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2009年10月25日 (日)

寒くなる話

   朝晩めっきり冷え込むようになりましたが。これをご覧になる方はこれからまた寒くなるからご注意。

   その昔、久美沙織という作家さんが、とある専門学校かカルチャースクールか、そういうかんじのところで講義したときの、「キミ、そのアプローチは間違ってるでしょう」という実例として話したものだそうですが。

   彼女の旦那さんは鷹を飼っていて(彼も作家なのでそれなりの人里離れたところに住んでる)、鷹狩りの真似事ぐらいはしているんだったかな、そういうエッセイや鷹の生態なんかを細かく描写した小説なんかも書いてたんだと(すいませんが全然聞いたことない名前でした。ほら、ジャンルとかいろいろ、あるから)。
   ある日、自分も鷹が好きだという人が現れて、旦那さんに質問を浴びせたそうな。
   「うちの鷹はすぐ死んでしまうんです。どうか強い雛の選び方を教えてください」
   良く聞いてみたら、それが、都内のマンションかなんかでケージに入れて飼ってて、日にも当てない、散歩(?)もさせない。エサは大変でしょう、生きてるひよこかなんかやらないといけないしって言ったら、そんなの、自分でひよこ調達して、内臓とかの処理するのいやだから、ふつうの鶏肉をお肉屋さんで買ってきて与えてるって。
   ……それじゃ栄養が足りないでしょう。って言うと、だから、ビタミン剤をまぶして与えてる。それなのに買う雛買う雛みんなすぐに弱って死んでしまう。先生はどこで雛を買ってるんですか、そのいい業者を教えてください……って。

   「あなたは鷹を飼わないでください」って言ってたな。

   そんなん鷹好きとはいいませんからって。

   同意! 同意! おこがましいわ。

   すっごく寒くなっちゃった。

   この久美沙織というひとは小学生の頃から作文の天才で、何をどう書けば読むひとを感動させていい点が貰えるかというのがバッチリ解ってて、賞を総なめにしたんだそうですが(うらやましい! おかあさんにそこんとこ教えて! ……って言ってこの話の載ってる本買ったんだけどさ)
   その他の章でも、これこれこうだからそういうことはしちゃいけませんの実例が実に真に迫ってて、わたくし本を読んでる目的も忘れてアツくなってしまってたんですが。

   解っててこういうフィクションのたとえ話をしてくれたのなら、いいんですけどね。

   ああもう、ほんとにそういう間違った動物愛好家がいるんだったらぎったんぎったんにしてやりたいッ!

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コメント

「あなたは人間を飼わないで下さい」と言ってやりたい親さえ見かけますね(笑)

投稿: 三ねんせい | 2009年10月25日 (日) 22時58分

 ああ、ええ、はい、……どうもすみませんOTL.

投稿: まいね | 2009年10月26日 (月) 11時35分

ちゃう,ちゃう!まいねさんのこと言ってるんじゃないってば.
まいねさんもそういう親を見て腹を立ててることがあるんじゃないかと思ったんですよ.

投稿: 三ねんせい | 2009年10月26日 (月) 23時34分

 いえ、解ってはいたんですが、ふと眼を上げて自分の書いた文章をよく読んで自分の生活を鑑みたらふと両手をついて謝りたくなったのです。
 でも、文化祭でまた風邪をもらってきたらしくまた目眩がしたので今日もまた一日寝て暮らしました。ゴメン。

投稿: まいね | 2009年10月27日 (火) 02時37分

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