△ △ これなーに?
「虎ちゃんに頼まれたもの、買ってきてベッドの上に置いておいたから」と、旦那様がぼそりと。
「わー、本当? おとうさんありがとう!」と、露骨に喜ぶ虎美。
「なにをいったいお求めに?」といぶかるわたしに、
「解らない、なにか猫のキャラクターグッズのようだ」
え? 虎美が今はまっているようなにゃんこのキャラクターってなんだっけ??? 母としてそれは恥ずかしい。なんだろう、と、漫画に夢中の虎美をうっちゃっておいて先にそれを見に行ったら。
それは「スケットダンス」のスケット団のロゴの入ったリストバンドとバンダナでした。
あ、なるほど。そういえば、自分でボッスン帽を作っちゃうくらいにははまってましたね。駅前のアニメイトに前売ってたけど、買いそびれて、お金が入ったときにはもう売り切れてて手に入らない! とギャースカ言ってましたか、この前。
旦那様は乗り換えの関係上、秋葉原によく降りられるそうなので(目的は昔ながらのオーディオ・パソコン関係)、秋葉原にあるジャンプの公式グッズショップ(あるんだって?)で買ってくれとお願いしたらしく。
「それで娘のためにグッズショップに分け入ってお求めになったと」
「そうですが」
「確かに幼稚園児のころには東京駅のポケモンセンターに行ってフシギダネちゃんのカップとかお土産を買ってきていただいたかと思いますが、当時とはいろいろ違ってきておるんですが」
「買っちゃいけなかったの?」
「いいえ。ありがとうございました。それで、虎美はこれを『にゃんこ』と申したんでしょうか?」
「なにかチラシのようなものを出してきてこれを、と。猫じゃないの?」
ボッスン帽を作った項でも述べましたが、たしかに、主人公はお耳のついた帽子を被っていて、眼鏡を掛けた猫のようなシルエットがこの作品のロゴタイプになっているのですが、これは猫とは作中言及がなかったと思うんですね。
そういえば、最近はまっている「ジョジョの奇妙な冒険」でも、作中人物の持つ、超能力がかたちを取って顕れたもの:「スタンド」の中に、頭の上にトンガリを持ったものがいくつかあるんですね、4部吉良吉影のキラー・クイーン、5部ギアッチョのホワイト・アルバム……ファンサイトではこれを猫のお耳に見立ててきゃーきゃー言ってたりしますが。
そうでなくても、JR東日本の次世代新幹線が、緊急時にすぐ停止するためにお屋根から出す整流板のようなもののかたちがやっぱりお耳のようだと言って、「ネコミミ新幹線」とここでも話題にしたような。
そこで、タイトルに戻ります。
三角形のものが、一定の間隔を持って描いてあったら、そこに、猫(もしくは犬)のお耳を想像してしまう方っていうのは、やっぱり一部……なんですよね?
こんなところでにゃんこスキーというのが割れてしまうんだなあとしみじみしたというお話しでした。
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