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2009年7月 4日 (土)

門前払い

   とうとうやってきました受験イヤー。公立の本命はいいとして、私立の併願校を考えようと言うことになって、いろいろ「合格の目安」とか「出願に当たっての条件」なんて表を見ていたら。
   「3年間の欠席が20日以内
   「中三の遅刻・欠席・早退が合わせて30以内」とかいう条件がある学校がちらほら……。

   早乙女兄妹受験勉強以前にここで受けられる学校がありません!

   そういえば、三者面談の度に先生が「欠席を減らしていかないと……」っていってたなあ。先生、そこんとこはハッキリ

   「これ以上休むと受けられる学校がなくなります」って言ってもらわないと。

   どうしても身体が言うこと聞かなくて休むんだけどね、多少、気合いとかが違うでしょ、ね? 

   どうしましょうね、受験……公立一本で頑張って貰いますか? 公立にはこんな条項ないんだろうな?

   あと、「一芸に秀でているもの」って虎ちゃんのお花はどのレヴェルなんだろう??? これから精進したら特記事項ものになるのかしら?

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2009年7月 2日 (木)

芸術は国境を越える……か?

   ネット検索の醍醐味は、リンクをたどって思いもよらないところへ連れて行かれるところ。本日もユーチューブで、ハチャトゥリアンは仮面舞踏会からバレエ音楽を経由してチャイコフスキーの1812へ。どこの管弦楽団だろ、ヴァイオリン鼻高いぜ、と思って見ていると、キャプションは、指揮が小澤征爾でベルリン・フィルって、ロシアやないやないかーい!(最近髭男爵さま見ませんね)

   ものが1812だけに、その取り合わせはないだろうと思ってしまって。

   ゲンミツには、ナポレオンを撃退した時の戦いの記念作品ですが。

   先の大戦で、ロシア(当時ソ連邦)と真っ向から当たったのってドイツじゃん。日本も見事に火事場泥棒されたし。その国の戦意高揚、勝って嬉しや花いちもんめな曲をやるのって、ドM(マゾヒスティックの極致)じゃないのか。紅旗征戎吾が事にあらず、芸術は俗事を超越すべきなのか

   そんなこと言ったら、おおっぴらに大砲ぶっ放せる唯一の機会だからといって(違います)この1812を喜んで基地祭の演目に何度も取り上げるジャパン・セルフ・ディフェンスアーミーはとんだお間抜けなのか。それとも、祖国防衛が成った歓喜というテーマは自衛隊員の胸を熱くするからこそのレパートリーなのか。チャイコフスキーというブランドで大砲がドンとなるからみんな単純に好きなのか。おかあさん考えすぎ。……でも好きなんだ、個人的には。嗚呼、日露戦争でお国のために亡くなられた兵隊さんごめんなさい。

   まあ、ゲンミツにその戦いの相手国じゃないからいいんだって事にしますと、じゃあ、フランスのオペラ座の管弦楽団がやると……そりゃ自虐だと思うな。断固として拒否して欲しいですね。芸術は政治に影響されないと言われても、愛国心は芸術に超越するとかいって。
   「チャイコフスキーは好きだしいい曲だとは思うけど、わしはこれをお金を払って聞くことはできない」と断固として、しかしエレガントに席を立つムッシューがいるといいな。すんげえ論争になったりすると引くけど。

   「マダム・バタフライ」も、初演ヴァージョンは結構アメリカに対して批判的で、野蛮人はどっちだ的きっつい内容だったらしいですが、さすがに受けなくて今は結構マイルドにされてるそうです。マイルド・ヴァージョンでもアメリカで普通に受けておるのかな? その昔の長野オリンピックの聖火点灯式で、日本と言ったらこれでしょといってこのオペラの名曲「ある晴れた日に」を流して、
   「アメリカ人に捨てられる日本女性のオペラのアリアなんか嬉々として流して、ホントに日本はアメリカさんの奴隷と全世界に発信して、なんてマヌケ」というひとがいたんですけど。うん、わたしも賛成。「ああ、ピンカートンはヒドイやつ、でもおれは違うもんね」と思って鑑賞できる図々しさがあるからああやっておれるのかしら。それはそれ、批判するのもそういう芸術作品を鑑賞するのも自由という民主主義の建前を大切にしておるのかしら。

   って、仏教徒でありながらキリストを褒め称える歌を喜んで歌っておるくせに偉そうに。やっぱり芸術の力は俗世のしがらみを超えるのね。

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2009年6月29日 (月)

破門皇帝フェデリコ2世の試み

   初期の「花とゆめ」の看板シリーズ「はみだしっこ」(三原順)は、かなり親子関係などに深い考察が見られる台詞があって、往時のちょっと内省的な少女は熱狂したもんでしたが。オトナの都合に振りまわされて深く傷付き、世間から「はみだした」少年達が寄り添って生きるというお話。若くしてデビューした女性の小説家が、その物語世界に深く傾倒し、文学を志すものとしてその珠玉の台詞をノートに書き留めておったとしてもまったく違和感を感じないわたくしでありますが。手前の小説にそのまんま引いちゃまずかろうと。またそれをいちいち解る濃い読者ってのはいるもんだねやっぱり。天網恢々疎にして漏らさずの実例。今はやりの、オマージュのつもりがパクリってことにされちゃったってやつなのかなそれとも。
   この件はおかあさんネットでさらっと読んだだけだから、これ以上のことは語れません。例によって眉唾でどうぞ。公正な情報をお知りになりたければ、目の前の箱をどうか活用なさって。

   さて、その珠玉の台詞の中に、母に捨てられた美少年アンジーの長い独白がありまして。いわく、「昔、どこかの国の王様が実験をした。赤ん坊を集めて、その子に十分乳を与えよ。抱いてやるのも構わぬ。しかし、一言もその子に声を掛けてはならぬ。そうして王は待った。なにも言葉を与えられない人間が、最初に話す言葉は何語なのかと」
   なかなか科学的な王様です。こういう実験、アメリカとかでもやりそうですね。わたしも興味あります。ところが、続く台詞は……忘れちゃった、大意を書くと、
   「母さま、赤ん坊は死んだって。一言の愛情も、ひとたびの笑顔も注がれなかった子供は生きていられなかったんだって」
   重いですね。
   「わたしの天使(アンジュ)」と、都合の良いときだけ優しい声を掛けられて育った彼は、その言葉から「アンジー」と名乗っているのですが、その彼の独白だけに真に迫ってました。

   で、これをわたくしはよくできた創作エピソードだと思っておったわけですが。

   本日別件でちょっとユニークな王様を調べていたら、引っかかりました。ウィキペディアありがとう。
   東西文化の融合する中世シチリアで育って、かなーりイスラム社会にご理解もあって、十字軍派遣しろよと言う教皇に逆らって遅延行為を働いて破門された王様がいたそうです。神聖ローマ皇帝だよ! 中世で、教皇から破門されるって、おまえは人間じゃない宣言だよ! 次の日から、家来は言うこと聞かないんだよ! 死んでもお葬式して貰えないんだよ!
   なかなか骨太な王様であります、フリードリヒ2世。イタリア読みでフェデリコね。1194年生まれってことは鎌倉時代のひとであります。どっちにしても中世だなあ。

   この5カ国語を操りスルタンの使節とアラビア語でアツく語り合ったという王様が、前述の実験をやったそうです。そして、みんなホントに死んじゃったそうです。

   いやそんな、死なねえって。わたしもやったもん。
   豹太が生まれたばかりの時、この子はお上品に育てないと! と思いすぎて、でも、きれいな奥様言葉(美智子様みたいな!)がとっさには出ず、TVに子守させちゃいかんのだったよね、と大学の発達心理かなんかの講義思い出して、ただただ無言で抱っこしておむつ替えておっぱいを与えていました。ベビーカーを押す腕力がないのでおんぶ紐で背負い、後ろ手に脚をぷにぷに握って遊びながらどこへでも歩いていって。
   首が据わるのもお坐りもはいはいも早かったのに、そこで油断したせいか、ソコから先はまったく進まず、ただ黙って転がって泣いているまま月齢を重ねました。3才になってもほんの二言三言しか語らず、保健所に呼び出されました。って、やっぱだめなんじゃん。

   えーと、間違ってても、お品が悪くても、とりあえず子供には言葉と眼をかけて育てよう。

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