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2009年3月16日 (月)

助っ人団っす!

   お兄ちゃんが中学に上がって、部活のお友達ができると、やってきました週刊少年ジャンプ! 日本の少年ならこれ読まなくっちゃ!(お受験組の虎美のクラスメイト(女子)が、「ジャンプ、なにそれ、飛ぶこと?」 と素で聞いてきたらしいけど)

   で、とりあず眼を通していた虎美が気に入って、コミックスを集め始めたのが「スケット・ダンス」。意味は上掲のこの項タイトルの通り、高校での、生徒の皆さんのお役に立つ何でも屋のような同好会の少年少女の学園コメディ。いじめへの対抗あり、不良の更生あり、難病の幼なじみへの想いあり、生徒会とのトラブルあり、と結構題材としてはこのジャンルで見たようなネタは多いものの、とらえ方が面白く、また、面白いイマドキなネタ(アニメの声優としてデビューとか、TVゲームを実演してみる大会に参加、校内のバンド大会など)もそれなりにありわたしも楽しんで読んでます。

   登場人物は、やや精神面が弱いものの、抜群の集中力で危機には的確な判断を下すリーダーのボッスン(本名忘れちゃった)、グラウンドホッケーのスティックを武器に暴れ回るもと不良のヒメコ(女の子がバトル担当!)、とあるトラウマから自分の名と声を捨てた眼鏡のオタク、スイッチ(じつはイケメン)がそのスケット団のメンバー。
   さらに、彼らを目の敵にする生徒会役員、厄介を持ち込むヤバ沢さん、少女漫画の世界を引きずる早乙女浪漫、あやしげなクスリを作っては面倒を起こすマッドサイエンティストで困った大人の顧問の先生と、一癖も二癖もある脇役が楽しいです。あ、すいません、フリスク(のような清涼菓子)を食べないと実力が発揮できない剣道少年振蔵を抜かすなと娘が今言いました。

   虎美のはまり方と言ったら、この前、街に出かけたと思ったら赤い布を買ってきて、
ボッスンの帽子を作る!」って。
   リーダー、ボッスンはいつも、お耳の付いた赤い帽子を被っているんですが、それを自作したいというのです。
   「……やめとけば?」だって、おにいちゃんはともかく(!)虎美の家庭科の実力って、ティーコーゼーが使い物にならないぐらいなのに……。わたくしは自分の趣味に忙しく、
   「母は手伝わんぞ」
   「いいもん自分でやるもん」
   「いきなり布を裁つんじゃないぞ、新聞かなにかで型紙を作って……」
   「解ってる!」
   新聞紙を使ってくんずねんずして、まずは型紙を作ってました。
   「ふつうにティーコーゼーのように真ん中で繋ぐ形にすれば良いではないか」
   3つのパーツを眼の後ろを通る線(両目だから2本ね)でつなぎ合わせてなんとか半球のシルエットにしています。
   (意外とやるではないか)
   そのまま放置しておいたら、ひとの針箱を持っていってミシンがけを始めました。
   「できた!」って。
   なんと、その日のうちに、曲がりなりにもお帽子を作ってしまいました!
   縁のところは常識で三つ折り縫いだと思うのに、そこは、ただ折り返してミシンをかけただけで、おかあさん貧血おこしそうなんですけど、縫い合わせたところも端ミシンも手のまつり縫いもしてない情けないできばえだけど、形になってるし! 
   「お耳つけなくっちゃ!」と、作品のトレードマークにも、このお耳帽子とボッスンのゴーグルが使われてますから。お耳は付いてないといけないみたいです。
   「ちゃんとぬいぐるみ用の綿も買ってきたんだから」あ、待て、と言う間にパッケージを開けてしまって、ぎゅうぎゅうに詰め込まれていた綿が一気にふくらんで半べそになってました。
   ちゃんと円錐に布を作って綿をつめ、尖ったお耳をつくって頭の然るべきところに留めつけ(布の端っこは当然外に見えてますが)、帽子の後ろには、ゴーグルを留めつけるベルトもちゃんと付けてあって。スナップも、「習ってないモン!」ととんでもねえ糸の刺し方してありますが、なんとかオスメス合わせて留めつけてあって。

   その間、母に技術的なことは一度も聞いてこず(頼りにならないと思われているのであろうか)。
   虎美、なかなかやる
のでありました。

   あとで原作を確かめてみたら、ちゃんと3枚のパーツを接ぎ合わせた形のように描いてあり、我が娘、良く見ておるではないかと感心(後ろにはやはりゴーグルを通すベルトがある)。
   そして、「この帽子を被ると勇気が出るの!」とほざいておるのでありました。
   「ゴーグル欲しいな~」
   「スイミングのゴーグルがあるではないか」
   「でもあれはなんか違うの」
   知りません。

   で、その帽子をいそいそと持って登校したらしく、養護の先生にお見せして褒めてもらったとか言ってました。

   篠原先生(作者)、どうもありがとう。

   おかあさん、ジャンプ編集部にお手紙出すべきかしら?

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