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2009年10月22日 (木)

猛獣と天使の違い

   お仕事で忙しい旦那様を和ませるべく猫の話題を鵜の目鷹の目で探しておるおかあさんです。

   「pya! という投稿サイトでは、猫はもうドアを開けるというのは常識、立ったという映像ではなんの感動も得られず、今ではしゃべったという報告さえ珍しくないようです」
   「そりゃ嘘だろう」
   「いえいえ。『今日はカリカリだよ~』といいつつ固形のあのねこフードをお皿に出すと、『カーリカーリ』といいつつむさぼり食ったとか。それで、報告者が絶句しているのに気づいて慌てて『にゃ~りにゃ~り』と言い直したとか」
   「思いこみだ」
   「……そうかも知れません。ユーチューブとかに投稿されてる『うちの猫ってお帰りって言ってくれるんです』って映像は、どう見ても『にゃ~』としか鳴いてないですね」
   「うむ」
   「でも、会社の先輩は猫が嫌いな人だったから、旦那さんのご実家に行ったときにそこのうちは猫を飼ってて、『猫が! 襖を開けてはいってきたのよぉ~!』とさも化け猫を見たかのように言ってました」
   「……」ともう心は新聞に。
   「猫が嫌いな人がいるなんて信じられないです……犬は猛獣ですが。あの牙とか凄いじゃないですか。こないだもまた犬に噛まれて死にかけたひとが出たでしょう」
   「猫に噛まれて死ぬひとはいないな」
   「ねーっ! 大きな猫さんならあるけど。サファリパークでうっかり車から出ちゃったおばあちゃんって昔いましたね」
   「八木山では脱走してたが」
   「ああ! あれはちゃんとオチがついたからよく話に使わせてもらってます。脱走したからオードリーちゃんなのか、オードリーちゃんなんて名前だから脱走したのか」
   「どの動物園もそれぞれ印象的でしたが……」と途中まで言っといて最後に「八木山」と答えるんだな。
   「脱走するライオンあれば横縞の虎あり。いい街だった」
   旦那様それ違います。
   横縞(≡)なのは、虎美のお友達のななちゃん(仮名)が描いた絵の中だけです。余りにも大胆なそのペインティングに階段の踊り場の掲示板にさらし者に貼り出されてました。インパクトの強さに、その横に貼り出されてた虎美のペンギンの絵より印象に残り、今も話題とされています……。当のななちゃんはそんな絵を描いたことなんて忘れてるでしょうが。
   と、少しはご機嫌も良くなったようで。また今日も猫の話題を探してネットの海を徘徊するおかあさんでした。趣味と実益

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2009年10月21日 (水)

CS速報。

   野村監督の去就問題を抱えたままクライマックスシリーズに突入した楽天野球団ですが。
   岩隈、田中の完投であっさりソフトバンクを負かして日本シリーズ出場権を賭けて日本ハムに挑みました。今日はごひいきの怜ちゃんこと永井投手が予告先発、NHK野球解説の大島氏が「先発武田は今年は楽天をカモにしているからきっと日本ハム」と言ってたので心配してたんですが。

   序盤こそ1対1でドキドキしましたが、中盤、畳みかけるように得点を重ねて6対1になったところで永井は疲れて降板、あとを任せた中継ぎがちょこちょこ打たれてるなと思いつつ、
   「でもここまで来たら大丈夫だよね」
   「もう8回だし。これが3年ほど前の楽天だと、最終回に5点とか取られて負けるけどね」なんて豹太と話しながら、もう大丈夫だろうとまたゲームを始めてしまって。
   古代エジプトの世界に遊んだところで1時間の無料お試しが終わって、さて今日のヒーローは山崎かな? 怜ちゃんかな? と楽天のHPを見に行ったら。

   ああ、福盛が。
   福盛が。

   

逆転サヨナラ満塁ホームランを打たれていたのでした。

   そこまでに中継ぎ陣が釣瓶打たれてもう6人目ぐらいになってたところがヒドイ(往年のばか試合を思い出しました)。それでも、最終回にがんばってまた2点取って、4点差までまた広げてくれてたのに。
   出てきて数十分で5点献上ってなによ。
   一人で頑張って6回1失点に抑えてきた怜ちゃんの立場は~~~~~~ッ!?
   泣くな、先発第3の男

   ファイアマンにガソリン背負って投げられて
    永井・野村は哀れなりけり               舞音

   ああ、もう、帰っておいでって言ったけどさ。
   ここでやらかすために帰ってきたのか福盛!

   この裏切り者~~~~~ッ! 
   究極の炎上王!

   明日は誰だ!? らずにゃんか、藤原か……ああ、なんか一気に信頼度ウナギ下がり。

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国際的な怖い話

   仙台でも、外国人講師の子弟が同じクラスだったことがあったんですが。ムスリムの方で(名前でイッパツ判明!)、給食大丈夫なんかいと思ってたら、やっぱりその筋のお坊さんが封印した専用食を提供されてたらしいです。さすが政令指定都市仙台!

   で、さらに国際的なここ神奈川の公立ゴルドベルク中学は……入学前の体操服の販売日に行ってみると……ブロンドのお嬢さんがいるよ! 生れつきの。失礼ながらまじまじ見ちゃったけど、どこから見てもコーカソイドでした。隣に立った小学校のお友達とおぼしきお嬢さんとりゅーちょーな日本語で会話してました。
   で、虎美の入学式のときに名簿を見たら、虎美のすぐ後にカタカナで「サハイロフスカヤ・カチューシャ」(仮名)って、ロシア系ですか。しかもちゃんと名字が前で。どんだけなじんどるんや。
   虎美に言わせると、出席番号が近いので式の時も側に坐ってたけど、
   「先生あたしの名前のところで絶対噛むわよ、やーねー」と予言してたそうで(でも実際は先生頑張って噛まなかったらしいです)。  
   難しいからいつもは「カチューシャさん」、クラスメイトに至っては「かっちゃん」だそうです。そうか、そんでいいのか。
   ロシア美少女はなかなか日本になじんでいて、日本語は不自由なし。マーマがお弁当作ってくれないそうで、麓のファミマで「買い弁」、「おでんはセブンイレブンが一番美味しい!」と語り、肉まんを愛するふつーの女子中学生だそうです。

   その美少女が言うには、
   「ロシアのジェットコースターは安全ベルトがないのよ」ニコッ♪
   それは怖いな。

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匿名希望?

   今日は暇ネタで。
   さっき、生協から来たほうれん草を茹でていたら、このほうれん草はわたしが有機農法で心を込めて育てました云々というちいさな紙片が入ってました。生産農家さんのフルネーム入りで。別にお知り合いにならなくていいんですけど、そこらへんは、責任の所在を明らかにするってポーズですかね? 茹でるとき邪魔なんだけど(おかあさんたら身も蓋もない!) 。

   そうでなくても、最近は、そこのコンヴィニ、ここのご近所スーパー、みんな読みやすい大きな名札を付けてレジに立っていて、そこの新人ちゃん、小柄で髪が天然パーマの、アオヤギちゃんっていうのね、もう仕事には慣れたの? なんて、馴れ馴れしく話しかけると田舎ものってばれるかなーと思いつつ見守ってたり、こちらのスマートな副店長のオイカワさんはすてきなおばさまで、もう仕事と家庭両立して30年とかいう感じ、時々レジを通しながらうちは来週文化祭よとか情報交換したりしますが。

   今は個人情報の取り扱いは厳重で、悪意のひとに名前を初めとした個人情報が渡ったりしないように気をつけるんじゃなかったんですかい?

   また、レジも高性能になって、たぶん担当者を登録する関係上か、こんな可愛い年頃のお嬢さんのお名前が、レシートにフルネーム出ちゃってるんですけど。

   PTAの役員名簿やら、ご近所の自治会名簿さえ、お取り扱いは注意! なんて最初の会合で念押しされるってのに。

   サーヴィス業に従事される方は個人情報を犠牲にしなくちゃいけないのかしら???

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2009年10月19日 (月)

落葉(替え歌)

   気がつくと風に落ち葉の舞う季節になってました! いつの間ッ!?

   そうなると口ずさみたいのはアレですね、一昔前の文学少女なら必須でしょう。

   「秋の日のヰオロンの溜め息の ひたぶるにうら悲し」
   上田敏サイコー! この場合ヴェルレーヌはヴエルレエヌって書かないと♪

   これを、有名な上田訳じゃなくて、だれだっけ? もう少し解りやすい訳で合唱にしたやつがあります。(すいません、覚え違いしてました、こっちが堀口大學訳でした!)
   じゃ、並べてみましょうか、覚えてる限りで。

   秋の歌(落葉) ポール・ヴェルレーヌ

   両方の訳はこっちから戴きました→ http://pinkchiffon.web.infoseek.co.jp/book-automne.htm

   
   大學                          敏
   
   秋風の                 秋の日の                       
   ヴィオロンの             
 ヰ゛オロンの    
      節(ふし)ながき啜泣(すすりなき)  ためいきの
      もの憂き哀しみに           身にしみて
      わが魂を                うら悲し。
      痛ましむ。
      
      時の鐘                  鐘のおとに
      鳴りも出づれば             胸ふたぎ
      せつなくも胸せまり           色かへて
      思ひぞ出づる              涙ぐむ
      来(こ)し方に              過ぎし日の
      涙は湧く。                おもひでや。
      
      落葉ならね               げにわれは
      身をば遣(や)る            うらぶれて
      われも、                 そこかしこ
      かなたこなた              さだめなく
      吹きまくれ                とび散らふ
      逆風(さかかぜ)よ。          落葉かな。

   文字数が合わないので敏訳では歌えません。残念(学生時代にトライ済み)。
    ピアノ伴奏がきれいで。メランコリックながら重厚で流れるようで、途中、第2連のところは休んで無伴奏、第3連になってからまたドラマチックに、ごおっという嵐に落ち葉が吹き乱されるさまを表現していて小品でも強烈でした。そう、これは大學訳の方の「かなたこなた吹きまくる」秋風で、そんな、よろよろ、ひらひらな敏訳の落ち葉ではないのでした。この鐘も、ごぉーんって法隆寺の鐘じゃなくて、カラーンカラーンのキリスト教の教会の鐘だよって。訳者によって詩のイメージが変わってくる実例と教わりました……たしか高校の時。その時はこの曲知らなかったんですけどね。

   死にかけた蝶のようによわよわとぼとぼと始まって(途中で休符を挟むのは実際死にかけのような表現技巧として常識、と教わりました)で、第1連の切れ目、「我が魂を」のところでいきなりフォルテになって強烈な下降音型をユニゾンで示し、「痛ましむ」で死にそうに収束、もう、掴みはオッケー! な構成でした。

   それで、この第1連の落ち、「我が魂を痛ましむ」を活かして替え歌にしたんだ。

   仲宿の商店街 切れ切れの有線は
   つぎはぎクラッシック 我がアドレスは 板橋区

   5時の鐘 鳴りも響けば 世田谷と引き比べ
   思いぞ出づる それでもなお

   買い物至便 お値段手頃 駅近し
   不満あっても住み慣れた 板橋区

   「痛ましむ」と「板橋区」の音の近さに引っかけただけの内輪ネタでした。
   当時、大学の寮を出て、それでも続けてたお茶のお稽古の練習場所が板橋の商店街のお花屋さんだったので、そこから離れられず。田舎ものだから華やかな街に引っ越すのも怖くって、また寮から遠くないところにアパートを探しました。それで、「我がアドレスは板橋区」。結局6年板橋区民でした。小川町っていったら神田より東武東上線を先に思い出します。今も心のふるさと。

   5時になると小学生に帰宅を促すミュージック・サイレンが流れて、「これは板橋に限らない、(高級住宅街といわれる)世田谷もそうよ」なんて言われて、へえと思ってたんですが(実際あとで移った会社の社宅(目黒区)でもなにか流れてたし、川崎市の現借家でも「椰子の実」が流れる)。駅は近かったし商店街は賑やかだったし、住みやすかったですよ。って、学生時代を思い出す曲なのでした。

  

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やってきましたインフルエンザ

   なんだか今日のNHKのニュースで、インフルエンザが流行したために感染者が学校で苛められたりしないようにわざわざ教材を作ってまでケイモウ活動をやってるというネタをやってました。
   そんなことまで学校でやらにゃならないほど今の日本は……嘆息。
   そういえば、国内初感染者が出たときもその行動とかに過剰なバッシングがありましたもんねえ。ごめんなさい、うちの中のジョークレヴェルではわたしもけっこうきついこと言ってました(海外に修学旅行とは贅沢だ云々)。ひとのこと言えないんだった。

   そういうゴルドベルク中は、先週第2学年が学年閉鎖! クラスじゃないの、丸々1学年! 文化祭どうなるんだろう!? で、今日とうとう1年3組が学級閉鎖でした。
   「頭痛があったら無理して来るなっていわれた♪」って、虎美、あんたはもう欠席数がやばいんだから行きなさい。週末も、10分おきに体温はかってました。微熱程度でしたが。
   うちは豹太が受験生な上に喘息持ちなので、ご近所の内科に行って来た旦那様が「予防接種受けた方がいいってお医者さんからいわれた」って、丸中先生、営業ですか?
 今週中に申し込まないともう薬剤がないって、開業医も大変なんですね。やっぱり、
   「○○さんちのおじいちゃんと、××さんちのご隠居、それからあそこんちのおばあちゃんは絶対受けさせた方がいいし……」なんて皮算用リストアップしちゃうのかしら。

   週末から、具合の悪い虎美のためにポカリスエットを求めようとご近所スーパーに行くと、安売りでもないのに売り切れてるし。やっぱり、地味に川崎市はインフルエンザ禍に冒されておりますかしら?

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ハルヒで家族会議

   それで、ぎっくり腰で寝ている間に「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズを6まで読破して、豹太がお友達から借りてたという「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」というパロディもの漫画も3冊見せてもらって。

   クリスマスを控えてその迷惑な美少女涼宮ハルヒが世界からいなくなって、それが、ただの家出とか誘拐じゃなく、世界から存在そのものが消えてなくなっていて、だれもその存在を覚えていないという事態に、主人公キョンが立ち向かうという「涼宮ハルヒの消失」を読んだところで、おかあさんはそこへきていた虎美に質問。

   「長門(無口で表情を出さない女子)はキョンが好きなのか?
   「当然ッ! でしょう!? おかあさんは何を読んでるの!?」
   難詰されてしまいました。いやそんな、ふつうに主人公キョンが美人の尻に敷かれて苦労する話だと思ってたから。長門(同学年)と朝比奈さん(美人でスタイルのいい先輩)は彩りかなーと。

   さらに深夜、勉強の合間に牛乳ブレイクを取りに来た豹太に、
   「長門はキョンが好きなのかと虎ちゃんに聞いたら当たり前でしょうって怒られた。そうなのか?」と重ねて聞いてみると、お兄ちゃん(ユーチューブで放送分のアニメを見たらしい)は、
   「てゆーか、みんなが」と、言葉少なに。
   「というと、ハーレム!?
   ハーレムというのは、こういう若向けの物語に於いて、主人公が周囲の異性皆に好意を示されるウハウハな状態のことです。そういえば、青少年の内なる欲求の反映でしょうか、近年に限らずよくあります。てゆーか、主人公の人徳のアラワレですから、同性の友人の好意を集めるのは当然でしたよね。況や異性をや。
   「朝比奈さんはそういえば好意的な感じはいつも見せてたけど。そうか、長門もか。
   おい! じゃあ、古泉(謎の転校生。男子)のことをその筋でホモ扱いされるのはそういうことなのか!?」
   おかあさんもそういう正しくない解釈を毛嫌いする時期が過ぎちゃって、ああ。
   「それはネタ(曲解して楽しんでいる)だけど、しゃべるときいちいち顔が近い
   お兄ちゃんはアニメで世界を知っているので。それは、原作という1次資料じゃなくて、アニメの監督とか脚本のひとの意識を一度通している2次資料でしょ? それじゃ、作品世界のもともとの設定がそうとは限らない……といきなり語り始めるのをおかあさんは理性で止めました。

   アニメにする際、ファンの盛り上がりを期待するためにわざとそう取れる余地を入れるということはあるだろうし、単に、TV画面に入れるために日常生活より密着した構図になってしまうこともあるだろう、もとより、古泉はキョンにいろいろ解説をこっそりしてくれる役どころなので、他の人に聞こえないよう近づいて話す必然性はあるんです。
   まあ、作中はヒロイン涼宮ハルヒに好意を抱いているようなことも公言しているらしいんですがね、ふつうに。

   しかし、豹太もそういうことを見ていろいろ自分で認識し判断することができるお年頃なのねえ。できれば活字でそれを経験して欲しいものだけど。漢字力はやっぱり読んで書かないとつかない!

   それで、深く深く「……消失」を読み込むと、その特殊技能から一同の便利屋として頼られ、いろんなムチャを無言のうちにこなしてきた長門ちゃんがいつしか「疲労」からハルヒのいない世界を望み、自分がかわりにキョンの横にいる(……展開も望める)ように世界を作り替えてしまったというところにずずんと憐れさを感じてしまうのでした。
   物語は中心のハルヒと、彼女に振りまわされるキョンだけにあるのではなく、任務を帯びて彼らを監視する古泉、朝比奈、長門の内面にもあるのだと知ってその奥の深さに感じ入った次第。ただどこにでもいそうな冴えない男の子が美人に囲まれてウハウハな話じゃなかったんですね(←もう心がオバサン化してる!)。

   さて、じゃあ続刊の購入にGOサインを出してこようかね。

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百人一首のハンデ戦は

   去年もこの時期やってたかと思いますが。

   ゴルドベルク中学文化祭の目玉は百人一首大会。季節が早いんじゃないかと思いますが、各学年みんなそれなりに頑張っています。虎美も
   「おかあさん練習付き合って!」と申しますので、お正月に持って帰って、それをまた持って帰ったきり荷ほどきした玄関でハンカチ類に埋もれてひと夏経過した百人一首セットを発掘しました(要猛反省!)。
   パソコンのメディアプレイヤにCDを食べさせて、ランダム再生をセレクト。ああ、パソコン一台でなんでもこなせること。その隣のキャビネで毎日毎日無駄に電気を食っておるオーディオセットは要らないわねえ……ト書斎を遠く望むと。

   本戦は3対3で50枚ずつの源平(?)だそうですが、こちらもカンが戻っていないので、25枚ずつの対戦にしてもらいました。
   ところが、虎美はランダム再生をセットし間違えたようで、天智天皇から順にCDが回っているようで。ただ、残念ながら「秋の田の」も「春過ぎて」も空札だったのでおかあさんのインチキは成立せず。おかあさん番号で覚えてるのはつぎの「あしびきの」までだったのでフェアに闘いましたです。
   ただ、高校生時代に「百人一首一夕話」にはまって平兼盛と壬生忠見でコバルト短編応募作を一本書いたあげく、彼らを調べるために国文を目指したもんで、40番と41番が彼らだと言うことだけは覚えてて。
   「忍れど~」ハイ!
   「恋すてふ~」ハーイ!
   その後で種明かしをしたものだから虎ちゃん怒り狂って設定を変えに行って。
   そこからランダムになったから、全てを詠み上げるまでに1時間半かかりました。その間、3回ほど詠まれる空札あり、一度も詠まれない札もあり……もう、ダレダレ。
   それでも年の功、虎ちゃんには10枚ほども差を付けているおかあさんに、虎ちゃん切れる寸前。
   「おかあさんにはハンデを付けて貰わなくっちゃ!」
   いつもは、下の句が詠まれるまで手を出してはいけないという「相手は初心者」ハンデだったんですが、虎ちゃんも一応1年とはいえ中学生で、自分の札をひとつふたつは持ち始めているのでした。それが、「しるもしらぬも」や「をとめのすがた」じゃなく、「きものとかはしる」や「まにまに」だったりするところが我が子なのですが。
   とりあえず、おかあさんは上の句だけで取れる札があれば情け容赦なく。
   それでも、どうにも並べられた札が覚えられなくて、これが年を取るということよのと寂寥感を感じておったのですが。
   「おう。じゃあ、母はこのまま横にならせてもらう。下の句を詠むまで寝ていて、下の句になったら起きて取る。

   

百人一首涅槃ビーチフラッグスだ!」

   なんていい加減な! 早乙女おかあさんには絶対見せられません!(実家の母にも!)

   それで、ごろごろだれだれと朗詠を聞き、空札の場合これは作者が誰それだとか、ぶっちゃけ訳でいうと、「最期のお別れぐらい直にあって言いたいの、いいでしょ?」ってやつだ。だが、こういうのはふつうストーカーの場合刺されるから絶対二人きりで逢ってはならん、なんて年頃の女の子に対するお説教になってたりして、それで、出ている取り札の上の句になるとむくりと起きて虎視眈々とタイミングを計り、下の句に入ったとたんに電光石火で目指す札を取るというべらぼうなカルタ取りをしておりました(前掲の歌はたぶん、今はただおもひ絶へなむとばかりをひとづてならでいふよしもがな)。

   そんなええ加減なことをしていても、なんとか13枚の差をつけて勝つことができて、まだまだ親の権威は保つことができたようですが、虎美は涅槃ビーチフラッグスかるたに大いに受けておりました。……学校行ってやるでないぞ?

   こんなことやっても痛みを感じなかったんですから、ぎっくり腰の方はもう大丈夫のようです。ご心配をお掛けしました。

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