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2011年6月25日 (土)

立ち上がれニッポン……?

   昨日のTV番組で、早稲田摂陵高校とやらのマーチングバンドが凄いというのをやっていて、おかあさん猫科の人達を寝かしつけといてユーチューブで検索検索。
   これはすごい。
   TV中もやってたのですが、指導の先生がマーチングに命を賭けてる方で、中高マーチングに没頭して、就職は当時マーチングバンドを持っておって強かった阪急百貨店に就職したそうで。バブルの頃は企業の部活動(実業団って言うの!)も熱心だったもんなあ。大和銀行なんか体操部まであったもん。三和銀行は合唱部はもちろん、東京にも管弦楽団持ってました。まあ、阪急はとくにそういうとこだったんでしょう。タカラヅカも阪急だもん。
   ところがその阪急バンド(勝手に略すんじゃありません)、バブルの後で経営方針が変わって解散になり、先生困っちゃった。
   そこで音楽系の百貨店マンにならないで、「おれはマーチング指導者として生きたい」と一念発起して、先生になったって言うから凄い。先生高卒だったのに。大学はいるところから初めて、ホントに教員免許取ったって!
   それで、早稲田系列の摂陵高校のマーチングバンドの指導者に晴れて採用されたそうです。
   阪急時代の伝説の技、スリークォーター・ターンをさらに進化させたダブル・スリークォーターターン(270°回転を2回続けることに拠る方向転換)を高校生にさせるってところを取り上げられてました。これ、失敗するとぶつかって危ないんですが、そこを恐れずに突っ込んでいく、仲間を信頼する、ぶるって迷惑を掛けないことを身体で感じるためにあえてやらせているそうで。

   実際の演舞見ましたが、ステキでした。確かに動きにキレがあって。

   ユーチューブで調べましたら、イタリア遠征したとか、スペインでやったとかいろいろあって、それがまた、ご当地ソングをちゃんとやって拍手喝采な所が凄い。

   イタリアのサンレモに行ったときのは括弧書きで阪急って書いてあったので、旧阪急バンドで行ったのかも知れませんが、もう、「おおソレミオ」から「フニクリフニクラ」、「帰れソレント」へとおかあさん歓喜の涙の民謡メドレーにはじまって、アイーダの「凱旋」、マダム・バタフライの「ある晴れた日」にと、オペラも有名曲をやって、もう総立ちになってました。いや、お客もとから立ち見だったし。
   スペインに行けばフラメンコぽいやつやってたし、フランスに行けば「おおシャンゼリゼ」に「ファランドール」にええと、フランスのマーチの名曲の聞いたメロディもやってたよあれ。
   なかなかレパートリー広いみたいです。
   そんで、合間には楽器を持たない二軍(って言っちゃいかんか)選手達のチアリーディングのような部分もあって、鍵になり竿になり、持ち上げて山を作ったり並んで順々に坐ったり立ったり

   たいへん統率が取れています。
   これはたいした練習量と思われますって、そこの学校、ウィキペディアで見たら、吹奏楽の女子コースってのがあるんだって! 授業かい! でもここでみっちりやったらそりゃあどこの警察や消防行っても鼓笛隊でエースになれるなあ。

   関西ってのは、タカラヅカもそうですが、娘さんに芸術系のお稽古ごとをみっちりさせる文化があるんですかね? 尊敬します。

   さて、おかあさんはつくづくそれを見入って、ああ、こんな分野でも日本には世界的に評価されるものがあるんだなあと元気づけられていたんですが。

   翻って、震災支援かなんかで、よそのマーチングバンドなり、管弦楽団なりがきて、やってくれて、聴衆みんな勇み立ち、よくぞ我が国の心の歌をやってくれたと感動にうち震える曲って何よ?

   やっぱりドミンゴが歌ったとかいう「ふるさと」ですかね?

   そりゃ、しみじみみんな泣くけどさ、こう、気分高揚、スタンディング・オベイション系で。
   おお、この曲をやるとはツウだね、うん、元気出る! ってやつ。

   やっぱりこのバンドもやってた「宇宙戦艦ヤマト」かなあ。ある程度の年代はカヴァーしますよね?
   歌謡曲でいうと、「世界でひとつだけの花」かなあ。わたしは好きじゃないんですけどこの曲。
   クラッシック系で言うと……やっぱりマダム・バタフライですかね?「あーる晴れたー日にー♪」一応盛り上がりますか? これ、アメリカ人に捨てられる話だから、あんまり好きじゃないですが。
   マーチで言うと、「君が代行進曲」これ、正式なタイトルじゃないみたいで。軍艦マーチの2楽章なのかな? 「きーみーがーあーよーおーはー」とあのメロディをかろやかにぷっぷかぷっぷっとやるヴァージョンがあります。あれ結構好きなんだけど。でもこれはかえって気分害される方がいるみたいだから無理かな。

   もっと、今のクール・ジャパン系で、世界に通用するアニソン・メドレーはどうよ?
   「ドラゴンボール」とか、特撮ヒーローものとか、おれも好きなんだよ! と、やってる方が、聴衆へのサーヴィス、ご挨拶じゃなくて、自分も燃えながらやってくれるようなのがいい。「晴れハレユカイ」とか、やりませんかね? そんで数人コスプレしてあのダンスやってくれたら……盛り上がるのは一部若人だけか。

   虎ちゃんは、ちょっと懐かしい(90年代ぐらいまで)カラオケ番組のおかげで結構昔のヒットソングを「これなぜか歌えるんだよね」とか言ってくれますが、意外や日本人、世代によって好きな曲が分断されてたり……しませんよね?

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コメント

 見直してるけど、このサンレモ・フラワーフェスティバルのタンゴアレンジの「帰れソレントへ」がもう泣けてくるぐらい凄い……。聴衆からも、うおー! っと歓声が上がるのが嬉しいです。

投稿: まいね | 2011年6月25日 (土) 03時07分

 いやほんと、世界のどこかの街の酒場で、日本人が来たよ、なら一曲弾いてやろうって、流しのオジサンもそこら辺の飲んべえも、日本人観光客も解る「日本の曲」ってなんなわけ? 「スキヤキ」!?

投稿: まいね | 2011年6月25日 (土) 03時10分

 あ、「この曲を掛けると日本人が老若男女ことごとく踊り出すという魔法の曲」は、ラジオ体操(第一!)の曲! みんな一糸乱れず踊るので外国の方はビックリするそうです。乱れとるけどね、そこは、彼らの感覚で。
 去年の春、火山が噴火して(なつかしい!) ヨーロッパの空港全部閉鎖になったとき、ここでぼんやりしていてもしょうがない、ちょっと身体を動かしましょうといって日本のおばさまたちが(口三味線で?)空港で踊り出し(体操!)て、なんだなんだとユーチューブやらで見せ物になったみたいです。偉大なりラジオ体操の会。あれってなんかの団体なんですか?

投稿: まいね | 2011年6月25日 (土) 12時05分

>フランスのマーチの名曲の聞いたメロディ
 調べてきました。プランケットの「サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲」。’65年にはNHKみんなの歌で日本語歌詞を付けて「誰かが口笛吹いた」としてヒットした曲です。道理で覚えがあるよ。マーチのくせになんかもの悲しいと思ってたらおフランスだったのか。

投稿: まいね | 2011年6月28日 (火) 23時32分

 「帰れソレントへ」で受けていたので、サンレモってあのへんだったっけとグーグルマップさんにお尋ねしたら、サンレモって今問題な伊仏国境あたり、ニースの横っちょでした。ソレントはもっと南、ナポリの対岸、カプリ島まで行く途中。明後日の方向やん。
 イタリアも縦に長いので各地方それぞれ独自色強い、ヴェネツィアのゴンドラを漕ぎのおっちゃんに「サンタルチア(ナポリ民謡)」歌わせんなよ気の毒に、とか聞きますけど、その辺アバウトなのね。

投稿: まいね | 2011年6月28日 (火) 23時50分

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