« 2014年6月8日 - 2014年6月14日 | トップページ | 2014年6月22日 - 2014年6月28日 »

2014年6月21日 (土)

本日の疑問: アラミスはショタのうちにはいるのか?

   夏を迎えて労働状況が過酷になってきたクリーニング工場プレス部門であります。主任さんは殺気立ってきて、
   「(あっちの機械にはさっき派遣のドルシネアさんを入れたからもうじゅうぶん涼んだはずだ、こちらに戻して肉体労働してもらって大丈夫、次はパジャマのプレスがあるからヴェテラン派遣の佐倉さんはそこで手腕を発揮してもらわないといけないからしばらく温存して)……早乙女さんスタンド入ってカヴァーリングやってちょうだい!」と高度な人員配置をやっておられるみたいです。機械にはスポットクーラーという冷風を出す装置がついてるので、機械について作業すると多少涼めるんですよね。ありがたや。おかあさんはのんびりカヴァーリングなんか畳みながら、また紐が結んであったよー患者さんもお暇だねなんてもぞもぞやってたりします。
   「はーい♪」

   おとといはシーツがどさどさ降ってきてそれなのに週の真ん中は結構休みを取るひとが多くて結果人手不足、おかあさんは大車輪でぶんぶんシーツを振って皺をとって山を作っていましたが。男性の派遣の方も大汗かいちゃって、すり抜けざまちょっと整髪料が匂ったんですよね。そこから、そーいえば大学のサークルの同期がいっつも整髪料クサかったのに、あとでデパートの香水売り場行っていろいろみたらあれが噂のアラミスだったってことあったなーって。

   「はて、『アラミス'78』のアラミスは杏子センセにちょっかいを掛けておったがあれは教師と生徒ものとはいえショタのうちにはいるのであろうか」なんてことをふと思いついて。

   『アラミス'78』は、大和和紀のラヴコメです。わたしは少女フレンドの大御所としては里中満智子より断然大和和紀派です。似ているようで全然違う! それはおいといて。小柄なのを気にするあまりいろいろとんがった性格になってしまった杏子ちゃんは希望とはちがって高校の教師になりましたが、その学校には三銃士と呼ばれる人気者がいたのでした。その中心、海神龍之介は杏子を気に入って求愛しつづけるのですが、教師としてはそんなもの受けるわけに行かないッ………海神のことを愛しているらしい同じ三銃士の世羅(美少年!)は小姑根性丸出しで2人の仲を裂きに来るしもうひとりの臣くんはいたって健全に見守ってくれる(?)し。なんとも華やかで羨ましい杏子ちゃんの学園生活といったお話でした? いやこれ今でもアリだな、設定だけ見たら。やっぱ大和和紀偉大だ。

   問題は、秀才の海神君はガリ勉が祟ってイマドキ! 結核をやって10年ほどサナトリウム行ってて、高校生ながら御年二十ウン才の美青年だったことなんです! たしか、東大なんか余裕で入れる学力あるんだけど高校卒業資格をもらうためだけに学校来てるって設定だった。くるくる巻き毛に美髯なんか蓄えちゃって! 1978年でですよ! 有り得ない! でもカッコイイ! 重ね重ね大和和紀偉大だ。

   どーです、ギリシャ彫刻もまっつぁお(結核直ってから筋肉つけた)の年上の美青年が生徒。挫折を経験してかなり人格に深みがあって頭も切れて、そして、アラミスのコロンなんかつけちゃってるゴージャスで個性的なコがひたすら愛を捧げてくれるんですよ! いやからかって遊んでるのもあったと思うけど。だがそこがいい

   これは物理的にショタじゃないだろ。アラミスたしかもう20代後半だし。身体もじゅうぶんでかいし。かるがる杏子ちゃんのことをお姫様抱っこ(乙女の夢!)できてたと思いますけど。大検(大学入試資格試験)が一般的じゃなかった頃の話で、高校卒業資格が欲しいだけの高校生ってところが当時目新しかったし。変わり者ながらじゅうぶんアラミスは人格も練れていてこのクソガキがーといったショタの醍醐味が……でもやぱりコドモっぽいところはあったかな? どうでしょう? 立場上教師が生徒にたぶらかされちゃイカンという縛りはあるにしても。

   というわけで羨ましがられながらも「そんな良いモンじゃないんだってばッ!」というハーレム? ラヴコメの王道ではあったと思いますです。しかし物語の典型はなんでも昔からあるもんだな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月20日 (金)

おかあさん帰宅難民になる

   さっき帰ってきました。
   今日はケーニヒスティーゲル社のお給料日、いつものポンアツは北里リネンサプライでお仕事を終えたあと、町田の事務所に顔を出すべえと小田急線に乗って一駅二駅過ぎたところで放送が入って。
   「サガミオーニョの駅で脱線事故が起きて対応中です」
   おかあさん先月は人身事故があったりで最近電車のトラブルにも慣れて、
   「軽挙妄動せずその場で復旧を待つのがベスト」と心得、こないだの雨の日なんか丁度ドルシネアちゃんと駅までたどり着いたところだったから、
   「ちょうどいいや、軽くなんか食べて待とうよ」と、5月末に新装なった駅地下のカフェでパスタなんか食べながら盛り上がってやり過ごしたのでした。
   「早乙女さんちって戸建てなんですね。お庭あるんですか、いいなー」
   「うん、紅梅の紅天女ちゃんと白梅の薄雲太夫ちゃんと椿のバッキーちゃん
   「……もしかして早乙女さんモーニング読んでましたっけ?」
   「うん♪ 最近はもうやめたけどね」
   「椿がバッキーって……ジャイキリ?
   「なんだードルシネアちゃんジャイキリ判るんだ!」
   ……なんてことがあったりして。飛び飛びにしか読んでないというので今単行本を貸してます。

   その時はちょうどよく話が一段落ついたところで店を出て駅に着いたら動き始めた最初の電車に乗れたので、
   「やっぱお店入って待つのが一番ね♪」ってことになったのですが。翌日話をきくと、ひどい雨だったこともあり、慌ててタクシーを拾った他の派遣のお姉様(お住まいは隣駅辺り)は渋滞に捕まってうちまで2000円超もかかってしまって旦那様に叱られたとか。
   「そこらへんのお店に入ってビールでも飲んで待ってれば良かったんだよ!」って。あーたしかに、わたしパスタひと皿で700円しなかったですかねーそりゃタクシー代無駄でしたね。

   ところが今日はそうは巧く行かなくて。
   そのうち、
   「事故対策や振り替えなんかはいま考え中なんでちょっと待ってて」というような放送が入って、とてもすぐさま動きそうな雰囲気はなくなりました。えびーにゃという比較的大きな駅で止まったのが幸い。おかあさんわくわくして降りました!
   えびーにゃならおおきな商業施設が駅にくっついてます。カフェもいくつかあるし、その先にはファミレスもあったもんね! よりどりみどりだー♪ 

   念のため出るときにSuicaちゃんをチャージしたら、お財布にお札が無くなってしまって、それだけがちょっと心配でした。今日お給料もらうからってあんまり持たないで出てきちゃったのよね。どうせ目の前に銀行あるし、少しだけ軍資金下ろしちゃいましょう……。

   そして、その横のビルにサイゼリアが入っていたのに目を留めて、贅沢はイケナイ、ここはサイゼリアで堅実に待ちましょう、とご機嫌で入っていったのでした。

   ハイここで失敗。電車の中で猫科の人達に連絡は入れたのですが、虎美には既に指摘されていました。
   「携帯の電池気をつけてね」
   おかあさんが充たすべきだったのは自分のお腹ではなくスマフォのお腹だったのです!
   今朝電車の中で携帯小説読み込んじゃってかなり残りやばい状態だったですから。銀行より先にDoCoMoショップを探すべきでしたね。

   とりあえず、ミラノ風ドリア野菜のせとフォカッチャにドリンクバーつけて、リュックに入れっぱなしのパズルの本も拡げてもう居座る気満々でいたら、情報が入りましたよ。
   「回復は19日23時の予定
   おい。
   えびーにゃを夜の11時に出たらノイエ・リリエンベルクにつくのは12時近くじゃないかよ。そこで方針変更をしなかったお母さんがいけません。虎美が学校でちょっとミスっておかあさんが学校に出向く必要があったので、ポンアツに着いた時点で翌日の仕事をキャンセルしてたんで、心理的余裕があったんでしょうね。嗚呼。

   お兄ちゃんは町田でお買い物中で、橋本経由で帰るというメイルが入りました。ええと、JRと京王線との結節点ですね。京王は小田急の新百合から枝分かれしてる別の路線(多摩線)とまたエーツァンでつながってるのでそこから帰ってこられるという作戦のようです。

   おかあさん安心してひとりで晩ご飯食べました。残量あやういので携帯は電源切って。
   パズルも久し振りに解いて。前屈みになってる間に少し意識が飛んで。気がついたら8時過ぎてたわー。でも11時まではまだまだ。1時間に1回ぐらいずつ電源を入れてメイル打ったり、情報収集したり。難問がもう少しで解けそう、というところでミスが発覚、これはいちからやりなおさないと! ということになって、10時30分。そろそろ移動することにしました。
   ……ってね。一ヶ月分エスプレッソ飲んだわ。ちょっと粘りすぎだったかも。

   えびーにゃ駅に行ったら、駅員さんが何人も出て1人1人におかえりのルート案内をしてます。橋本、橋本と聞こえます。少しやり過ごして、お手透きになるのを待って声を掛けたら……
   「まだ動かないの?」
   「あいすみません本日中はちょっと

   ぱーどん?

   それでみんな焦ってたのか。
   横にあるボードには、ノイエ・リリエンベルクからソームベルクまで運転中止中と書いてあるじゃないですか!
   「ノイエ・リリエンベルクまではどうやってかえったらいいのかしら?」
   「橋本まで出てください」って、それは何に乗ったらいいのよう! JRとか相鉄とかいろいろ乗り入れててえびーにゃ便利すぎ。
   「あっち、相模線。そろそろなくなりますから」って、もうそんな時間!?
   ダッシュしてJR相模線の乗り場へ移動しました。あーチャージしといて良かった!
   これがまた、お兄ちゃんからのメイルに橋本は人が溢れてるって書いてあったけど、その人数をさばくのに苦労して相模線もダイヤ乱れまくりのようで、
   「すいません前の駅を出ました。このままお待ち下さい」って、渋滞中のバスか!
   終電だというのにホームは人が相当並んでました。まあ、といっても落ちる程じゃあなかったな。みんな平和に乗れたし。おかあさんちゃんと坐れたし。ただ、非常時なのでシルバーシートにお坐りのお客様もみんな一心に携帯いじってました。そこはしょうがないか。

   えびーにゃから橋本けっこー遠かったですね。寝ちゃってた(大物)。もう12時近かったです。そこから、また本日最終の京王線に乗り換えてエーツァンを目指します。ほぼ座席が埋まるくらいの混み具合。エーツァンで小田急に乗り換え。電光掲示板は調整中ながら、多摩線はなんとか動いている模様。案内はないけど信じてホームで待ちます。来ました。ノイエ・リリエンベルクまで行くというのを信じて乗って、ホッと一息。何度も現況を問い合わせたり送ったりしていてとうとう携帯の電源が切れました。え~ん。

   なんとかノイエ・リリエンベルク着、改札を出ると、長い行列がコンコースを横切ってます。なんだ? と思いつつ、とりあえず深夜バスに間に合うかぎりぎりなのでバスターミナルへ駆け下りますが……時既におそし、イーヴィヒベルクゆき乗り場は閑散としておったのでした。終バスってたしか24時10分発だったわねえ。目の前の時計台は24分ぐらいを指してました。
   歩くか。
   足を引きずって階段を登り、おうちの方角、北口を目指します。さっきの行列は北口の階段を下り、なんとタクシー乗り場に繋がっていたのでした。あれみんなタクシーに乗って帰る人の行列か!?

   歩きます。せいぜい30分だし。
   覚悟を決めて歩きだし、途中のファミマで明日の猫科の人達の朝ご飯とお茶を調達しました。

   お腹すいたよう。サイゼリアはお安くておいしくて良かったですが、意外と腹持ちがよくなかったです。上り坂をだらだら歩いてたら汗もかいたしね。

   やっとおうちにたどり着いたらもう1時ずいぶん回ってました。虎美は半分寝てました。それから甘木高校の先生の対応がおまぬけだったとかひとしきりしゃべりちらして、なんとか寝てくれました。明日小田急線止まったら学校休みなのにな云々とまた勝手なことをいって。明日もちゃんと学校行ってくれよ。

   お兄ちゃんの心の友草野くんによりますと、スマフォ使いは予備電源を必ず携帯しておかねばならないそうですが、へーふーんと流して対応しておかなかったおかあさんがいけないと思いました。脳裏に浮かんだのは「聖☆おにいさん」のイエスの弟子の漁師兄弟の弟の方……? 携帯の電源が切れるのが怖くて充電器をいっぱい準備してるってネタありませんでしたっけ?

   あと、スマフォは電池が切れたらただの板なので、やっぱり紙媒体が確かだと思いました。一昔前はみんな都区内の路線図なんて定期入れに入れたり手帳に挟んでたりしてたと思うんですけど、とりあえずおかあさんは郊外路線になったせいもあって持ち歩いて無くて、どこをどう乗り継いだらおうちに帰れるのかまったく解って無くてひとまかせだったのは恥ずかしいと思いました。次からちゃんと携帯しよう。

   それにしても、電線がぶっち切れたり、レールが曲がってたり、わりとすごい事故だったんですね。プラレールだと脱線もひっつかんでほいと直せますが、リアルの電車は大変。あ、お怪我をされた方がいなかったのはよかった。それでは小田急の方復旧がんばってね。




| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2014年6月8日 - 2014年6月14日 | トップページ | 2014年6月22日 - 2014年6月28日 »