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2009年8月 1日 (土)

盆踊ってきました

   お天気もなんとか曇りつつもぎらぎらでもヒエヒエでもなくいいカンジで開催されました、地域の盆踊り大会。盛会のうちにお開きとなりました。

   お刺身を買って、サラダのレタスもちぎってあとは旦那様とお兄ちゃんが山分けするだけにしておいたのに、
   「ただいまーじゃあ行ってくる」って、踊りもせんのに毎年盆踊りには皆勤な豹太、きみは母の血をちゃんと継いでいる……(男子中学生は焼き鳥なんぞ食べながらだべってるらしい)。
   町内会の踊り手には焼きそば&焼き鳥がサーヴィスされると言うことだし、例年本部では無料で麦茶をサーヴィスしていることだし、思い切って財布は持たずにハンカチティッシュに携帯とうちわだけの軽装で参ります。足には鼻緒の当たるところにバンドエイドと、しっかり踊り慣れております。

   いざ出陣……って、すでにイーヴィヒベルク小学校のスクバン演奏終わってましたけど。今年は大会と日程が重なってしまったので、ゴルドベルク中の演奏はなし。ちょっと寂しいです。

   まだ明るい運動場には2段がまえの櫓が立ち、屋台は各スポーツ少年団からフランクフルトやら焼きそばやら焼き鳥やらアイスに飲み物、おもちゃに、近所の福祉施設が手作りのケーキやクッキーを入れたアイスボックスを持ち込んでました。それから目新しいのが、ワンボックスカーで商売をしているとおぼしき本格インドカレーのお店。どういうコネだったんだろう? 門の外では本業の方々が綿菓子、スーパーボールすくい、くじ引きになにやら最中をでアイスを挟んだような物。丁度門の際のところには郵便局が暑中見舞いを売りに来ており(近年ジャパンポストこういうイヴェントでの出店頑張ってますよね)、横には消防車が一台念のためにスタンバっており、制服を着た消防署員のみなさんが待機。

   猛獣は連れてこないでぇぇ!

   暇だったからお話ししちゃいましたけど。セントバーナードとかマスチフとかがいろいろ混ざっている犬種だそうで。でも雑種ではないと。もう、大人の腰ほどの大きさの。大きい犬ほど気性は優しいと言いますが、ゴキゲンで尻尾を振って行ったりきたりしてましたが、その口からのぞく牙! 尖ってる! あなたにとっては家族でいい子かも知れませんが、犬怖いひとにとっては猛獣なんですよぉ! ……と面と向かっては言えないおかあさん、反省。その他、ヨーキーとおぼしき抱っこされた犬やら、いろいろ大小取り混ぜてお犬様は来てましたねえ。運動会は連れてこないよう注意が回ってたらしいんだな。注意を敢えて回さないと連れて来ちゃうのか……やっぱ愛犬家とは付き合えないかも。

   なんとか練習の甲斐あって着られた浴衣、近年では一番上手く行ったと思ったのに、本部席後方に顔を出したとたん、日舞をやってらしたというおばさまから、
   「まあ! あなた!」とばかりにぐいっと帯をほどかれてしまいました。リアル、
   「あ~れ~!」状態。役員の女性の方が
   「大丈夫、わたしがここに立って隠してるから!」と仰ってくれましたけど。
   「この腰紐が緩いのよッ!」と、いきなり着付けから直されちゃいました。
   「ほらッ、伊達締めもこのぐらい締めないとッ」
   「ぐえぇッ」
   「でもしゃきっとしたでしょう? 着物はこれくらい締めないとダメなのよ」
   ありがとうございます。まったく初対面の方にここまでしていただいて恐縮です。

   ここんとこがおかめ顔(美人ではない)のいいところなんだなあ。なんか人畜無害に見えるらしく、ホント、初対面の、特におばさまに、親切にしていただけます。結構自分では腹黒いつもりなのないなあ。ああッわたしにそんなに親切にしないでえぇッ!

   ご一緒に参加報酬の焼きそばを戴きながら世間話をしてる間に時間が来てダンス・タイム!
   さあ、踊りましょう!

   仕事も忘れずに、8時からのパトロールの引き継ぎに本部席前に顔を出してちゃんと揃うかチェック! 虎美の担任の先生や、PTA会長さんにもお会いしました。

   「早乙女さーん! ケロロじゃないの!?
   だってどん引きしたくせに。やっぱ地域の代表として踊るからには大人のかっこうしないとだめかなって……(実は、櫓の上で踊らせて貰えるんだと思ってた!)
   「でも、それもいいわ! 大人っぽくて!」とフォローを貰って、機嫌を直してパトロールに送り出しました。

   あとは、多少ステップ間違えようが堂々と、楽しく、乗りまくって、踊って参りました。最後の曲まで。

   もう、踊ってるときから脚の付け根が痛くなってきてたんですが、うちに帰ってすぐシャワー浴びて出てきて残ったお刺身食べて(豹太ホントに屋台の焼きそばだけで良かったのかしら?)、わざわざ買っといたパイナップルの缶チューハイ飲んで、ゴキゲンで委員の皆さんにお疲れメイルを送ったところ。

   楽しかったー。来年も踊り手参加しちゃお。

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2009年7月31日 (金)

「ジェネラル・ルージュの凱旋」真っ赤な将軍

   ええと、読んだ感想ではありませんので念のため。

   「チーム・バチスタの栄光」に始まる海堂尊の医療ミステリ(?)のシリーズ、まだ読んでないんですけど。映画になったり、凄いんですってね。で、第3作目の「ジェネラル・ルージュの凱旋」の、たぶん映画化を当て込んで出されたお手軽なコミックを古本屋で見つけて。パラパラと流し読み。

   この内容なら原作をしっかり読みたいな、と思っていろいろ検索をしましたが、どうも、「バチスタから読め」「バチスタから読め」「バチスタから順に」って。誰か持ってませんか(セコイ)。
   映画の感想とかのサイトもいろいろ見ましたが、「ジェネラル・ルージュ」というキーワードについて、認識というか読む前のイメージが人それぞれなのに笑っちゃいました。いえ、そんなに嘲弄的意味合いはないんですが、ああ、日頃の行いがココに出る? すいません、ほんとに、ああ、そう言うこと考えちゃうのねって、面白かったですよ。

   

ジェネラルを将軍だと解らないひとがいるというのに「「5へえ」ぐらい。いえ、みんながあんたのようにミリオタ気があるわけじゃないですから。

   ルージュが口紅と結びつかないひとも。これは男性はしょうがないかな。
   「血まみれ」というならブラッディだろうという突っ込みも。これは、別の小道具とのかねあいもあり「野暮天」とお返ししておきましょう。それに、このジェネラルはフランス語であろうと思われるので。とりあえずエキサイト翻訳の中のひとが将軍のフランス語訳は「général」と言ってました(いや、発音は微妙にジェネはルとかなのかもしれないけど)。後ろから修飾する感じといい、これはフランス語のつもりなんだろうと。いやしかし、森鴎外の昔から、日本の医学界はドイツをあがめておって、
   「ドイツの医学は世界一ィィィィィィィッ!」(ああ、とうとうやってしまった。ええと、ジョジョの2部に出てくる個性的な脇役、ナチスの将校さんの迷台詞です)とばかりに、医学用語はみんなドイツ語なんだと思ってました。おフランス語も堪能なのね。
   わたくしは、「クメール・ルージュ」からの連想で、共産主義の将軍かと思いましたです。なんかそういう、思想のあるお医者様が問題を起こすのかと

   コミック版を見る限り、そう言うんじゃないみたいですね。

   「平家物語」にも、あったなあ、年老いた武者が、なめられまいと白髪を染めて、化粧して頬を染めて戦に臨むっての。
   ちょっと違うか。でもまあ、指揮官からトチ狂ってちゃ困りますってのは、解る感覚ね。

   そこらへん、ネタバレになるんで詳しく言えないけど、インパクトはあるけど、絵にはなるけど、そこでルージュかぁ? 血色よく見せるなら頬紅だろう? 化粧直しの為に口紅は持ち歩くけど、頬紅は持ち歩かないからかなと自分で自分を納得させて、ついでにエキサイト様に、
   「じゃあ頬紅はフランス語でなんて言うのよ?」とお伺いを立ててみたら。

   「Rouge」

   とひとことお返しになったのでした。あ、そう。

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猫の名前

   例によってディープな趣味の話なので、興味ない方はごめんなさいよ。

   金沢早乙女家、栄養がいいからにゃんこ達殖えまくって。今年も仔猫たちのネーミング・ライツは虎美のものに。一昨年ぐらいは彩雲国物語にはまっていたので、そのヒロインの相手役の王様の名前から「光輝」だの「夕輝」だの付けてましたが、毎日その名を呼ぶおじいちゃんはもうこんがらがって、ただ「虎子」「ミケ子」になっちゃいました。おかあさんも、見たまま「ミニケル」(往年の猫漫画「ホワッツ マイケル」に登場する茶虎猫のマイケルの子供)と。

   おかあさんのしつこい勧誘に負けてジョジョを読み始めた虎美、スロー・スターターで、絵がグロいとか怖いとかさんざん文句を付けておいて、イケメン5部でようやく乗ってくれました(こういうのを目の辺りにするとやっぱり作者&編集もホントに考えて各部を構成してるんだなあと思います。でも、「今はジャンプも女性読者のキャラクターへの愛(当時は萌えと言う言葉がなかった)を意識して作品を作るべきです」とか言われて「ああ、いいよ」とかいって今までの筋肉美を志向する作風から一気に華奢でジャニーズ的な美少年ばっか出してくる漫画家さんもどうよ? でもやっぱりすんごいポーズで見得を切ったり、魂を撃ち抜く名台詞を吐いたりする作風は変わってないんだけどね)。

   さて、そういうわけで虎美は今年生まれた仔猫たちにジョジョ5部のキャラクターにちなんだ名前をつけるつもりのようです。

   

よ、せ。

   誰もが解る漫画のキャラクターならまだ許せる。それこそ、茶虎のマイケルとか、シベリアンハスキーのチョビとか。それもある意味恥ずかしいけど。

   一般のひとがあんまり知らない漫画で、しかしながら濃いファンがいるらしいとは認識されてる作品のキャラクターの名前ってのは痛いだろう。そういえば、「BH85」というファンタジー(?)では、物語の原因となる物質を作るマッド・サイエンティスト(京大卒!)が飼ってた猫が「ラム」で、
   「ああ、『うる星やつら』のラムちゃんね、理系のオタクが好きそうなって、違ーう! イマドキの理系なら『ベルダンディー』だろう!」とか突っ込んだ覚えがあります。……ベルダンディーは工学系限定なのかしら。うちの弟も旦那様も単行本持ってましたが(主人公のもてない工学部の学生のところに女神様が願い事をかなえにやってくる、その女神様がベルダンディー)。レイとかアスカとかいう名をいい大人が付けちゃうと、
   「ああ、このひとエヴァンゲリオン好きな人なんだ」とややつめたい目で見ちゃいません? 中学生ならいいけどって、流行ってた当時中学生だったという線もあるか。イマドキペットも長生きだし。

   その昔、聖闘士星矢が流行っていた頃、やっぱりそういう趣味のおねえさんセミプロ漫画家が、飼ってた猫にその作品のちょっとワケアリのキャラクターの名前を付けて。基本主人公側だけど独自路線を行くタイプの。フェニックスの(その作品はみんな二つ名がついている)一輝というんですが、実にそのキャラらしい性格の猫だったそうで。まあ、ただイッキイッキと呼ぶ分にはよかろうと普通に呼んで可愛がっていたそうで。
   それが、ご近所の若いママさんたちにもちゃんと元ネタがばれていて、
   「あれはおたくの猫でしょ、名前は、フェニックス一輝ちゃんよねー」って。
   ……ママさんも見てたのね、あのアニメ。

   ドラゴンボールの映画も、引率のママの方が「ママね、ピッコロさんが大好きなの!」とエキサイトしてたという話を聞いたことがありますし(後年自分が読んだときも、「ピッコロさん好きーッ!」となったのでよく解る)。アニメのキャラクターだからかえって一般人には解るまいというのは甘いらしいですな。

   イタリア人ばかりの登場するジョジョ5部にちなんだ名前をつけて、おじいちゃんについていけるかという点もさることながら、白地に黒斑の猫だから「ブチャ(ラティ)(作中このキャラは白地に黒の模様のスーツを着ている)っていうのはギリギリアリとしても、ご近所の奥様から、
   「ああ、幹部のブチャラティさんね」(ファンの間では「幹部」といったらブチャラティのこと)と肯かれたらやっぱり恥ずかしいでしょう。

   虎ちゃん、猫の名前に漫画のキャラはやめよう(←結論)。

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2009年7月30日 (木)

本日の一発ネタ やっちゃった

   

そうめんにポン酢をぶっかけて食べてしまいました。

   なんか酸っぱいなーと思いつつ二口三口いってました。
   その横に、「ストレートそうめんつゆ」が出しっぱなし。やっと間違ったことに気づきました(遅すぎ)。

   暑かったしねえ、今日。寝不足だったし。

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2009年7月29日 (水)

帰省の準備です

   とりあえずおじいちゃんが迎えに来る虎美から帰省。これから毎日おばあちゃん(元教師&塾講師)にしごいて貰います。

   お土産を買いに町田まで遠征です。
   「このまえのあれを村井さん(仮名)にも買ってあげて欲しいのよ」って、それは今年のお中元特設会場でわたしが試供品を手にしたおばさまに捕まって、一口食べたら、
   「うんまぁ~い!」だったのでそれまで手に持ってたお中元注文票をキャンセルしてそこのに換えたという曰く付きの珍味のお店!? 牛蒡を牛肉で巻いてお醤油で軟らかくなるまで煮込んだものとか、松茸を酒蒸ししたものを真空パックに入れたものとか。金沢の皆さんにも喜ばれたようです。よっしゃあ! 残念ながら特設会場は昨日で撤去されたみたいですが、デパ地下で探して見せましょう! 
   ……てことで虎美を連れて小田急へ。すぐ見つかりました。
   「あとはおとうさんのいとこのお姉ちゃんたちと、おばあちゃんの太極拳仲間だ」
   「デパ地下! デパ地下!」
   もう、いろんなお菓子の店が軒を連ねていて、悩む悩む。3周も4周もしちゃいましたよ。
   「もういい?」

   「待て、活田家(実家)がまだだ

   「あそこは、なんにも要らないのよと言っておいて、手ぶらで行くと手ぶらで来るやつがあるか、チョコレート一枚でも持ってくるのが大人の礼儀だとか平気で説教するからな。本音と建前がある日本人の典型みたいなうちだぞ」おかあさんもたびたび痛い目に遭ってますから。去年だっけ、「『萩の月』ぐらいでいいから」というのをわざわざ違うのにしたらネチネチいやみ言われたのって。「萩の月」がどうしても食べたいならストレートに言え!
   「……はい」

   エビせんべいの会社が、遊び心いっぱいで金魚やポイ(金魚すくいの網)のかたちにしたおせんべいを出していたのでそれにしました。
   「ホントはおばあちゃんちのお中元これになる筈だったんだよね。土壇場でさっきの珍味に換えちゃってさ」
   「ふーん」
   「これで義理は果たしたと言うことで」

   なんだがとっても疲れました。
   「おかあさん、あのシュウマイのお店のおじさんと3回とも目が合ったんだけど」
   「今買うと荷物になる。帰りだ、帰り!」

   さらに、町田の商店街をこの前スカートの服地を買った店を探して一周。
   「おかあさん、また迷ったの?」  
   「いや、大和証券のある出口だった」
   「ねえ、迷ったんでしょ?」
   「とりあえずこの出口ではない」
   「もー! おにーちゃんにもおとーさんにも言うからね!」
   「うるさい、黙れ」
   虎美が部活で使う布を買うんだというのに。失礼しちゃう。
   「サテン」という布を初めて見て虎美は怯んでました。あの、化学繊維で、加工がしてあるのか、とても光沢があって発色がいい布ですよね……。

   そして実家の母にオリジナル割烹着をまた作ってもらうために布を2メートルばかり買おうとしたら
   「お客様申し訳ありません、足りないかも……」
   「あーじゃあエプロンにして貰いますから。オッケーよ」ハイになってたのかなー。エプロンは着けないのになんでまた。割烹着は腕まくりした状態でカヴァーできるから好きなんで。半袖になる季節は暑いのもあって、安いTシャツ一枚で台所に立ってます。どうするよ? 使わないものと決まってるもの(になる予定の布)なんか買って。

   さらにヨドバシに行って、留守の間に見たいTV番組を録画するという虎美に専用テープを買い与えて。今は皆さんDVD録画でVTRテープなんかないかと思ったのに、ありました、ありました。
   「お兄ちゃんや母を信頼するなよ? 人に任せて失敗してあとで泣くのは自分だ。自分のことは自分でやれ」と、録画予約も自分でさせました。あとは、オーディオ機器のフロアだったので、
   「こういうipodが欲しい」とか、
   「おとうさんは、なんだこういう機能だけなら5000円か~とか言ってあっさり買ってたぞ」とか(だったら嫁にも買ってください~)、着せ替えができるipodを見てきゃ~と言ったり、でも
   「皮だけなのに1200円もするのか、不届きな」とあっさり値札を見て引いたりしてました。

   お腹空いた、眠い、のど乾いた、と、また小田急百貨店へ戻ってお茶をして、帰ってきて、もう何も言わずに晩ご飯に突入して、食後に少しネットをやってたら睡魔に襲われて、今目が覚めて! お皿洗ってない! お掃除してない! おじいちゃん明日の8時に虎ちゃん迎えに来ちゃう!

   今夜は徹夜だな(書いてる間にやればいいんです!)。

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発掘しました!

   盆踊りを控えて、衣装箱をいろいろ開けまくってやっと浴衣を発掘しました。
   「盆踊り大会、委員長はそのあとの福祉施設の売り子ヴォランティア当番の方になりましたから、当日激励に行くだけですがみなさん持ち場を守って頑張ってくださいねー」と、この前の委員会では言ったんですが。
   「早乙女さん、激励って……」
   「早乙女盆踊り大好きだから踊りに行っちゃうよ。ケロロ軍曹の浴衣着て行っちゃおかな」
   「ケロロ……」
   「旦那様が買ってくれたんだー♪」
   どん引きされていました。
   それが、踊り手ですから、ちゃんとしたやつ着ないとダメでしょう!
   「仙台に行った初めての七夕に、退職金をはたいて買った綿絽の浴衣があるんだ!」
   ……まだ気分はバブルでしたから。旦那様が買ってたトレンディ雑誌に、こんな変わった浴衣が……と紹介されてたんです。あとは、当時まだ珍しかったLEDを使った花火大会用のアクセサリー(蛍火ほどに光るイヤリング)とかも載ってましたが。買った人います?
   きもののやまとの製品で、藍染めでわりかしちゃんとしたものでした。織りで透けるようになっていて、絵柄がたしか蝶々かトンボ。トンボにしようとしたら、まだ若いんだしと蝶々を勧められたんですよね(今思うと蝶々にしといてよかった!)。まだまだ気持ちは若いつもりで。やっぱり一点豪華主義のいいところはここ。おばさんになっても綿絽ならきっとまだ着られる!(よね?) 
   帯は蝶々を織りだした博多の半幅帯を発掘。蝶々が被るとうるさいかな? じゃあ、虎ちゃんの牡丹の模様のを借りましょう。
   ホントはおかあさん今流行ってきてるマクラメ・レースみたいな帯がいいんだけどな。また、透かし織りが被るから普通のでいいかな?
   今は本当に、浴衣に伊達襟とか、帯締めや帯留め、帯揚げ風ふりふりとか、自由なカンジになっちゃって……まあ、そういう遊び感覚はお若いひとに任せて、おかあさんももうしっかり中年ですからしっとり系で頑張ってみましょう。

   

弾けちゃった和服って言うと、今話題になってるのが、ミス・ユニバースの日本代表のお嬢さんが、民族衣装審査(あるんだって、最近は!)のためにあつらえたお着物が……。ええと、ミニ丈で、黒いレザーの大振り袖って。それで、ピンクのレオタードの下腹部がチラチラっていうかどどーんと見えてて、また、ピンクの膝上のタイツっていうかをガーターで吊っていて……ゲームのなんちゃって時代劇の女性キャラクターみたいな。
   あまりにも露出がえっちな感じと和服を大胆にアレンジしすぎなカンジで相当皆さんの度肝を抜いたらしいです。わたしも「ああ、やっちゃったなー」としか思いませんでした。いえ、しかってのはそれだけの感想しかないんじゃなくて、怒りさえ覚えましたけど。国辱ものだとか、外国受けを勘違いしてるとか、だいたい最近ああいう国際的なミス・コンテストに入賞する日本女性はもう既に日本女性の範疇じゃない顔をしてるとか、はっきり言ってケバイとかもういろいろ思いましたけど。
   そう、何ら好意的に思えなくて、「やっちゃったなー」と言うしかないんです。

   ネットでいろいろ取り上げられている記事を読みますと、デザイナーの方は、和服というものは永遠に不変なものではないとか言ってるらしゅうございますが、そりゃね。でも、言わせていただくなら、こういうデザイン、

    

30 年 前 に 寺 沢 武 一 が 「コ ブ ラ」 で や っ て ま す か ら。

   襟元はびしっと打ち合わせて凛々しく、でもお胸はむっちりと肉感的で、それでもって振り袖で華やかさと動きを出して、きりっと帯を締めた下半身はハイレグのアンダーが剥きだし♪ すらりとしたおみ足がまたエロティックに華麗なアクションシーンを彩るのです……。

   全 然 新 し く も 何 と も あ り ま せ ん。

   ガーターの分だけいやらしさが増した感じで、国の代表、最近は知性も問われるという女性のコンテストにはまったくそぐわないと思います!

   そういう、ドレス・コードが崩壊して、おまけに性的なもののタガが外れてしまった現代の日本というものを表わしているというならそれはまあ慧眼! それを自分で体現するなんてまあ、勇気ある! ご自分のプライヴェイトも深読みどんとこい! なんですね。
   勇気あるわぁ。尊敬しちゃう。わたしにはできません。

   日本女性の代表として出るんだからさ、賞取りに行くのは当然にしてもさ、取っていい手段とそうでない手段があるだろう……。これが、なんていうか、小雪さんとか常磐貴子様とかが(お色がナチュラルに色白で、髪も黒)、ちょっとクラシックめのお着物を「婦人画報」みたいな固い着こなしとメイクで出て、日本女性はアピールが足らんとか言われたら、それはそれで名誉ある落選だと思いますよ。むしろそうして欲しい……。

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