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2010年10月11日 (月)

米どころを遠く離れて

   つい先日の話。
   「最近は豹太がよく御飯を食べるのでお米の減りが速いです。虎美ちゃんもお弁当だし。しまったもうお米がないーッて頃になると生協のお米が届くんです。ナイスタイミング」
   「米まで生協で買うことはないだろう」 と、旦那様はむっつりと仰います。
   「でも持ってきてくれるからラクなんです。銘柄はわけわかんないまいらぶ米とかいって、たぶん農薬とかが少ないのかな」と、あんまりその辺は気にしてなくて。
   「高いんじゃないのか、スーパーで買えばいいじゃないか」って、なんでいちいちひとのすることに文句付けるんですか。荷物持ちにお買い物着いてきてくれたこともないのに。
   「わかんないです。でも、この辺も高級住宅街ですからお米はコシヒカリしか置いてなくて高いです」
   「そんなバカな」
   だってそうだもん。
   もう仙台じゃないからひとめぼれとかまなむすめは置いてないだろうなーってお米売り場を見たら、コシヒカリばっかりで。そりゃ産地は魚沼産だったり秋田だったりしますが。まあ、仙台だって、7~8月で去年のお米の底を突いてきた頃なんかは丁度新米が出るから、九州の新米出ました! って旗幟が立って、ああ、今年も実りの秋だねえでもちょっと早くないとか思ってたもんですが。
   これが、お山を降りて駅前のおしゃれスーパーに行きますと、全国のブランド米、それこそあきたこまちからゆきひかりからみんな揃ってますけどね。そんなの高いし、重くて持って帰ってこられません(せいぜい仙台の生協で取り扱ってたナチュロン・シャンプーの詰め替えが持って帰れる上限)。しょうがないから、お米が尽きたときにはなんとか特売日を見計らって産地のあやしいコシヒカリを買ってましたが。

   日本全国稲刈りが始まった今日この頃は、ご近所スーパーも新米入荷の旗幟をはためかせておって、コシヒカリ以外も多少は入荷した模様。
   「ふさおとめって……どこの?」
   ええーっとあれだ、南総里見八犬伝、カズサシモーサアワの国ってことは千葉県だ! と、原産地を見ると、「千葉」って、あたりーぃ!
   結構これは楽しいかも知れません。
   最近いろいろ新しいお米の品種、それもローカルなの、出てますから。

   「どまんなか」と「はえぬき」は山形米ね。これはもう古い方。
   石川で「ほほほの穂」ってのが出たときにはもう脱力しました。今調べたらまだあった! 「雪娘」は、品種的にはコシヒカリで、販売時のブランド名の模様。

   その昔、ササニシキは昭和30年代に作出された銘柄で、もう古い、あきたこまちは結構いけると評判になってきているからササの威光が効くうちに後継種を育てなくてはといってるとバブル崩壊、平成の大凶作で、ササニシキは冷害に弱いと大きなペケがついてしまったわけですよ。 
    それで慌てて投入したのが、「ささろまん」。昔仙台にいたとき、ネーミング募集してました。丁度小学生に佐々木浪漫ちゃんってのがいたとかで、発表の記者会見に呼ばれて、当時ブイブイ言わせてた知事の浅野史郎くんがご機嫌で紹介してたような。でも、イマイチ売れなくて。
    次に投入されたのが「ひとめぼれ」。もうササニシキのイメージ残ってませんね。これはなんか全国版のニュース番組にもふざけたネーミングなんじゃないかと取り上げられてたような。……でも美味しかったし。いえ、おかあさんそんなお米の味なんかわかんないし。下宿時代は板橋のお米やさんで標準価格米を1キロだけ紙袋に詰めて貰ってたぐらいだし。結構スーパーの棚もひとめぼれ増えてきたなーと思ったら、息もつかせず「まなむすめ」投入。……遊んでるだろ、宮城県農林試験場。なんでも、ササニシキ一色になって倒れるときは一気だった’93年を反省して、いろんな品種を少しずつ植えていく指導を行うために、少しずつ特色を変えた品種を出していくんだそうで。さすが、失敗に学んでおるな、宮城県農協。でも、冷害に強いの、冷害に強いのって一所懸命開発したのにここへ来て地球温暖化、仙台も暑くって稲に悪影響が出て困ってるってのは皮肉だなあ。次は暑さに強いの開発しないとね。

   てなわけで、ご当地米が百花繚乱状態なのもむべなるかなというところ。
   お集まりの皆さんのところはいかようなお米の品種がお店に並んでますか?

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コメント

 今日下のオシャレスーパーをまた見てきました。宮城ささにしき新米フェアやってました。ってゆーかまだ植えてるところあったのか。
「なすひかり」は栃木のお米ですねえ。「とちおとめ」じゃイチゴになっちゃうからなあ。でもなんか紫色してそうよ。

投稿: まいね | 2010年10月15日 (金) 22時57分

高校生の男の子、しかも運動部に入ってるんですもの、一番食べる時期でしょう。うちのも高校生の時、運動部でもなかったのに、お昼のお弁当、ご飯一合詰めてました。

今のお米はこしひかり。
ちょっと前までは、何とか言う早稲で、名前忘れました。新米が出たというので買ってみました。早稲の割に美味しかったです。

個人的にはひとめぼれが結構好きですかね。ダンナはコシヒカリが好きだというので時々買いますが……なあに、ひとめぼれもコシヒカリも、ちゃんと炊けばそんなに差がないような気が。ごはんになっちゃえばわからないような気が。

昔ツテがあって農家の方からいただいたササニシキは美味しかった。甘くて。その時のササニシキの味が忘れられなくて、たまに買いますが、昔の味とは違うのね。
ササニシキは、炊いてしばらくたつと食味が落ちるのと、不適地でつくると美味しくないためにコシヒカリに押されたと聞いています。そういうことなんでしょうか。

投稿: とむ影 | 2010年10月18日 (月) 19時32分

 ああなるほど、コシヒカリはどこで作ってもそれなりに美味しいのね……。いろいろ細かい特色というか性質のちがいというのはそういうところに出るんですねえ。
 コシヒカリ、ササニシキ、コシジワセという三匹のコリー(?)が可愛かったのはわかつきめぐみの「月は東に日は西に」。

投稿: まいね | 2010年10月18日 (月) 23時36分

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