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2009年4月 4日 (土)

メイ曲アルバム U boj 日本人はそこら中で

   珍しいもの拾っちゃった。

   左のカラムの@ニフティのサーヴィスで、どんな検索ワードでこのブログを引っかけたかという結果が表示されてるんですが、時々わたくしはそこから逆にたどって、どんなネタをお求めの方が当ブログを訪れていらっしゃるものか参考にしてたりします。

   本日は「秋のピエロ」でたどり着かれた方がおられたようで。ようこそ同好の士。合唱ネタはお楽しみ頂けたでしょうか。
   それで思いだしたのが、曲は知ってるけど楽譜がなくて自分では歌えなくて、もう記憶の中、薄らいで消えてゆこうとする曲。今流行りのユーチューブで探したら、あるんじゃないかしらって。

   ありました。その名は「U boj」 ウ ボイ、英語じゃないんで、スペルはこれでいいんです。なんか東欧の男性合唱曲で、アルファベットにいろいろ飾りがついてるし子音もごちゃごちゃしてるややこしい言語でやってたと思いました。楽譜も「なんでも某大学のグリークラブにしか伝わっていない曲なのでそこにしかない」と言う話。グリークラブ同士の交流で、口伝えに教えてもらって歌ったり、よその演奏会の録音テープが出回ったりという、伝説の曲です。男声合唱らしく、なんだか勇ましく、中盤は低音部が伴奏を刻んでるところを高音部がメロディックに歌い上げ(歌詞は別々なのを歌ってるらしい、今ウィキペディアの中のひとが教えてくれた)、もう、一度聴いたら忘れられないかっこよさでした。

   往年の週刊文春の名物連載「読むクスリ」でも、知る人ぞ知る謎の名曲として取り上げられてたんじゃないかしら。なんでも、シベリア出兵の時に救出して連れてきたチェコ軍の兵隊さん達が、帰りのお船が沈んで、神戸でお船の修理中に、通訳にかり出された日本のお兄さんが、関西学院大学のグリークラブ(男声合唱団)で。おい、おまえら、交流しようぜと部員を駆りだして慰問(?)をやったところが、意気投合して、そのチェコ兵たちから教わったのがこの曲って、この曲クロアチアの国民歌らしいですよ? チェコの兵隊さんがクロアチアの歌を歌うって、その辺が第1次世界大戦期の東欧の混沌さを表わしてるって言うか、歌が好きならなんでも歌うか、今の日本の若者も、イマジンぐらいは……歌わねえよ。流行ってたのかな? 1870年代にオペラに取り入れられたって。

   日本語訳歌詞を見たら、やっぱりその手の曲で、いわば、クロアチアの「ラ・マルセイエーズ」、銃を取れとか、故郷のために命を懸けろとかそういう感じでした。
   サッカーとかのクロアチア戦で日本の方のスタンドから歌ってやったら驚くだろうなあ。いや、歌えませんから。難しくって。それに、相手を励ましてどうする。
   「読むクスリ」でも、由来を知らないでどっかのグリークラブが歌ったら、旧ユーゴのひとだったか、びっくりしてたって書いてあったような。そりゃ地の果て日本の合唱団が、手前の国の国民的ソング歌ったら驚くよなあ。ヤマトが14万8000光年の果てイスカンダルに行ったら「さくらさくら」で歓迎されたようなもんだよ(違います)。

   それにしても、エルトゥールル号事件といい、第九の初演をやったドイツ軍収容所といい……前世紀初めごろの日本人は正々堂々とした国際交流が好きだったんだなあ。そんで、「秘曲」として、少なくともわたしの学生時代、’80年代まで歌い継いでるんだからなあ。「秘密」としか言わないで、チェコの兵隊さんを慰問に行ってやったとかは言わないところが奥ゆかしいし。

   なんか、なんかいいでしょ?

   ユーチューブでは、クロアチアの佐々木功? っていうおじさんが独唱してるヴァージョンもありました。これはこれでいいな。

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2009年4月 3日 (金)

ゴロゴロしちゃうぞ

   「よーっし帰ったら思いっきりゴロゴロしちゃうぞ!」
   と、エスカレーターで大きな声出しちゃったんで、前に立ってた奥さんに振りかえってまじまじと見られちゃった。隣の虎美は一緒になってうんうんと肯いてましたが。
   「ごろごろごろごろにゃお~ん! ってしちゃって、おとうさんに買ってもらおーっ」と、その時はなにも考えずに続けて言ったので、文意を正しく理解していただけたみたいですが。
   (ああ、とってもすごいぐうたらママだと思われたワケね)いや、あながち間違いではない……。

   なにをかって、それは、「高校野球応援団ブラスバンド」のアンソロジーCD。高校野球の応援の、「チャッチャッチャラッチャーチャ……かっ飛ばせーっ♪」とか「ねらい打ち」とか「ランナー」とか「サウスポー」なんていう、野球に引っかけた歌詞やタイトルの曲をブラスバンドでやるあの春と夏にはNHKから垂れ流されるあの名曲たちをまとめてあるCDなんです。ああ、あれって慶應の曲だったんだ! 「ちゃーらーらーらっららっららー ドンドン(わっしょい)」は、ワッショイという名の天理高校の曲だというのは昔「トリビアの泉」でやってましたけどね。そういう、学校独自の曲もあるみたいで。とっても作業がはかどりそうな楽しそうなCD……。

   それで、帰って旦那様のお帰りを待ち、ごろごろにゃ~ん♪ とやってみたんですが、
   「なんでCDは俺に買わせるんですか?」
   「お金がないにゃん」
   「本はバカスカ買ってるでしょう」
   「だからCDは買えないにゃん」
   桁が違いますもんね。本は370円~いいとこ1500円、そのCDは2500円。
   「本をやめなさい」
   どうもこの日は旗色が悪かったですね。

   ダメ元でまたユーチューブを開けてみたら、やっぱり似たようなヒットメドレーは編集されて上がってました。皆さんどうもありがとう。

   ほんとに、世の中いろんなことにお詳しい方がいるんですねえ。

   ……でもやっぱり欲しい。ここ毎日の夜なべ刺繍のお供に。

   ……なんてこともあったんですが、31日。とてもそんなこと書いてられる心理状態じゃなかったんで(でもごろごろはやった、一応)、遅くなりましたが。

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2009年3月31日 (火)

訃報は午後2時に届く

   夏木静子のミステリのタイトルは「~午前2時に届く」だったと思ったけど。
   お昼でよかった。すぐにユーチューブでドイツ・レクイエムを呼び出して、第1曲すぐ一緒に大声で歌って泣けました。

   なんか、わたしの惚れた男はみんな早死にするよ(旦那様、超逃げて~!)。

   あとでよくよく考えたら、好きだったときに一緒に歌ったのはフォーレやモーツァルトだったなあとか、どんどん思い出すんですが。
   大学の時の曲というと、まずドイツ・レクィエムが浮かんでしまって。
   話の最中に母が大声で歌い出しておまけに泣き出して、豹太はめんくらってました(イントロの最中に話しかけてきた方が悪い)。いや、丁度そこが「涙とともに種播くものは」のところだったので、mit Traenen saeen  の歌詞に釣られちゃったんでしょう。
   「喜びとともに刈り取る」ことはなかったけれど、それも大切な思い出でした。

   わたくしといふレコードのその辺り 傷がついております春愁    舞音

   去年の今頃の歌ですが、再掲。

   どうぞ、安らかに。

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