね。逆に、ズボンを穿いているときに両脚を開いてしまって、取り落とした方が、スカートの仕草に慣れている違和感を出すのに相応しかったと思います。
   なんてね。着眼点はイイと思うのに、料理を誤ったカンジ。猿も木からドサリ。巨匠もたまにはやらかすのね。でも、男の娘に濡衣を着せるつもりが目撃者(?)にしっかりおっぱい触られちゃってたら、そりゃ死んで貰うしかないか(豊胸手術のない時代)。犯人も困っちゃったでしょうね、ラッキースケベが仇になる話でした(本当か?)。

   まあ、ヴィーナスもその女装子も、うまく太腿キャッチできてよかったねと言うお話でした。

   ミロのヴィーナスにいろんな人がそれぞれいろんな腕を付けてあげる(スペシウム光線からはじまって、ベース弾かせたりサイコガンつけたり)スレッドは面白かったです。ぬーべー先生の鬼の手がなかったのがちょっと残念かな。

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2015年5月 6日 (水)

ビッグサイトは遠すぎる

   虎美無事金沢に着いたようです。北陸新幹線の発車チャイムが「いい日旅立ち」であったといってラインが来ました。「♪雪解け間近の~北の空に向か~い~」ですもんね。開通が3月だからいいけど、かき入れ時たるべき帰省ラッシュ、真夏の北陸に向かうときにそれはどうよ? 「♪夏から秋への~の~と~はんと~お」か。って、ホントに変えるつもりだったらどうしよう。

   さて、30年前のまいちゃんは大学(ってゆーか寮生活)になじめず、最初の大型連休に逃げ帰って弟にバカにされたのですが、虎美が帰宅したのは違う目的。

   「刀らぶのイヴェント絶対行く!

   うちの娘は春休みの間にあの、擬人化した刀を集めて喜ぶゲームの虜になってしまったのでした。もう、なんちゃら兼定がどうしたとかナントカ兄弟がどうだとかもううるさいうるさい。

   そして満を持して昨日朝5時、始発で会場へ出かけていったのですが。

   「駅で待ち合わせの友達を待ってたら、ベンチの隣に座ってたおばさんに、いったいこんな朝早くになんの御用でお出かけなのって聞かれた」とラインが。

   爆笑する虎美(その感覚は母にも疑問)に代わり、震えながらもう1人のお友だちが、
   「ゲームのイヴェントなんです。有名人が来るんで並ぶんです」とまっとうに答えちゃったんだそうで。

   ああきっと異次元の人をみるような目で見られたんだろうなと思いきや、その奥様は大きく肯くと、
   「大崎で乗り換えるのよ! がんばってね!」と励まして下さったとか。

   「……それは普通の奥様の取られるリアクションなのだろうか。ごく普通の家庭の主婦の方は東京ビッグサイトへのナイスなアクセス方法をご存知なものなのだろうか」おかあさんはしりませ~ん。もうそういうところ出入りしちゃいけないと思ってます。あ、お仕事をしてらして、必要があって行かれるのはいいと思いますけど。

   「もしや、そう見えて別ジャンルの貴腐人でいらしたとか? 母と比べてお年頃は上だったか?」
   「わかんない。年は上っぽかった」
   でも、同様の趣味をお持ちの方なら、今月今夜どのジャンルのイヴェントがどこであるとまでは全部網羅していなくても、年頃の乙女が朝から出かける用事にはピーン♪ と来るであろう。いや、解ってて敢えて聞いたのか? 謎は深まるばかり。

   おかあさんは安楽椅子探偵に向いてないみたいです。

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2015年5月 3日 (日)

そんなに簡単じゃないです

   仕事を干されて往生しているおかあさんです。キャベツ料理のレパートリー増えました。

   「そんなにヒマしてるならカドカワの短歌賞に応募すればいいのに。あれは賞金50万だから大きいよ! ヨーコもあれでナントカ大臣賞取ったし。50首なんておかあさんにはすぐでしょ」
   虎美は恐れを知りません。その気になって調べたら30万でしたが(調べるお前もおまえだ!)。そんな、出せばすぐほいほい賞がとれるってもんじゃありません。きみたちが無双したのは鈴木史朗似の顧問の夢路先生(仮名)が根気よく添削してくれたからでしょ。卒業した後自力でなおも入賞できたらその時認めてやろう。

   だいたい、イマドキ短歌をやってる女子高生(女子に限らない!) は両手で数えるほどしかいないかも知れないが、短歌をやってるそれ以上の年齢の人口がどんだけいると思っているのだ。ぶつぶつ。女子高生の短歌なんか黒板とかスマフォとか数式とかその年頃っぽいアイテムを入れとけばイチコロだろうが大人の短歌はそんなもんじゃない。あ、それって「おーいお茶」の俳句だけ?(おかあさん問題発言!)

   詩の道に藍より青き娘(こ)を持ちて 
     腹の膨るゝ心地こそすれ   舞音(再掲)

   それでもそういうことを三十一文字に詠まずにいられないおかあさんは、やっぱりお腹がパンクする前にどっかに吐き出したほうがいいかもですね。いやここに出してる。

   そんでもって三十一文字と思うと係り結んだりしてしまうおかあさんは21世紀にもなってこんな歌風で大丈夫なんでしょうか。シンパイ。

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