« 2010年4月25日 - 2010年5月1日 | トップページ | 2010年5月9日 - 2010年5月15日 »

2010年5月 8日 (土)

おこがましい話

   手紙を受け取って、見れば、あのDAIGOの姉ということで有名な漫画家さんが「まいねさんにおねがい!」と言う。ほうほうと読んでみると、
   「○○書店で売れ残ってるわたしのポスターを救出して!」って。
   単行本に、その書店限定で販売促進のためにポスターを付けたところが、思うように捌けなくて(?)発売からしばらく経ったというのにそのポスターの残り1枚だけが売れ残って惨めな様を晒しているとかで、あまりにもみっともないので回収・処分をお願いしたいというご依頼でした。そんなんべつに売れ残っとってもええやんか、細かいことを気にする人やなと思いつつも父に車を出して貰って(ここが既におかしい!)○○書店にはせ参じました。
   「ついでにまいねさんの好きなご本もどうぞ買って」と軍資金も貰ってたんだったかな? 初めての店内に駆け込んでみれば、いろんなポスターを巻いて刺してある所になるほどややくたびれたポスターが一本だけ残ってました(ここで気がつかない方がおかしい。単行本特典のポスターなら客が手に取れる所には出してない)。じゃあ、栄貴さんの単行本も買わないといけないな、新作ってどんなタイトルだっけ、あのひとの本いつもは買ってないよ、要するにわたし、本を買えと言われたのかな……と思った時点で目が覚めました。

   わたしDAIGOのお姉さんと文通するような知り合いじゃないって!

   今ちょっと、アマチュア漫画家さんと行き来ができて、今度新しい本を出すんだ云々とやりとりをしていたからうっかり頭の中でごっちゃになったのででしょう。
   「これ買ってくださるならこちらは無料でおまけに付けちゃいましょう♪ どうもありがとう」なんてメイルでやりとりする限りなく商売気のない「漫画家ごっこ」なので、こちらもいいのかなとか思ったりするのですが、やっぱり深層では(大丈夫かな)と思ってたみたいですね。自分の描いたものを読んでくださるひとがいるだけでウレシイ、採算度外視の趣味の分野のようですが。
   そういう本の販売会が近づくと、ブログででも、
   「原稿が進まない!」と泣きが入ってたり、
   「今回は(製本所への納品が)間に合いませんでした! コピーで作った本になります」って公報があったり。なかなかアマチュア漫画家も大変みたいです。

   そういう本の即売会(いわゆるコミケ)では、自分の本の売り子をしたり、お友達同士お店の手伝いをしたり、自分が同じ趣味のひとの本を買いに行ったりとなかなか楽しい様子。大変だけど楽しかったと毎度報告がブログに上がっていて、読んでる方もうらやましい気持ちになります。
   「あんたも一度出してみたらいいんじゃないの? うちの大学の生協で論文を出す自費出版のノウハウあったよ」
   旦那様は軽く仰せになりましたが、甘い!
   「それは最低何部からですか? 在庫の段ボールと暮らすことになっても良いと?」

   かくておかあさんはほそぼそとコピー紙を折ってオンデマンド出版をしております。
   じゃあ、わたしも「本」を出してそういう漫画家さんとお付き合いをしてみたいという深層だったのかしら? ま、おこがましい。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年5月 5日 (水)

恥を知れ! ―ベッドのしたの書庫―

   (これまでのお話)
   天気の良い日、蒲団を干そうと豹太のベッドから蒲団を引っぺがしたら、どさどさと本が出てきて。
   「まあッこれは思春期の男の子のヒミツの本ねッ! とうとうあの子もそんなお年頃に……」と見てみたらそれは、

   「るるぶ京都」
   「るるぶ奈良」

   修学旅行の自由行動の参考資料だったのでした。もちろん「川崎市立ゴルドベルク中学校図書館」のラベル付。それは修学旅行もとうに終わった夏休みのことでした。

   「だめじゃん!」
   ガンガンお説教して、夏休みが終わり次第学校に返しておくように言ったのに、2冊揃えておかれていたるるぶは怒濤の受験勉強の問題集に紛れて再度行方不明……。

   卒業式の前にも、
   「るるぶは返したんだろうな」としつこく確認していたんですが。
   「……え? ああ」と心許ない返事。

   そして先日また洗濯物を干しに通った時にまた見てしまったのです。
   「るるぶまだ返してないじゃん!
   もう今年の3年生が修学旅行の自由行動の下調べをする季節になっちゃったじゃないですか! 学校から借りたものを返さずによくしゃあしゃあと卒業できたものよ、恥を知れ!

   あさってPTAの総会で学校にいくからその時までに絶対出させなくっちゃ!

   そして今、彼のベッドの下からは……「けいおん」「らきすた」「東方」などの萌え系漫画と「バカとテストの召喚獣」が発掘されております。うんうん。見事にそっち系に育っておるようです……(ちょっと心配?)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 4日 (火)

あした(横)浜辺(り)をさまよえば

   晴れて高校球児になりました豹太、毎週荷物持ちとして春の練習試合シーズンに駆り出されております。
   「明日は4時起き。オリザシュトルンデ集合」例によって仮名で。
   「はい4時ね~」
   おかあさんなんも考えてません。
   「その時間に電車は動いてないだろう!」と旦那様があとで突っ込みますが、本人もう寝ちゃってます。
   「駅まで歩くってことじゃないですか?」と、言われるまま乗り換え案内サイトで5時38分新宿行に乗って溝の口で乗り換えて~と乗り換えを指示してやったおかあさん。
   「……オリザシュトルンデって、なんか聞き覚えあるんですよね」
   でも、にゃんぶ線ってうちはあんまり使わない路線だから気のせいよねと思っていて。
   4時おきで支度して5時にうちを出るんだと知って呆れながらまあ見送って。帰宅した豹太にそれでなに高校と対戦したのと尋ねると、
   「ゼーキント」
   ……それはもっと、名前からして海の方の地名じゃないかな?
   「オリザシュトルンデからにゃんぶ線に乗って川崎から横浜の方に出て……」
   高校になると遠征範囲も県下全域になりますか、そうですか。流石は県立にしてはそこそこ強いらしいし。大変。
   「あのさ、だからそれはその学校の最寄り駅集合じゃなくて、流石高校からの交通の便を考えて、流石高校の最寄り駅でJRの方を指定されたんだよね?」
   「……そう?」
   小田急沿線に住んでおる早乙女家にとっては流石高校の最寄り駅は小田急ジャイアンツランド駅ですけど。駅から人気のない遊歩道を20分も歩くから。一般的なのは商店街を経由する京王オリザシュトルンデ駅です。そこからちょっと行ったところに、そういえばJRにゃんぶ線オリザシュトルンデ駅というのもあったのでした。
   「集合時間は何時?」
   「オリザシュトルンデ6時」
   嗚呼、やっぱり。
   「そのスタート地点にわざわざ路線の乗換駅まで出て戻って1時間もかけて行ったのか!? オバカ!」
   乗り換え案内では1時間はかかってなかったですけど。余裕持って5時前には出てたし。
   「学校まではチャリもしくは徒歩で行けばよかっただろう! たとえ別方向だからって、学校の最寄り駅も知らないでどうする!?

   たとえて言うなら、東大本郷キャンパスには千代田線を使えば1本なのでずっと根津駅から通っていて、それきり登校ルートを知らなくて、本郷三丁目待ち合わせと言われて国会議事堂でおたおた丸ノ内線に乗り換えしたような! でも、地下鉄は乗り換えが簡単だからこれたとえになってないかも! ……根津から本郷経由して本三駅までは結構あるよね。

   しかし、まだ通い始めて1ヶ月の仔猫ちゃんは、うちと学校を最短距離で往復するので精一杯だったのでした。……中学の頃も、あまりにも寄り道をしないからしばらくは学校近くのコンヴィニさえ知らなかったよこの子は! 進歩がない!

   「今日はシーレックス球場」
   今回は途中まで小田急線なのでなんとか自分で調べて行けたみたいです。神奈川県の交通案内地図買ってやった方がいいかしら? 
   虎美はほとんど通わなかったとはいえ2年間神奈川県民として社会科をやっていて、当地の地理にも一応は通じてますが、豹太は宮城県民としての初等教育しか受けてないですからねえ。町田に行く途中で渡ってる川も江戸川だと思ってるかも知れないし(何川? え? 鶴見川? 知らないそんなの)。いや、それでも一応中学3年間部活でいろんなところ回ってるし、まだうちに引きこもってるおかあさんより川崎市内には詳しいかもよ?

   とにかく、高校生になった豹太には大きく羽ばたいて貰いたいものです。

   

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年4月25日 - 2010年5月1日 | トップページ | 2010年5月9日 - 2010年5月15日 »