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2014年5月20日 (火)

1年ぐらい周回遅れかも

 川崎市は昔っからゴミの収集が太っ腹で、たしかバブルの頃、川崎に住んでた会社の後輩が、「えぇ~? 毎日好きな日に出していいんだと思いますけどぉ~」とか言っててたまげた覚えがあります。引っ越してきた年から、「週3回になるけどゴメンね」と実に低姿勢で広報してて、噂はほんとだったんだーと思ってましたです。
   そんで、ゴミの歌と認識されてる市の歌を替え歌にしたわけだけど。……リンク張ろうとしたらその自分の記事がどこにあるのか見つからなくて大変でした。ニフティの検索使えなさすぎ。虎美が今総当たりで探してくれました。→ http://meine-tage-vor-dir.txt-nifty.com/pre/2010/01/post-43e4.html

   その高性能の処分場もそろそろやばくなってきたとかで、去年から家庭ゴミが週2回に削減、プラスティック・トレイの日と雑紙の日が新設されました。なんだか溜まらないし、それをどういうふうに包んで出したらいいのかがわからないので実は雑紙って出したことないです。ゴメン。仙台時代はワケルくんにノリノリだったのに。

   それで、これからがんばって分別するぞという意志を見せるために作ってみました。

   「クリィーミーマミが名作だというならそらで歌えるはずだなッ」

   いや、この曲は作中挿入歌でオープニングやエンディングになってないし。

   ってことで、曲は「Bin Kan ルージュ」でお送りします♪ 歌ってね♪

http://youtu.be/Uu4UN5caj5A

瓶・缶・ルール

輝く朝日額に受けながら
半透明ゴミ袋手に持って
回覧板マル特情報を
確かめるため集積所へとフライ・ハイ
わたし 行くの

実は処分場 処理がMAXで
分別収集 移行よ

瓶・缶・ルール ご家庭で振り分けて
決まった日カゴに出して
埋め立てで相模湾埋まっても
2000年 乗り切るの

   てなカンジでどうでしょう? ほんとおかあさんって暇よね。虎美にも、「ほんっとおかあさんってそういうくだらないことよくするよねッ」と吐き捨てられました。いいもん。

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Fate 狂の世界史選択者はこれでも見てまとめればいいと思うよ

   虎美絶賛中間試験中です。世界史のまとめを母手伝ってました。世界史Bの範囲がオリエントで、先生張り切って、
   「古代オリエント史は皆さんになじみの少ない国がいろいろ出てきます。それを覚えてもらうために、先生は替え歌を作ってきました。今から歌うので聞いてください」って。島倉千代子のあの曲に合わせて、
   「♪オリエントいろいろ~
    アッシリア ミタンニ カッシート……」とノリノリで歌ってくれたそうです。リクエストしてないのにもう一回。虎美は演歌とか家族に合わせて良く聞いてるので、フレーズの切れ目で
   「いろいろ!」と合いの手を入れてあげたそうですが、現役JKの皆さんはもう呆然自失……。

   そういう虎ちゃん、
   「オリエントってFateのキャラに関係した国いっぱい出るよね? バビロニア出たときにはギルガメッシュキターッ! ってもう嬉しくてしょうがなかった」って言いますが。
   「オリエントだからそろそろあの征服王イスカンダルが出てくると思ってたのにまだ出てこないの。どこの王様なの」って。
   「そんなわけがあるか!

    イスカンダルってのは中東読みの筈だ。

   ありゃあ ア レ ク サ ン ド ロ ス 大 王 のことだぞ」

   「ごめん! もう出てました。ええーッそうなの!?」
   「母も、高校の世界史の先生が、『宇宙戦艦ヤマト』に引っかけて、あれはアレクサンダーのことだと余談で言うまで知らなかった」
   あーあ。こんなんでFate/Zero 大好き、ライダー陣営(そのイスカンダルを召喚したものの術者が小物すぎて英雄に振りまわされるところが戯画的、しかし最後は感動的)がいちばん萌えるとか言っちゃうんだからなあ。

   念のため申しますと、ゲームを元としたアニメを先年やってましたFate/Zero。「魔界転生」みたいなノリで伝説の英雄を召喚して使役して戦うというお話でした。それに、アーサー王とか、アレクサンダー大王とか、ギルガメッシュとかランスロットとかが召喚されて登場しておったわけですよ。去年は親娘してきゃーきゃー言っておったわけですが。波多利郎さんその節はありがとうございました。……はまったって言ってそのレヴェルか。

   「はっずかしいやつ。ブログで晒すからな」
   「やめてえ~~~~」という会話があった後で。

   「このヘレニズム文化の柱の飾りがどうとかっての21世紀になってもやってるのか。こんなんへの役にも立たん、覚えるだけ無駄ァ……なになに、ドーリア式が荘重でイオニア式が優美でコリント式が華麗? こんな絵の潰れたプリントでそんなもん判るか。えーと、これを無理矢理Fate でこじつけると、荘重はあれだ、それこそイスカンダル。どーりゃーっと」
   「そっかー」
   「優美なキャラって誰だっけ」
   「時臣(召喚する人間の魔術師の1人)だよ! 『余裕をもって優雅たれ』。解った、イオニアが時臣ね!」
   「それで華麗ってゆーと、あれだ、英雄王(えーゆーおー)」

   「ギルガメッシュだ! おかあさんありがとう! これが萌え試験対策ってやつなんだね! もう絶対間違えない!」

   そして今日のテスト、見事にドーリア式のパルテノン神殿が出題されたようです。ふはははは、母の暗記対策能力に感謝するがよい。

   ってことで、日本全国中間試験の季節とお見受けしたので、どうぞご利用下さい。

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2014年5月18日 (日)

「アルスラーン戦記」 神はオッサンに宿る

   なんで今更と思ってたんですが。「鋼の錬金術師」の荒川弘が作画であの田中芳樹の「アルスラーン戦記」を再コミック化。再というのは、バブルの頃に角川でアニメ映画かしたときにええとASUKA系の少女漫画家さん、中村地里だ、やっと出た、でコミカライズもされてたので。映画はパート2までやったと思うけど1しか見てないなーあんまりキャラクターの魅力が生かし切れてなかった感じでした。原作は一応一部完結した(オトナの事情で出版社変わって2部続刊中。今週末新刊出たって)けど、コミックの方はどこまでやったんだか。絵がキャワイイ系だったので、天野喜孝さんの角川版挿絵と違いすぎててちょっと好きじゃないわ、とそういう認識。

   

荒川さんにバトルもの描かせなくてどうするという編集側の企画先行ってところですかね。その辺、1巻に対談載ってたんで確認してください。

   田中芳樹はもういいやというスタンスで(タイタニアの新刊もスルー)、連載についての情報も見ないまま来たんですが、単行本出るって聞いたら我慢できなくてね。とうとう買っちゃいました、1巻。娘にも見せたら、よくわかんないって。

   バカヤロー、母はこういう架空歴史物が書きたいんだよと今月出た2巻も見せたら、ようやく「面白かった」って。よし!

   「全巻そろっとる。ただし、実家か西金沢のおじいちゃんちかどっちにあるか判らない。自分で掘るがよい」
   「それあるって言わないから!」
   嗚呼それは五月雨というもおこがましい出版スパンの作者に言ってほしいです。おにいちゃんの大学の図書館でカッパノベルス版を探してもらった方が早いかも。

   さて。
   中世西アジアっぽい架空の国、パルスは武勇に秀でたアンドラゴラス王のもと、繁栄を極めておりましたが、大陸西の方、唯一神イアルダボートを奉ずるルシタニア王国の侵攻を受けます。いつもの通り簡単に撃退、ついでにちょっとひ弱な王子アルスラーンは初陣を飾る……筈が、万騎長のひとりエーラーンの裏切りにより軍は壊滅、王は退却中行方不明。最年少万騎長の勇者ダリューンが、大将軍である伯父に頼まれて王子を保護に動き、なんとか2人は戦場を脱出、「旧友ナルサスを頼ります」となったのが1巻。「ひねくれもの」の知者ナルサスを見事に口説き落として味方に引き入れ、再起を期して都落ち、その間、あるじを失った王都エクバターナはとうとう陥落、王妃は敵王の手に落ちてしまった……?(笑)というのが2巻。

   次々現われるアルスラーン王子の味方(候補)が魅力的。豪雄無双の騎士やら、芸術家肌の参謀やら、吟遊詩人だったり詐欺師だったり火事場泥棒だったり追いはぎだったりする美形とか、辺境の城を守る勇者だったりとか。これから東の国境の城までの道中出会うであろうあの英雄あのおねーさん、もう原作既読者には楽しみでしょうがない。いえ、初めてご覧になる方にも楽しいでしょうとも!

   そして、目を愉しませるのはそういうお若い麗しい登場人物ばっかりではありません。ダリューンの伯父、厳めしくも優しい大将軍ヴァフリーズ、裏切り者のエーラーン(ここだけ横山光輝画かと思った!)、敵でも、味方の蛮行に心痛める将軍(たしかモンフェラート)あり、やっと登場した敵国の王とその弟(苦労性の実務責任者)、それ以外にも、名もなき指揮官、雑兵、街の衆、皆々元気で味があるのが荒川世界なのでした。

   主要登場人物だって逞しいよ。
   地の文でだけ追っていたときは、ダリューンとナルサスの「悪友」加減もさらっとしか飲み込めなかったのに、荒川さんの筆によるダリューンのひとの悪そうな笑みを見ると、もう、お主もワルよのう!(さてはカーラーンの城の近くを通ったな! 参照) 。
   おつきの少年エラムを伴うようナルサスに口添えするアルスラーンも、たぶんこれ漫画オリジナルだと思うけど逞しいっていうかいい抜きのシーンだったなあ。
   「どうせなら仲良く嫌われようではないか」という勧誘の台詞(これは成功せず)も、乾いた諦めを漂わせていて、ああ、肩入れしたい! 荒川版は守ってあげたいひ弱王子って方向なのね! 原作だけだとここはやけになってる空元気っぽいイメィジ持ってたかも、わたし。
   そんでもって、渋るナルサスを動かした勧誘の台詞は、

   「おぬしを宮廷画家として迎えよう」……!?
   あるるん(その昔、最初のアニメ化の頃はファンにこう呼ばれてた……?)おまえさっきナルサスのヒドイ絵見ちゃって魂とばしてたろうが!?

   苦労人だけあってひとの心のツボが解るようです、この王子。
   いや、両親からネグレクトされて育ってるし。いきなり脱走した敵国の捕虜に人質にされて町中引きずり回されたりと(これ漫画版オリジナルのイントロ)、苦労してますよ。街の小僧にもあのヘタレ扱いされてたし、たぶん、宮中でも内心軽んじられてたでしょう。だから、スパルタで剣を仕込んでくれてたヴァフリーズには懐いてたし、その甥のダリューンにも心を開いて従ったんだと思うけど。

   そういう感じで、原作の奥深さがより際だって味わい深い「アルスラーン戦記」はおすすめ! なのでした。

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