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2012年1月25日 (水)

萌えを翼にして

   わたくしはファッションには疎い方です。きれいなものを見るのは好きですが、バブルからこっちの若い人のカジュアル革命にはちょっと付いていききれないものがあって。まあ、デブスの逆恨みもありますが。うわーちょっと着てみたい!? でも入らない! そのお洋服はきっと正統派じゃないおかしな服なのよ……という理屈です。

   というわけで、ブランドショップなんかも足を踏み入れたことはなかったんですが、もうこの年になったら怖いことはない。わたしが着るんじゃないんだもん、小説のヒロインが着るんだもんッ! 取材よ取材、ユニクロ着てても心はクチュール、じっさい早乙女おかあさんが作ってくれたスカートはたとえウェスト85でも高級(?)注文服! と、最近胸を張って見に行くようになりました。

   トラサルディのコート! ポンチョが流行ってるのはオール・オーヴァー・ザ・ワールドなのか、ええと、「山」をふたつくっつけた形の、一枚布に切れ込みが入ってるだけの厚手の布を後ろから前へ身体にまといつかせて(お袖は一応筒に縫いあわせてあったような)、太いベルトで締めるカンジのコートが面白かったです。お色はネイヴィーとベイジュ、チョークストライプほどの太さで障子ぐらいの大きさの格子縞が入ってたような。一応リヴァーシブルでもいけて(ネイヴィーの裏はブルーグレイ、ベイジュは紺だったかな)、着物のように打ち合わせて前は3つほどのボタンでした。とってもカッコイイシルエットなのですが、構造がポンチョなので、袖口が縫ってあると言ってももう30センチほども空いた形で、
   ……風が吹き抜けるんじゃないかなあ、ホントに寒いときにはキツイぞこれ。
   うわーすごいわーとかいっていろいろ触らせてもらったり鏡に向かって当てたりもしたのですが、寒いところに長い間暮していた身ではれーせーにダメ印を出していたのでした。

   ポロかどっかのトラッドなブランドのセーターは、ゲージがええとハイっていうんでしょうか、細い糸でキッチリ編んであって、紺と赤がありました。そんなに複雑な編み込みの地模様はなかったかと思うのですが、やや開いた襟元に白いレースがあしらってあるのが今風? これはスレンダーなひとにスッキリ着こなして貰ったらステキかもーと、目をキラキラさせて手にとってしまったり。わたしなら赤! だけど、今書いてるシリーズのヒロインなら紺を選びそうだなーそんで、似合ってるけど、もっときれいな色を着ればいいのにと周囲をやきもきさせるんだな、とひとりでニヤニヤしてました。

   そういうお金に困ってなくてスタイルのいい女の子、でも女の子っぽく着飾ることに興味はない、だとこういうブランドかなーと、サンローランを見に行くと、そう! バッチこれ! という黒の薄いジャージ素材のアシンメトリーなカットソーがあったりして、もう、イメージ膨らむ膨らむ! アレも着せたい! これも着せたい! そしてこういうことさせたい!

   というように、この年にして萌えごころを翼にブランドショップに飛び込んで、で目の保養、心のときめきを貰っているのでした。お金のかからない娯楽♪ 助かるわ~。

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