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2010年6月22日 (火)

骨折っていろいろ得たよ

   昨日からちゃんと登校しております骨折り男子。昨日はタクシーに来て貰って、おかあさんも付き添っていきました。ちゃんと自分でタクシー会社に電話を掛けて、ちゃんと乗り込んで行き先を自分で言って、おかあさんとだべりつつも目的地が近づいたら、
   「そこ曲がってください」とちゃんと指示を出して、無事学校に行けました。よしよし。
   予鈴10分前なので生徒昇降口はまだ閑散としており、もたもたしていてもとくに皆に迷惑は掛けないようでした。
   「異様に早く来てる奴がひとりふたりいるから教室に携帯掛けて呼んでカバン持ってもらう。ホント無駄に早く来てるんだよ、なんで~ってぐらい」
   「それは電車が空いてるのだ。首都圏の智恵であるって、あれ? おまえらラッシュと逆方向だよな?」
   「そうでもない……よ?」
   「だが、みんなにゃんぶ線で来るのであろう? あっち方向から来るのでは東京都だから公立に東京の子がわざわざ入ることはないし、やはり川崎方向から都落ち通学……」
   さて、いかがなものか。この辺りのような県境の入り組んだところは越境もありなのかしら。とりあえず、リリエンベルク方向から通っている生徒は少数派と聞いて4月頃しょぼくれていました。

   帰宅して皆はどう反応したか尋ねましたところ、
   「おんぶまでしてくれたから驚いた」
   先生ありがとうございます。休んでた3日のうちに登校してきたら便宜を図ってやれとか根回しして貰っちゃったでしょうか。ホントすいません。みんないいこなんだなあ、神奈川県立流石高校。
   久し振りに学校に行ったからとおかずを大盛りにしたのに、
   「部活がないからそんなお腹すかなかった」って。これは完治したとき相当なまってたりして……?

   そういうおかあさんは、自分が流石高校から帰るときはやっぱり歩きよねーと行きの時から車窓をじっと観察しておったので。
   「おまえも雨の日はこのルートを使っているのであろう」
   「ああ、ジャイアンツランドについてからはジャイアンツランドの中を通るけど」
   「そういえば、一度そのルートについては聞いたような気がする、駐車場を突っ切るんだったな?」
   「うん、このファミマの横の所を入って真っ直ぐ行って、道なりに行くと出口があって、そこを左に行って右に行ってまた右に曲がると……」と延々解説をしますが。
   「待て、それはこちらからの行き方だろう! 母が今日これから帰る帰り道として説明しろ。……そのルートの高校側の入り口はどこなんだ?」
   「生田スタジオの向かいに階段があるから、それをまず登るの!」ってやってるうちにもう学校に着いちゃったんですよね。
   「……だめだ、うちに帰ってから聞く」
   「どうしてわかんないの!」って、最初から今日これから使うルートとして聞きたいってことを理解してしゃべれって!

   というようなことがあって、流石高校の裏門を出ながらおかあさん暫し考えましたね。昨日はほどよい曇り、風もいいカンジに吹いていて、歩いている分にはそんなに汗もでない様子でした……。
   「虎穴に入らずんば虎児を得ず! 迷えよさらば到達せん! 行ってみよう」
   こうやっていつも迷子になるんだよなあ、わたし。

   たしかに生田スタジオの向こう岸にはちょっと傾斜を登る階段があって。丘を削った住宅地だから。まあ、とりあえず2階建て住宅ひと棟分ぐらいの高低差を登りました。えーと、左から来たんだから左を目指せばいいのよね? と、野生のカン。あとは、ジャイアンツの匂いのする方に向かって歩けばいいのよって、どんな匂いだ。とりあえず、高い方に行きましょう。お山で迷子になったときの鉄則。嶺はだいたい一つだけど、裾野は360度広がってます。おかあさん山岳遭難もの好きだから、違う! 極限状態からの生還ものが好きなだけ! 戦記とかも実は好きです。って、おいといて。

   って、気がついたら、ヴェルディの事務所の前に立ってました。
   「ヴェルディの事務所前なう」って、メイルしようと思ったら携帯忘れた。
   迷子注意報発令!?
   しかしながら、時は丁度予鈴が鳴ったばかり。生徒指導が行き届いて生まれ変わったと申してはいても県立中の下の流石高校、タイミング良くいいところから誰も彼もブルーのシャツをズボンから出して携帯片手にたらたら歩いてくるので方向が解るのです。
   ありがとう流石高生のみんな! でももうちょっとおうちを早く出よう。
   ということで左に進路を変えると、あったあった、駐車場のゲート。ここから入り込んで、言われたとおり歩道に沿ってノコノコ歩きます。芝の美しい練習場もありました。ヴェルディって川崎から出て行ったと思ったのにまだ施設残ってたんだ? 今はなんか東京の市をホームタウンにしてません? どこだっけ、味の素スタジアム(今見たら、ホームタウンは「東京」みたいですね。ふうん、23区全域? 都下も含めて? 味の素は調布市にあるそうです。チームの本社はジャイアンツランドがもともと東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがってるせいで稲城市側にもともとあって、昔から「東京」を名乗るのもあながち嘘ではないようですが……セコイと思うのは田舎ものの感覚かしら?)などとJリーグ発足当時からのヴェルディのややこしいあれこれについて思いを致してる間に歩道はジャイアンツランドの駐車場を突っ切り、プールの入場ゲートを経てバスプールへ直結。これは簡単でいいですね。車には全然行き会いませんでした。安全!

   そして、バスプールの電光掲示板を見上げたら! 
   ……携帯忘れたんだったよ。
   キョロキョロしてたら、隣の別路線の方にバスが来たので、そこから時刻を類推するに8時45分!
   ……ノイエ・リリエンベルク行きはあと30分来ないみたいです。
   諦めて、バス通りではなく今朝タクシーで通ったショートカットを歩くことにしました。いいカンジで風も吹いてましたし。朝、冷凍庫から出してきた半分だけ水を入れた空きペットボトルが融けてお水が飲み頃で。ゴキゲンで歩けました……。
   家に帰り着くと9時10分でした。ええ、アホヅラ提げて待ってなくて良かったです。毎日やってたら痩せるかも知れませんねーって、毎日はイ、ヤ

   でも、丁度校門のところですれ違いになった流石校生がにこって笑って挨拶してくれて、あれ? ダイスケくんだったかしら? と手を振って帰ってきて、
   「ちょっと髪のくるくるした可愛い子が挨拶してくれたよ、ダイスケ君だよね?」と豹太に言ったら、
   「それはケンちゃん! パン屋さんの!」
   ああ、パン屋さんのお兄ちゃん、中学は別だけどそういえば流石に受かったって言ってたっけ……そういえば合格者説明会で会って挨拶したかも。
   「なんでわかんないの!?」
   だってそれっきりだったし……? いや、パン屋でも2,3度会ってたかも。そういわれると、ご主人に笑顔が似てた……かな?
   でも、もう名前で呼び合うほどに仲良くなっていたとは意外。同じ中学からのダイスケくんやカイくん以外ともつきあってるようで、高校生活にはちゃんととけ込めているのだなと安心しました。

   さて、今日も同じルートでした。今日は駐車場の入り口に門扉を立ててかんぬきがささっててちょっと狼狽えましたが、諦めて少し道なりに行くと「歩行者通路」とサビかかった看板があって、ちゃんとアーチの付いたジャイアンツランドの歩行者用ゲートに案内されました。今日は1時間目に遅刻して行ったのでヴェルディのひとが練習してるのが見えました。なんで判ったかって練習してるときもユニフォーム(緑色)なんですね。お洗濯はチーム持ちなのかな? ジャイキリもそうだったかしら。プロはいろいろ大変。

   何にも考えないで、鳥の声なんか聞きながらのこのこ歩いてると楽しいですね。また、ブログにはこう書こう、ここまで書くと脱線しすぎ?……とか、自由に考えてますと時間を忘れます。やっぱりお散歩ってものを考えるにはいいんですよね、あとはトイレと寝る寸前だったっけ……結婚式のスピーチじゃないけど、3つのなんとかって結構あるけど必ず1コ忘れるよね、なんて。ホント、いろいろ朝から活動して、夜もよく眠れました。豹太には悪いいけど、おかあさんのダメダメな生活にはいい刺激です。

   ……ちょっとふくらはぎとか張って来ちゃってます。毎日はキツイかなー。今日は朝一でギプスを付けて、それから登校したので、これから楽になるらしいんですけど。階段の上りがいきなり楽になったと申しておりました。さて、どうしよう?      

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コメント

 うっかり稲城市って地名を出したら、稲城市関連のブログをご紹介する(?)リンクに掲載されてしまいました。ご丁寧に該当地域のグーグルマップ付きで。いやそんな、せっかくぼかすべく和独辞書引いて頭ひねってるんだからやめて。リンクはご遠慮申し上げます。

投稿: まいね | 2010年6月24日 (木) 10時30分

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