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2011年6月27日 (月)

雪崩をうって?

   おかあさんはすっかりPCゲームにはまってしまって、今日もお試し版を落としてはやり込んでおります。画面からリストにある品物を探す捜し物ゲーム、3つ揃えて消すゲーム、時間内にお題の仕事をこなすタイムマネジメントゲーム。この前やったのは、ご時世でしょうか、あなたの街をエコにしていきましょうというマネジメントゲームでした。お金と資材をやりくりしながら、今ある住宅をエコ住宅に立て替え、お屋根をソーラーパネルに換え、ゴミ処理場をエコ対応に建て替え、空き地は抜け目なく緑化してCO2排出を減らしていこうという趣向です。仕事が進んでいくと、ボロ屋風情のある家屋の並んでおった街が、ぴかぴかの新居ばかりになり、お屋根はソーラーパネルで一様に黒っぽくなって行くんですね。
   ……こりゃあ、エコかも知れんが面白みがないなあ。

   カン総理はせめてもの置きみやげに「再生可能な自然エネルギーと省エネ社会の構築に力を注ぐ」とか言ったらしいですが、太陽光が良いとなると雪崩を打ってそっちへいってしまうのが日本人。ねえ、あのゲームじゃないけど、そのうち新築家屋はソーラー発電パネルを必ず付けなきゃならなくなるんじゃあ……? 
   奈良の明日香村とか、風致地区になってて新築のおうち建てちゃいけないところあるじゃないですか、白川郷だってそうだよ、そういうとこにもソーラーパネルとか、そうじゃなきゃ風力発電の風車建てるわけ? ちょっと行き過ぎじゃない? 金沢と言ったら雪に負けないように釉薬をかけて滑りを良くした黒い瓦屋根なんですが、近年それも立て替えで少なくなってきてるというのに、ここで何が何でものエコ強要が行われたら風情がまるきり失われてしまうじゃないのよ。

   わたしが小学校に上がる頃のオイルショックの時から、日本は資源がない、いざとなったら石油に替わるエネルギー源を考えておかなくてはならないって言ってたのに、太陽光や地熱や風力、波力の利用なんて、その頃から言われてたのに、35年経って、結局原子力に無茶な依存をすることしかしてこなかったことがばれたんでしょ? 
   今また再生可能な自然エネルギー(?)に走って、「応分の負担」といって立場の弱い方に無茶を言うのが当たり前になってしまったら、後がまた怖いです。こんなのは亀の歩み、牛の歩みでいいですから。今度こそ、間違いのないようにお願いしたいです。

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