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2009年1月23日 (金)

「Q.E.D. 証明終了」ドラマ好調な滑り出し……?

   この正月から「Q.E.D. 証明終了」加藤元浩がNHK教育のドラマでやってます。木曜の夜8時、「バッテリー」とか、「キャット・ストリート」とかやってた枠です。ヤングアダルト向けの小説や漫画を原作として、若年層を対象としたドラマ枠みたい。まあ、ドラマ化するとしたら枠はこの辺でしょうね。……ただ、多分にミーハーな萌えを盛り込んでる感じもするところ(「バッテリー」の主役にジャニーズのタレントを持ってくるといったことをやる)なので多少その辺は心配しました。ヒロイン可奈ちゃん役にモーニング娘。の高橋さんらしいし(よう知らん)。

   第1話に「青の密室」を持ってくるところからして意味不明。事件解決のためにスカイダイビングをやっちゃうという大ネタだからかしら? いきなりトリック3つをぶち込んだ豪華な第1話の方がふさわしいと思うんだけど。トランプのダイイング・メッセージがあんまり一般的じゃないってことが引っかかったかな? 

   第2話は、「銀の瞳」人形を使った殺人装置トリック(放送済みとはいえトリックでもってエピソードを語るなこのマナー違反女)。実際に人形をあれだけ揃えるとまた迫力あります。これは実写の重み。

   昨日放映の第3話は、「学園祭狂騒曲」。ようやく売りの「殺人がないミステリ」事件がおきました。次回予告からうちの子たちは(全巻読破済み)、「あれはクィーンに違いない」と期待していた「探偵クラブ」達が出てきました(原作ではこの話時点では未登場)。停電で皆が持ち場を離れた隙にいざこざのあった各部活動の模擬店がそれぞれ荒らされ、犯人捜しをするがみなアリバイがあるというネタを、かわいらしいフィギュアを使って解決してました。

   ……高橋なんとかちゃんがいろんなお洋服を着るのを鑑賞するドラマなのかなあ???

   2話は結婚式に呼ばれて正装してたし、3話は売り上げのためにメイド喫茶してたし。

   次回は探偵役のMIT卒業生(その後日本の高校に編入)、燈馬くんがなぜMITでの進学を諦めてわざわざ高校に入り直したのかという根幹に関わる謎、「ブレイク・スルー」が来る予定。これは「Q.E.D. 証明終了」の燈馬の成長物語としての性格上よい話なので是非にやって欲しいですね。

   この枠ということで、中高生のこころに沁みるテーマを持つ回をピックアップしてくれるならいいですけど。今回も、「高校の学園祭なんて一生の宝物、楽しまなくては!」という内容の言葉が何度も繰り返されてました。 単純に、謎がキレイに解けて面白い、と言うだけでなく、青春時代を過ごしている人たちに考えて欲しいテーマをもった事件があると思うので、この作品が注目を浴びることは喜ばしいことです。

   で、うちでの評価はB判定なんだな。

   「可奈ちゃんより燈馬くんが背が高いのが許せない」と、娘。
   「なんじゃそりゃ……、まあ、燈馬の方がややちっちゃいのかな? 原作は」
   「水原警部がハンサムすぎ」石黒賢が可奈パパ役というのがもうこっちにはショックだけど。原作では鬼瓦系のたぶんノンキャリの捜査一課の刑事さんです。
   「そうだなあ、もうちょっと厳つくて不細工でいいよなあ。でも、そういう役者さん今あんまりいなくてなあ」すいません往年でいうと西田敏行系だけど、もう彼もおじいちゃんだし。照英では若すぎる。
   「クィーンは金髪でないと許せない」と豹太。まあ、お嬢様キャラであることはちゃんと踏襲してましたが、髪は黒くって。一応今時の流行りを反映して髪巻いてたしな。どうも、加藤先生はオッサンはうまいのに女性は熟女も美少女もヘタ。頑張ってください。

   原作のストックはあるんですから、そこそこ高評価を勝ち取って(不可能ネタもあるにせよ……春の特番ででもかちどき橋を上げてみろ!:「凍てつく鉄槌」の回)、シリーズ化されたらいいなと思ってます。

   とりあえずは、来週登場予定のロキことシド・グリーン氏(お気に入りキャラ)に期待。

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コメント

 ああ、この作品のテーマはヘーゲルだっけ? 哲学の台詞を引いてますが「ミネルヴァのフクロウは迫り来る黄昏を以て飛び立つ」? 要は、天才だろうがなんだろうが、引きこもってないで外へ出てひとと触れあって実地に体験せよってことでしょ?(燈馬はそう言ってMITを出た) イマドキっぽいじゃないの。

投稿: まいね | 2009年1月23日 (金) 12時56分

 ……19日放送の「エレファント」も見たけど、これはどうもコスプレドラマだよなあ(今回はトレンチコートで探偵ルックをする趣向)……その前のタイムスリップの回も、大正ロマンな着物を着せてみたいだけっぽかったし。トリックも改変されてたし(Aはこういう言動をした、それはこれを知っているから。それに対しBの言動はこう、だから犯人たり得ないという犯人当てのロジックは原作通りで良し)。
 なんかこう、原作を知るものがもやもやしてしまうような映像化は反則だと思うんだけどなあ。原作派がガッツポーズをするような映像化というと、……「武装錬金」。あれは凄かった。

投稿: まいね | 2009年2月24日 (火) 10時37分

 とうとう今週から脱落しました。娘が、「(原作との違いがおおきすぎて)もう見るに忍びない」と申すので。

投稿: まいね | 2009年2月28日 (土) 02時28分

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