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2010年1月16日 (土)

デリカシーがないッ!

   本日は風邪で頭が上がらず(じゃあ今はどうよ?)、せっかくお天気がいいので一足先に治った虎美にお洗濯を任せました。
   「ちゃんと柔らか洗いのものは避けてくれよ」
   具体的にはババシャツとかレギンスとかです。寒くなるといろいろ下に着込みますが、そういう特殊なものは分け洗いしないと。身体の熱を逃さないなんか新しい繊維を使ってるらしいし、レディーの下着としてすてきなレースも付いてますし。
   「はーい」
   しばらくして様子を見に行くと、洗濯籠の中は空っぽ。
   「おい、柔らか洗いのものは分けろと言ったろうが」
   「えーわかんなかった。具体的に言って貰わないと」
   「ババシャツとレギンス! ……まあいい、1度や2度ですぐさま悪くなると言うものでもないだろう」
   「一応ネットに入れたから」と、まったく悪びれないのでした。
   「今度おまえがおばあちゃんから貰ったカシミアのセーターもそうやって洗ってやるからな!」おかあさんそれはいい大人のいうことじゃありません。おばあちゃんも孫を甘やかさないように。
   休日で具合が悪かったとはいえお昼近くまでゴロゴロしていた負い目があるので引き下がりまして、遅い朝食を採ってネットをしているうちに少し楽になってきたので、干し物は自分でするかと洗濯機の中のものを籠に入れて物干しに出ます。
   「こんなひらひらしたデリケートなものをそのまま洗濯機に突っ込んでいいと思える神経が理解できない」なんてブチブチいいながら籠の中のものを取り出しますとなんと!
   その虎美の、アクリルかなんかの薄手のセーターに、ひらひらした透ける素材のチュニックを合わせた今風のアンサンブルが、ネットに入っていたのでした。
   ……毛玉ができてたとかいうクレームは受け付けないと言うことで。自業自得

   幼い頃からちゃんと親の家事する姿を見ていたら、ランジェリーやおしゃれ着などは分けてネットに入れてソフト水流であとで洗っていることには気づいていても良さそうなのに(こういうことを偏執狂的にやるからパジャマを約10年着たりということができる)。だいたい、TVをただ見ていたって、それ用の洗剤のCMはいっぱい流れているというのに!

   ホントに、こんな娘で大丈夫なんでしょうか。

   ま、とりあえずもう一回ランジェリーコースを回す手間は省けたな。

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2010年1月15日 (金)

評価は歴史がくだす

   水曜のNHK歴史秘話ヒストリアは、歴女を当て込んだ話題先行な作りを感じてしまうものの、結構楽しみに見てます。
   今週はバウムクーヘンを日本で初めて作ったというあの有名な菓子店の創業者のお話でした。たしか大学の図書館に、その会社が出した社史っぽい本が入ってて、当時読んだ覚えがありましたが、ヒストリアの方は創業者の波瀾万丈な人生に着目してました。
   れいの、第1次世界大戦でのドイツ軍捕虜だったそうで、兄弟が多かったことからアジアで一旗揚げよう(「一発当てよう」という表現はNHKで女子アナが言うべき言葉遣いじゃないと思いました!)と青島にやってきたところが現地召集されてのことだとか。やっぱり末っ子は冒険心があるなあ。
   捕虜の作品の展示即売会が行われると言うことで、菓子職人としての血が騒いで本場のバウムクーヘンを出したところが即日完売! 美味しいものは国境を越えるとばかりに自信を取り戻して戦後、銀座の洋食店に招かれ、独立して横浜に店を出すは、震災で全てを失っても疎開先の神戸で再起するは、非常にたくましいと見ました。
   再現ドラマの役者さんはまあおいといて、でも、今となっては一流企業の創業者ですから、写真も多く残っていて、つくづく見たらまあなんて端正なお顔。やっぱドイツ系いいなあ。なんて娘ときゃーきゃー言って見てましたが。

   いや、ユーハイム氏に限らない。

   「プロジェクトX」の時も、昭和30年代とかの技術者のお写真が映ってましたが、やっぱり、別に高貴な血筋というわけでもない、そこら辺の工場の技術者の方でも、そういうひとつのことを成し遂げた方はお顔が凛々しかったですね。パーツで見るとやっぱり、30年代なので和風の一重まぶたとか、お口元が残念だったりもしたかもですが、全体の雰囲気がやっぱり端正でしたとも(その時代の記念のお写真だから写真館が手を加えていたんでしょうか?)。

   

覚悟がひとの顔を磨き上げるのではないかと。

   ひとつのことを成し遂げようという意志の力、全身に漲る使命感のようなものが、ひとを大きく、美しく見せていたのではないかと思うわけです。
   戦国時代に日本に来た宣教師達は、日本人を黄色人種だと思ってなかったとかいう話どっかで聞きましたもん。戦乱の時代、日夜身体を酷使していて、身体も(日本史を通じてみると比較的)大柄で彫りも深くなっていたのでそう見えたのであろうとかいうお話。とりあえず、全身覚悟が漲っていて、とても未開で身体的に劣ったカンジはしてなかったでしょうね。

   翻ってみると、今の連中は、生活にゆとりがあるから身なりは構って、文化も洗練されてきてますから様々工夫を凝らしているかもですが。
   おおもとの心持ちがのほほんとしてしまってるから、もしかして誰も彼も、時代を超えて感動を呼ぶほどの美形はいないかもよ?

   そういえば、大学生にもなって簡単な計算ができない、国語や英語の初歩も身についてない、と最近の学生の学力低下が言われてますが、学力を追求されない分、今の若い人は、その他の方法で自己を表現する能力が付いてきたわけでしょ? わたしらの世代でさえ、「近頃の新入社員は自己紹介をさせてもみんなみんなうまくしゃべるものだ」云々言われてましたもの。
   漫画やアニメのレヴェルの高さは世界じゅうの国のひとを魅了しているわけだし、クラッシックに限らず、音楽もどんどん海外に通用するものになっているらしゅうございます。スポーツも、スケートや新体操、シンクロなど芸術系の強いことと言ったら。ファッションも、階級がないぶんフリーダムな感じで日本の普通のひとがお召しになる服のレヴェルの高さは注目されているんだとか。
   ネットの掲示板もそうそう捨てたもんじゃなく、ちょっとした豆知識やらを披露しあったり、気の利いたことを言って盛り上がったりするところのレヴェルの高さはちょっと凄いものがあります。「胸とあそこを隠して恥ずかしそうに立ってる女の子の絵を見たい!」と書いてあったら、ほんの2分後に「ほらよ」とボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」が貼ってあってもう笑いました(確かにそうだ!)。全然学校の授業とは関係ない鋭い頭の使い方です。

   意外や、そういう今時の「カッコイイ日本」の担い手は、ゆとり世代だったりして。とりあえず、新人類とか言われて、旧来のちゃんとした日本人とは感覚が違う、どうしようこんなの!? といわれたわたしどもの世代以降だと思いますね。だったら、ゆとり世代も意味があったりして。といっても頭の固いもと優等生としては、四則演算もできない大学生なんて認めたくないですけど。ほんと、江戸時代の町人文化の隆盛の再来みたいな感じで。

   「国内では50年を超える戦争のない平和で豊かな時代を反映し、豊かな物質文明を反映した平和で華やかな、多彩な大衆文化が花開いた」なんて、100年もしたら教科書に載ってたりして。ほんと、何がよく働くか解らない。「軍事的・科学的分野で才能を発揮した人物を輩出し史上最大の版図を達成したが、国民生活は窮乏を極めた」よりどんだけいいことか。

   まあ、ローマ帝国の落日とかを思って、こちらはわたしたちが日本が豊かだった最後の世代だろうなーと日々寒い気持ちになっておるのですが。

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2010年1月14日 (木)

相当サムかったようです

   寒いですねえ。
   まあ、この時期寒くないとおかしいですからね、桜もちゅうりっぷもしっかり花芽を形成して貰って、目眩く春に満開期待ということで。

   さて、週明けの火曜には当リージョナル委員会の年間活動の反省会があって、学校に行って参りました。もう顔パスの職員室でPTA会議室の鍵を貰ったら、
   「風邪引かないでくださいね、ストーヴの灯油が切れたら言ってくださいよ」と、教頭先生も気を遣ってくださること。うん、まあ、秋頃はPTA行事であの部屋使うたびに風邪引いてたからね。日頃使わないPTA会議室は北側で日当たり悪いんです。ストーヴの電源入れたら現在気温5度って。ねえ?

   またそういう日に限って1年生は百人一首大会。連休の間おかあさんに涅槃ビーチフラッグス(ハンデとしておかあさんは詠まれるまで横になって待つ)でもまれてた虎美ちゃんは見事41枚獲得して(どうも源平-3on3の対決-でやってたらしい)、来る合宿研修(スキー遠足)での決勝戦での活躍を期待されたそうです。これが、やっぱり今時のコの短いスカートではいろいろいけないと思ったらしく、上下ジャージ着用で、会議室の鍵を開けてるときにちょうど終わったらしく、格技室(柔道用に畳が敷いてあるからね)からどよどよ帰ってくるのが見えました。ジャージの中にはせいぜい体操服くらいしか着込めないからかえって寒かったらしいですけどね。
   「はーい! つって取るったときにスカートがめくれてちらりとか露出するのがいいんじゃないか」と虎美に申しましたところ(混合名簿ですが、カルタ大会も男女ミックスかどうかは聞きませんでしたけど)。
   「エロジジイッ!」
   おまえ、アラフォーのレディに向かってなんということを。もう特訓付き合ってあげないんだから。

   さて、本日はその年間活動の報告書の締め切り日だったので、おかあさんは昨夜は夜なべでワープロ打つつもりでたらたらしておりますと、虎美がやってきて、
   「喉が渇いた。何か飲ませて」
   ま、乾燥もあったことでしょう。一昨日は一ヶ月ぶりのお湿りだったそうですし。
   「コーヒー紅茶はダメだぞ。寝られなくなるからな。母は喉がなんか痛むから紅茶にジンジャーシロップ入れちゃお。
   寒い時期にお宮さんにお参りすると、巫女さんが煎れてくれるんだな。お寒い中ご苦労様です、お風邪を召されませんよう、どうぞ、なんつって。

   

神社(じんじゃー)ティー

   だははははは」

   虎美は黙って聞いていましたが。

   たいした量じゃないしといろいろ遊びながら打ってたら明け方通り越してホントに6時になってて、またしてもほぼ徹夜で朝を迎えて、お弁当を作って虎美を起こしに行ったら。

   「ごめーん、頭が痛ーい。風邪かな?」

   相当サムかったらしいです。

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2010年1月12日 (火)

猫屋敷だより2010

   虎美が写真を撮りまくって帰って参りました金沢早乙女家。いよいよ増えて13匹だそうです。早乙女おかあさんがこぼすには、
    「馴れて背中に乗るようになったのからいなくなっちゃうのよね」だそうで、旦那様の解説によると、
    「そういうひとに馴れた個体はよそでちゃんと家の中に入れて貰ってそこのうちの猫になるのであろう」と。
    いよいよご近所の猫繁殖センターになっております。危険危険。

    ことしの猫の命名ポリシーはどうも「金剛番長」登場人物名のようです。「遥、優、刀也」だそうで(それぞれサソリ番長、卑怯番長、居合番長の本名)。
    「……萬尊はいいのか?」同、念仏番長の本名ですが(来音寺萬尊と、ライオンズ・マンションにひっかけてある)。やっぱり美形じゃないとね。
    その他、金沢から電話で相談してきて、
    「なにか5文字でヨコモジの名前ない?」
    「グロリアス!」おかあさんの目の前には「チーム・バチスタの栄光」上がありました(お友達に送る荷物の中に入れたはずが落ちてたんです! ごめんなさい次便で送ります!)
    「いいねそれ」
    いやてっきり却下されるかと……。
    「その他は?」
    「ゴンザレス」
    いやそれはまずいだろう。和猫なんだし。なんか歌舞伎の頭のわるい悪役みたいな語感よ?
    「うん、じゃ、それ使うね」
    虎美、相当ネタ切れしておったみたいですね。

    それが次の日になって、
    「おかあさん、お兄ちゃんが漢字にしなさいっていうから、おばあちゃんと頑張って漢字を当てたの」
    イヤ彼の言いたいのはそういう意味じゃないから。
    「それでね、グロリアスは具露璃亜須になったから」
    いやだそんな暴走族みたいなの。「金剛番長」は、そういえば必殺技の名前も「打舞流叛魔(ダブルハンマー)」というように無理矢理派手な漢字を当ててましたね。
    おばあちゃんもノリノリで漢字を考えてくれたそうです。……止めてくださいよ。

    それで、本日取った写真をデジカメからわたくしのマシンに落として見てみたら、またまた栄養状態のいいにゃんこたちが団子になって映っていたのでした。どうも一匹の親猫からどんどん増えていっているのが明らかな模様の分布で、茶虎、雉虎、時々三毛。とてもシャムとかペルシャとか間違ってもスコティッシュフォールドとか入ってなさそう。と次々画像を開いていくと……。

    「これはすごい! 卑怯番長だ、卑怯番長だ!」
    丁度雉虎系斑が鼻から額に掛けて出ていて、卑怯番長が作中自分の顔を隠すためにしているマスク(怪傑ゾロ系かな? アイマスクに穴が開いていて鼻筋の通ったやつ)
そっくりだったのでした。身体のその他はほとんど白い美猫です。ブルーアイ(ズ)がすっきり賢そう。ところが画像を見ると虎美は、
    「これは権佐礼須(ゴンザレス)」
    「いや、これはそんなマヌケな名前じゃ可哀相だって。卑怯番長でいい!」
    「解った、確かにこれは卑怯番長の顔だしね」あまりにも聞き分けが良すぎるのでちょっと心配になりました。作中では卑怯番長は、守るべき弟妹のために手段を選ばず孤軍奮闘しているけなげキャラなんですが、いきなり「ヒキョウ」って聞いちゃうとびっくりするしね。
    「……おばあちゃんの前では権ちゃんにしておきなさい」

   これ以上はちょっとまずいですよ。おばあちゃんお願いですから病院へつれてってあげてくださいね(但し、とうとう豹太が帰らなかったようにどんどん孫も寄りつかなるから、おじいちゃんおばあちゃんの猫への執着はもっと強くなることは想像されます)。
   一応ご意見申し上げたんだけど。困ったなあ。

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