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2011年10月11日 (火)

銘菓を口で説明しよう

   職場では孤高を保っておるおかあさんです。ああッその話題に混ぜて欲しいッ! 

   今日の所は、社員さんのお若い方が、親戚の喜び事で仙台に行くらしいとのこと、
   「萩の月買ってきてあげますよ」
   「萩の月、ナニソレ?」
   「ええーッ、萩の月知らないんですか、仙台銘菓です」
   前に仙台に住んでたとかいう世間話すらしていない早乙女さんは、話に入れずにじっとレジに向かって立ちつつ聞き耳を立てていました。
   「なんかスポンジのお菓子ですよ」
   「岩手のままどおるもおいしいわよね」
   (ままどおるは福島は郡山! 岩手じゃないーッ!)←おかあさんの心の声
   「あら、ままどおるは確か福島よ」と、脇から訂正が入ります。
   (そうそう!)
   「それでままどおるってどんなお菓子なんです?」
   「……それはええと、甘いのよ」
   (おいおい)。
   「甘いって、ふつうお菓子は甘いでしょう。お砂糖なんですか」
   このお嬢さんは結構ものいいがぶっきらぼうな方です。
   「違うんだけど……甘いとしか言いようがない
   こちらのおねえさんはちょっと甘いものに対してどん欲さが足りないかなあ。
   「沖縄のちんすこうみたいな……」

   (ちがうーッ!!)

   おかあさん横で聞きながらやきもき。
   ……栗饅頭……とはちがうんだけど、形態的に、あんな感じ、皮が饅頭とは違って焼いてあって固い感じで、中の餡が水分が飛んでいてしっかりしていてちょっとお茶がないとうっと来る感じ……あれは白餡なんだろうか、たしか牛乳が入っていてだからおかあさんの味みたいなイメージのコマーシャルをしているんじゃなかったかしら。形はフィンガービスケットを太めに平たくしたような感じ、あ、そうだ! 東京銘菓か博多銘菓かで論争のあるあの「ひよこ」! あれを平たくただ棒状にしたような形状とお菓子としての成り立ちだ!

   納得できる答を導き出せて、おかあさん地味にゴキゲン、それでは、と「萩の月」について思いを巡らせます。
   赤ちゃんの握り拳ほどのドーム型の形のスポンジケーキで、中にはカスタードクリームがぎっしり詰まっている、シュークリームのように。スポンジはふわふわで、クリームはすき間なくぎっしり詰まっているので一個で満足感がある……。スポンジとクリームがココアの姉妹品「萩の調」もある……。ぐらいで。関東では「鎌倉カスター」っていうのものがより歴史のある類似品であるかも知れない……こちらは「ジョジョの奇妙な冒険」で見て、これは「萩の月」を、場所を仙台だと特定されないためにわざと違えて描いた架空のお菓子だと信じていたぐらい……。あるんですね、鎌倉に。すいません。

   それでは「松井サブレ」はというと。
   形としては、大人が両方の中指と親指で作った輪のような形と大きさをしたサブレです。サブレというのはさくさくとしたクッキーのことで、これは有名な鳩サブレよりは固くないです。手で割るにしても、直接噛んじゃうにしても、子どもさんでもそこまで真剣にならなくても砕けます。むしろ、地元の丸いもやらアーモンドの粉が入っているので、割れやすいです。
   「松井」サブレというだけあって、その表面には一枚一枚、松井選手が2頭身にディフォルメされた似顔絵が浮き彫りになっています。ただそれだけのお菓子。素材が吟味されているので、松井選手に思い入れなくただ焼き菓子として食べて十分美味しいです。

   これはなかなか表現力の勉強になるかなあ……。
   それで、この連休仙台に行った旦那様のお土産はカラスコずんだパイでした。パイ生地をスライスして砂糖を振って焼いた焼き菓子、生地に最近注目されてるずんだ(枝豆を磨りつぶしたもの)をまぜこんであるらしいです。東北楽天ゴールデンイーグルスの非公認マスコット・カラスコ(まだ健在だったのか!)は単にパッケージに描いてあるだけです。ずんだが出しゃばらず、平均点な味です。当地へお越しの際はどうぞ。

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