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2012年5月19日 (土)

「銀河へキックオフ!!」

   春からやってるNHKのアニメですが。なんでも記者会見でプロデューサーが
   「このアニメはサッカーだけどオーラも出さなきゃスーパーシュートも出ません」って言ったとか言わなかったとか。
   言いたいことは解るがそこまでケンカ売らなくても
   ジャイキリ(NHKでアニメをやっていたリアル系サッカー漫画)同様、戦術とか、少年少女のふれあいと進歩を描くサッカー物語のようで、おかあさんももちろんそっちの方が好ましいですが、無駄にケンカを売るような公報の仕方は好きじゃありません。

   主人公はもともと小学生向けクラブチームに入っていた……でもそんなにうまくないコちゃんですが、そこは、中心選手たる巧い! けど我の強い! 子たちがコーチとケンカしてチームが空中分解しちゃったんですね。それで、サッカーができなくなって欲求不満だったところへ、大阪からの転校生、サッカーの超! 得意なエリカちゃんと出会うんです。

   

ヒロインの方がサッカー巧いんだよ。

   そして、例のサワホマレ選手をホーフツとさせる女子プロサッカー選手と出会い、もっともっとサッカーやりたい! 巧くなりたい! と、みんなを巻き込んでクラブチームを再興させようとするのです。
   虎美は先行情報をいろいろ聞きつけて(主人公役はダレトカさんだとか、この女の子がサッカーに目覚めて大変身! するのが見ものとか)満を持して待ってて、朝も正座鑑賞してますが。

   「それでこれが地獄の三兄弟か?」
   「悪魔の三つ子!

   その巧くて我の強い中心選手ってのが、三つ子らしいです。みんなイケメン! そして、それぞれキラキラした今風の名前で、
   「虎太、竜持、凰壮(こた、りゅうじ、おうぞう)」
   テーマカラーも決まっていて、それぞれ黄色、緑、赤だそうで。そりゃ、リアル三つ子だったら絶対親はそうするけどさー。それぞれ独自のセンスでお洒落にしてます。
   「ないわー」
   虎太はFWで負けん気が強く、シュートを打って点を取ることに執着が強い、竜持は敬語で話す慇懃無礼な策士(現実には滅多といないけど、物語ではよくいますねえ)、凰壮はマイペースで他人をよく観察する、とそれぞれ性格付けされてます。
   「長男豪炎寺、次男鬼道、三男ジーノ? キャラクター、イナイレから持ってきてるじゃんか、恥を知れ」いや、ジーノはジャイキリですから。
   「おかーさん、どっちかっていうと竜持がジーノ」
   いいよもう。
   でも、門前のおかあさん朝寝しつつも習わぬ銀オフを語る……。

   チーム立ち上げ系スポーツものにありがちな、「あとひとり足りないから入って!」キャラは、お嬢様のレイカちゃんです。かなりぽっちゃり体型で引っ込み思案ですが、友達エリカちゃんの危機に、いや、主人公翔くんに思うところあってか清水ジャンプでメンバー入りを申し出てくれます。でも、やっぱ身体能力はクラブチームでサッカーをやるにはちょっと残念なので、
   「ダイエット目的ならやめとけ!」
   「このチームはお荷物がいるからな!」などと容赦ない言葉をもらってます。……おもに長男から。
   わたしが知る限りはこの子ダイエットが目的とは一言も言ってないんですけどね(参加表明のときに「……それにダイエットにもなるし」とは言ったと娘から突っ込み)。だって、レイカちゃんがいなかったらチーム成立しないじゃん! 恩に着せてもいいのに、それをしない、そこが美しいところと見ますけど。ほんとは三つ子のうちの誰かや翔くんが目当てだったりしてもまあ小6の女の子として全然オッケーなのに、たぶん、お友だちの窮状を見かねて、だと思います、この前のチームメイトを必死に捜す回では、必死な翔とエリカに邪険にされながらも何度も「わたしが……」と申し出てましたし(そこのすれちがいは面白がるところでしょうけど、わたしは可哀相で見ていられなかった)。
   それを、ダイエット目的だろなんて軽々しく言うなんて、酷すぎると思いますね。
   ま、サッカーのためにピアノのレッスンさぼってるっていう描写が今日ありましたから、実はピアノに行き詰まってて、逃げで選んでたのかもしれませんけど。まーたぶんそこはママバレ・エピソードとして語られることでしょう。
   「わたしはサッカーが好きなの!」と、熱く語ってくれて、それで三つ子はじめチームのみんなに受け入れられるといいと思います。
   前情報によると、彼女はサッカーを始めることによって(主に容姿が)激変するらしいので、そこでガっと長男を刮目させるようになって見返してやるといいと思います! ま、とりあえず今日は長男のスペシャル・シュートに立ち向っていってちゃんとはじいて見せたという進歩を見せてますし。
   ……痩せて綺麗になったら見直したってのは男として最低ですが。
   使えるディフェンダーになって最終ラインを任せられるようになって、
   「見直したよ」って恋愛関係が始まったりしたらそれはそれでロマンティックですが、
   「そこで、長男告ってみたら、どっこい彼女は言葉(だけ)は丁寧な次男とか、金髪碧眼のライヴァル(二言目には長男は青砥青砥と意識している)が好きだったりするとすげーいい気味!」
   「おかーさんの鬼!」
   さて、どうなりますことやら。

   そうそう、国際化した時代を反映して、将来仲間になってくれる登場人物として、スペインのサッカー選手を父に持つ青砥ゴンザレス琢馬って子がいます。長男虎太の心のライヴァルね。台詞では「アオト、アオト」って出てきてましたが、NHKの公式で登場人物の設定画を見たら、
   「きゃわい~い!」
   「ね!? 『今日からマのつく自由業』のヴォルフラムみたいでしょ!?」と、娘の声も弾んでおります。
   ほんと金髪碧眼の美少年で。
   「スペイン系ハーフが金髪碧眼の訳ないじゃん。そんでゴンザレスってナニよ、それこそヴォルフとかジークフリート系だぜこの顔は」とおかあさんは辛辣にいっときながら、
   「青砥って……ああゴンちゃんか」と、ゴンちゃん呼ばわりして楽しみにしておるのでした。
   そんでもって、アラブ系のハーフでGKも登場予定のようです。
   「この手足の長さはシジマールだな」
   こちらは、漢字名ながら読んでみるとなんとも異国風のダルビッシュ有的おなまえ。
   と、登場人物紹介を見てるだけでもいろいろ楽しみなサッカー・アニメであります。

   「で、チーム名桃山プレデターってどうよ? おまえ、プレデターって意味解る?」
   「ううん」
   「すぐ辞書引くせつけろよ、単語の数が変ってくる……これはたぶんラテン語由来だからter じゃなく tar か tor ……」と、適当に当たりを付けてネットの辞書を引くと、
   「predator : 捕食者、肉食獣」って。略奪者って意味も2番にありました。
   「……だそうだ。怖いな」
   「うん、『エイリアン対プレデター』って、『まるマ』であったじゃない」
   「そういう映画があって、そのタイトルを使ったパロだ、元ネタまで当たってから笑え!」
   あ、桃山はチームの代表である不動産やさんのお名前です。金も口も出すいや~んなお金持ちのオッサンです。

   イナイレの超次元っぷりにそろそろついていけなくなったらこっちへどうぞ。

   以下無用のことながら。

   女の子2人の名前が似ててごっちゃになっちゃう! お嬢様なレイカちゃんは、この際桜子ぐらいの方がよかった。字が、画数多くてあんまり小学校で習ったりしなさそうな良い意味の字を使ってある、でも読むと昔ながらの読みで、そんでもって子のつく名前! お育ち良さそうよ。
   動物の名前3つの三つ子の名前については……自分でもやったことあるので何も言うまい。添え字でなにげに数字を表わしてる(太=太郎、持=ジ、壮=ゾウ)ところまでやった! 鳳凰の凰も、イマドキ珍しくもないらしいからなあ。凰の方はメスらしいですけどね。

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コメント

 人気のようです。
 NHKはちょっと話題になると、臨機応変に「深夜一挙再放送」ってやりますよね? アニメに限らず、連続ドラマも。この週末一気にやってました。一昨日のは見逃しましたが、昨日は昨日放映分最新話までしっかりやってて復習になりました。
 こういうところはスポンサーのしがらみがなくて編成が臨機応変なNHKの良いところでしょうね。

投稿: まいね | 2012年5月28日 (月) 00時31分

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