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2011年3月27日 (日)

一芸を磨け!

   やっと2年生が終わった虎美(もう一回2年生をやる気はないかと問われたのももう2回目だから気にしなーい!)、金曜日に帰ってくるなり、
    「大岡先生ご退任だって! 小学校いってくる!」ってまた出て行きました。ああ、5年生のときの担任の。秋には毎日お迎えにきてくれたイケメンで法螺吹きーな。まだお若いんだから、退任じゃなくて異動でしょう。虎美もこの先生にはお世話になったという気持ちがあるんだなあと見送りましたら、すぐ3分もしないうちに戻ってきて、
    「早いな?」
    「ちょっと非常事態!」となにかごそごそやっていて、また出て行きました。しばらくして玄関を見ると、桃の節句に桃を交えた花をお稽古で活けたやつ、ちゅうりっぷが脱落し、菜の花が萎れてあとはカーネーションだけになってたところになんか菊が散らばってます。高島屋で展覧会の後購入のお花ばさみも出しっぱなし。
    「……これは、花束作ったな」
    ええ、おかあさんも、お花の用意はしなくて良いのかなって思ったんだけどね。

    帰った虎美に尋ねると、先生に花束をと思ったはいいけど、この辺お花屋さん無くって、ご近所スーパーに多少のお花は入ってるけど、
   「仏花買った子がいて、しょうがないからうちで菊を抜いて、うちの沈丁花とユキヤナギを適当に切って入れて花束作り直して持っていったから! 先生喜んでくれた」
   ……うーん、沈丁花やユキヤナギは花束にする花じゃないんじゃないかな。でも、咲いてて良かった。
   「水仙があったろうが」
   「もう咲いてなかった」
   あら、そうだっけ。
   「この菊も可哀相だからナントカしとけよ」とは言ったんだけど。

   次に見たときには、見事な(でも菊ばっか)な活け花になってました。
   「やるではないか」
   「菊はよく使うから」
   虎美ちゃん得意そう。

   お免状も取って、これから本格的に……といってたのに、新年早々寝込んで結局大先生には挨拶に行かずじまいになっていて。大丈夫なのかしらこの子。それでも、この一芸がなんとか物になればいいのだけれど。
   「甘木高校は芸術が強い学校だから、前期入試の面接の特技披露でしゃきっとひとつ活けてみせればうけるのではないか」
   茶花道部もあるらしいんですが、それって流派違っても大丈夫なのかしら。お茶は裏やって表やってもたいして(いや先生は困ってたかもだけど)違いはなかったけど、お花でいろんな流派やったら混じったり嫌がられたりしないかな?
   一芸として認められて、イヴェントの活け花要員として取ってもらえればいいけど、ちゃんとした華道部がある所は先生が活けるだろうしなあ。いや一芸入試というのはそういう目的で取るんじゃないから。
   そんなことよりこのお耳ばっかりの成績表をどうにかしないと、公立中の上ランクの甘木高校には入れません! 
   「草月には大学はないんですか?」って、旦那様、あったとして行かせますか?

   ほんと、頼むよ……。

   一方おばかちゃん高校とはいえ特進クラスの豹太は8と9で固めてきました。
   「でも流石高校じゃあたいした大学行けないんだよ……」
   「だから無理しても甘木にしておけと言ったではないか」
   甘木はとりあえず全員大学に行くことを目指す高校、流石は進学率がまだ五割に行かない高校です。
   「だって落ちるの怖かったんだもん……」
   ああ、ほんとおまえはニワトリちゃん!
   バスに乗り遅れるなというたとえがありましたが、ほんと、高校の選択は駅で列車を選ぶような物。ここでがんばって駆け込みでも急行に乗っておかないと、各駅に乗っちゃうと普通にしてたら3年後の行き先に差がついちゃうんだよなあ。まあ、はやく新宿にたどり着くだけが人生じゃないんだけど。
   そこはにゃんぶ線みたいに、
   「ただいま線路内に犬が入り込んでいますので徐行します、ご理解ください(実話)」って路線に乗ってもそれはそれで楽しいかもだし(いやにゃんぶ線は新宿にはいかないけど)。そしてロマンスカーに乗せてあげる財力も労力もナイ親でゴメンネ。
   とりあえず、豹太は野球部を続けながら特進でそこそこな進学を目指すという線を監督にも許された模様。ガンバレ。一年お疲れ様でした。

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