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2012年6月10日 (日)

下り坂

   おっちょこちょいなので、自衛のために流行りには1周遅れで乗ることにしております。音楽なんかは紅白でその年の流行りを総括して、ああなるほどこの曲はそこら中で良く聞いた、なんてしみじみしてたりして。甚だしいときには、お正月明けてからお年玉持ってCD買いに行ったりとか(岡本真夜の「TOMORROW」)。

   最近よくある、ワールドカップとか、オリンピックのその局の中継テーマ曲(なんでもタイアップだ)も、ナニも考えずに聞いていて、そういえばよく掛かっていたあの曲最近聞かないなと、半年も過ぎてから思ってたりして、マヌケすぎ! ゆずのアレとかね。

   「最近NHKでよく掛かる、あのダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、ランラーララ~ン♪ という曲が耳について離れないのだが」と虎美に言ってみたら、
   「それはサッカーのテーマ! らっどうぃんぷすの『君と羊と青』!」
   さすが現役JK(女子高生)。
   ユーチューブで調べますと、すぐさま引っかかりました。
   「おおこれこれ」
   映像に歌詞も付けてくれていて、親切。ラップというかレシタティーヴォのような上がり下がりのないメロディに立て続けに忙しく歌詞を被せていくスタイル。これがなかなか面白いです。歌詞の内容も今の若いひとの感覚なのねーとしみじみ。それがまた、
   「母はもうこれを聞かずに居れない体になってしまった

    ♪今がもうその時だと気づいてたんだ~光り方は教わらずとも知っていた~」とたどたどしく歌ってみると、
   「おかあさんずれてる」って、ああ、娘はザンコク。
   「おかあさんはもう中年のオバサンなんだからしょうがないの!」
   嗚呼そんな、自分でそんなこと言っちゃだめじゃん!
   これでも母はあのモーツァルトの戴冠の八分(いや十六分だった?)音符にラテン語詰め込んだ極悪なクレドを歌いこなしたんだぞ! 舌が回らないことなんてあるか! と、またユーチューブで戴冠を呼び出して一緒に歌い出したら……回らなかったでござる。ああ、人間上り坂の後には下りがあるのね。いや二十年前にやった曲をなんの復習もなしにいきなり現役と同じ速度で歌うの無理だって、いやいや、そんなことをいって自分を甘やかしてはいかん……と惑乱しながらも口をもごもご動かしてると、

   「エート イン スピーリトゥム! フィリオークェ プロチェーディス……」と、曲は佳境のソプラノソロに入って、全く脊髄反射でソロパートを歌い出してしまったのでした。恐ろしい三つ子の魂。いや23だったろ。

   ああそれにしても、オバサンはこの位も舌が回らないのかなんて当時つめたい目で見てしまってごめんなさいええと市川の市民合唱団の皆さん!(助っ人で行ったのでどこだったか忘れた)それが自分の未来の姿だったとは!
   子供の手が離れて暇になったらまたコーラス始めるんだと思ってたんですが、体は衰えるしそんな金も暇もないし。バブルの頃に思い描いていた輝ける中年時代はわたしには永遠に訪れないようです。そして下る一方か……ああ、虚しいのう(バブルが青春だっただけまだマシ!?)。

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