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2009年11月 7日 (土)

高校見学に行ってみよう 流石高校篇

   本日は近所の公立高校その2、やや入りやすいといわれている流石高校(仮名)です。
   あの辺、と指で指されるだけで、実際行ったことがなかったので、事前にネットで所在地を確かめたりして準備しました。
   「噂では、ジャイアンツランドの横の道を真っ直ぐ下った先らしい」
   「ジャイアンツランド前駅からは遊歩道を突っ切ればすぐらしいけど、15分も歩くんですって!」
   「流石はほんと、行き方がよくわかんなくて謎よねー!」
   ……噂が錯綜してます。やっぱり学校のすぐ横の甘木高校がいいなー。
   「でも、早乙女さん、甘木は内申書では3以上が絶対条件、2があったらアウトですって!」
   そういえば、9月の進路相談でも
   「この成績では正直甘木を受けていいとは言いかねます」って言われちゃってましたね。豹太は提出物をサボりがちなので内申点が良くないんだなあ。1年の時から言われていたのに治らないってのはやっぱり親の指導力不足ですか。

   話を元に戻して。
   その流石高校、とりあえずジャイアンツランド前駅から歩くつもりでいたんですが、
   「そういえばうちの奥のバス停を通ってジャイアンツランドに行く路線があるではないか!」と、今朝ほどはたと思い至りまして。
   小田急バスのHPで調べると、土曜でも30分に1本は走ってます。
   「これに乗っていけば、うちからノイエ・リリエンベルクに出てそこからジャイアンツランド前まで電車に乗る時間が省けるじゃない!」路線バスを使いこなしてこその東京近郊ライフです。やってみようじゃないですか。

   と、9時丁度発のバスに乗るべくおうちを出まして、バス停にたどり着いたら丁度「ジャイアンツランド行き」バスが参りました。乗りまーす! と手を挙げて近寄ったら、うちの奥は一応ロータリーなので少し時間調整で停車してましたね。慌てることなかった。
   それから、うちの裏手の道を真っ直ぐ下りて、ヴェスティクターアの小学校前に着くと、一昨年のお正月に虎美とうろうろした辺りを逆に曲がってまた坂を上り始めます。
   (そう言えば旦那様がジャイアンツランドは山だと言っていたような……)と思ってると、目の前に観覧車が迫り、
   「終点、ジャイアンツランドでございます」って、ホントにジャイアンツランドの入場門前に下ろされちゃって! 

   小田急のジャイアンツランド前駅はどっちですか?

   泣きながら旦那様に電話しました。
   「地図は持っていかなかったんですか?」
   印刷した流石高校の周辺図しかなくて、それには小田急と京王の最寄り駅からの道順は書いてあるんですが、ジャイアンツランド本体はどこにも載ってないんです。

   迷 子

   「……豹太に替わってください」
   「えーとねージャイアンツランドの前のファミマの横の道を真っ直ぐ下るらしい」
   「ファミマの左でいいのね!?」
   「うん」

   ということで、豹太のお友達情報を頼りに、ジャイアンツランドの外周の道を下ります。確かに横は里山といった風情で仙台の青葉山近辺を彷彿とさせます。遊園地があって、お山があって……そういえば、前住んでた辺りとロケーション似てるんですよね。ただ、この道が合ってるという確信が持てないのでなんとも心許ないウォーキングです。全然逆方向に出たらどうしよう? まあ、試験当日じゃないですから豹太の将来には関わらないですけど。
   「全ての道はローマに通じるのよッ! ついにはどこか賑やかなところに出るでしょう」
   ……わたしこれだからよく迷子になるんだよなあ。

   しかしながら、その道は正しかったようで、歩いているうちに学校の地図にも出ている保養所が見えてきて、正しく地図通りの配置でTV局のスタジオもありましたから、元気も出てきて、丁度目印のバスの終点も発見できて、無事裏門から県立流石高校に到着できました! 9時25分。ジャイアンツランドでバスを降りたのが9時10分でしたから、いいカンジじゃないですか? 毎日通うには問題のあるルートかも知れませんけど。下り道だったし、一応歩道もあったし、お天気がそんなにひどくなければ参観日にたまに来るならこの方法でも大丈夫ね。

   流石高校は創立27周年とかで、わりに新しく、光り輝くほどではないにせよ、手入れが行き届き、あまり荒れた感じのしないいいカンジと見ました。
   昔は荒れていたそうですが、近年は生徒指導が行き届き、
   「最近は先生が頑張ってるらしいわよ」
   「そんなにひどくないって、みんないいって褒めてるわ」なんて聞いてたんですが。
   でもやっぱり、公立最低ランクと聞くと二の足を踏んでしまうのが人情。

   まずは授業公開だそうで、しんと静まりかえった教室では朝読書が始まっていました。意外! みんな頭も黒いし、服装もある程度しっかりしてる! ちゃんと机に向かってるし! 10分の朝読書が終わったというのに廊下を歩いているのは見学の中学生坊主ばっかり。みんな着席してノートを開いてます。どうなってるの? と思ってるうちにまたチャイムが鳴り、その辺をウロウロしてた、IDをぶら下げていた男性が
   「じゃあ授業を始めようか」と声を掛け、1時間目が始まってしまいました。
   
   ベル前着席が徹底されているんです!   
 
   底辺校
じゃなかったんかい!?

   これは、「先生頑張った」は嘘じゃなかったですね。
   校長先生やり手だ! 学校を改革するだけじゃなく、それをアピールするのも巧い! この授業風景を見たら、一発で学校が良くなってるの判ります!

   それでも、授業内容は、ああ、勉強することが身についてない子を相手にしている授業だなあ、という進め方で、私語をしている残念な生徒もいることはいたし、自分が通っていた進学校とはやっぱり違うのね、という実情を見せて貰いました。

   あとは、場所を体育館に移して学校説明会。

   流石高校は変わりました! という校長先生のアピールを受け、進路指導をしっかりやったという具体的なところを聞くと、むやみやたらに締めるんじゃなく、「自立と自律」、安全、安心に学校生活を送るためのマナーを身につけて貰うように指導しているということでした。ヘアダイは禁止とか、アルバイトは金銭感覚が麻痺して生活時間も乱れるので禁止、オートバイでの登校禁止(免許取得の是非は家庭に任せる)、携帯の授業中の操作禁止などは、実に時代に即していてまっとうな措置と思えました。

   学力面も、特進クラスを設置とか、7クラス分で募集のところを改組して8クラス運営して少人数指導を実現したり、小テストを適宜実施したりコンクールをおこなったりと、きめ細やかな指導をして、勉強のやり方をわかってない生徒に確実に学力をつけて行ってくれる体制のようでした……それでも、
   「今年初めて国立大にひとり合格者を出しました!」
   「4年制大学への進学率が倍増して47%です!」って、もとのレヴェルが偲ばれる……。いや、我が子がそこしか行けないレヴェルなんだからなにも言う資格はないです……。

   というわけで、ご縁があったら我が子をお預けするには十分安心なんだけど、できればもうちょっと頑張って欲しいなーというのが本日の包まざる感想。関係者には失礼しました。

   先日の甘木高校に続き、こちらの流石高校も来年度は定員を1クラス増やして8クラスで募集。もともとの生徒数増加に加えて、景気低迷からの公立高校志望者増に対応したそうです。これが受験生に有利に働いてくれれば。嗚呼、サクラ咲け!

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