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2015年6月18日 (木)

しょうぶだ!

   なんとか最初のお給料が出ました。今月も食いつなげました。ほんと、いろんな方に引きたてていただいて今日のこの自分があることに感謝しています。

   「引っ越したらスーパーが遠くて大変」とことあるごとにグチっていたら、波多利郎さんが、
   「とある事情でいらない自転車があるんだけどいかがですか」って。
   「いただけるなら頂戴したいですッ!」とすぐに手を挙げ、いただいて参りましたよ。おにいちゃんといっしょに相模の某駅へ出頭して波多利郎さんに拾っていただいてご自宅へ。状態の良いサックスブルーの市内で普通に女子高生が通学に使っちゃったりするような自転車をいただいちゃいました。
   お宅への道中車中から「この道をまっすぐ行くと町田ですから」云々と戴いたチャリに乗って帰るつもりのおにいちゃんに帰りの道まで案内していただいて。
   「ここの自転車屋さんで落ち合いましょう。防犯登録をやり直さないと」と、行き届いたこと。

   そして、おにいちゃんが先に発った後、
   「お茶でも」とおうちに入れていただいて、うわーきれいにしてるなーとぼーっと突っ立ったままLDの入り口でお茶を戴いて。
   またお車に乗って某大きいスーパーの駐車場に車を停めて、待ち合わせ場所へ。防犯登録をやり直して貰ってめでたくこのチャリは早乙女豹太くんのモノになりました。

   「ついでに花菖蒲でも見に行きませんか」ってなんでおかあさんの趣味わかるのぉー!?
   「行きたいけど、そんな高い入場料払えませんです」
   自転車戴きに行くのに手ぶらなんだもんな。もうお里のおじいちゃんにばれたらお説教小一時間ですよ。ごめんなさい、次のオフのお土産を期待してぇ~~~。
   「大丈夫無料」

   相模の某公園に連れてってもらいました。

   うわー!

   きれいにラインを作ってお行儀よく並んだ花菖蒲が満開~~~!

   ところがおかあさん余計なことを考えて。

   (ここで金がないなら智恵を出さねば。わたしに期待されているのはこの場に応じた歌を詠むことではないか。よし、在原業平がカキツバタで詠んだならわたくしは花菖蒲で一首詠んで見せようじゃないか。うん、花菖蒲を句の始めに入れて詠むとどうなるんだ、そもそもはなしょうぶを旧かなで書くとはなせうぶなのかはなしやうぶなのかどっちだ?

   「おかーさんは注意が逸れると顔が無表情になるんだけど、日頃ニコニコしてるから落差が怖いんだよね。気をつけてくれる!?」

   虎美がいちど申してましたが、その時わたしはまさしく魂を飛ばしてました。

   波多利郎さん! わたしあのとき不機嫌だったんじゃないんですからね~~~!!

   木を見て森を見ない性格を改めましょう。OTL

   せっかく油代使って連れてきてくれた方を楽しませなくてどうする。ホントスイマセン。

   というわけで唸り続けるおかあさんを駅まで送り届けてくださってお開きとなったのでした。

   うちに帰り着いたらおにいちゃんがもうゴキゲンでひとっ風呂浴びた後でしたよ。

   波多利郎さんホントありがとうございました!

   そんで10日も唸り続けた結果がコレだよ。

   

 るすぎて
    つのこころを
    きたてて
    ちみにゆけり
    けのえんげい  舞音

   今日の通勤の車中でなんとかなったよ。ところが、携帯に入ってる広辞苑で調べたら、花菖蒲は旧仮名では「はなしやうぶ」なんだそうで。
   まちがっちゃったどころじゃない、6文字じゃあ折り句にできねえじゃねえの。

   

ムチャしました。

   

 ときけば
    ほたれいても
    すみのひ
    ちみにゆけり
    けのえんげい 舞音

   下の句は使い回しちゃった。
   花菖蒲は江戸時代に松平なんとかいう花菖蒲の神様ともいうべきお旗本が頑張って品種をまとめたり栽培法を書き留めたりしてくれたのを伊勢のなんとかいう商人と、肥後の細川斉護(字がアレなのでなんとか覚えてた)という殿様がそれぞれ地元でがんばって発展させたと説明がありましたんで。それにしても「武家の園芸」とはみやびじゃないのう。
   まったく江戸時代のお武家の園芸熱には驚かされますね(棒読み)。

   まあ、折り句ってのはある意味「アイウエオ作文」なんで、その場でなんとかかたちになればよし、深い内容がある必要はないんですから。いーんです! それにしても、ジャンルは違うとはいえねづっちはほんと毎度巧くまとめてたもんです。改めて尊敬。

   ってことで、遅くなりましたが、波多利郎さんまたよろしくー!

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コメント

 母がかようにちまちまと三十一文字をこね回して自分だけが悦に入っている間に、虎美は今年もおーいお茶の俳句で佳作入選したそうです。あれは佳作といってもセレクトされるんで、ホントに優秀な、プロ野球で言うとドラフト1位指名ぐらいじゃないとボトルに印刷される栄誉には浴せないそうですが。虎ちゃんはドラフト外指名育成選手枠ぐらいかなー。でもプロだよってレヴェル。いやプロちゃうけど。
 おかあさんどすぐろいジェラシイの炎に身を焼かれております。ゴゴゴゴゴゴ
 でもやっぱ学生的な小道具と自然現象を組合わせた雰囲気俳句で母はこんなの認めたくないのでした。負け惜しみMAX!

投稿: まいね | 2015年7月12日 (日) 16時58分

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