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2010年2月 5日 (金)

鏡を見ろ!

   最近話題のスーザン・ボイルという歌手について、
   「この方随分お年を召してからチャレンジなさってオーディションに合格なさってデビューされたんですってね。偉いのね」なんて上から目線で話をしていたら、なんと自分とほとんど年が変わらなかった!(いやでも彼女は四捨五入したら50だし! わたしはまだ切り捨てされる方だもん!)
   自分だってもう「まあ、年甲斐もなく頑張ること」と言われるおばさんであることを自覚しなきゃ! そしてまだまだ新しいチャレンジを今年はいたしますよ! ええ、○○界のスーザン・ボイルと呼ばれてみせようじゃないの。

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2010年2月 1日 (月)

虚しく実る

   たしか「大阪豆ゴハン」で「イチジク、枇杷と猫はお金を出して買うもんじゃない、どこからか回ってくるものだ」ってのがあったような。そういえば、金沢の旦那さまのおうちでは敷地内に枇杷もイチジクも植わっていたそうで、シーズンになると旦那さまは
   「イチジク食べたい」とのたまうのでした。
   買ったものだとまだ固いそうで、完熟のをとれとれで食べるのが美味しいって、そんな贅沢な。
   わたくしもそういううちになり物のあるうちにあこがれていたので、うちで採ったカリンでカリンはちみつとか、うちになったゆずでゆず風呂とかしていただいて夢のよう~と喜んでいたりします。金沢には珍しくおみかんもあって、雪の中をお供えのお餅用にうちの仔猫ちゃんだったころの子ども達がもがせて貰ってほんと喜んでました。あとは林檎があればなあ。

   人影の絶ゆる園生にたわわなる
      果樹ありてその昔しのばる           舞音

   ご近所の、もう引っ越してあとは取り壊すばかりになっている古いおうちの敷地内に、塾がえりの中学生がウロウロしている、なんだろうとお隣のマデノコージさんが注意してみたら、
   「あそこのおうちはブドウの木を植えていたのよ! それが実を付けていて。子供達が入り込んで食べていたの!」
   今時の子供でもそんなコトするんだなあ。そういうマデノコージさんも、
   「枇杷の種をうっかり埋めたら根付いちゃって。どうしましょう、切るにも切れないし掘って持って行くにも育ちすぎて! そろそろ転勤で出なきゃならないんだけど置いていくから黙っていてね」って、あーあ。うちとその周りは借家なんです。紅天女ちゃんも薄雲太夫ちゃんももとから生えてましたが。……何代前のひとが植えたんだろう?

   子供が小さいうちは、やっちゃうんですよね。柿の種、枇杷の種、林檎や梨も、生えたらいいなあ、なったらいいなあって、ついついお庭があると埋めちゃう。うちの伯父なんて、パパイヤを植えちゃったら芽が出て、観葉植物として可愛がってるって言ってたなあ。だいたいは芽が出ないか、出てもひょろひょろしてるうちに枯れちゃうんですけど。たまに育って、大きくなる。でも、桃栗三年柿八年。大きくなる頃には、子供の方がもう大きくなって、そんなの忘れちゃってるんだなあ。

   仙台の時、親しくさせていただいてるご近所のおばあちゃま(お孫さんが虎美と同級)が、「ママ、そろそろだから明日は袋を持っていらっしゃい」って、門の脇の幹の直径3センチほどのイチジクの木に、良く見るとあらそこに、ほらそこにと実がなってるんです。それを、ひらりと門によじ登って、どんどんもいで、「どうぞお持ちなさい」って、くれちゃった。
   「どどどうやって食べるんでしょう?」いやマジわたしイチジクは食べたことなかったです。
   「仙台じゃあ砂糖で煮るのよ」って、よくよくお話を聞いて、薄くスライスしておかゆを煮る鍋でことこと砂糖でジャムみたいに煮たら旦那さまは「こんなものは生で行けるはずだ、甘すぎる」って食べてくれなくて、虎美とわたしでうまうまと食べました。美味しかったです。そのお隣のうちはもうアパートにしちゃって住んでたかたは越して出たというそうで、そちらのうちには竹とブドウ。
   「ちゃんと約束してるから大丈夫」って、それもおばあちゃまガンガン掘って、バリバリもいでくださいました。取れたてのタケノコ(でもトイレットペーパーの芯より細いサイズ)美味しかったです。

   どこもきっと、誰も住まなくなったお庭に樹勢のいい果樹だけが元気に虚しく残ってるのではないかしら。

   ちょっと寂しいかも。

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