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2015年2月16日 (月)

発表! 2014年の本

   いやほんと、暮れからお引っ越しの準備しつつ買った本を整理してたけど、去年はまったく本を買って読む余裕がなかった! 「オリ咎」シリーズも出てなかったみたいだし。
   辛うじて東日本大震災のときに石巻? の製紙工場が大変だった話を日本の製紙業界の現状をからめつつ描いてくれた本は読んだけど、どっかいっちゃったわ。寝ても覚めてもなくらいに心に深く食い込んだって程でもないし。

   情けない。

   それで、2012年と被りますが、「マルタ・サギーは探偵ですか」が再び選出となりました。虎美が発掘して読み返してたのに付き合ってたら、なんと加筆再版で、新しいヴァージョンも読んだら、あー作者さんこういうところをもっと膨らませたかったのね~と胸がいっぱいになったり。

   あと、旧版では学校になじめず、父母からの「金は十分渡してる筈だ」というネグレクトを受けていた主人公に温かく目配りしてくれていた先生がそれでもいたのが、新版ではバッサリカットされていた辺りの事情を作者さんがご自分のツィッターで説明していたとか言う話がなんともイマドキーでした。
   そういう、出版社の公報や、雑誌のインタヴュウでなく作品について語る場があるっていいわよねーと、時代の流れに溜め息を吐いたと言うことと。
   明らかにネグレクトを受けている生徒をそれと知って学校側が手をさしのべないというのは2013年時点では有り得ないということでカットになった云々の事情が。
   ニュースとかで、この子も救えなかった、この子の命も失われてしまったというのばかり見聞きしますと行政はなにをやっておるのかと思うことが多いのですが、それなりに頑張っておるし、頑張らないといけないように環境は変わっているのだそうです。
   悪くないじゃん日本。

   想像世界のオスタス(この作品で主人公が飛ばされた異世界)もすてきな場所ではありますが、それなりに悪の組織とかあって、無碍に失われる命とか、ある訳ですが、現実世界の日本も、なかなか悪くはないのではないかと思うしだい。それが十全ではなく、メリットよりまだデメリットの方が多い感じで歯がゆくもあるでしょうが、世の中そんな捨てたもんじゃないと思ったので、2014年という年にこの本に触れて良かったと思ったのでした。

   こういう年もありでいいでしょ? でも、今年はもっと本をじっくり読みたいです。

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