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2012年5月 3日 (木)

文学的キョコー散歩

   小さなる 鈴零れ咲く木のしたに
      足を留めん そぞろ歩きよ      舞音

   例によって、おお、決まった! と思って帰ってきても、パソコン立ち上げて編集ページに入る頃には雲散霧消しておるのだよ。なんとか頭を絞って再現しました。

   今年は寒かったから花の季節も遅れ気味で、と思ってたら、やっぱり咲く! ツツジも、藤も、そしてスズランも! わーい!

   いえ、でも「あ~スズランだ!」とは思ったけど立ち止まらなかったです、よそんちの庭先で。不審者と思われたくないもんね。文学的キョコー。

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2012年5月 2日 (水)

「姫婚オールアバウト」 こはいかに

   「ちょー」シリーズの野梨原花南先生の新作だというのですぐに(娘が)買ってきたのですが。

   バツイチ17才の市井でたくましく生きてるお姫様が今度は魔王の花嫁に!? というレッカ姫の冒険ファンタジーであるらしく。ちょうど、パパ上からのお召しの手紙を持ってきた伝令くんを巻き込んで、「どう見ても男」のメイドを連れて旅立つ……ってあらすじを読んで期待してページを繰ったら、その「どう見ても男」のメイドって、ほんとに男で(事情はあるらしい)、今流行りの男の娘(女装が似あってそこら辺の普通の女の子なんて足元にも寄れない可憐さの美少年)ではなく、怪力無双の武骨なもと下士官ちょっと直情径行ぎみ(?)の世を忍ぶ仮の姿だったのでした。今でこそメイドとしてのお仕事はこなせているようですが、最初は芋の皮も剥けなかったとか……それはそれでイケるな。いえ、最初はそりゃないぜセニョールと叫びました(年は幾つだ)。カヴァーとかにあったような「女言葉」は使ってなかったですね。「左様」とか、「ご立派でございました」とか、サムライとか軍人語かな。これはこれで面白かったですが。うん、イイよ! よくぞ裏切ってくれました。

   挿絵はこれが挿絵デビューの方らしく。
   おかあさんこういうイマドキ絵いやだわー(断言)。
   ラノベってのは挿絵が命なんですが(とくに最近はねー)、この作品だけは挿絵スルーして読みました。なくてもいいし。そこは野梨原クオリティ。はすっぱなもの言いでも、父王からの手紙を拝聴するときのレッカ姫の作法、街道の旅籠の朝の食事、お育ちのイイレッカ姫の前夫(どうも魔王の襲撃による嫁ぎ先の国の滅亡で生別らしい)の愛情表現、どれもこれも文章だけでうっとりな世界に引き込まれるので。かちゃかちゃした薄っぺらい絵は要らん。

   ただ、冒頭たっぷりカッコつけて現れた魔王側の最高指導者なんとか将軍が後半空気だったとか、ところどころうーん、と言うところもありました。ああ、誤字脱字っていうか、これはあからさまに人物名取り違ってるだろというところもありましたんで、担当編集者は猛省してください。結末の投げたような逆ハーレムぶりといい……ほんとどうしちゃったのよ(=此は如何に)。

   レッカ姫が嫁入りにあたっての苦行としての「竜のウロコ集め」、実際のドラゴンはそんなに怖い存在じゃないってのは小気味が良かったかな。「王子に捧げる竜退治」といい、その辺の、異形のものは退治されて然るべきというキリスト教的西洋ファンタジーのお約束を外した感覚は好きです。ドラゴンだって彼/彼女なりのルールで生きてるんだもんな、結婚のための箔付けとか手前勝手な理由で退治されたらかなわん。
   幼かったレッカ姫が魔王によって精神攻撃をされる辺りの描写そして、市井でたくましく癒やされたレッカ姫がそれに対決、克服する様は痛快。そうだ、辛いのは殴られたり蹴られたり電撃喰らったりなんやしらん炎で焼かれたりするだけじゃないんだ。
   ……そういうことを、ちゃんと描いてくれるから野梨原さんは好きなんだけど。
   今はそういうの、ファンタジー界のこととしてしか描けないんだなあ(青少年向け作品の王道としての話)。
   いや、ファンタジー界のこととしてでも、ちゃんと、人間として、相手のことを過分に強いとか正しいとか夢を持って対するんじゃなくて、ふつうの人間は酷いこともしちゃうし、カンペキでもないんだけど、それはそれで、根までわるいひともそういない。だから、人と付き合うのは程度の差こそあれ、いたい、つらいのが当たり前だけど、それを逃げちゃいけないんだ、踏み越えるとやっぱり温かい、……ヤマアラシの抱擁のようにね、ということを、描いてくれているので、野梨原花南は正しき少女小説家であります。

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2012年5月 1日 (火)

スーパーで萌えるもの2012

   キャッシャーのお仕事をしていてふっと顔が綻ぶものと言えば。

   一昔前の台所用洗剤のCM(ここはやっぱグリーン色でしょう)のように、おじいちゃまとおばあちゃまが仲良くお買い物にいらっしゃる。それが、どうもおばあちゃまは頭が加齢でぼんやりしているらしく、にこにこしているだけなのを、おじいちゃまがフォローして、お店のお買い上げ金額に応じてポイントの溜まるカードも、ゴキゲンでご自分で使いこなして、お勘定もご自分で済ませて、お品物もお持ちになって、後ろに立ってるおばあちゃまをにこにこ誘ってお帰りになる。
   思わず
   「お気を付けて! またお越しください!」と声を掛けてしまいました。どうか末永く仲良く

   そこまで行かなくても、特売の日など、熟年ご夫婦がお二人でお越しになって、ご主人様は仏頂面でレジに立って、奥様がお会計をお済ましになるのを待ってる、ときどき、
   「あらあなた1円持ってない?」
   「なんだなんだ」なんて、お二人で小銭を出し合ってお会計なさったりして。
   そういうのがなくても、お品物をお詰めしてテープで留めるやいなや、ひょいっとご主人様は無言のままに取り上げて、さっさとお店を出ておしまいになる。奥様もべつにゴキゲンを損ねたりもせず、にこやかにそれを追ってゆかれる。
   日本男児だなあ、とにんまりします。

   お客様だけでなくても。

   当店の総菜部は揚げ物系がとっても美味しいのが自慢ですが、時々「揚げパン」が出ます。コッペパンを揚げてお砂糖をまぶしたの。それくらいは普通かなと思っていると、鯛焼き、大判焼きといったものも、ひとつふたつ、白い発泡スチロール・トレイに入れてラップ掛けて売ってます。
   これって、れいの北村一輝似のイケメンのお兄さんが、あのくるりんとひっくり返す鯛焼き器でちまちま一匹ずつ焼いてるかと思ったらなんか可愛い(ってゆーか万能過ぎる。和洋中華スイーツ!?)のですが、……まあ、業務用をチンしてるんだろうな。総菜部のキッチンは衛生管理厳重ですから、さすがのわたくしもまだ潜入を果たしておりませんです。って、ほんとに
   「今日のメニューは定番品に特売の焼き鳥と鯛焼きと大判焼き!? ちょ、堪忍してよ!」とかいって朝6時から鯛焼き器を出してきてちまちま焼いてるんだったりして。いや、スィーツはやっぱ午後からかな。

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2012年4月30日 (月)

本日のガッデス・オヴ・アンフォーチューン

   ねえ、ねえほんと凄いんじゃない? 敢えて名は秘匿しますが、楽天の、去年新人賞を取り損なったピー♪ ちゃん! 今年は無傷の本拠地3連勝! 岩隈去り田中不調の楽天投手陣でひとり頑張ってるじゃないですか! もう、ピー♪ ちゃんと戸村でしか勝てないとすら言われています! どこでって、うちで。

   頑張ってねなんて言うとやばいので(そこのところが疫病女神)、…………ええと、皆さんわたくしの代わりに背番号11のの若武者を応援してあげてくださ~~~い!

   そしてわたしは今日も祈っています。永井選手の早い復活を。

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