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2009年5月19日 (火)

「薔薇嬢のキス」それはオマージュ

   虎ちゃんもお友達と漫画の話で盛り上がれるようになって、どんどんおかあさんの知らない今女子中学生に流行ってる漫画を教えてくれます。こないだは「しゅごキャラ」をお年玉で大人買いしたといって持ってきてくれました……大人買いは大人がするからいいのであって、お子様が既刊5冊も一気に買ってはいけません。いいカンジの逆ハーレムな漫画でした(登場する男の子がみんなヒロインを好きになる)。魔女っ子変身ものの系譜と見ましたが、ヒロインが結構「わたしは変わりたくない!」と本音で運命に逆らってくれるのでそんなに話ウマスギと感じさせないのがいいです。変身アイテムを敵味方シャッフルしたりできるので、変身後の姿にヴァリーエションがあるのが面白いかな。

   今回虎ちゃんが見せてくれたのは「薔薇嬢のキス」硝音あや。
   「なんだそれは!? イヤらしいじゃないのか!?」
   「違うよっ!!」
   ……えーと、なにか不思議な力を秘めたヒロインが運命によって自分を助けてくれるナイト(4人も!)と出会い、彼らを巧く使って自らの宿命に立ち向かう……話なのかな? カードにキスをすることによってそれぞれのナイトを召喚するという趣向。ああ、それでこういうタイトルなのね。

   まず、クラスにいるヒロイン、アニスちゃんのことをからかったりする硬めのスポーツ万能少年の名前が君というのに……「懐かしい、スラムダンクの流川くん以来、男の子に付けていい名前になったのね」と思っていると、カッコイイ生徒会長様の名前が光琉で「グリーンウッドの池田光琉と同じ字……?」とやや頭が傾き始めます。さらに、謎めいた美形が蔵間というのに「幽遊白書……???」と、もうはっきり頭は傾いて。最後に、病弱で繊細な美少年が青嵐というのに、もうあからさまに虎美に向かって、
   「せいらんという名の美形はいなかったか?」と聞いちゃった。
   「おかーさん! 彩雲国物語!」
   「はて、どういうキャラだったかのう?」
   「しせいらん! 劉輝のお兄さん!」
   「あ、茈静蘭か! ……ということは、往年の美形キャラの名前使い回しと言うことになるな、この薔薇のナイトどもは」

   ……イマドキはこういうお遊びはアリなんですかねえ。
   まあ、女子中学生の皆さんにはリアルで知ってる名前は静蘭ぐらいでしょうけどね。 
   うちの娘は、『幽遊白書』の蔵馬は知ってたけど、結びつかなかったみたいだし(ヴィジュアルや性格は全然違うから)。 
   ああ、性格や顔かたちまで似ているとやばいけど、お名前を借りてくるぐらいならいいのかな? とりあえず、お話自体には関係ないレヴェルのことだし。

   「それで、アニスって名前の女の子が出てくる漫画はあるの?」と虎美も乗ってきて。
   「……昔 LaLa でやっておった『サイファ』のヒロインがアニスといったのう」

   作者は90年代にジャンプと花とゆめと LaLa を一生懸命ごらんになったのね。

   お話自体は面白く見たので、今度出る2巻も見せてもらう予定。しかし、今の少女まんがは当たり前な学園ラヴコメディはあんまりなくって、なんでも魔法とか異世界とかお嬢様とかが出てくるのねえ(掲載誌も見せてもらった)。 

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コメント

 あ、訂正、「せいらん」くんは青嵐ではなく晴嵐くんでした。まあ、ふつうにカッコイイ名詞ではあるな。実在の人名としてどうかというと微妙だが。

投稿: まいね | 2009年5月20日 (水) 03時33分

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