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2009年9月 7日 (月)

眉唾な話 国民の祝日が増える? 篇

   本日PTAの役員会に行った時の話。以降の日程について教頭先生から説明があって、
   「この11月12日は川崎市の診断テストということになっていますが……国民の祝日が入るかも知れないので、未定と言うことで」
   この国民の祝日というのが、
   「天皇陛下のご在位20周年記念ということで、祝賀の記念日になるそうなんですよ。この夏の国会で決まるはずだったんですが、どうも、審議が延びて間に合わなかったようで。選挙の後の国会でまた審議をするらしいんですが、今は民主党が多数なのでどうなるか……」
   民主党、たまにいいことしますね(100年に一度の国難の時に審議拒否してウン億円ドブに捨てたことは絶対忘れないが)。

   あのバブルの時、額面に対しての金の含有量があまりにも多くゴージャスに作ってあったため、作る側から鋳つぶされて日本の国富の流出に繋がったとか(江戸時代末期の事例に学ばない旧大蔵省はバカですか?)言われておるあの天皇陛下ご在位60周年記念金貨を出したときでさえ、記念の休日なんか作らなかったのに!

  自民党の支持母体にカレンダー業界はありますか?

   寝耳に水の休日が増える話(今年限りであろう)に、
   (あ~あ、システム業界またカレンダーモジュール修正・再リンクで大変だ~死人が出るぞ~)と思ってました。いつまでプログラマのつもりでいるんだこのおばはんは。

   あきんどは決済に命を懸けてますと旧暦の蘊蓄を語るときに言ったかと思いますが、それは21世紀でも同じで、銀行・証券業界はその日が平日か、休日か、銀行(/東京証券取引所)のやってる日かを細かく気にします。なんかの取引の約束が完了したら、それに付随するお金のやりとりは、証券のほうで「約定日の3営業日後」って、真っ先に叩き込まれました。うちの銀行のシステムだと、約定ができたところでまずそのデータ(何月何日、何を幾らで、云々)を作り、「決裁待ちデータ」として3日間保管して、受渡日が来たところで晴れて帳簿に付き合わせて残高その他を更新してましたね。てなわけで、何年の何月何日が何曜日か、その日からこの日までは何日あるか(受け渡し以外にも利息計算のため)、西暦何年は元号つきで言うと(邦暦って言ってた)何年に当たるか、ってのは、独自の計算モジュール(小さいプログラムの固まり)を持っていて、みんなそこに「外注」に出して、答えだけもらって使ってました。
   で、わたしが現役だった頃は大喪の礼、即位の礼、ご成婚の儀などで臨時の国民の祝日多かったですから、いちいちそういうカレンダー・モジュールを直して、「平成2年11月10日(でしたっけ?)は休み!」と特別な処理をさせて、その修正版のカレンダー・モジュールをみんな使うように手を入れたというわけです。

   先帝陛下は長く患っておられましたから、なにかあったらここを直す必要がある! ってのはもう準備され尽くしてて(Xデー対応としてファイルになってたのを発掘して読んだ)、手順はまごついたりはしてなかったですけど、なにぶん、業務の根幹に関わるプログラムですから、べらぼうな本数だったことを覚えてます。別件でメンテを入れてる最中だったりすると、そこでヴァージョンの入れ違いがあってややこしいことが起きてたり。

   要するに、勝手に休日を突然増やされても国民は諸手を挙げて喜んだりしないもん! と思ったのですが。
   ……まー、業界のヒトはそんな情報もうとうに手に入れてて、準備は万端整ってて、法律が採決されて施行が決まったらその週のうちにもプログラム修正・リンクとヴァージョンアップは完了! ってなるとは思いますけどね。今はもうどこの銀行のATMも休日フル稼働してますしねえ、別に影響ないのかな? いや、休日使用料を取るためにチェックはしてるだろう!

   偉いヒトは法律を作って告知すれば、みんな自分でカレンダーに赤い○を書いて、それで嬉しくなってレジャーに出てお金を使って安上がりに景気回復! って思ってるんでしょうか? それとも、日銀券のデザイン変えると自動販売機のお札を扱う機能の特需があって業界が潤うとかそういうのと同じ効果を狙って休日増やしてるのかな?

   休めないヒトはカレンダーがどうなってても休めないし、仕事がないひとはカレンダーなんかもう関係ないのに、ホントに、何やってんだか
   (陛下がお健やかでご在位20年を迎えられたことはめでたいことと思ってますよ! それは別件!)。

   って、PTAで小耳に挟んだだけの話なので、11月にお休みがなくっても、そこは自己責任でよろしく。

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コメント

 とりあえず、提出はされてるみたい。提出者はシンキロウ(石川2区、この前の選挙でもなんとか生き残った!)だよ……とほほ。

http://toyatoyaman.iza.ne.jp/blog/entry/1114019/

投稿: まいね | 2009年9月 7日 (月) 19時30分

ちょっと昔、ジャストシステムが新・成人の日を豪快にすっとばしてくれてて、笑ったなぁ。
ソフト開発の大手(?)でも、そんなポカするなんて、かえって好感持っちゃいました。

私みたいに平日が休みみたいなプー には、祝日って全く嬉しくないのよね。今度の五連休も頭痛いわ〜。

投稿: 姫@ご無沙汰 | 2009年9月 8日 (火) 00時36分

 姫ちゃんおひさです。
 わたしは同窓会の文集の印刷係なので連休中にやっつけるつもりです。……原稿の集まりが悪いのでまた胃カメラのお世話になりそう……。

投稿: まいね | 2009年9月 8日 (火) 01時12分

やはり!わかりにくい休日や突然に決まる休日でプログラミングに携わる人たちが苦労するだろうと想像してました.そのとおりでしたね.
モジュールを想像するに,何月何日と決まってるやつは表にしておいて表引きですむけれど,何月の何番目の月曜とか何とか,さらに前後を休日にはさまれたら休日とか,規則を正しく理解して間違いなくコーディングするのはさぞ気疲れする作業でしょう.

投稿: 三ねんせい | 2009年9月 9日 (水) 21時55分

 そういえばそうですよね。昔は固定だったのですけど、最近はハッピーマンデーとかオセロ法とかが出てきたから、難しくなりますね。……当時でも、「アメリカは何月の第何月曜日が休みとかいうムチャクチャな休日体系らしい」「どうやって算出するの!?」と噂してました。こういうのが「明日は我が身」。
 たしかIBM系でうちが外注したシステムではカレンダー・データベースというのを共有していて、計算ではなくデータとして調べに行くやり方を採ってたみたいです。きっと1989年1月8日を見に行くと元号が変わったフラグとか立ってるんだわ。目からウロコでした。そういう形式の時は、切り替え日を設定してその日に異例プログラムを走らせてデータベースの中を書き換えちゃうんでしょうね(該当日に休日フラグのような物を立てる?)。こっちの方が合理的かなあ……。いやいや、過去はともかく未来日付まで永遠に持ち続けてるとしたら、そのデータベース(D.B.)はどれだけ大きいの!?
 ご存じの方、フォローヨロシク。

投稿: まいね | 2009年9月10日 (木) 10時26分

 失敬。
 天皇陛下ご在位60周年記念金貨は品位フォアナインの純金でした。それでも金地金としては10万円より材料費がお安くなっていて、差額が旧大蔵省に入ってウハウハだったそうです。ついでに、材料の金の大量輸入で貿易黒字解消の意味もあって、旧大蔵省の知恵を絞ったスマッシュヒットだったんですね。失敬、失敬。
 問題なのは、純金製のためにあまりにも簡単に偽造されて、その偽金と両替されて国富が失われたということでした。以来、コインも偽金対策が取られるようになったって、ウィキペディアには書いてあったけど、その後も500円玉とかよく偽造されてたわよねぇ……。

投稿: まいね | 2009年10月 7日 (水) 11時21分

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