« 2012年12月2日 - 2012年12月8日 | トップページ | 2012年12月16日 - 2012年12月22日 »

2012年12月14日 (金)

メイ曲アルバム 「さすらいびとの嵐の歌」 

   2,3日前、思いつきでユーチューブで「bartok slovak」で検索を掛けたら、長年の懸案、「4つのスロヴァキア民謡」が引っかかったのでした。おお、思い出も愛も買えるぜ資本主義(バブルの頃大人買いというものが流行り始めたときのとあるエッセイ漫画の名句)。いえ、買ってませんが。ユーチューブはオトナのセンチメンタルを満足させてくれてますね。大学2年の時の定期演奏会の曲で、志賀高原の硫黄臭い風とともに思い出されます。えーと、長くて暗い第1曲以外は。
   「これは母の干し物ソングだ」などと虎美に解説しつつ、2曲目以降のかろやかな踊りの歌を一緒に歌って(まだ歌える!)。舌を柔らかく逸らして軟口蓋にくっつくかくっつかないかのところに持っていく柔らかい「ティェ」みたいな音、練習した、練習した。まだ発音できます。不思議な響きのメロディラインもまだまだ。最近ちょっと4曲目が昔より早く終わっちゃうぞと思ってたら、なんと歌詞がおぼつかないフレーズを丸々省略していたことが判明。記憶って簡単に改変されるんですねえ、怖いわ。
   ということで、毎日聞き込んでいたら、この曲の前に一緒に練習していた大曲を思い出しちゃって。リヒャルト・シュトラウスの「さすらいびとの嵐の歌」
   このひとロマン派も極まって、シェーンベルクが12音階とか言い出したころのひとで、もう聴くひとを放りだして前衛の極致まで行って、さすがにここから先はやばいと踏みとどまって帰ってきた人らしいですが(帰ってきた結果が「ばらの騎士」らしい、よう知らんけど)、なるほど、音階がびみょ~でどこがメロディなのか、ここはハモってて良いのか悪いのか、歌っててもよく解らん、まだ2年生のまいちゃん@合唱団員は群なんとかゾウを撫でるの喩えにも似て、この曲の全体も南極も北極点も全く解らないままに演奏会を終わってしまっていたのでした。そりゃーそういう演奏会が成功するわけがないのはコーラを飲んだらげっぷが出るくらい……(以下略)。ま、だから未練な訳よ。
   歌詞は文豪ギョエテです。いーんです。疾風怒濤の真ん中で、「Wenn du nicht verlesset, Genius!(たぶんこんなスペル)」と訳もなく雄叫びを上げる(これが曲としての主題、意味は忘れた)ばかりで、なんやしらんギリシャ神話を引用したカッコつけたフレーズがあるものの、何がいいたいのか全く解らない詩でした。正しく名を呼んでやる気にもならん。

   演奏会の記録テープはもう実家行きになってしまって、当時の録音も聴けなくなってしまった今、ホントの所はどういう曲だったのよとたまに調べてはいたのですが、あいにく幻の曲なのでCDは見つからず(おかあさんの思い出の曲ってこんなんばっかやん)。

   本日ダメ元でユーチューブで「wandelers strumlied」とタイプしたらなんと引っかかったのでした。

   

ユーチューブどんだけ隙間に命かけとるねん!(ありがとう!)

   なんか知らん、ベルリンの交響楽団と合唱団らしいです。指揮者は市川エビゾウかと思いました。ええと、御髪のカンジとか。

   早速聴いてみたら、学生時代はピアノ伴奏だったのに、この曲もともとオーケストラ伴奏でした。どんだけ贅沢な曲や。

   ……派手でした。
   そして、やっぱりメロディは半音進行で微妙。ウナギのようにつかみ所のない曲で、
「神さびてぞわれは往く」Ich wandre Goettergleich.とカッコつけて終わってました。まあ、そこでファンファーレ鳴ったので、これはオケ伴ならではの聴かせどころだなーとは思いましたが。

   オバサンになってから聴いてもやっぱり電波だったよ。
   電波ソングというのは……ちょっとどうリアクションしたらいいか困っちゃう、聴くひとを置いてけぼりにしたなにかが出ているような斬新すぎる曲をやや見下す感じで言ったものでしょうかね。

   やっぱ歌詞が疾風怒濤だし。なんか若さのままに、自分は高尚なことを考えているゾー、神々とかそういう精神世界のものと一種通じ合える存在だぞーというノリでしゃべり散らしている、その割りに内容はない、そういう歌詞で。……共感できない。

   一番きれいな女声合唱の聴かせどころにしても。

   汝らは浄い、水の心の如く
   汝らは潔い、地の髄が如く

   Ihr seid rein wie das Herz der Wassers,
   Ihr seid rein wie das Mark der Erde.(うろ覚えにてツッコミ禁止)

   ……ってどういう意味よ? 共感すべき若い頃から意味不明でした。

   当時、合唱団の文集に寄稿したイラストには、
   「ぎょえて雨中に彷徨す」と三度笠姿の文豪を描いて見たんですが、確かに酒に酔って一晩中歩き回った若人の戯言でよかったんじゃないかと思いました。

   こんなもんを後生大事に青春の思い出として抱えていたとは。おかあさん情けないよ。

   リヒャルト・シュトラウスもなにを考えてこんな迷惑な曲を作ったんだろう? 

   本日の結論。

   統制を受けない浪漫は迷惑

   やっぱ、広く受けたいと思ったらある程度毒は抜こう。まあ、そういうゲーテ(あ、言っちゃった)の暴走青年っぷりを音でよく再現したと思えば傑作なのかなあ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

英才教育……?

   ややしょっぱいカンジの期末テストが返りつつある虎美ちゃんです。いや、今回は休んだのは一日だけで、追試は1回(最終日に通常分ふくめ4教科まとめて)でなんとかなりました。

   「友達と英語の勉強してて聞いたんだけどさ、『夏休み』の綴りを親から歌いながら教わったのってあたしだけみたい」
   ……そりゃそうだろう。コニー・フランシスの「ヴァケイション」だけじゃないぞ、土曜日はベイ・シティ・ローラーズだ。グッチさんありがとう。
   ある意味英才教育だったわけだが。虎美ちゃん、だから週休3日の中学校までのペースだと落語するからね、寿限無寿限無、じゃない、落伍するからね。そろそろ毎日勉強する癖付けようねって、今日も部活で疲れたとかいって早早に寝ちゃったし。

   待ッちッ遠ッおッしいのはーックリスマス! ……じゃないぞ。成績表だ。来たれお説教ターイム!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月11日 (火)

寒くなって参りました

   木枯らしや 燗のコーヒー売れにけり
                              舞音

   もう少しひねりま賞。

   近所に工事に来ておられる作業の方(お召し物ですぐ解る)も、夏は、まっすぐ清涼飲料水の冷蔵ケースに行って、しばらく涼んでからお買い上げ、たまにはリーダーとおぼしき方がアイスキャンデーも一緒に買って行かれたりしてたのが、カレンダーの月数も二桁になってくると、ちょっと売り場を目で舐めて、
   「あの」ともの問いたげになります。
   「お燗したコーヒーはあちらになります」と先取りして言うと、顔が綻んでそちらに足が向いたりして。
   そんで、籠に5,6本も入れて持ってこられるのを、
   「あち、あち」と言いながら袋にお詰めしてお渡しするのでした。

   そんでもって、お札やポリエチエレン袋を滑らずしっかり手にするために指先はいつも湿らせているのですが、この乾燥した状態でそんなことをしていると……。

   「あ痛ッ」

   とうとうぱっくりいってしまいました。この仕事をする前から、乾燥する季節には日々が切れるようになっていたので、びっくりもしませんが、痛いのはいやです当然。
   とりあえず今年は昨日が最初だったという記録。そういえば静電気バチッ! も昨日だったわ。

   絆創膏の季節なりけり 乾燥して
    指にひびきれ作りなれれば
                        舞音

   やだこんな華麗でも艶でもない和歌。

   せめて可愛い模様のついた絆創膏でもしたいところ。こないだ小田急の駅売店で新幹線? 電車の可愛い絆創膏あったような。お子ちゃまじゃないからと思って買わなかったけど、この際ネタとして買っておこうかな……。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年12月 9日 (日)

「黒子のバスケ」 親は置き去り

   いや別に隈無く原作を読み込んで言ってるんじゃないですから、「黒子のバスケ」関連イヴェント脅迫者の尻馬に乗ってるワケじゃないです。

   「おおきく振りかぶって」みたいな、甲子園を本気で目指してる高校野球のリアルを描いてる漫画を見ますと、マネジャ、顧問の先生、ママたちが彼らをいろんな方面から支えてるということについて思い知らされます。自分も実際やったしね。夜も明けないうちから練習に出ていく息子にごはん用意して、おベントも持たせて。帰ってくるのは21時すぎの息子の泥まみれの一式を洗濯してまた翌日一式きれいなのを持たせる。うちは結構自力でやってくれましたが、毎日は大変よこれ。用具や服はよく壊れたり破れたりするし。遠征となれば交通費もいるし、勝ち進めば寄付金は回るし。

   野球だけに限らず、本気のスポーツは部活に限らずクラブチームでも、小さいころの送り迎えから親は大変だろうなーと思いますが。昔その話題で、親も好きでやってるなら苦にならないと突っ込まれてあ、そうかーって思ったもんでしたが。
   野球部のママの飲み会とかでお尋ねすると、高校野球するようなうちの少年は、もう少年野球やって来たのが当たり前、ママも、土日は息子の試合の応援があるのが当たり前できていて、もう引退して土日が暇でしょうがないとぼやいていました。おお、これがカラの巣症候群というものかと目の辺りにしておかあさんは引いていたりして。いやーそれはおかあさんが子供にクールすぎでしょ。なんでおれの休日をつぶすと素で思ってたから、小学校のチーム以来。可哀相な豹太くん。

   ま、そういう家族全員入れ込んだご家庭はともかく。

   よその雑誌は知りませんが、ジャンプでやるようなスポーツ漫画の場合、親はそんなに出てきませんね。「アイシールド21」でも、「あ、そう。しっかりやんなさいよ」ぐらいだったような。教育ママのせいでいっさい勉強以外をさせてもらえなかった雪光の場合は、そのママゴンをどうごまかすかってのがネタになっていた感もありますが、だいたいのところ、親は黙って、見守ってくれてる。金も出してくれていたであろう。アメフトは装備に金がかかりそうですが、その辺はヒルマが校長を脅迫して出させていた、自分もいろいろ稼いでいて資金に不自由していないので、とにかく競技をしたいヒルマが糸目を付けず面倒見ていたような描写もありました。
   「スラムダンク」でも、親はほとんど出ていなくて、一時ぐれて不良をやっていた三井が、試験の前の勉強会で泊まり込みだというのを親に説明するときに信頼がなくて汗をかいていたのが思い出される程度ですかねえ。
   まあ、読者の中心であろう中高生にとっての親っていうのはそういうものなんでしょうね、基本的な生活さえ保証してくれれば、自分のやってることに干渉しないで欲しい。まあ、自分もそうだったような気がしますからね。お互い様なんだけど。

   でも、自分が親になるとなんかすっごくむかつく。

   「スラムダンク」でも、最初の頃、しろうとだから体育館履きでずっとやってた桜木が、練習のしすぎでシューズをはきつぶすエピソードがあったと思います。彼はスポーツ用品店にシューズを買いに行く、気のいい店長(?)をだまくらかして、高級なモデルを冗談みたいな安値で買って持ち去ってしまう……なんてオチで、ちょっと引いてしまいました。
   「スラムダンク」は、最初の頃、バスケットのスポーツものの路線が受けなければ、不良高校生の学園生活ものに切り替えられるようにどっちもいけるように話を作っていたらしいですが(そのうち不良の友達たちは出番が減り、ケンカのシーンがなくなっていく)、シューズを買いたたくシーンは初期のものだから、やんちゃな少年ならではのコメディ・エピソードとして入れたんでしょうけど。
   品物を正当な対価を払わずに手に入れるとは何事ぞと。
   ありがちなところで、桜木の熱意とか、才能とかに店長が心打たれ、おまえを見込んだ、それだけの金でこれを売ってやる、というふうになるんでしょうけど、そうじゃなかったからなあ。なんだかだまし討ちみたいな入手で、店長泣いてた気がしますけど。
   その後も、同じ店でけっこう希少なシューズを(まあその時は正当に対価を払ってたような気もするけど)押して買ってた気がするなあ。まあ、商店なんだから、お店に出してある商品を求められたお客に売るのは当たり前なんだけど。コレクターとして取っておきたいなら店に出すなと。
   どちらにしても、一生懸命スポーツしてるんだから周りのオトナは便宜を図ってくれて当然! な雰囲気に違和感を感じました。って、おかあさん固いこというなよ、ホント空気読めない。

   そして、近頃人気の「黒子のバスケ」。
   「キセキの世代」という一時代を作った天才中学生たちのチームが、高校進学してばらばらになったという設定。実力あるリーダーのAくんは、なかなかカリスマがある少年のようで、この春の名台詞が

   「僕に逆らう奴は親でも殺す

   おいおい。
   略して「僕さか親コロ」だそうで。
   虎美気に入っちゃって、お腹がいっぱいで食べきれなかった袋詰めシュークリームを明日の朝食べようとして、でも夜中とか早朝とかにお腹をすかしたおにいちゃんやおとうさんに食べられるのを防ぐために(よく彼女はそういうときマジックで名前を書いて注意喚起する)、
   「虎美の。食べたら親コロ」と黒々と書いておりました。
   「なにこれ……」
   疑問に思ってしげしげと見つめる旦那様に、
   「漫画の台詞で今流行っているそうです。『親でも殺す』の略だそうで」と説明して差し上げましたが。
   「殺されるの?」
   さすがに旦那様それには手を触れず翌朝になり。
   「やっぱり食べられてない。やっぱり『親コロ』は効くな!」と虎美はゴキゲンでしたが。

   おい。
   「親でも殺す」とは何事か。
   おまえたちはその親に生活を保障して貰ってるのだろうがよ。
   朝になればゴハンが出てお弁当用意して貰えて、「部費」と言えばちゃんとお金を用意して貰えて、この作品でもはきつぶしたバ(スケ)ッ(ト)シュ(ーズ)を買う金をすぐに出して貰って。いやー彼は親とはそんないい関係じゃないのかも知れませんけどねー。なにしろこっちは最新刊読んだだけだから。
   そういう何様? という性格を顕著に表すためのフィクションの世界ならではの特異な台詞ではあるのですが。そういうのをお友だちと盛り上がるだけじゃなく現実に親に向かって使うんじゃありません。じゃあ悪いのは家のしつけか、そうか。

   じゃあおかあさん 野 暮 だったかしらね?

   でも、少年向けスポーツ根性ものでは、親は不遇だなと思うわけですよ。
   まあ、お年頃を考えたら、スポーツに限らないけどね。

   こういう、トチ狂ったママゴンの妄言と、「黒子のバスケ」に対する卑怯な脅迫行為とは別物であります。どんなに作者本人が憎くてもねたましくても、それを愛するファンの皆を質に取るような脅迫行為は最低です。
   いえ、なんか逆恨みで、そういうファンのための集まりやらをやったら殺すとか、いってきた輩がいるそうです。集英社びっくりして、この秋のジャンプのファンに対する催しも、この作品の部分だけ取りやめたとか。
   人気のある作品ですから、ファンがお絵かきしたりお話を書いたりした冊子を売り買いする催しもいろいろあるんですが、この冬の、業界最大規模のアレでは、この作品関連の作品は出展中止になったとか。虎美調査では、年明けに予定されていたこの作品だけの催しも、中止となったとか。
   集英社、警視庁、本気出せ!
   絶対こういうのを許してはいけません。

   コミケって、新型インフルエンザとか、恐ろしい伝染病が流行ったときも、幼い子供を性の対象にするような作品を規制するのしないのって言ってたときも、震災の後も、影響なく(?)行われてきたと思いますけど、ここへきて大きなダメィジを受けてしまいましたことよ。犯人はたいした奴ですね。……実 刑 喰 ら う と 良 い よ 。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

落ち葉でじゃんけん

   本日(もう昨日)の夕刊の、子供の俳句のコーナーはよかったですね(娘が文芸部に入った関係上そういうところもチェックするようになった)。

   もみじがねぼくといっしょにじゃんけんぽん
                           田中岳斗くん

   かわいいですね。小学校一年ですよ。もう頬が緩んじゃう。

   「パーばっかりだな。チョキで勝てる。……いやそうじゃない
   虎美に読んで聞かせながら、おかあさん脳裏を自作腰折れが過(よ)ぎるぅ!

   大空を掴まんとする手のなりに
      散らひける葉よ 抜け殻を踏む   舞音(再掲)

   「乾燥した落ち葉はこう、ぐーのかたちになってくる。そこに着目してるとなるとグッと深い。……いよいよじゃんけんできるな」
   虎美はへーほーと聞いてましたが。さて、虎美は俳句はどうなのかしら。

   ちなみに、夏休み中ずっと学校に通って書き直し地獄にはまっていたおかげで、甘木高校文芸部は神奈川県大会を見事に突破、全国大会出場だそうです。
   ホントに長崎行っちまったよ!
   虎美や、コウモリのマークのカステラお願いね(ハァト)
   それが、このクリスマスかなーとか思ってたら、来年の夏だそうで。鬼が笑うわ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

現実はキビシイ

   今日はパートはお休み。久々に豚汁でもすべえと3時過ぎにお買い物にいって、里芋は仕送りがあって、人参はこないだ買ったのが残ってるから、あとは豚肉に牛蒡にお豆腐、あぶらげはこないだの残りが冷凍庫に入ってて、茸はきのう買ったけど使うの忘れたのがあるぞ、と指折り確認してお店を出たところが、
   ……やば、お味噌ないかも
   さはさりながら、リーリエマートはほんの2軒先。夕方また買いに来ても間に合うわーと思って、お家に帰って、虎美にパソコンを奪われてギャアギャア言ったりおやつを食べたり久し振りに「リーゼントほどいたら意外とイケメンだっだ」姫川の活躍回だというのでその巻だけ買ったという「べるぜバブ」を見せて貰ったり。高飛車が売り物の敵(目標?)キャラの「頭が高い」という迷シーンがあるというので友達の影響で「黒子黒子」言い出した虎美がまたそこだけ買った「黒子のバスケ」を見て、胸を熱くしたり。
   さーてそろそろ、とお芋の皮を剥き始めたら、致命的なことに気がつきました!

   「お味噌どころか大根買い忘れた!

   だーいこんナイ!(♪Ride on time のメロディで)と叫びながらまたリーリエマートにお出かけ。今度は心の恋人(おい!)メガネくんのレジの列についたら、
   「早乙女さん今日2度目じゃないですかー」って。
   「豚汁しようと思ったんだけどお味噌なかったんだよ」
   「豚汁って、チョコレートも買ってるじゃないですか」
   ああ、アソートのいろんな種類ちょっとずつ入ったやつね。虎美が好きなんだ。クリスマス・シーズンには必ず特売になるんだけど、こないだ棚卸しで見つけた、いつもの季節もちゃんと奥の方の棚で普通に売ってるんだ……そのあと例年通り端っこの目立つところ(ギョーカイ用語でいうところのエンド)に出てきたけど。ちょっとついでに籠に入れたの。そーいえばこないだも、買ったのお菓子ばっかじゃないですかとか突っ込まれたなあ。
   「知らないのか! 今流行ってるんだぞ、豚汁に入れんの! ポリフェノールがどうとかで!」と、おかあさんもう必死。
   「なーに言ってるんすか」
   最近のメガネくんは遠慮が無くなってきたなあと思いつつ若い男の子に構われて嬉しいおかあさんでしたが。

   お肉を茹でて、取り出した後に切った(虎美に手伝って貰った。最近やつは使えます)根菜を突っ込んでぐらぐら煮立ててるときにまた発覚!

   「ねえ……コンニャクないとダメ?」

   

しらたきはあったんだけどね。ふつうのだったらぶつ切りにして放り込むところだけど、結びしらたきはもったいないからね。 

   「えー3度目だよもうなに言われっかわかんない!」と叫びながら、コンニャクを買いに行きました。ついでに特売、本日限りのティッシュ・ぺーパーも買ってきましたけど。懲りずに並んだメガネくんのレジで(サヤカちゃんのレジも空いてたんだからそっちに並べばよかったんだよ!)、メガネ君ひとの顔を見るなり、

   「早乙女さん今日3度目じゃないですか! もうボケ始まってるんじゃないですか!?

   ……いくらなんでもこりゃないだろう。おかあさんだって、買い忘れで戻ってこられたお客様にはプライドを刺激しないように「もう1回でもどうぞ~」と声掛けてるのに。

   「うぐッ……主任さんに言いつけてやる……えーん!」

   泣き真似しながら帰って来ました。それでもしっかり、
   「エコポイント付けて」と、コンニャクにお買い上げシール貼ってもらってエコバッグに突っ込んでくるところが主婦(カードくださいとは言われなかったからレジ袋辞退のエコポイントは付けてくれなかった模様)。

   「おいッ! 虎美ッ! リーリエマートのHPを開けろッ! お客様の声のところッ! イーヴィヒベルク支店のアルバイトの態度が悪いとフルネーム指定で書き込んでやるッ!

   あーあ。まさか実際やりはしませんが。おかあさんアルバイト高校生と遊ぶ(遊ばれる?)のもいい加減にしましょう。

   虎美にはHPの代わりにメモ帳を開けてもらって、「豚汁の材料リスト」を作ってもらいました。次からこれ持ってお買い物に行こう。
   早乙女おかあさんはお節のやることリストを毎年作ってらして、お台所に貼りだして、30日にすべきこと(豆をふやかす、棒鱈を戻す)からはじまって、もれなくお正月料理を粛々と作り上げておられます。尊敬。次はおかあさんもちゃんとできる……筈。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年12月2日 - 2012年12月8日 | トップページ | 2012年12月16日 - 2012年12月22日 »