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2011年1月 1日 (土)

畜生! 笑う門には福来る!

   史上初めて「畜生!」と呼ばれた人間はあの隋の煬帝だそうですが。
   金沢早乙女家の猫はもうご近所の猫好きのおばさまの協力のもと殖えたおして、カチカチカチカチ……
   「28匹!」(日本野獣の会調べ)
   いつものサンルームに猫だまりを作っていたのを見たときには驚きました。いや、これはちょっと多いでしょうよ。
   昨日、ちょうど餌の時間に玄関を出ようとしたら、風除け室(この辺なんかでは玄関の周りに強化ガラスなんかで屋根をかけてそこで傘を閉じてコートの雪を払ったり、除雪用の機器をちょっとおいといたりする)のガラスの前に猫が勢ぞろいしていて、もう積極的なコは後足で立ち上がってガラスに手をついて、
   「ホントにホントにホントにホントににゃんこさんだ♪」とサファリパーク状態でした。ちょっと怖かったかも。

   「餌をやってる間ならもふれるんだよー」と虎美が言うのでそっと近寄ってみましたが、餌に夢中な瞬間も、手が触れそうになるとがば! と身を起こして逃げてゆくのでした。
   「母では無理のようだ」と報告しますと、
   「そうよねー夏に脅かしたからねー」とまた虎美は小憎らしい顔で笑うのです。

   ところが、旦那様が今朝離れを出て先に母屋へ行かれた後、わたくしが表に出ますと、その前に並べてある餌入れの中に首を突っ込んで一匹だけが餌を食べていたのでした。母屋に入ると、旦那様がご下問。
   「猫はいましたか?」
   「一匹だけ」
   「おれが出たときはみんなご飯をもらったところで餌を食べていて」
   「はあ」
   「おれが出たので皆一斉に頭を上げて逃げていって」
   「そのようですね」
   「それが、一匹だけとろいやつがいて、両手をお鍋の中に突っ込んでいたのにあわてて後じさりしたものだから、

   鍋がかぽっと立ち上がって頭の上にかぶさってしまって!

   やつも驚いたのかその状態で固まっていた!」

   それがわたくしが外に出たときに残っていた一匹だったのですね! 一瞬の驚愕が去った後には食べ物のことしかまた考えず、餌を食べ始めてしまったと。

   「畜生ですねえ」
   それでも旦那様は身を折って元旦から大笑い、最近は景気が悪いのでいつも険しい顔をして、前日買い物に出た時になごんで貰おうと買い求めた「しろくまカフェ」という動物の和み系漫画をお出ししたときにもぷいと突き返されたのに、

   猫 あ り が と う !

   ちなみに、お昼の餌を与えに出たときも、逃げ遅れた白地に茶虎のマントをかぶっていた子だけはもふれたので、
   「こいつか?」
   「こいつが鍋ちゃんですね」
   「とろいんだな」
   「とろいんです」
   と、ほぼ同じ柄の猫でも個性があるようです。って、食い意地が張っているって個性……。やっぱり畜生。

   でもまあ、笑わせてもらったからじゅうぶん餌の元を取ったかしら。今年は福がきますように。お集まりの皆さんのところにも、福が来ますように。

   本年もよろしくお願いいたします。

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