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2014年4月13日 (日)

兄弟は他人のはじまり

   おかあさん今日はちょっとへこんでいるので乱文おゆるしくださいませ。

   大学生活も無事に(?)はじまり、各種手続きも締めに入っている豹太くんであります。きのうなどは、教職の必修であるところの英会話と体育実技がばっちり被っているという謎時間割で泣きを入れていたので、
   「教員免許を取った後の就職までバッチリ面倒をみてくれる教職養成コースと言っておきながらそれはなんだ、断乎抗議しろ!」と言ってやった結果みんなで団結して教務科に掛け合ってなんとかうまく別の時間の英会話講座に紛れ込ませてもらえることになったようで、胸をなで下ろしていたところ。ほんと安心できません。

   そして、奨学金の申請のための説明会から帰ってきて言うには、
   「四親等以内の親族に保証人になってもらわなくちゃならないらしいの」
   えーっと、親等っていっぺん上に上がってから戻る謎計算だよね。四親等ってイトコ?
   「クリストファーおじさん(わたしの実弟)でいいのか?」
   「それしかいないでしょ」
   というわけで実家にも確認を取りつつ弟に電話することになりました。
   我が弟ながら言うべき事ははっきり言う性格で、最近行き来が無くってちょっと電話掛けるにも勇気が要るんだもん。豹太が浪人するに当たってもムッチャきついこと言われたし。
   「あのー早乙女舞子(仮名)ですが」
   「はい、それで御用は?」
   これが姉と弟の会話だろうか。
   背筋を正しつつ、この度の愚息の大学進学にあたって保証人をお引き受け願いたいと申しましたところ、即答。

   「お断りします

   あ、はい、そういうこともあるかと思いました。いやでも9割方は菓子折持ってけばサインしてくれると思ってたなー。甘かった。
   理路整然と資金計画のずさんさを指摘され、妹さんの時はどうするんです、またこっちに持ってくるつもりですかなんて言われ、こてんぱんにされて引き下がったのでした。

   うーむ、ぐうの音もでねえ。

   あとで実家に首尾を報告したところ、彼の方にも事情があり、そういう話にはとてもナーヴァスだという話をされました。あーそういえば彼が結婚するとき、お嫁さんもご苦労されたのよ的な話で聞いたかも知れません。それきり忘れてました。個人情報の保護的な意味で良かったかも知れませんが、そこは事前に話をきいときたかったかなー。そのために直接弟に電話しなかったんでしょうが。父は親を頼るな云々と説教してくれましたが、そのためのワン・クッションだろうが、かっこつけんな。そういう事情があれば、弟としては自分の家族を守るという立場でこの態度は正しいでしょう。そういう過去があって、さらに、ホイホイ金銭感覚の甘い姉の保証人になったりしたら感覚疑われるよ。

   父としては、それでも彼以外に候補がいないのだから、なにより人としての筋で親子三人して彼のもとへ出頭して頭を下げてこい云々言って説教くれましたが、もうそんな事態じゃないでしょ。保証人無しコース(なにそれこわい)を選択することにします。

   そういえば、高校の時とても仲の良かった人と疎遠になったのは、保証人問題も絡んでいたのでした。
   彼女はうちの父の田舎からはるばる金沢の高校に通ってきていた人で、お父上はうちの父とも若い頃面識がある、活田一族のことも知っているというので親しくなったのでしたが。彼女の口から語られる田舎のスーパースタアだったころの活田光矢氏の伝説はとっても魅力的でわたしも鼻が高かったです。ひごろ、文学で身を誤った人としてしか語られてこなかった分、強烈で。

   あの春、それぞれ行き先が定まり、東京に出るに当たって、彼女は東京に在住の知人として例の俳人、光矢氏を保証人にお願いできないかと言って来たのでした。
   残念ながら、うちの血縁ではありますが、光矢氏は当時親戚からつまはじきされていたので、とてもそういうことの頼める関係じゃあなかったのです。わたしの保証人も、別筋の東京在住の遠縁のひとにお願いしたくらいで。同郷だからと言って彼女までお願いするのは心苦しいという関係上、うちから彼女に保証人を紹介することはできなかったのでした。

   そういう申し訳なさと、こっちにも事情があるんだから勝手に指名してこないでといういらだたしさとで、なんとなく彼女の顔をまっすぐ見られなくなって、疎遠になってしまったのでした。

   あのときは彼女も途方に暮れ、哀しい思いもされたことでしょう、ごめんね、でも、そこはわたしにもどうしようもなかったのよとふと思い出したので書いときます。

   そして活田姉弟はこのさきどうなるのか……まあ、借金をおしつけるような仕儀にはならないと思うけど。笑って昔話ができる関係になるにはまだまだかかりそうよ。

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