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2013年8月17日 (土)

実録ブラバン甲子園 2013 

   「甲子園の応援の曲で今年はどういう曲がトレンド入りしているのかね?」
   「そんなに毎年違った曲が入るってわけじゃないよ。同じやつ」
   「ふむ、そうか」

   なんて会話をこないだ家族内で交わしたと思ったら。

   「今の攻撃で『あまちゃんのテーマ』がかかった!」と旦那様が書斎を飛び出てくるし。
   「りんごっこ」で今年の目玉となっておる青森の高校は「りんごの唄」のマーチアレンジだし。「♪りんご~かわ~い~や~かわいやりんご~」最後まで唸り終わってからタイトル思い出して吹き出しちゃった。

   なかなかやるではないですか。

   って、更新しようと思ってパソ開けてる間に今やってる徳島鳴門高校は当然、「阿波踊り」だ!

   日本の高校の吹奏楽って実はレヴェル高いのでは……?

   「『潮騒のメモリー』のサビはゆっくりしているから無理かのう? 『しィおーさいッのッメッモリー♪』」と思いついたのに、
   「無理でしょ」とおにいちゃん。
   「じゃあ、『きぃ~てよその火を飛び越え~て~♪』の部分は?」
   「ダメ」
   やっぱ高校野球のコンバットマーチになるのは紅白に出るより難易度が高いみたいです。とりあえず、「潮騒のメモリー」には次の選抜の入場行進曲を目指してもらいたいものです。

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2013年8月15日 (木)

ババアと呼ばないで

   これは微妙な趣味の問題かといえばそうでもなくて。

   とりあえず、女子高生といえば太宰も全年齢最強と言っていたような。若さで全て押し切ってしまうような。女子高生に価値がないと思われたらもう逆転不能なところがあります。そんでまたびしばし言うんだよ。小娘が(今もその辺で惰眠をむさぼっています)。

   とりあえずババアというのはやめよう。

   毒蝮三太夫が年配の女性をババアというのは親しみを込めているので良いらしい(本当か)。
   漫☆画太郎とかいうひとが描く元気なババアというのは近親者への追憶というか希望だから良いらしい(よう知らんけど)。

   だがしかし、弾ける若さと未来をただ持ってるだけの人間が年長の女性をとくにその年齢だけをもってして多分に嘲るニュアンスで「ババア」というのは見苦しいと思うのですよ。

   「BBAだと? ふふん、それは Brilliant 華麗で Bright  快活な Aristocrat 貴族的な人 のことであるか?」としばらく脳内単語帳を検索の後に言ってやりましたけれど。ふん、これが年の功であるよ。

  

 さて、ここから急速に話題があやしい方向へ向かって。

   ……なんと申しましょうか、特定の作品に出てくる2人の関係性を、微笑ましいものと見ていたのですが、それ以上に思うファンもいるようで。ああ、今時はそれを恋愛感情まで持っていって鑑賞するのねーと、解っちゃいるけど付いていけない、行けない、いけないはずだったのにーッ!
   片方を女性だと思ってみたらはまった(おかあさんこればっか)。

   だって2人ともいい大人じゃん。かたっぽもう50ですぜ。むさ苦しい。無いわーと思ってみていたら、それなりにかっこよく年を重ねた大お姉様として描いた人がいて、これもありかと思ってしまいましたよ一瞬(そんでががーと一本書いた。バカ。近親者に、もう独り立ちをするころの息子を亡くしたひとがいたので。自分の息子も相当大きいし。その息子と彼を重ねているか、いや恋愛感情であろう、とかそういうアプローチになってしまった)。いや50と30はないだろう。でもこないだ「女男の一生」いけたじゃん。あれむさ苦し(くない?)いおっさんと35のお姉さんの恋だったよね。いや男の50代はまだ行けるけど女の50はとりあえず生殖能力ないだろう。生殖能力の問題ちゃう、精神的なつながりがですね。いや女は灰になるまでいける。もう終わりだと思ってたところに思わぬ出会いがあって無理だと思いつつ押し切られるところがミソなのだ。……云々と悶々としてしまいましたよ。自分がね、もう50が目に見えてきてるとね。女子高生が思う50とはまた違うリアル感で感じられてしまうんですよ。

   とにかく、ババアと呼ばないであげて。

   

女子高生にとってはもう20のお姉さんでもババアなのかもしれないけど。

   それにしても、今の50は若いですからそんなしわくちゃってこと無いと思うな。そう思うとあの漫画のノブは皺がすごすぎる。こないだの大河の「功名が辻」? の舘ひろしのあぶ長級だ。

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おかあさんお染ブラザーズ化する

   二度三度 売値変えても ユニクロの
    シャツひとつだに 買えぬ哀しさ    舞音

   シャツ(衣類)の序数詞は枚もしくは着です、為念。

   最近のおかあさんの派遣先はとある有名なブランドの物流センターです。そこら辺は、あるのねそんなとこがと思ってご覧下さい。いろんなとこに迷惑かかっちゃうから。

   相模原はこないだ政令指定都市になりましたが、あんなところ、主要産業はなんじゃろ、なにをもってして税収の源としておるのかと思っていましたが、いろんなお品物の物流センターってあのへんにあるのね。倉庫街は運河の側というのは昭和の感覚でした。今は農地の真ん中のお安いところで、バイパスやら高速やらの便の良いところみたいよ。時代はトラック輸送が常識なのです。実際の行政的には県下ナントカ郡って書いてあったけどさ。派遣もいろいろ行きましたが、小田急も町田を遠く離れてその辺のなんとか市、駅からさらにバスで何分のところが多かったです。行きはヨイヨイ帰りはこわい。もうくたくた。

   そんで、そういう開けたところに、「××ロジスティックセンター」、「○○物流」とか看板がでかでかと立ってまして、そういう集荷場がいくつもいくつも建ってます。ロジスティックって、兵站ね、あの旧日本軍が軽視してあとで泣きをみたと歴史系のお話をするときに耳タコ、でも日常生活ではとんとご縁のないあの言葉です。本業を円滑に行ってもらうために資材を円滑に回していく業務のことらしいです。物流とか配送とかでいいじゃん。大きなトラックがいっぱい行き来してました。

   今回の派遣先はその配送センターじたいがひとつの会社になっていて、大きな車の入れる倉庫を建ててしまって、その中をいろんな企業に貸して使ってもらうという業態のようです。広い敷地内には素敵なモザイクタイル舗装の歩行者用歩道に、ゆったりした芝生の前庭。社員食堂もモダンなのが見えました。近代的なエントランスを入ると守衛室で、もうガッチリ名前書かされて、入退場は厳密に管理されてるようです。こないだ迷子になって、逆方面のエレヴェーター乗ったら裏口に出ちゃって、守衛さんからここから出ちゃダメと大きく×印出されて、泣きついて、構内の歩道を通らせてもらって反対側まで戻りました。「真ん中に歩道あるから絶対車道ウロウロしないでね」って。構内はフル4車線でした。すごいわ。エレヴェーターは最近のインテリジェンスな奴が入っていて、混んできたなと思ったら集中してその階ばっかり運用してひとをスムーズに運んでくれました。

   そんで、郊外のショッピングセンターの高層駐車場みたいに、車はスロープを折り返して折り返して5階まで上れるようになっていて、おっきなトラックがぐんぐん登ってきます。インテリジェンスな廊下のドアの向こう側はそういうトラックを直づけできる大ホール。体育館っていうか、今時はその地下が高床式になってて雨の日も遊んだりできるようになってますでしょ、あれだ、ピロティ。あんな感じです。もっと天井は高いかな、市で一番大きな体育館、世界カップヴァレー大会とかが来そうな、あれくらい各フロア大きいです。片側はそういう感じで段差になっててトラックが直づけでお荷物を積み込んだり下ろしたりを待っています。片側は、お荷物を載せて、そこにフォークリフトの串部分をぐさっと刺して持ちあげたりできるようになってるユニットのトレイ(パレットというそうです)が並んでいて、その上に、綺麗に煉瓦状に互い違いに積み重なったダンボール箱、荷崩れしないよう業務用ラップで巻いてあるのが、綺麗に並んでいます。今はヒモ掛けじゃないんです! ラップのこんな使いかた始めて見ました! そして、その隙間を縫って爆走するフォークリフト! おお、コマツだ。おまえもこんな都会で一生懸命お役に立っているのだね、よし、同じ石川生まれとして一緒に頑張ろう、とちょっと撫でてやったりして。いえ、湘南に工場あるし。おかあさんよりよっぽど都会育ちかも。海外展開早かったから、意外とタイ工場とかで向こうのお嬢さんの繊手で組み上げられてるカモよ。

   てなカンジでのこのこ先輩達の後をついて行きますと、広い休憩室には清涼飲料水の自動販売機が並んでいて、休憩時間にはそこで時節柄水分補給ができます。倉庫部分にもそこここに自動販売機はありますし、今流行のミネラルウォーターのサーヴァーが柱の陰に何カ所もセットしてあって、
   「適当に水は補給してください」と声を掛けられるんです。タイミングを外すとぬるいですが、冷たい水がもらえるので結構助かりました。

   さて、それで、お仕事の内容は、「アパレルの品物の出荷補助その他」。
   ボーナスが出た直後ぐらいは、夏のバーゲンに向けて、品物の値段をシールを貼って訂正する仕事。箱を開けて、ヴィニルを破り、綺麗に包まれている品物のタグについているお値札に、「980円」とか、「298円」とかのお値下げシールを重ね張りして、それをまた袋に入れ直し、数を確かめて箱に詰め直してまた戻すというお仕事。
   これが、たくさんの品物を管理する為に、その会社の商品管理コードというものがあって、それが命らしい。だから、仕事を教えてくださる大お姉さまは声を嗄らして確認するわけ。
   「エスケーツーを見てください! エスケーツーの下4桁を必ず確認する! あんた今エスケーツー見た? 見てなかったでしょ!」
   エスケーツーってなんですか? 桃井かおりさんのあれですか? この会社あのお化粧品と関係あったっけ? とあたまをぐるぐるさせていると、
   「あんたちゃんと聴いてた! エスケーツー見なさいって!」

   エスケーツーってなんですか、どこに書いてあるの、何桁の数字なの? 自分だけ判ってる業界用語を今日初めて現場に来た人間何人もいるところの仕事の説明に使わないで!
   「ここの値札や外箱に必ず付いてるバーコードの上の数字がSK値です。うちはここで品物を管理するのでとっても大切なんですよ、必ずここを確認してください」と一言やさしくいえば済むことやろ! あんた今はやりのステマですか。エスケーツー1回言うごとに幾らもらえるの!?
   ……静かに怒りに燃えていたおかあさんです。顔に出てたかしら。

   あとでゆっくり見たら、上記の通り、箱や商品に付いてる管理番号のことでした。ああ、Shouhin Kanri 値ね。Shirakaba Kougen 通 かもしれんけどね。

   てなわけで、一事が万事、大量の日雇い労働者を活用するに向いてないです。ちょっと、
   「これは大事ですから退場するまで肌身離さず着けて置いて」と言われたIDカードを、
   「うっかり外れて商品の箱に紛れ込むとそれを探しに全部箱を開け直しになるから外しちゃって」
   「廊下を歩くときは着けて」
   「現場に戻ったから外して」
   「これで上がりだから着けて行って」……てなことが繰り返しでもうあたまがぐるぐるして、一日の労働の疲れもあり、あれ、IDはどうするんだっけとふらふら出口に動き始めたところへ、
   「ほら! あれだけ言ったのにID持っていかないのがいる! もう帰りたいか! さっさと帰る気になって!」とまで言われたのにはもう悔しくてかっとしました。もう二度と行くかと思ったんですが、こういうところしか紹介が来ないのが世の理やね。

   こないだも、新しい作業に入るときに説明聞いてたのに、
   「じゃあ……はどうなるんですか」と重ねて聞いたら、
   「それはあとッ! 人の話は全部聞けッ」と頭ごなしに言われたら、ムッとしてその時聞いてた注意が飛んじゃって、うっかり失敗してしまって、
   「あんた全然ひとの話聞いてないね!」と言われて、その後、
   「あんたいいから」と、その作業を外されて、ひとりで商品を詰めるダンボール箱を作る仕事に回されてしまったのでした。
   他の方はお値段のシールを貼ってエスケーツーをチェックしつつ品数を数えてまた袋に入れて箱に詰めてるというのに、延々ダンボールを折って開いてガムテで貼って、箱作り。それがまた、ただそれだけのことも、角が合わなくて箱が歪んでしまう、テープをしわ無く貼ることができない、ガムテの端が真っ直ぐ切れない自分、それすらもたもたと時間がかかる、慌てると取り落としてまた余計に時間がかかる……というのを目の辺りにしてもう穴があったら身を投げたい境地になりました。
   「お染ブラザーズだな。これだけ仕事内容違っててギャラ同じ
   ……真っ暗に沈んだつもりでも逞しいおかあさんでした。

   だから行きたくないっつうのに、やっぱりみんな同じようなことを考えるらしく、いやそのアパレルが儲かってるから仕事多いんだべ、また勤務指示メイルをもらいまして、断って仕事回ってこなくなるのもアレだし、今日も行きましたよ。

   今日は、ピッキング。各支店への品物の配送リストを見ながら、その品物の置いてある倉庫の番地までいって、そのエスケーツーを見ながらなにがいくつ、と箱に詰めて取ってきてチェックに流すというお仕事です。
   ここのチーフもはきはきしています。
   そして、悪い関西弁つかいです。声が大きく、威勢が良い。そんでもって多分に口が悪い。たぶん優秀で目から鼻に抜けるタイプなんだと思うんですね。そして、自分ができる分、他人がそのレヴェルについて来れないと苛立って口でいろいろ言ってしまう。
   「わたしあなたのお守りじゃありません、ちゃんと自分で考えてぇ~!」(関西のあのイントネーション、もろです。相模の国のど真ん中でここまで生粋だと新鮮です)
   「なんでここまで一々言わななりませんかぁ~」だって余計なこと勝手にするとまた言葉の機関銃で撃たれそうなんだもん。
   あっちの文化圏で育って関西弁に免疫のあるわたしでこれです。こっち育ちのお嬢さんとかよく平気だと冷や冷やしました。吉本の芸人さんのお蔭でだいじょぶかい、そうですか。
   そんでもって、そのノリで、自分の思うとおりに動かないスタッフ(派遣でない)を叱りとばす。
   「あなたにはわたしのフォローをしてもらわなならんの! それくらい考えて!」
   わたしたち派遣の人間が立ち働いてる目の前で、そのおねえさんに説教をしてるんです。おねえさんも立場ないでしょうに。
   ああ、おかあさんここいくの精神的に辛いわ。と、ひとの様子にいちいち目を留めているから仕事が遅い……訳ないと思うけど。思うよ。

   男性はましかというと、一事が万事ここのひとはそんな物腰のようで、ちょっとチームが違うので休憩の入りが5分ばかりずれたお嬢さんがトイレから帰りがけに、うちのチームが並んで点呼取ってたところに寄って来て、
   「あれ、もう休憩終わったんですか? あと5分じゃ」と声を掛けたのを捕まえて、頭ごなしに、
   「休憩行ってないのあんた!? もう次の作業はいるんだけど! どこのチーム、じゃあ、あんたたちまだ休憩行ってないわけ? 
   はい、じゃあ確認取るよ、3時の休憩行ってないひと?」と勘違いした挙げ句に、こちらに強い調子で確認を振ってきて、こっちはチーム違うし、時間通りにちゃんと集まってる、と押し黙ってしまうと、さらに逆上する。彼女は中途半端な時間にここを通っただけだってのに!
   「休憩の入りが遅れたんです……ここ時計なくて、作業のタイミングで」と彼女が細い声で言い訳すると、
   「困るよ! 3時から仕事入るって言ってるんだからさ! あんた休憩行ってないのね!?」って、だから途中なんだってば、あと5分あるつもりだっつってるでしょ! 行ってないとも終わったとも言えずに彼女は困った様子で黙るだけ。
   「どうなの! 答えなさいよ! ちゃんと休憩取ってもらわないと困るでしょ! 後の仕事があるんだからさ! もう、なんで時間ちゃんと守れないわけ!?」

   おかあさんキレましたね。
   こちとら働かしていただいとる身分なんじゃ、時計もない現場で、入る前に派遣元から、商品に傷が行くから時計アクセサリ外せ言われて来とる、そろそろお時間ですから休憩させてって言えるとおもとるんか!? 上で指図しとる手前らでちゃんと連絡取り合ってすり合わせせんなん問題やろ! なんでも怒鳴りゃいいと思とるんか、一遍しねダァホ!(おかあさん鏡、鏡!)

   ……と今日という今日はブログに書いちゃろと心に刻み込んだだけ。

   顔に出てたのか、
   「あんたはこっち。箱作って」って言われましたけど。 
   明日の仕事はキャンセルさせていただきました。ケッ。

   派遣先への希望、要望を聞いていただける電話番号とかも、ケーニヒスティーゲル社にはあるらしいんですけど、言いつけるほどじゃあないかなあ。みんな耐えてるんですねえ。偉いわあ。

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