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2014年1月23日 (木)

多摩丘陵の春は遠い……

   センター試験の後、自己採点をして詠める

   梅一輪 一輪ほども 春が来ねえぇぇぇぇ……ッ

   我が家の白梅、薄雲太夫ちゃんはええと月曜日には咲いていたもよう。火曜日にお買い物から帰ったときに見たら一輪咲いてました。昨日とかは日中温かかったので、見る間に一枝ばばばっと咲いてました。

   梅は咲くのに。桜はまだのようです。

   その昔、自分が共通一次を自分が受けたときは、わーいこれで終わったーと開放感で金沢の中心部の老舗書店にみんなして繰り出して、我慢していた漫画やら雑誌やらの立ち読みをして夕方になってから帰宅しましたら、母が鬼の形相で。父から、そういうことだろうとは思っていたが、皆心配しているのだからせめて一言断ってから遊んできなさいと怒られました。ええ、数学でちょっと出題側が遊んだ結果大波乱のあった年でした。あれで人生狂ったひと結構いたみたいですよ。おかあさんはのー天気に乗り切りましたが、当時の友人達は解きながら、あ、これでまいちゃんこけるなと予想していたそうです。

   時は流れて、今年は親の立場でそれを経験しましたよ。
   「お兄ちゃんが帰ってこない」
   「おかーさん気にしなくていいって」
   「だってお前には、今年やらかしたらもう生きてはいまいって言ったんだろ?」
   「そーだけどさー」
   そういう虎美はツィッターなどチェックして、今年の国語が大変だった由情報をゲット。
   「おにーちゃんもやらかしたかも」なんて煽ります。
   そのうち、ご飯は食べて帰るというメイルが入り、おかあさん寒い現場で風邪をこじらせてたから安心して先に寝ましたが、ぎりぎり帰宅した彼は、
   「あ、おれはそれ結構できたから」って。
   「『源氏物語』だったよ。夕霧。それより小説がめっちゃ面白かった、朝ドラみたい!
   「嫁いびられていたのか?」
   「なんか戦時中の話で、息が詰まりそうになったおんなのひとが夜出かけてちょっと走ってみたら爽快だったからそれからランニングにはまって、夜な夜な出かけるから親が心配してあとをつけてみて、走ってるのを見て安心してお父さんもお母さんも一緒になって走って楽しそうだった」
   ……それのどこが朝ドラなんだろう? とにかく翌日の数学に向けて早く寝させましたが。
   翌日も。
   「何故帰ってこないのだ」
   おかあさんおにいちゃんの好物の肉じゃがを作って待ってましたが大河も終わろうというのに帰ってきません。
   「いーじゃんもー」
   おお虎美おまえはそれが来年の自分の姿だと解っているのか。
   「数学もなにか難問が出たそうではないか」
   最近は即時に情報が出回るから親も大変。
   「いまどこ? 肉じゃがだから帰っておいで」とメイルを打ってみると、
   「うん」と一言。そのまま1時間音信不通で。
   「事態は理解している。とにかく帰ってきなさい」って、まるで一昔前の新聞の一行広告、「全ては解決した連絡請う」みたいな。なにやらかしてるんでしょうねこの子は。うちの母もこの位気を揉んだかと思うとああっおかあさんごめんなさい!

   「草野君と一緒なんだから心配することないって」と、虎美情報の後出し。
   「なんだそれは?」
   「おにーちゃん言ってたよ、センターの席順草野くんと同じ教室に配置されたって」
   その昔の共通一次でも、ある程度地区で受験者まとめてからそこで五十音順に受験番号つけてたみたいで、おかあさんも隣のクラスの活田ほのかちゃん(仮名)とはたしかに連番だったなーと思いましたです。名字が同じでファースト・ネイムも隣の字はじまりだったってこと。
   そして二階堂とハムテル(本名は西根公輝)が試験でも同じグループだったように、早乙女豹太くんと草野くん(高校以来の心の友)はぎりぎり同じクラスに割り振られたわけやね。じゃあ昨日も草野くんとご飯食べたのか。言えよ昨日のうちに。
   「草野くんと一緒なら心配要らないか。なぜそれをはやく言わぬ」
   「言ったじゃん受験の前の日にー」
   おかあさんその日風邪ぶり返して朦朧としてたから!

   「駄弁ってたっていいじゃない人間だもの」とどこかで見たようなメイルが返ってきたのでおかあさんは自分のご飯だけ済ましちゃいました。

   「数学は……まあできたんじゃないかと思う。それよりほんと国語はやばかった! 現代文も何これって感じ」と帰るなりおにいちゃん。買った肉じゃがかと思ったら作ったのねなんて失礼なこと言いやがって。確かに昨日は寝込んでてご飯どころじゃなかったけどさ。
   新聞を広げて見てみましたが、こりゃきついわ。論説は何言ってるのかわけ分かんないし(論語などの素読が日中の近世以前の知識人に与えた影響がどうとか)、夕霧は夕霧であの夕霧が一世一代のラヴ・アフェアに出たはいいがしょっぱいことになって「おれ恋愛にむいてねえわ」と脱力するあの全国のまじめもてないくんの涙を誘う辺りだし。
   「『あさきゆめみし』読んでた奴なら解ったかも。たしかにあの絵で夕霧が鬱ってるシーン覚えてる!」とおかあさんが総括すれば、
   「あたし読んだけど覚えてないわー」って。
   虎美は反省してください。おまえしょうもない漫画のシーンは効果音まで全部諳んじてるのに! 豹太は豹太で、
   「おれ『絶対可憐チルドレン』のあの小さい女の子が浮かんできて大変だった」
   こないだおかあさんが「絶対可憐チルドレン」の登場人物名は「源氏物語」から取っていると言う話をして、
   「だから国文のひとにヒロイン三人の名前を言うと、『じゃあ紫穂ちゃんが本命なのね』って言う」と言ったらば、
   「いいじゃない、作者は薫が本命だと思ってるかもしれないんだから」と間の抜けたことを抜かすので、
   「お前が源氏物語を欠片も理解していないことがよく解った。
   薫は男だ! 光源氏がオジサンになってから貰った奥さんが不倫してできた子が薫!」と例によって小一時間ほど源氏物語の構造をレクチャーしてやったというのに。
   ……脱線しますが、最近のスピンアウトで夕霧ちゃんと日ノ宮くんが出てきたので、あと出てきていない作中有名人は夕顔ぐらいになりました。悪の組織から離れてヒロイン達の友達になる(?)雲居の雁を元にした名前の女の子が出てきたのがすごいです、今書いてて気がついた。

   「漢文の筍は解った」
   流石はパンダの息子。苦みのある筍はそれ故食用に獲られることがなくて結果繁茂するとかいうたとえでちょっと個性があるものもそれなりに生きる道はある的なことを言っているらしい……? おかーさんその解釈違うよって言われたな、そういえば。ええと、興味を持たれた方はそれなりのサイトで正しき解釈をお探しください。ごめん。

   そして満を持してどっかの予備校が当日早々と発表してくれた模範解答から自己採点してみた結果……

   「今年もダメみたい

   こーらー! 予 備 校 の 授 業 料 返 せ!!

   頼むよ、おかあさん夏からドンタコス絶ちしてて、もう禁断症状で苦しいんだから(痩せたのは仕事のせいじゃないのか!?)もっと好きなものをやめないと意味がないかと秋からは柿ピーも我慢してるし!
   嗚呼、早乙女家に春が来ておかあさんが晴れてドンタコスや柿ピーなどのスナック菓子をもりもりできるようになるのはいつなのでしょうか。

   ほんとお願いします。

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2014年1月19日 (日)

「魔法少女プリティベル」 ひとの性癖を笑うな

   連載中から噂は聞いていて、いっぺん見てみたいとは思ってたんですが。なにしろマイナー青年誌掲載だったらしくちょっと機会がなくて。レンタル落ちしてた上に広告掲載されてそこら中で煽りを見たんで。

   次代魔法少女として魔法のステッキが選んだのはボディビルダーのおっさんだった!? 心優しき漢はいたいけな少女を戦いの場に赴かせることを是とせずノリノリで魔法少女になることを了承、ここに見るものを凍らせる最狂の魔法少女プリティベルが誕生した!!

   設定だけ聞いたときには、変身したらきゃわいい美少女戦士になるんだと思ってて、そういうギャップ萌えなのかと思ってたら、オッサンそのまんまかわいい美少女ルックをムキムキの身体にまとって、角刈りムキムキな魔法少女になっちまいました。そんで歯茎までむき出してボディビルダー特有のフルスマイルするし。

   

うわあああああ眼が腐るぅぅぅぅ!

   そんで、あのビルダーの筋肉を美しく見せるキメポーズをお名前つきでやってみせるのです。

   「ダブルバイセップス!」えーとこれ上腕二頭筋を魅力的に見せるあのゴリラのポーズね。これを見せると敵の魔族その他は戦意を消失してしまうという超平和的で強力な技です。その他、太腿の筋肉を美しく見せるポーズやら、脇腹の引き締まり加減をアピールするポーズやらを見せるごとになにやら訳の解らないビームが拡散して敵は心を砕かれるのでした。

   なんて平和カッコイイヒーローいやヒロインなんだ。

   これはなんで可愛い女の子に危ないコトさせるのよと言う最近の魔法少女ものに対するアンチテーゼになってると思いますね。
   そんでもって幼女分は十分にその魔法のステッキを持って適合者を探しに訪れた天使のペア、ミルクとココア、オッサン(高田厚志さん♪)の次の適合者正しかるべき魔法少女のエリちゃん(これがまたパワーバランスがぶっ壊れるほどの史上最高の超強力魔法少女)やら、そのステッキ奪取のために当初から現われていた魔族の「お嬢」ダッチ・アイスなどで発揮されています。対象年齢的にあれなんでしょうか、ルックスは幼女なのにこれでもかと露出しているのがおかあさん的には気に入りません。何かっていうと大股開きでパンチラするし、お風呂とか入れちゃうし(厚志さんは漢なので一緒に入ったりしません!)。キメエんだよロリコン。っておかあさんひとの性癖をどういういう資格があるのかオスカル趣味変態のくせに。
   その漢の平和パワーに驚いた魔王のひとりがすぐさま停戦を申し入れて、偵察と身辺警護に差し向けてきた魔族のおねーちゃん、マッチョ趣味があって厚志さんにぞっこん♪ のモカちゃんはまあ20代の容姿(巨乳)をしてますので際どい恰好もいいぞもっとヤレなんですけど。

   新しい魔法少女を倒して名を挙げようとする魔族の兄弟を叩きのめして、
   「悪さをしないなら命までは取らないよ」ってスポーツマンの笑顔で諭す漢の魅力にメロメロにしちゃうと、今度はただ強い奴とやりたいだけというバトルマニアの魔族「狂犬」桜を呼び寄せるし、さらに胸の悪くなる謀略家、海魔のマイヤーが襲ってくるやら、四大魔王が不可侵協定結びに来るやら、さらに不気味な黒幕ルラが暗躍してライヴァル魔法少女を擁立するやら、天使の落ちこぼれが結成したシスター戦隊やらそれのライヴァル魔族のカラーレンジャーが可愛いバトルをやってたりとか復讐に心を凍らせる仮面ライダーが出てきたり、もうカオス!

   やばいよ、既刊10巻一気読みしそう!(最後の理性で4巻までで保留中)

   虎ちゃんはもう一巻から爆笑しながらはまってて、ブックオフに探しにいきそうな勢いです。いやーいいもん見ました。

   でも、若い頃いろいろやんちゃをやった結果「俺の筋肉は観賞用」の境地に達した厚志さんはいいマッチョだと思いますよ。モカちゃんと仲良く♪

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