« 2013年1月20日 - 2013年1月26日 | トップページ | 2013年2月3日 - 2013年2月9日 »

2013年2月 2日 (土)

あさっては漢検の受験日だそうなので

   虎ちゃんの書き取りの練習におかあさん付き合いましたよ。

   「生徒会長にジセンで立候補する」
   「えーちょっと待ってわかんない」
   「分で推するんだよ」
   「ちょっとまってってば」
   「母はこのような動物の漢字の混じった字は嫌いだ。沸騰のとか。さっきの懇親会のも、豹の頭に根っこのつくりがついてしたごころだし」
   豹の頭といってうれしがるほどにグイン・サーガにははまりませんでしたことですし。
   「ヒョウってどんなヒョウ?」
   「ノにツに豚みたいな字を書くだろ」
   「解った、豹ね、うん!」とさらさら書くかと思えば。
   「えー虎ちゃん沸騰は書けるよ、さっきも書けたじゃん。理科の時間普通に書いてたし」
   「ううむ(負けたとは死んでも言いたくない)……それで推薦のはどうだ?」
   「わかりません」
   「だから草カンムリに鹿の頭だけ書いといて下は鳥の下半身だ……なんてキメラ
   「え? 解るけど……ちょっと絵描いてみる、いやー! なんてキモイ!」
   って、おいおい。

   「新会社のテイカンを定める」
   「定款って字は解るけど意味がわかんない」
   「……会社における憲法のようなもの……なんじゃないのか?」
   「ゾウワイの疑い。これは賄賂を送った側だな」
   「わかんない。ゾウは贈り物のゾウ?」
   「ああ。わいはまいないと読む。お金に絡むから貝ヘンだがつくりがアレで……昔は当用漢字入らなかったので仮名書きにしたので昭和の人間は知らないのだ。新聞を書く人間が、ひらがな書きだと見た目が悪いので運動してこういう犯罪に絡む字を常用で復活させたのだ。誘拐の拐とか」
   「蘊蓄は良いから字を教えて。旁(つくり)はなんなの?」
   「……アリだ」
   そんな感じでわいわいきゃっきゃと脱線の限りを尽くした書き取りを終えて、ホントに母のヒントで字が書けたものか検分すると、欄外にちゃんと吹き出しでカクカクシカジカと呟くくさかんむりを被った鹿(下半身は鳥)がいたのでした(おまけでメガネもかけてました!)流石ダイハツ(最近見なくなったんですけど引退したんですか? あのシカ)。
   「ああ、うん、こんな感じ。カクカクシカジカ!! 良いキメラだ」なんかツボに入ってしまいましたよ。
   「これガッコでみんなに見せてみる」
   それよりがんばって2級取ってきてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月31日 (木)

押しかけ添削短歌教室

   さてゲームでも適当にやって寝ましょうかと深夜一時になったところで虎美(風邪がお腹に来てノロでもないのに自宅療養中)がなにやら出してきまして。
   「今日和歌の研究会だったみたい。ポストにこれはいってた」
   ヨーコさんありがとうございます。
   「あたしたち和歌はイマイチなんだって」という虎美に、無理矢理小冊子を見せられました。

   「確かに」
   おかあさんオブラート、オブラート!
   「初めて短歌を作ったものならこんな物かも知れんが、無理に揃えました感がアリアリとしていてぎこちない。せめて文字数ぐらい三十一文字にしたらどうだ」
   「あたしもそう思うんだけど、先生がそこは無理にこだわらなくて良いって言って」
   「まああまりガミガミ言い過ぎると萎縮するからな、ケースバイケース……」
    いやそこは最初は厳しく行ったらどうよ?

   色飾る桜並木の中一人 キョロキョロ歩く傷ない革靴

   これはみくさんかな? 解る解る、情景が浮かびます。新入生だ、まだ誰もともだちがいないんだね、「キョロキョロ」してて。「傷ない革靴」はおろしたて、ぴっかぴかの1年生です。でも、和歌としては「傷ない」をもうちょっと雅にしたらどうだとか、「キョロキョロ」って間の抜けた擬態語を入れんなと思ってしまいます。でも、さすが優等生らしく初々しくまとめたなという短歌が6首出されてました。

   甘木高のエース津軽先輩は疲れてたんでしょうか、イマイチ。

   体育後お昼の時間ふた開ける 少し嬉しいカキフライ

   いや、解るよ、お弁当に入ってたんだね、カキフライ好きなんだね。でもそこは「カキフライなり」とか「かな」とか付けてゴロを合わせようよ。若々しくなくなっちゃうというなら「だよ」だっていいし。

   りんりんさんは解りやすい。

   五校時目国語総合青空に飛行機雲が線を引いてる

   ぼーっと窓から外見てたんだね。国語だからちょっと気を抜いたのかな。数学や熱弁型の先生の世界史だとそんな余裕ないのかな。教科は国語で良かったでしょうか、わたしだともう「お客さん」だった数学の方が窓の外を見ましたけどね。

   他の人はお題を学校生活でまとめてきたのに虎美は箪笥でまとめていて、我が子ながらちょっと大丈夫か心配。短歌にするほど学校にいってないって事じゃないだろうな。これは逆に三十一文字にこだわりすぎて、ここは「なり」とか「に」とかを付けた方が解りやすいだろうというのについてなくて意味不明。

   手作りのジャンパースカート着なくなり 思い出むなしく箪笥のこやし

   ジャンパースカートをつくったのはおばあちゃんです、念のため。ここは「箪笥のこやしに」と「に」が欲しいでしょ? 「思い出むなしく」で既に八音なんだから格好に構うな。

   シグリンは流石。

   昼ご飯君の作った卵焼きに塩味が濃いと強がってみる

   リア充。そんでツンデレ。おいしいって素直に言えないんだ。お昼ごはんを作ってもらえる関係ってどんなの、アニメの中だけに存在するおベント作ってくれる恋人未満の幼なじみってやつ? おねえちゃんかな、うわーいろいろ妄想が膨らみます。流石です。あまーい、でも実際にはあんまりない学校生活です。え、あるのかよ、いいなあ。それを三十一文字にまとめる巧みさ。舌を巻きます。

   回りを観察すると皆机に丸まっている

   リナちゃんのは、わたしは好きじゃないです。でも、やられた感があります、二度見しちゃう。もっとなんとか和歌っぽくしたらどうなのとおもいつつ、手を触れられない、一字千金。そうだよ、授業中、みんな背を丸めて机に向かっていて、自分を守るように丸まっているように見える、孤独、奇妙な同調圧力。いろいろ感じられます。こう言うのなら破調を許す、というのは解るけど……もうちょっと伝統に歩み寄って欲しいな、個人的に。

   午後2時の英語の時間友は皆 机に向かい丸まっていた

   こんでどうよ? 「いた」と過去形にしたのは「回りを観察すると」を削った関係上、「自分がそれを見いだした」完了のニュアンスを出してみたということで。

   全員やってるときりがないのでこの辺で。やっぱり甘高の文芸部はレヴェルが高いのでしょうか。かえっておかあさんが勝手に手を入れない方が良いというご意見がありましたらどうぞ。彼らも励みになることでしょう。

   それにしても、勝手に出しちゃって良かったのかなあ?(やっちゃってから言うな) 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月27日 (日)

クルム伊達選手はえらいかも

   花言葉は「永く猛し」と知らるべし
    四十路過ぎての大和なでしこ     舞音

   いや、猛(たけ)しはどうよ「たけし」ってのは。健やか? 強しじゃあ意味が通り一遍でしょう。それにしてもクルム伊達公子選手強いですな。読売新聞で、勝つ度に年齢をいわれるのは女性として気の毒だ云々言ってましたが。
   どっちにしても、日本女性が長寿だってのは前から知られてましたが、アスリートとしても寿命が長いってのはほんと、何食ってるんだと思われるでしょうな。何って、米だよ。

   それにしても、日本の女性アスリートは、大学を卒業したり結婚したりすると社会や家庭のサポートが受けられないから競技を続けることができない、それで競技人口は20代前半までに偏っていて弱いと言われていたのに、時代は変わった! そこのところは、スポーツが学校のクラブ活動、実業団だけのものでなくなったということで、日本のスポーツ界が柔軟で豊かになったと言うことでめでたいことだと思うんですよ。奥様もお嬢様も自分で働いているおねえさんも楽しんでスポーツをやればいいじゃない。そんでもって、殴って言うことを聞かせることしかできない監督やコーチのいるところなんか無理して通うことないじゃない。スポーツがどうしてもイヤな子は、別な分野で自分を輝かせればいいじゃない。いい時代になりました。  

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2013年1月20日 - 2013年1月26日 | トップページ | 2013年2月3日 - 2013年2月9日 »