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2012年3月 3日 (土)

その嘘ホント

   さすがに3月ともなりますと、切り花も春一色、スィートピーが入るようになって、今日もお通ししましたよ。ピンクが多いです。
   「赤いスィートピー」って、バンカラな女子高校生だった頃はタイトルを聞くなり突っ込んでました。
   「スィートピーに赤い花なんかないぞ!」
   それはバンカラなりの負け惜しみだったんですが、どうも、正式に調べると、当時はなかったらしいです。ところが、聖子ちゃんの歌のタイトルだからって、花卉交配研究家の方頑張っちゃって、バブルの頃にできたそうです、赤いスィートピー。青い薔薇はいまだ開発中なのに、スィートピーは簡単だったみたいね。いやー日本のバイオテクノロジーって凄いわ。そんでもって、こないだの朝ドラで赤いスィートピーを子守歌に育った双子の話の頃には、おかあさんがその辺の農業園芸センターで種を買ってこられるくらいにはポピュラーになってました。ホント日本の種苗会社って凄いわ。

   そういう、歌の文句が現実になったのって、元祖はこちら。
   「シクラメンのかほり」
   シクラメンにも匂いは無いんです。残念。小椋桂は東大卒のくせにそんなこともしらんのかって、いやーそれはどうよ、学習指導要領に載ってる植物じゃあないもんな。具体的に歌詞の中でどんな香りかは書いてないし。「真綿色」「うす紅色」って、色ばっかで。それより、東大卒として恥ずかしいのは、「かほり」の方でしょう。「香り」の歴史的仮名遣いは「かをり」だそうです。野暮をいうな?
   それでも、一世を風靡したもんだから、シクラメン農家さんがんばって良い匂いのするシクラメンを作出したそうです。ええと、今世紀になってからかなあ。どんな匂いかは知りません、さすがに下々にまでは出回ってきてないみたい。いちどは嗅いでみたいかな。

   そういう、吐いた嘘が回り回ってホントになっちゃう、都市伝説になって、「あの話の元は××」と言われるのは、物書きの醍醐味ではありますまいか。ええと、アルバイトの話でよく上がる、「医大で死体を洗うアルバイトがあってとても報酬がいいらしい」ってやつ。これは、大江健三郎の「死者の奢り」が元ネタだともう解明されてるそうですよ。

   おかあさん頑張って、この春からまた新しいところに小説を公開してみたりもしてます。木の葉がそよぐほどにも反応があると、やっぱりちょっとウレシイです。

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