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2009年8月29日 (土)

本日の一発ネタ 内声根性

   今NHKのドラマかなんかでハモらせるのが好きな友達同士、というのが出ていて、劇中、なにかというと「ドー♪」「ソー♪」とかいって和音を作って喜んでいました。
   「ドー♪」ときて「ソー♪」とTVから流れてきたら、

   ……「ミー♪」と無意識に真ん中の音を出していました。嗚呼、ここまで内声パートの根性が染みついているなんて!

   ちゃんとハモりましたよ。気持ちよかった。

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本日の一発ネタ 酒井法子容疑者ありがとう

   この秋にうちの委員会が主催するPTA講演会のタイトルが、おかげで一発全会一致で決定しました。

   「薬物について」

   おかげさまで教頭先生からゴーサインも出ました。どうもありがとう。きっと盛会だと思います。

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2009年8月28日 (金)

ドクダミは滅ぼされねばならない?

   この前「雑学王」とかいうクイズ番組でやってたんですが。

   サッカー選手が試合中に飲むドリンク(コートの外にさりげなくボトルが置いてあって、プレイの途切れた時などに勝手に出て取って飲んでる)は、そりゃスポーツドリンクの方が身体にはいいんでしょうけど、ミネラルウォーターしかあのボトルには入れちゃダメなんですって。

   なぜでしょう?

   というのが設問。

   ドーピングとか、アレルギーとかの問題で、人のを間違って飲んじゃってもトラブルにならないためかしら、それとも、身体を冷やすために、飲む以外にも頭とか脚とかに掛けてるときもあるようだから、ベタベタしないようにかしら、と思ってたんですが。

   正解は、

   こぼれたとき、スポーツドリンクなどでは塩分や糖分が芝を傷めるから

   だそうです。

   確かに、塩分はいけませんよね。わたくしはうちの庭の笹退治にほうれん草のゆで汁をばしゃっとやってますが、熱湯との相乗効果で翌朝には黄色くなってますもん(でも焼け石に水)。
   人間様より芝がだいじなのね。
   
   塩が効く話は、2ちゃんねるの園芸板でも見ました。はびこる雑草をどう退治すべきかとかいうスレッドで、ドクダミとか地下茎で繋がってるやつは物理的に掘って掘って掘りまくるしかないとかパワーショベルまで持ち出した話が載ってたりしましたが、除草剤というのがあって、「主成分は塩化ナトリウム」と厳かなご発言が。「だから単純に塩でもいい」と。

   すると、いろんな方が集まってますから、
   「塩をそのまんま撒くのはやめて~! それ配管とかも錆びるんだよ!」とその道の方から悲鳴が。仙台でも、凍結防止剤(なんやしらん塩分が入っているらしい)を撒かれると車の足回りが錆びてくるからよく洗うことが必要とかいう話を聞きました。

   その昔、ポエニ戦争が終結してカルタゴの地が完膚無きまでに破却された後、ローマの司令官か誰かがそこにご丁寧に塩を撒いたというのを読んだことがあります。文字通り、「ぺんぺん草も生えない」ようにされたと。ローマの敵に対する最大の呪いであったらしいです。小麦が取れないと当時の人間は生きていけないですからね。そりゃあ、きっついなあ。あの辺、地中海性気候で、相当頑張らないと畑とか作りにくそうなイメージありますし。塩まで撒かれちゃ、捨てるしかないでしょうねえ……。「カルタゴは滅ぼされねばならない」って、そこまでやっちゃったのか。わたくしは田舎で育ちまして、田んぼを目の前に親しく見てきたので、作物を育てる土は大切と何となく思ってるみたいで、幾ら憎くてもそれだけはやっちゃいけないような恐れ多いものを感じますけれど。結婚してすぐの年があの平成大凶作だったので。お米がないと言うことが骨身に沁みてるのかも知れません。

   で、7月はじめにきれいにして貰ったお庭にまたどくだみとか猫じゃらしとかがはびこってきてるんですけど……やっぱ次も人海戦術かな? さすがにお塩はちょっと。

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上か下か

   去年は立山登山のお誘いにストレスから神経性胃炎で救急車に乗って胃カメラまで飲んだおかあさんですが。
   その時は普通の胃カメラで、喉を麻痺させる薬やらなにやら飲んだ後で、ホースほどのカメラ付ケーブルを飲んで死ぬ思いをしたのですが、技術も進歩して、今は鼻から入れるやつとかカプセル式のものもあるように聞いたとご紹介したと思います。

   その時も、
   「カプセル式って、どうよ? 画像はカプセルの中に持ったまま排出されて、トイレで回収してそれを開けて現像するの? いやだそんなの! 回収されたくない! ああ、げろりんと上から出すという手もあるか……ああ、でも泣きそう! どっちにしても開ける人可哀相!
   それとも電波で全部外に送って、1回こっきり使い捨て、あとは下水にさようならなわけ? それって下水処理施設の人困るじゃん!?」と思ってたんですが。

   CMでも、カプセル式の胃カメラ(内視鏡)が取り上げられてまして、本日旦那様にお尋ねしてみました。
   「さあ?」
   「胃カメラでググると出るでしょうか?」
   「うむ」

   調べてみました。ウィキペディアはオリンパスの会社の項目から内視鏡、カプセル式内視鏡へとたらい回され(ネットだからワンクリック♪)調べたところが、

   「使い捨て」と。

   じゃあデータはどう回収するのと前後を見ると、「電波で送信し、患者の着用するベストに内蔵された受信機で受信する」って。

   「旦那さまーッ!」と階段を駆け上がってすぐさま報告。
   「でもそんなの、下水処理施設の人が困るでしょう! そんな高度な機械がボロボロ流れてきたら詰まっちゃう!」
   「小さな石が流れてくるようなものと思えば」

   ……全体量から言ったらたいしたものでもなかったですかね?
   どうせ排出されるのは病院構内? そこで一手間掛けとけばつまらない?

   でも、ひとつ謎が解けました! なんて爽やかな気分ッ! そう、たとえて言えば、今時分、信州の高原を吹き抜ける、1%くらいトンボが混じってそうな風のごとき爽やかさ!

   でも、うちのこはこういうスッキリ感を生活に求めてないみたいなんですよねえ。
   「疑問をそのままにするんじゃないっ! どうしてそこですぐ調べようと思わないのだ!?」って、何遍怒鳴ってもしら~っとしてます。きみたちどうしてそんなにおっとりしているんだよう。母は泣きたいです。

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2009年8月26日 (水)

「金の足のベルダ」そんな呪いがあるか!

   それはまいちゃん@小学生が学校の図書室を荒らしていた頃。学校にある分はホームズもルパンも少年探偵団もクリアして(全集に抜けがあるのがすっごく気持ち悪かった! 公共の本は大切に扱ってちゃんと返却しましょう!)、次には童話にターゲットを戻して。近現代に創作されたお話に行ったんじゃないかな? 「かるいかるい王女」とか、パーツは揃ってるのになんとなく不美人な王女が美人5姉妹のところに美人修行に出される話とか、そして、この「金の足のベルダ」。今ちょっと検索しましたけど、あんまり上の方では引っかからない。もう忘れ去られたんでしょうか。当時でも読んでるひと自分以外に知りませんでしたし。

   原題は「年取った乳母の靴下籠」だれがそんな地味なタイトルの本読みますか! この本は、確かにタイトル通り、お話をするのが上手なばあやが、夜に子供達をベッドで寝かしつけながら、その脇で、子供達が穴を開けちゃった靴下を毎晩繕ってくれるんですね。そこがプロ級なのは、毎日違う面白いお話を、ちょうど靴下の穴が塞がるだけの長さで語ってくれるというところです。長いお話しを望むぼくちゃんが、わざと自分の靴下の穴を広げたり、乳児である弟(妹?)の穴の小さな靴下を籠の下の方へ隠しちゃったりというシーンがありました。
   まあ、そういう、ヨーロッパの中流(?)家庭の千一夜噺。
   それで、物語中最大でかつ魅力的な話のタイトルから、「金の足のベルダ」と邦題をつけたとあとがきに載ってました(まいちゃん@活字中毒は結構そこまでしっかり読んでた)。
   他の話は忘れたけど、その「金の足のベルダ」だけはまだ覚えてますね。

   ばあやが何年か前に勤めた家は、とある小さな国の王様の家でした。ところが、そこのうちの姫には呪いがかかっていて、とってもきれいな優しいいいお姫様なのに、左足は膝から下が金で、歩くごとに金の固まりが足跡のように落ちているのだけど、右足は必ず靴下がずり落ちて、はいて1分しないうちに穴が空いてしまうという情けない格好になってしまうのでした。
   古き良き時代ですから。舞踏会で侯爵夫人(?)がガーターベルト落っことしたのが赤っ恥ってぐらいの。伝線の入ってない絹の靴下を、ぴったり緩みなく履くのがレディの嗜みでございます。そんな、靴下がずるりんと落ちて、しかも大穴なんて娘、どんなに美人でも表に出せません。てなわけで門外不出のお姫様、名はベルダ、秘すれば秘するほど評判が広がって、ある日、王様の国は攻め滅ぼされてしまいます。
   戦利品だ、さあ、金の姫を戦勝の宴に出して貰おう、と迫られて、一同困り果てますが、しょうがないのでベルダを飾り立てて、パーティに出します……どんなに煌びやかに着飾っても、靴下はずるんずるん。あらあら、とすぐに脱がせて、新しいのを履かせても、1分経ったらもう大穴。ばあや大汗で繕いますが追いつきません。しょうがないからそのまんま出しちゃった。
   姫は結構暢気な性格だったでしょうか、そのまま勝者たる敵の前に出て行きますが……
   「なんじゃこりゃ」
   敵も然る者、きれいだったらなんでもいいとまでは行かなかったようです。
   「はしたない。着替えさせよ」
   「かしこまりまして」と、ベルダ一礼して控え室へ去る。靴下を履き替えて戻ってくる、と、もうその足はずるんずるん。
   「履き替えて参れ」
   「失礼をば」
   なんてことをやってる間にもう疲れちゃって、
   「そんな緩い姫はどんな美人でも要らん!」ということになって、ベルダは敵に奪われることを免れたという話でした。

   なんで呪いが解けたんだったか忘れたんだけど(金の足の呪いが解けて、かぐや姫張りに一歩歩けば金塊を生むってなったんだったかな?)、ハッピーエンドになって、非常に満足しました。これは、お話し全体のタイトルになってもふさわしかったです。

   これはやっぱり、鉢かづきみたいに、姫の身を好色なものから守るための呪いというパターンのお話であったんですかね?

   で、なんでこんな話を思い出したかというと、

   靴下がね、またしても揃わないんですよ。

   ちゃんと洗って干して取り入れて畳んでいるのに、
   「おれの靴下が揃ってない」と仰る。
   確かに、なんか足りない気はするけど気のせいかな~と思って確認しないでお部屋に持ってってたかもですが。
   随分傷んでたのもありましたから、新しいのを買って補充したりもしたんですが、やはり泣き別れになっている可哀相なビジネス靴下が、もう10足分ほど。
   「ちゃんとお掃除してください! どっかの影に隠れてるんじゃないんですか? 豹太くんのお部屋に取り込んだまま忘れてきているとか、豹太くんのたんすに間違って入っちゃってるとか!」
   最近は足も大きくなって、サイズじゃわかんなくなりましたしね。旦那様も休日用のカジュアルなやつをお持ちだし、豹太もスニーカー用の丈の短いのを少し持つようになったし、見ただけじゃ分かんないのもありました。
   「探しましたけどありませんでした」
   「じゃあどうしてなくなるんですか!?」

   「呪いです。この女を嫁にすると靴下がかならず離ればなれになってなくなってしまうという呪いが……」

   


   そ ん な 呪 い が あ る か !

   ああ、ホント、いったいどこに消えてるんでしょう?

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インフル来ました!

   昨夜、電話が鳴ったと思ったら虎美が話し込んで。
   「ええ? うん、大丈夫、熱はない……」
   1昨日の午前中に部活に顔を出したらお友達とも再会して、そのまま盛り上がって午後宿題の写しっこ協力してやっつけるために出かけていきました。結局遊んじゃったみたいですが、夕方の雷雨で足止めされながらもちゃんと満足げに帰ってきました。
   それで冷えたせいでしょうか、
   「なんか寒い」といって昨日は部活にも出ずうちでごろごろしてたんですが。

   「おかあさん、翔子の弟インフルエンザだったって」電話を切った虎美が申します。
   「ばーどん?」
   「今日熱出て医者に行ったらインフルエンザだったんだって。昨日翔子んちで遊んだみんなに謝って体調聞いて回ってるみたい」
   「新型なのか?」
   「それは言わなかった」そこが重要なんじゃない!
   「……とりあえずおまえはおにいちゃんとは一緒に行動しないように」
   隔離だ、と言ったのに、もうはや涼しくて扇風機なしで寝られそうな自室に入っても刻しか保たず、
   「なんか暑いんだもん!」といってまたわたしの横へ来て寝ていました。

   おかあさんに伝染ったらどうするんだよう!

   今年は地震が多いので季節ネタの防災グッズもなんとも真剣に見てしまいますが、そうでなくてもパンデミックの対策に、猫科の人たちでも作ることのできる食材を買いだめておきましょうかね。

   そういうおかあさんは、もう、のど元過ぎればというやつで、ATMに行っても手を消毒しないで触って来ちゃったわ。危ない、あぶない。

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2009年8月25日 (火)

目からウロコな話

   2ちゃんねるで拾った話だと思ったんだけど。

   話し手は嫁ぎ先があんまり「名家」で、うちは殿様の家柄だから、あなたのような下々の生まれのものとは元来縁組みなどあり得ないところ云々といつも嫁いびられていたそうな。
   「うちに来るにはそれなりの格好をしていらっしゃいよ。私たちに恥をかかせないで」云々その日も言われていて。それで、一念発起して、殿様の家にふさわしい格好をしてやろうじゃないのと、大鎧をレンタルしたとか。
   もうこの時点で奥様素敵ッ! なんですが。

   タクシーの運転手さんもノリノリで送ってくださって。

   もうとっぷりと更けた夜に婚家の扉を叩いたところ、

   応接に出ていらしたお姑様その場で 失禁 なさったそうです。

   「お金がなかったから中古で、ほどよく落ち武者に見えるようにボロボロなのにしたもらっちゃったから」って、お茶目さん。ちょうど家臣に裏切られて死んで没落したお家柄だそうなので、それはご先祖がお戻りになったかと思ったかもね(下克上されて没落した家柄のどこがお殿様なんだろうとわたしは突っ込みたい)。

   その話がコピーされていろんなところを回って有名になっていろいろ(批判的なものも含め) コメントがついてるなあと思ったら、
   「家柄がどうこういうそのお姑さんはそのうちの血は引いてないでしょうに。どんなうちから嫁いだというのだ」という突っ込みを今日見ました。

   た~し~か~に~。

   じっさいそのうちで生まれ育ったひとは(なにが殿様だ、堅苦しくて嫌になっちゃう)とか思ってるかも知れませんね(お姑様の教育を受けて育った投稿者のご主人様はそうでもないようだったが)。

   ま、家柄を重んずるあまり血縁(イトコとか)で結婚してたかもだけど。ほんと、下々に生まれて良かったわぁ(おかあさんはこんな事書いてる間に御飯を作りましょう)。

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エサを与えないでください

   子供達も大きくなりますと、今度は彼らの方から話題作・面白い作品をわたしに持ってきてくれるようになりました。この前の「薔薇嬢のキス」とかね。

   「『らき☆すた』? というのはいったいいかような話であるのか」と虎美に声を掛けると、
   「おにーちゃんの部屋で見たから取ってきてあげる!」って、おまえは兄の留守中に部屋に出入りしておるのか。
   「『ASUKA』に一度載ってて面白かったから! お兄ちゃんの部屋でこういう絵見たかなーって思って、お兄ちゃんのとこ行って、『らき☆すた』持ってる? って聞いたの~♪」
   「……なんと答えた?」
   「硬直してた。『……修学旅行中ならもってっていいよ』って」
   ほほう。
   ということで見せて貰いましたが。可愛い女子高生たちがちょっと毒のあることを言ってみたり普通に学生生活を送ってみたりで、
   「セーラー服を着た『OL進化論』ではないか。とくに面白いとも思わないが」
   「えーっ、そこがいいんじゃない!」
   おかあさん既に感性が若くないと痛感。

   ついでに「けいおん」という物も出して貰って、こちらはつぶれかけの軽音部に入って初心者含む女子高生たちが悪戦苦闘する話で、ちょっと面白かったかな。でも、さっきの「らき☆すた」とキャラクターが被ってる(作者は別人)感じがしてこれも深くはまるまでは行きませんでした。どちらにも優等生で世間知らずなお嬢さまがいたりとかね。ハッ、こーゆーのを類型的というのか。

   そして、先日おかあさん少し反省してしまったネタ、「優秀な子供を育てるには親は少しぼけていて、○○ちゃんはなんでも知っていて偉いのねぇ~なんて褒めて伸ばすことが必要」なんていうネタが、その美少女4コマ漫画「らき☆すた」のネタであったことを知って大いにガッカリ。いや本人ちゃんとその時から「漫画のネタなんだけどね」って申告してたけどね。

   夏休みにおばあちゃんからお小遣いを大量にもらった虎美が、勇んで街から帰ってきたと思えば、「『桃組プラス戦記』おもしろいよ!」って、既刊6冊一気にお買い上げで。
   「中学生坊主のくせに大人買いをするんじゃない! オトナがするから大人買いというんだ!」
   「でも、そんなコトするのはでかい子供でしょッ」(これも「らき☆すた」の登場人物の台詞であるらしい)

   嗚呼、お願いです、お義母様、エサ(資金)を与えないでください。

   ええとこの「桃組プラス戦記」というのは、桃太郎の生まれ変わりの少年が、お供のイヌサルキジの生まれ変わりとともに自分に掛けられた呪いを解くために、鬼の生まれ変わりを見つけ出してその出した条件をクリアするという趣向。問答無用に鬼を殺すのではなく、鬼の出した「鬱憤を晴らすための条件」をクリアすればよいというところが優しくて気に入っています。最初の赤鬼は、「泣いた赤鬼」の鬼でもあるため、「お友達になってくれたら呪いを解いてあげる」と哀しくも優しかったのがある意味外していて小気味よくもあったです。第二の鬼はあの迷曲(!)のモデルだし。

   鬼の呪いにより不幸を呼び寄せてしまう体質で、今まで友達もおらず孤独だった桃くんが、その人の心の痛みを知っていることで皆を解放し、どんどん友達をつくっていくところが爽快と思いました。余りにも一族から「桃太郎様にお仕えせよ」と言われ続けたために多少歪んでしまっている犬サルキジの生まれ変わりちゃんたち(美少女1名美少年2名)がおかしくもけなげでちょっと切ないにしても。絵がまた華麗でお素敵です。気に入りました。

   なんかさ、流行りの方向が、メイド、執事ときて、「薔薇嬢のキス」の騎士といい、この作品の獣基(お供の生まれ変わり)といい、自分に無条件に仕えてくれる存在が多いのが気になります。それが、だいたいは主人公本人の魅力に忠誠を誓う方向に物語の進行で変わっていくにせよ、最初はその出自に対しての忠誠なんだよな。キモチワルイ。ま、主人公たちは「そんなんじゃなくて、対等の関係になろう」と言いますけどね、だいたいは。

   今時の中高生はそんなにままならない人間関係にヘキエキしておるのかよ。

   人間関係なんて、自分の思うとおりに相手が動いてくれないのがミソじゃんか。

   アラフォーにもなると偉そうに達観できますけどね。ま、みんな悩んで大きくなれ。

   そんでもって、噂の「バクマン」も買ってきてくれたので2巻まで読みましたが(絵が得意な主人公と、読書感想文などで賞を総なめにした秀才とが組んで、中学生ながら在学中に漫画家を目指す話)、冒頭で、今更勉強したって大物になれるわけでもないのに、と先行きを悲観する主人公の最高(もりたか)くんに、ああ、やっぱ今時はそうなんだなあ、と先行き暗い社会を作ってしまったオトナとしてすまなく思いました(でも、わたしがそういうふうに手腕を振るった訳じゃないしなあとも思ってるところがやっぱり今時のオトナ)。彼の相棒の秋人くんなんか、エリート銀行マンのパパが上司の罪を被ってリストラされて、ママが「パパの仇を討って」と泣きながら勉強を仕込んだとかいうエピソードに「うちもそうじゃないか」と旦那様がぽつり。いえ、勉強仕込んでないし。エリートちゃう(これは旦那様に失礼?)。

   まあ、というわけで今どきの漫画もいろいろと考えさせられますことよ。

   でも、きみたち、学生の本分は勉強だ! きみたちにはジャンプの連載が取れるほどの才能はないんだからねッ!

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オトナの味

   猫科の人たちも中学生になって、コーヒーが解禁になりました。もともとはお付き合いしているときに旦那様が「あんな煎った豆の絞り汁なんか」とおっしゃったのと、早乙女家がもともといろんな薬草茶を飲んでいてハーブに抵抗がないうちだったそうなので、うちではもっぱら緑茶・紅茶中心にその時の流行りで杜仲茶とかメグスリノキ茶とかウーロン茶とか飲んでました。最近は甜茶ね。花粉の季節はわたしの方が手放せませんです。

   妊娠してるときはカフェインはヤバイというのでいよいよコーヒーとは縁遠くなって、ある日その事件は起きたのでした。
   それでも幼稚園のお友達のうちにお呼ばれするときぐらいは有り難く戴いてたんですが、ある日、虎美のお友達の家に行ってコーヒーをお代わりしながらだべっていたら、なにやらお腹がけしからぬことに。
   「ちょっと失礼、お手洗いをお借りするわね」といって個室に入ったら、

   「下り急行はつかり」。

   なんか西村京太郎かなんかのミステリのタイトルにあったと思ったんですけど。
   別に列車名に意味はないし、そのミステリたぶん読んだことないのでストーリーにも関係ないです。

   下呂温泉行き車両は接続していませんでした(しょうもないギャグを言うな!)

   「おばちゃんどうしたの? ゆうこちゃんもおトイレしたいの、はやく出て」って、あどけない声にごめんごめんと謝りつつ数刻。

   「死ぬかと思った」(今こういうタイトルの文庫出てるんですってね。単行本で出たとき少し読んだかな。不謹慎だけど笑える話でした)

   なんか掲示板でありそうな、「本のタイトルだけで物語を作るスレッド」になりそうですね。

   と言うようなことが続いて、コーヒーが飲めないお腹のひとになったことを知ったのですが。
   そのまま「じゃー無理に飲まなくてもいいか、紅茶だけで行こう」となって、PTAのあつまりでお茶になっても「ごめ~ん」のひとことでひとりティーバッグを使ってました。

   てな理由で、我が家の仔猫ちゃんたちがコーヒーに触れる機会は少なかったのですが。

   旦那様ったら! 旦那様ったら! 東京に出て長時間通勤になったら、
   「朝はこれで気合いをいれないととても仕事をする気にならない」とか言って、コーヒーを飲む人になっちゃったんです! 「煎った豆の絞り汁」なんて言ったのに!
   「え? おれそんなこと言いましたっけ?」なんて言って!今まで気がつかなかったけど、単身赴任を経て嗜好品の好みが変わったりしたら、普通は浮気を疑ってみるべきですよねッ! ああっあたしのおまぬけさん! そういえば最近外泊も多いわッ!(いやその辺はどうよ?)

   気をとり直して行こう。
   やっぱ、中学生ともなるととくに女の子は好奇心旺盛で。
   「コーヒー飲んでみたい」というので、ほとんどコーヒー牛乳というようなものを与えてみると、
   「やっぱり苦いけど大丈夫!」と言うので、夏になり、麦茶を作るのが面倒になったおかあさんは牛乳に溶かすとアイス・カフェ・オレのできるコーヒー・パック(給食のミルメークじゃないからっ! ちゃんとしたインスタント・コーヒーの会社が出してるやつだから!)を冷蔵庫に入れとくようになったのでした。
   やっぱり甘くないとだめな虎美は、自分のヨーグルトやホットレモネード用の蜂蜜(個人持ち! 時々は自腹で買ってる! 「おかあさんお料理に使ってもいいよ」なんて言う!)を入れてみたりいろいろ工夫してましたが、あれは冷たいと溶けませんから。ある日、冷蔵庫にガム・シロップのポーションが突然入ってたときにはさすがにびっくり! ああ、下の子ってこういうところ大胆なんでしょうか。虎ちゃんが先に金沢へ行っちゃってる間はおかあさんが拝借しました。ゴメン♪ 

   それでとうとうペットボトルで買うようになっちゃったのですが、お兄ちゃんはどうかというと、
   「……おれはいい」
   牛に育てて貰った子ですから。毎食&ちょっと疲れたときや腹を立てたときなんかになみなみ注いで飲んでます。そこまで飲んだらアレルギーが心配よと言われたりもしたんですが、彼は六尺の偉丈夫をめざしています(遺伝的にたぶん無理)ので聞きませんです。

   ところが、彼も多少はヴァリエーションが欲しかったのか、時たまペットボトルに手を付けているようで。
   「おれは発見した。牛乳対コーヒーを9:1にすると苦みがほどほどでひき立つのだ!」
   「えー! だめじゃんそんなのコーヒーって言えない。おかあさんはどのくらい?」と、虎美。彼女はコーヒー多めで3:7か2:8ぐらいでしょうか。
   「母は半々くらいかのう」
   おかげでおかあさん数年ぶりに毎日牛乳を摂取してますよ(あんまり豹太が飲むので親は遠慮していた。代わりにチーズたっぷりトースト)。

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