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2009年3月21日 (土)

「カルミナ・ブラーナ」5 Ecce gratum の豪傑訳できました

   毎日家族に迷惑を掛けてまで聴き込んでおりますおかげで「カルミナ・ブラーナ」、暗譜が進んでおります(とりあえず「イギリスの女王様」とれいのチャンポンのFloretは大丈夫。「運命の女神の傷」はもうちょっと)。ただこれ、オーケストラの方が書いておられたサイトもありましたが、なんでも3回繰り返しということが多く、同じメロディで歌詞が1番2番3番ってあって……覚えるのが大変(そこはオケのひとなので、1フレーズやっておけば3倍の時間分に相当するからお得、という内容でした、そうか、立場が違うとそうなるのか)。大学入ってやるようなでかい合唱曲で、繰り返しの記号、複雑なダ・カーポとか、ダル・セーニョとかじゃなく、小学校で習うあの2本の縦線の前(もしくは後ろ)に「:」印の付いたアレ! あれ久し振りに見ましたもん。

   てなわけで、同じ(ような)メロディで3回繰り返すので歌詞が大変な5曲めに、豪傑訳を付けて頑張ってみました。

   見よ、春が    (Ecce gratum)

 1  見よ春を、待ちかねた楽しい春が喜びとともに来たよ (男声パート)
       待ちかねた楽しい春が喜びとともに来たよ    (全パート)
    野原は一面紫色で全ては明るく照らされる
    悩みは退散! 夏が戻り来て寒波は去るよ      (男声パート)
       悩みは退散! 夏が戻り来て寒波は去るよ   (全パート)
           悩みは退散                  (男声パート)
           夏が戻るよ                  (全パート)
       寒波は去るよ!                   (全パート)

 2 溶け去る、溶け去る消えてく あられも雪も       (男声パート)
       溶け去る消えてく あられも雪も          (全パート)
   冬は逃げ去り春の赤子が夏のおっぱい吸っている   
   こういうやつはミジメ 生きようとも楽しもうとも思わぬものは (男声パート)
       こういうやつはミジメ 生きようとも楽しもうとも思わぬものは (全パート)
           生きようとも                  (男声パート)
           楽しもうとも                   (全パート)
       思わぬものは!                    (全パート)

 3 誇れよ、自信満々、喜び踊れ歓喜の蜜の中で      (男声パート)
       自信満々喜び踊れ 歓喜の蜜の中で       (全パート)
   クピドの御利益戴くためになにかを企むもの達は   
   ヴィーナス様の命令! 自信満々大喜びでパリスの真似さ (男声パート)
       ヴィーナス様の命令! 自信満々大喜びでパリスの真似さ(全パート)
           自信満々!                  (男声パート)
           大喜びで !                 (全パート)
       パリスの真似をしよう!               (全パート)

   男声と、女性の入った全パートとの掛け合いで進むので、歌詞は良く見たら実際には内容少しだったですね(ついてくのに必死でそんなことも気づかなかった!)。例によってかなり大胆にカットしたところがあります。そのかわり、この通り曲に乗せて歌えます。ちゃんと「misera」のところに「ミジメ!」が来るようになってるし。 

   クピドの御利益って、キューピッドですから、なんかいい恋ってことでしょう。パリスと同じことしちゃうって、やっぱりトロイア戦争は作品の中心モチーフですか、人妻をさらっちゃうって、そんな不道徳なこと推奨しないでください。学生が歌うにはいいが、オバサンが歌うにはいろいろいけないような気がします、この曲。イヤどっちもまずかろう。

    ここへきてはじめて逐語訳と対訳を熟読しました(もっと前にしとけよ)。おかげで歌詞、やっと一つ一つの単語の意味を覚えて、歌ってる途中でも意味が立ち上がって来るわあ。やっぱりこういういたずらも意味があるということで。

    いつも見ているユーチューブのこの曲のイメージフィルムは凄いです。ここは9分割の2本目。この前の曲で、曲全体の語り手であるバリトンの「情熱をもてあましてる学生」役が、羊皮紙のごっつい本を片手に「太陽は全てをきれいに照らし出し~」と格調高く恋の喜びを歌ってるんですが、歌い終わったら、その本を閉じ、掛けがねをかけて(昔の鍵付日記みたいに。古い本だからこういう装丁もあり?)にやっと笑うとぽーんっ! って放り投げて! 村人っぽい格好をした人々とバカ騒ぎが始まるんです! この対照が素晴らしい! ああ、この曲はこういう内容ね、と、見てるだけで判る! (暗示がいろいろとヤバイ!)ホントに神映像! なんです。

   これで頑張って5曲目もクリア……かな?

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2009年3月16日 (月)

助っ人団っす!

   お兄ちゃんが中学に上がって、部活のお友達ができると、やってきました週刊少年ジャンプ! 日本の少年ならこれ読まなくっちゃ!(お受験組の虎美のクラスメイト(女子)が、「ジャンプ、なにそれ、飛ぶこと?」 と素で聞いてきたらしいけど)

   で、とりあず眼を通していた虎美が気に入って、コミックスを集め始めたのが「スケット・ダンス」。意味は上掲のこの項タイトルの通り、高校での、生徒の皆さんのお役に立つ何でも屋のような同好会の少年少女の学園コメディ。いじめへの対抗あり、不良の更生あり、難病の幼なじみへの想いあり、生徒会とのトラブルあり、と結構題材としてはこのジャンルで見たようなネタは多いものの、とらえ方が面白く、また、面白いイマドキなネタ(アニメの声優としてデビューとか、TVゲームを実演してみる大会に参加、校内のバンド大会など)もそれなりにありわたしも楽しんで読んでます。

   登場人物は、やや精神面が弱いものの、抜群の集中力で危機には的確な判断を下すリーダーのボッスン(本名忘れちゃった)、グラウンドホッケーのスティックを武器に暴れ回るもと不良のヒメコ(女の子がバトル担当!)、とあるトラウマから自分の名と声を捨てた眼鏡のオタク、スイッチ(じつはイケメン)がそのスケット団のメンバー。
   さらに、彼らを目の敵にする生徒会役員、厄介を持ち込むヤバ沢さん、少女漫画の世界を引きずる早乙女浪漫、あやしげなクスリを作っては面倒を起こすマッドサイエンティストで困った大人の顧問の先生と、一癖も二癖もある脇役が楽しいです。あ、すいません、フリスク(のような清涼菓子)を食べないと実力が発揮できない剣道少年振蔵を抜かすなと娘が今言いました。

   虎美のはまり方と言ったら、この前、街に出かけたと思ったら赤い布を買ってきて、
ボッスンの帽子を作る!」って。
   リーダー、ボッスンはいつも、お耳の付いた赤い帽子を被っているんですが、それを自作したいというのです。
   「……やめとけば?」だって、おにいちゃんはともかく(!)虎美の家庭科の実力って、ティーコーゼーが使い物にならないぐらいなのに……。わたくしは自分の趣味に忙しく、
   「母は手伝わんぞ」
   「いいもん自分でやるもん」
   「いきなり布を裁つんじゃないぞ、新聞かなにかで型紙を作って……」
   「解ってる!」
   新聞紙を使ってくんずねんずして、まずは型紙を作ってました。
   「ふつうにティーコーゼーのように真ん中で繋ぐ形にすれば良いではないか」
   3つのパーツを眼の後ろを通る線(両目だから2本ね)でつなぎ合わせてなんとか半球のシルエットにしています。
   (意外とやるではないか)
   そのまま放置しておいたら、ひとの針箱を持っていってミシンがけを始めました。
   「できた!」って。
   なんと、その日のうちに、曲がりなりにもお帽子を作ってしまいました!
   縁のところは常識で三つ折り縫いだと思うのに、そこは、ただ折り返してミシンをかけただけで、おかあさん貧血おこしそうなんですけど、縫い合わせたところも端ミシンも手のまつり縫いもしてない情けないできばえだけど、形になってるし! 
   「お耳つけなくっちゃ!」と、作品のトレードマークにも、このお耳帽子とボッスンのゴーグルが使われてますから。お耳は付いてないといけないみたいです。
   「ちゃんとぬいぐるみ用の綿も買ってきたんだから」あ、待て、と言う間にパッケージを開けてしまって、ぎゅうぎゅうに詰め込まれていた綿が一気にふくらんで半べそになってました。
   ちゃんと円錐に布を作って綿をつめ、尖ったお耳をつくって頭の然るべきところに留めつけ(布の端っこは当然外に見えてますが)、帽子の後ろには、ゴーグルを留めつけるベルトもちゃんと付けてあって。スナップも、「習ってないモン!」ととんでもねえ糸の刺し方してありますが、なんとかオスメス合わせて留めつけてあって。

   その間、母に技術的なことは一度も聞いてこず(頼りにならないと思われているのであろうか)。
   虎美、なかなかやる
のでありました。

   あとで原作を確かめてみたら、ちゃんと3枚のパーツを接ぎ合わせた形のように描いてあり、我が娘、良く見ておるではないかと感心(後ろにはやはりゴーグルを通すベルトがある)。
   そして、「この帽子を被ると勇気が出るの!」とほざいておるのでありました。
   「ゴーグル欲しいな~」
   「スイミングのゴーグルがあるではないか」
   「でもあれはなんか違うの」
   知りません。

   で、その帽子をいそいそと持って登校したらしく、養護の先生にお見せして褒めてもらったとか言ってました。

   篠原先生(作者)、どうもありがとう。

   おかあさん、ジャンプ編集部にお手紙出すべきかしら?

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