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2012年6月17日 (日)

「高校生 詩のボクシング神奈川大会」 一見にしかず

   やっぱ実物見てから語りたいじゃない。

   会場はGボートはくもん国際学園。なんでも強豪校だそうで。あのくもん式のくもんが国際人を育成するために作ったという学校って、じゃあ行ってみたい! ということで、はるばる横須賀線にのってでかいマリア像(マリアちゃう!)で有名なあの町に行って来ましたよ。

   高校生 詩のボクシング神奈川大会!

   ……ちょっと前に抽選会が終わったお兄ちゃんの高校野球神奈川県大会は参加190校ってことで、ちょうど一昨日から神奈川新聞で「参加校の選手一覧」が発表になってますが。じゃんけんで勝って、チームで4人だけアップの写真を使って貰える枠にお兄ちゃんたら入っちゃって、「控えの早乙女はムードメーカーとして光る存在」とかチーム紹介でも触れてもらってたんですが、閑話休題。

   詩のボクシングは参加校6校で、さみしいトーナメント表でした。

   甲子園予選を控えて流石高校野球部父母の会があったもんだから、おかあさん朝からニシゴーリ君ママに拾ってもらってカワサキ市は流石高校の会議室に顔を出したんですが(それで我が子の顔が神奈川新聞を飾ったことを知った)、
   「これから下の子の大会でGボートまで行くんだよ! JRのほうがいいよね?」って言ったらすぐスマフォを操作して、方向音痴の早乙女さんのためにルートどりを教えてくれるママさん! ああ、流石高校は父母会までみんないいひとぞろい!
   「オリザシュトルンデだね、そこから、にゃんぶ線でコスギ出て、横須賀線」
   「解った、ありがとう」
   うん、その辺は、うちで路線検索で調べたんだけど。
   「それでオリザシュトルンデってどっち?」
   「下っていけば良いんじゃないかな」
   のせてってもらうことを期待したんだけどね。さすがにニシゴーリ君ちは逆方向だからまずいけどさ。みんなそこまでは暇でもないようなので、
   「じゃーねー」と先に出て、自力でオリザシュトルンデを目指しました……適当に、下る方向で。
   すぐさま「この道この先行き止まり」の標識があって、とってもいやな予感がしましたが、気にしないで横道を真っ直ぐ下りていって。前迷ったときは川を渡って大通りに出たから、車の来る方、川のある方を心がけて歩いていきましたが……ちょっと蒸しましたね今日のお昼は。
   どんどん緑が鬱蒼とし始めたので、あーこりゃ迷ったな、と方向転換して、賑やかな方を目指して歩いたら、さっき見た接骨院に戻って来ちゃって。
   ここで5分ぐらいロス。
   それでも挫けずに歩いていると、京王線の高架にでくわしたので、ラッキー♪ と、それに沿って歩いていると、なんとか京王オリザシュトルンデにたどり着きました。
   駅前の表示をじっくり読んで、JRオリザシュトルンデへの道をたどります。これは迷う余地なかったです。
   朝ご飯食べないできたので空腹も極限、ここでなにか食べておこうと、マックがあったので入ってバリューセット、いつもはポテトは付けないんですが朝抜いたからいいよねとしっかり食べました。
   郵便局を探して軍資金を下ろします。スイカちゃんにチャージしとかないと。ちょっと迷ったけどなんとか見つかって、無事財布も安心な水準になりました。
   オリザシュトルンデ着、チャージして、いざにゃんぶ線に乗車! にゃんぶ線もオリザシュトルンデだと入ってすぐホームで助かりました。ほら、溝の口とか登戸はいろいろ繋がってるから延々階段上るじゃん。

   ぼーっとしてる間に乗換駅につきました。コスギ。コンタクトにゴミが入ったせいもあって、ナニも考えずにはしっこの階段上ったらどこにも乗り換え案内がなくて。横須賀線はホームの反対側でした。ああ、無駄に消耗した。

   横須賀線は、後で無理矢理くっつけたんでしょうか、かなり歩きました。あれだ、東京駅の京葉線、動く歩道もあってさ、あそこまで遠くないけど、そんなイメージ。

   「横須賀線は逗子方面に乗る」と、親切なママが教えてくれたのをメモったので覚えてました。はい、逗子方向ね、とちょうど来たオレンジと緑の塗り分け車両に乗って海の方を目指す……と、1時ごろ目指すGボートに着きました。白さがまばゆいマリア像(マリアちゃうから)はお顔が半分木の上から出てました。 

   「くもん学園っての行きたいんですけど」
   JRの改札員さんにお尋ねしましたが、さすがに知らなかったです。おかあさんももっとしっかり調べてこよう。
   「……バス乗るらしいんですけど」
   「バスなら西口です」
   出てみたら、さすが、私立です、でかい看板がコンコース上に出ていて、何番乗り場からどこ行きに乗ってくださいと書いてありました。

   ちょうど来てたから乗りました。
   「くもん国際学園に行きたいんですけど」
   「シュパーリングリンで下りてください」
   バスの運転手さんも慣れた感じでした。ああ、その地名くもんの公式HPで調べたとき、見たかも、と思ったので、勝った! と思ったのですが。

   ……Gボートって、行政には横浜市内らしいんですが。
   バスが駅前出て五分で水田見たよ! あるんだ! 関東で! うわー! 先週、リーリエマートの裏口で「横浜きゃべつ」って段ボール見て、横浜でもキャベツなんか採れるんだ! って驚いたばかりだけど。
   どんどん、緑は深くなるし、農作物の無料販売所みたいなものも出てくるし、お米の無人精米所みたいなのもあるし!
   ……限りなくふつうの農村風景になってきました。
   バスは山道を登っていくしさ。この山道ってのも、まだうちの近所だと住宅地山で、道は坂だけど、両脇はぎっしりきれいなイマドキのおしゃれなお宅だったりするんですが、電信柱ぐらいのごっつい樹が枝を張ってたり、竹林が揺れてたりという山で。ああ、まあ両脇はびっちり住宅でしたけどねえ。

   大丈夫なんだろうか、と思い始めたころ、
   「次はシュパーリングリン」との声に、女子高校生がボタンを押しました。
   やった! 詩のボクシングを見に行くひとがいる! と、喜んで続いて下りて、付いていく気満々で眺めていると、お嬢さんすたすたと歩いていきます。下りたらなにか看板か、目立つ時計台とかがあると思ったのにありません、しょうがない、お嬢さんが頼みだ……って、お嬢さん健脚ですね。すたすた、すたすた……ちょっと待って、おかあさん足が靴擦れで。いやだわ、この靴ぴったりだったはずなのに、待って、ちょっと、お嬢さんこんな山の中で置いていかないで! 

   見事に置いてゆかれました。

   もしかしてお嬢さんただのジモティ(地元+ィ:近隣にお住まいの方)? 地面に記されたスクールゾーンの表記に間違ってないと思いこもうとしてましたけど、たしかくもん学園って全寮制じゃん? 学校に付属してる寮から通うんじゃスクールゾーン要らないよね…… 
とはたと気づいたおかあさんの目の前に、「横浜市立シュパーリングリン小学校」の表札が。

   

迷った。

   その時点で足がもう限界でした。

   旦那様に連絡をと思ったら、携帯がもう電池切れで。

   またか!

   ダメ元で電話を掛けて指示を仰ぎました(なんて優しい旦那様だろう!)。

   「あー方向間違ってるね。南を目指して」

   足を引きずりつつ適当に南を目指しましたって、もう1時過ぎてますから、太陽は頭上。ちょっと方向定めがたかったですね。
   しばらく歩くと、畑仕事をしておられる男性がおられたので、ご挨拶して、尋ねてみました。

   「こんにちは~すみません、くもん国際学園はどちらでしょう?」
   「ああ、ここ真っ直ぐいったところが入り口だから!」
   指さした交差点には、黒々と「くもん国際学園入り口」と書いてあったのでした。おしい!
   そこからがまた長かったんだけど。まあ、一本道だったからいい。気がつくと、旦那様くもん学園の公式HPのアドレスメイルしてくれてました。電池ないから見られなかったけど。
   そして、校門入ってからが長い!
   モダンなくもん国際学園、でかい立て看板に案内図があると思っていた(虎美の受験の時のクランバハ女子学院みたいに!)おかあさんが甘かった!
   B4ぐらいの白黒印刷の案内が貼ってあるきりで、
   「13:30~ 詩のボクシング 2階セミナー室」って、そのセミナー室はどの建物のどこにあるのよ!? 
   閑散とした休日の校内、おかあさんはうろうろとさまよい歩いたのでした。
   正面の建物には入れたものの、2階へ通じる階段が見あたらず、奥へ入り込んだら出口に出ちゃって、また外を半周、今度は隣の建物に取り付いたら、「休日なので施錠しています、通用口へどうぞ」って。またうろうろうろうろ。次の建物は、人の声がするからそちらへ行ったら、バスケ部が活動中で、無視されたらどうしよう、でも、内部の人に聞くのが一番、と近寄るとすぐに
   「こんにちは!」って少年達が動きを止めて声を掛けてきます。

   なんて躾の良いお子達だ! ここでくもん国際学園の心証は鰻登り。

   そこでぐっと勇気を出して、
   「あのう、詩のボクシングの会場はどちらでしょう?」と尋ねることができました。
   「ええと、わかんないですねえ」と、首を傾げるのは指導者の男性。そこを、
   「2階のセミナー室らしいんですけど、どちらの建物なんでしょう?」と重ねて聞くと、
   「それは、ブルー棟ですね。こちらはグリーン棟、建物が違います。一度出ていただいて、そちらから入ってください」って、簡潔なお答え。助かった~とまた痛む足を引きずり外へ。

   やっぱさっきの建物でいいんじゃん、とまた入り直して左右を見回すと、なんと入ったすぐ脇に2階へ上がる階段とエレヴェーターがあったのでした。……疲れてて視野が狭くなってたんだな、さっきは。
   無駄な時間を使って、なんとか2階セミナー室にたどり着くと……もう個人戦は終わっていて、休憩になっていたのでした。もう、疲労が2倍。

   しばらく座って扇子を使っていると、団体戦がはじまったのでした。
   県立厚木、甘木、会場のくもん、神奈川サイエンスフロンティア、あとは瀬谷西と東海大相模。6校でトーナメントだと余りにも寂しいので、瀬谷西と東海大相模が1回戦不戦勝のようでした。第一試合から虎美の学校が見られてウレシイ!
   団体戦は、虎美情報によるとイケメンの湯沢君(仮名)が出るらしいので目を凝らしてみたんですが、……5-9-5掛ける20列ぐらいのセミナー室、遠慮して後ろの方に席を取りすぎたようで、全然細かい顔の造作は解りませんでした。

   肝腎の詩の朗読は……もうちょっとひとり芝居みたいなのを期待してたんですが、手に原稿持って、マイク持って、……朗々とつっかえないで読むのが精一杯ってかんじかな。もっと間を取ったり、(イマドキはやらないだろうけど)抑揚をつけたりしてほしかったような。内容はさすがに高校生らしいよく考えられたもので、感心したかな。優勝したところは動きもあったようにもみえましたが……

   「わらえないM-1

   決勝の即興なんか、これを文学だなんて、ばかにしていると思いました。
   もっと洗練された、身のうちから出た磨き抜かれた言葉で相手や観客の魂を撃ち抜くようなぎりぎりの、ほんと格闘技というのを期待していたんですが。

   あと、進行がもう手作りすぎで、校名を間違えて読んでもけろっとしていて謝らない、笑ってごまかすあたりがほんと、悪い意味でいまどきで、とっても不愉快でした(ほんとよ)。

   団体の決勝を見て思いっきりガッカリしたし、個人戦で敗退したらしい虎美から「帰って」というとちくるったメイルが残り少ない電源を使って入って疲労を割り増ししてくれたので、講評を聞かないで帰ることにしました。

   ああほんと、ナニしに来たんだろ。

   とぼとぼとバス停に帰り着くと、下りてすぐのところに「くもん国際学園への行き方」の案内が! どうしてこれが目に入らなかったんだろう!? いろいろギリギリだったみたいです。

   しばらく待っているとバスが来たので、Gボート駅まで戻って、また横須賀線に乗って帰りました。
   ……眼を閉じて、開けたら品川でびっくりしましたけど。
   慌てて次の新橋で下りて引き返しました。だめじゃ~ん。
   よっぽど疲れていたようです。

   虎美は期待されていたのに第1回戦で優勝候補と当たって玉砕したので落ち込みまくっていたそうです。それではるばる見に行った親にも当たり散らすなんて……親の躾がいけなかったかしら。来てくれてありがとうの一言もなかったです。もう二度と虎美の試合なんか見に行かないから。そこんとこは、流石高校はおばかちゃん揃いでも、体育会系として躾が行き届いていて、最後の打席で三振して先輩に申し訳ないと号泣する1年生がいても、号令が掛かれば、
   「応援ありがとうございました!」とおかあさんたちに一礼してくれたというのに。やっぱそこんとこが体育会系はまだまともってことかしら。

   ああもうほんと、君にはがっかりだよ。

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コメント

 甘木対瀬谷西の準決勝は「星」対決で、結構面白かったです。全てが滑っていて痛々しくて見ていられなかったわけではありません、念のため。
 まあ、寿命の来た人工衛星が大気圏突入して燃え尽きるのを、「そのとき、きみは彗星だった」ってのは「はやぶさ」ブームに乗っかってきたなーと思いましたけどね。

投稿: まいね | 2012年6月19日 (火) 19時17分

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