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2008年3月 1日 (土)

思えば遠くへ

   このうちに初めて来たのが去年の3月の3日でした。あのときは虎美が熱を出して大変なことになったなあ。もう1年経ったんですね。
   たどり着いたイーヴィヒベルクは梅が咲き乱れ、新居も水仙は咲くは、ジンチョウゲは香るは、夢のようだったんですが……。
   わたしが住むと荒れて薄汚れてしまうのはなぜ?

   とりあえず、今年の冬は寒かったようで、ようやく今朝になってジンチョウゲがほころび、水仙が咲き始めましたことよ。

   1年経ってなんとか首都圏の住宅地の奥様になれたでしょうか。そろそろ雑草も顔を出してきました。もう少しお庭をがんばりましょう。

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2008年2月29日 (金)

今週のジャイキリ #56

   いきなりやってくれました。「ギャゴッ」って擬音入りで。

   交代早々、夏木、堂々復活のミドルシュートです。沸き返る江戸川スタジアム、観客席に向かってダッシュ、飛びついて、スタンドのサポーターにもみくちゃにされながら喜びを分かち合うアツイ男です。

   サッカーってさ、この辺がスゴイですよね。まだ熱心に見てたJリーグの、1年目? 2年目? 後期優勝を決めた広島の選手が、クリスタルガラスでできたそのカップを手に客席に見せようと駆け寄って、つまずいて転んで取り落として、材質が材質だから粉々になっちゃったての、まだ覚えてます。割れるのか。日本のガラス工業たいしたことねーな、なんて思ったり。アツイ気持ちの表れだからって、おとがめなしだったんだっけ、どうだっけ。

   でも、たぶん丹波と赤崎が付いていって、その後椿も(呼び戻しに?)行ってって、盛り上がりすぎでしょう。吉田と夏木復活について立ち話をしてた村越が、
   「いい加減戻れよ 夏木! カードもらいてえのか!」って言ってましたし。黙って夏木を見つめる審判の背中も描かれてたし(地味にコワイ)。
   やっぱり怒られるのね。「遅延行為」と2ちゃんで解説して貰いました。ホントにイエロー貰った人も過去にはいたそうです。

   「最高だ……娘 寝ちゃってるけど 最高だ……」と、笑いを誘いつつ(ここが冷たいようだけどリアル。お子ちゃまだもんね)、夏木は最高潮に盛り上がってます。

   対する世良と堺。世良は解りやすく落ち込み→堺の言葉を思いだす→再度闘志を燃やすという流れ。堺は静かに「奥でアイシングしてくるわ」と席を外し、黙って闘志をたぎらせると。まだまだFW生き残りシリーズ盛り上がりそうです。

   その流れを追って、読者の気持ちを代弁するように、今年からETUを中心に取材することにした女性記者、藤澤嬢のモノローグが入ります。
   「決定的な 仕事をしたわね 夏木……」
   「名古屋戦以降 好調続きのETU……夏木の復帰がそれに拍車をかける」
   「そう見ていいのかしらね 監督さん」

   そして考え込むふうの達海監督のアップへと画面は流れます。

   

違うんだ。

   結局あと1点は取れずに引き分け。でも、
   「ここ5試合負けなし」
   「去年4位のチーム相手に引き分け」
   「ここ3年連敗しまくった浦和相手に負けなかった」と、サポーター(おじさんたちが増えてる!)も選手もなんか満足してますね(ゲームセット後の相手選手との握手のシーンでは赤崎は不完全燃焼のような顔をしてましたが)。
   「俺たちは勝ったわけじゃねえんだぞ? はしゃいでどうすんだ」と村越もたしなめてますが、それでも内心、
   (チームが勢いに 乗れてる 証拠かもな)と深刻には取ってないようです。

   「いい調子ねえ……
   なにやら考えるふうの達海監督の大ゴマで次回へと引きます。ちょっと勝ち始めたからって満足しちゃってるのがいけないってこと?

   こういうのが好事魔多しってやつか? 次号が待たれます。

   *** < 今週のザッキー> ***

   たぶん夏木がスタンドでサポーターと喜んでる時に下まで寄って行ってるのがアタマの色といい背番号(10の位の1しか見えてないけど)といいザッキー。呼び戻しに行ってるのか一緒に喜んでるのかは不明。
   不満げな握手の相手はあの抜かれた浦和先取点の5番「イトイ」選手。そりゃ半身になって冷や汗も垂らすか。来週はいいトコ見せてください。

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苦労じまん

   1月の半ばという中途半端な時期からお花のお稽古を始めた虎ちゃんです。

   「うちの中にお花のある生活っていいわあ」と言っておられたのも2週目まで。この季節、お花がなかなか枯れなくてかえって困ります。嗜みのない早乙女家、花瓶も飾る場所もそんなになくって、気を遣ってくれた先生がお稽古用の水盤(平たい、小さなたらいのようなお花を活ける瀬戸物の器)を貸してくださって、とりあえず次の週から「じょうろに挿したっきり」は脱出できたんですが。5週目は休みで、2月に入ってまた大変なことに。
   「おかあさん、お花器が来たって」
   虎ちゃんはご機嫌ですが、その直径50センチほどの重たい割れ物の水盤は誰が持って帰るの? え? やっぱりわたし? (本人はその日のお花をお花屋さんの包み紙に包んで持って帰ります。ヴィニル製のすてきなお花包みというものもあるんじゃないかしらと思ったら、今はそれも注文しないとないとかで。後述)お値段は2080円とホントに良心的な価格でした。生徒さんが減ってるから大事にしてくれることったら。
   で、床の間もない今風のおうちでどこにその水盤を? と嘆息、お兄ちゃん用の卓袱台(うちには3人分ひとり用の卓袱台があります)を持ってきて、それをTVの前に置いてそこで活け直し&展示ということに。あ、TV見るときは横にずらしますよ。
   そんなことをしてるうちに順調に課程をこなして、
   「今日は投げ入れなの!」
   嗚呼、花瓶だってないですぅ! だって、投げ入れ用の花瓶って、シンプルな、それこそ竹を切ってすとんとソコにおいたようなものを使うんだもの。いくら手持ちでもチェコスロバキア友好杯(嫁入りの時に持たされた、かつて相撲で千秋楽に優勝力士に手渡されたようなチェコグラスの大きな花瓶)では口径と言いデザインといい不釣り合いなんですよ。
   「投げ入れの花瓶も注文する?」
   ……五月雨式にお金がかかりますね。

   イロイロジャムの空き瓶やら、ミネラルウオーターの大きいペットボトルを切ってみたりと苦労して、「ダメだ、ちゃんとした花瓶じゃないと」という結論に達し、とりあえずその日のはペットボトルを切って作った即席花瓶に放り込んで(口のところに切った枝を渡して支えにし、活けるという技術が使えないらしい)。

   そろそろ花器の方が空くかなと思ったのにまだまだ元気で。玄関寒いし。

   今度は先生の方から「ごめんなさい」と。
   ハサミを注文したのですが、
   「お花屋さんは、まだ小さいから1000円ぐらいのでいいでしょうって、こういうのを持ってきたんだけど、わたしはちゃんとしたものの方がいいと思ったの。4500円だけど」
   「ああ、ちゃんとしたのにしてやってください、これからうちでも使うでしょうし」おかあさん一点豪華主義なんです。1年に1度のことでも、10年続けたらいいものが10点貯まります。って、しろうとが買える程度の「いいもの」なんて、10年以上も耐用年数ないかもしれませんけどね。
   ところが、今はお稽古人口が少ないからお花屋さんにも問屋にもおいてなくって、お取り寄せしようにも現物がないとか。そこまで危機的状況なの、○○流!?
   「お花包みも、ないんですって。あなた、在庫があるというお店を教えてあげますからご自分で買いに行って」おいおい。
   お稽古場では先生のハサミをお借りして、うちでは100円均一で買った庭のお花を切るときに使ってるハサミを使うことでしのいでます。

   そして、先週、とうとう出ました!

   「お花の展覧会があるから、見に行ったら」

   お茶とお花はこれがあるんだよ!(いや、バレエやピアノだってあります)自分が出品するんじゃなくて(するときもある)、先生のおつきあいで、その流派の展覧会があると入場券が回ってくるんだってば! そして、4~500円のその入場券を買わされるのであります。学生時代はこれが痛かったですね。会場は、近くの池袋の百貨店だったりしましたから、行くのはそんなに苦痛じゃないですけど。
   今は、入場券より交通費の方が痛いなあ、どこよ、銀座松坂屋!? ……行ってみようか?(百貨店の方もこういう噴水効果を期待して場所を貸すのであろう)こういう機会でもないとお出かけできない奥様の事情もきっと反映しているのであろうし。

   てなわけで、お稽古生活もなかなか思わぬ苦労があるのでした。
   でも、ホント金の卵扱いで、「花瓶がないなら当分投げ入れはやめましょう」とか、課程も融通していただいてるし。虎ちゃんご機嫌で通ってるし。

   だがしかし! 帰ってきたらお花は玄関に放り出してTVにかじりつくのはどうよ!?(水曜日はヘキサゴンとはねるのとびらがあってもともとTV前から動かなかった)

   とりあえず、花材の覚え書き。

   1月3週   ギンコウボク 菊
     4週   レンギョウ 菊 スターチス

   2月1週  アオモジ 菊
     2週   クロメヤナギ カーネーション
     3週   モモ 菜の花
     4週   カンヒザクラ チューリップ  

   ギンコウボクとアオモジはもう処分しました。レンギョウは挿し木できるという話なので根が出てくるまで待ってます。でも、この寒いのに挿してホントに根付くかなあ? クロメヤナギは芽吹いてきて面白いのでまだ放置です。
   TV前の水盤は今週のサクラ&ちゅうりっぷが入りました。邪魔っけでお蒲団干せないんだけど、しばらく我慢。玄関の、借り物の方の水盤は、今朝お兄ちゃんが引っかけてひっくり返したジャムの瓶から救出したサクラの枝を活けました(それよりじょうろに放置されてる満開のモモを活けてあげるべきだろう!)さて、水曜までにまたどこかを空けないと……。

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2008年2月28日 (木)

春の嵐の恨めしさ

   もうサングラスは夏じゃなくて春先の季語でいいと思うの。

   火曜、お腹が痛い、おかあさんが無理に引っ張った手が痛いとうだうだいう虎美を引きずって登校したら、ちょうどその時間は体育。
   「今はお外でサッカーしてるの」
   「お前は保健室行ってろ」と、大岡先生に連れてきましたよとご挨拶するために運動場に入ったら、すさまじい風が。グラウンドの子ども達は悲鳴をあげて、しゃがむやら、顔を覆うやら。もうずいぶん雨降ってなかったですもんね。
   ……先生、お水を撒いてから体育したらどうかな?

   試合の切れ目までそのままウロウロし、気がついた先生は自ら寄ってきてくださったので、虎美を保健室に預けてきた旨話して帰宅しました。その間も、春の嵐はわたくしの髪を服をめちゃくちゃにかき回してくれて。

   もう口の中までジャミジャミ(というのはうちの実家でしか使わない擬態語だそうです。砂まみれである様なんですが……ホントに知らない?)

   

雨が降るから絶対傘持って行きなさいとNHKのアナウンサー殿が言ってたので、豹太にはきつく言って傘を持たせたというのに、夕方まで保って。そして豹太は傘を学校に忘れてきたと。嗚呼、いつものパターン。

   そして、夜更けにやっと雨音がしだして
   「都内の方がスゴイ雨だよ」と、日付変更線を越えて旦那様がご帰宅。
   「それは大変。良いお湿りと思ったんですけど」

   ああそれなのに、起きたらまたキレイに晴れあがっちゃってて。

   今日は豹太の忘れたお弁当届けに中学まで行って、また埃まみれになってきました。わたしは花粉より砂埃が目に入るのが怖いです。ハードコンタクトはこれが難点。大きめのおばさんサングラスでしっかり顔を隠して。あの辺、小中高と学校が集中してるから。いや、昨日よりはマシかな、多少。

   途中、マデノコージさんに遭ったんだけど気がつかれなくって。やっぱりそれくらいヘンなサングラスなのかしら……。
   「それ、花粉対策?
   「まあそんなとこ。ファッションは二の次なのよ」
   「お外に洗濯物なんて、干せないわよね」
   「えーっ、でも内の中が大変だから、今日はお外に出しちゃった。クサナギくんのCMで、晴れてても妻は部屋の中に干す、なんてのがあったけど、あんなの」
   「ウソよね、あんな爽やかに干したりできないわよ」
   ホントのこの季節は。

   せめてオシャレな花粉対策ゴーグルを探してみましょうか。

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2008年2月27日 (水)

「とりのなん子の雑食生活」最終回!

   これはグルメカテゴリでいいのかな?

   「きょうのお料理ビギナーズ」で連載していたイラストエッセイ「とりのなん子の雑食生活」が今月発売の3月号で打ち切りでした! ホントよ、本人が本文中で挨拶してたんだもん!

   そんなぁ! もう買わないから!!!

   「献立の参考にならなくてスイマセンでしたね」みたいな締めだったので、アンケートが悪かったのかと切なくなりましたです。って、漫画雑誌じゃないから、こういうコラムページは1年、12回契約になっていて、よっぽどのことがない限り年度替わりで打ちきりなのかも知れず。外国人青年ケイレブさんが和の食文化にトライするページも最終回だったし。そんなに悲観したものじゃないかも知れないけど。

   カラーイラストが麗しく、ちゃんと食べ物と東北に絡めた話が毎回達者につづられていて、おおこれはいい読み物になるだろうと思ってたのに。

   とっても残念でした。

   おかあさん、料理は自己流で味の素とハウスと最近じゃ永谷園がないと毎日の献立回らないぐらいの情けない主婦だけど、いくらなんでも「ビギナーズ」はあんまり参考にならないし、これを機に購読やめちゃうから。プンプン。

   最終回はネコヤナギ。食べ物には絡んでなかったかな。でも、しなやかなメルヘン世界でしばしうっとりでした。

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2008年2月26日 (火)

「篤姫」 8 ここがソコ?

   待たれていると思うと励みになるなあ。

   晴れて島津本家の姫として鶴丸城入りしたおかつちゃんであります。って、高橋パパは参勤交代で江戸に行ってて、お留守なんだ。「江戸城大奥に習って」それなりの組織になってる奥向きに迎え入れられます。義理のママ上になるご正室様にはまだ挨拶しないのかな、気を逸らしてるうちに済んじゃったのかな。
   で、おかつちゃんつきの「老女」は広川。コレを聞いて虎美が素っ頓狂な声を上げてました。これも、「重役」程度の意味なのでまだまだ三十路ぐらいの(ヘタすると20代)大きいおねえさんです。これがキャリア系お女中。マジで50代のホントに「お年寄り」だったりする場合もありますけどね。ま、新しい「過去」なので記録も残ってて、実年齢に近いキャスティングなのかもよ。

   それでおかつちゃんがうまく女の特別急行薩摩1号お江戸行きに乗り換えられたかというと……。やっぱり窮屈だったか。広川君は将来的なことを聞いていたのかどうか現時点では不明ですが、
   「お庭には出ないでください。転んで怪我すると大変だから」って、そりゃどこの箱入り娘に向かって言う言葉ですか。おかつちゃんがそれくらいで怪我するかい。いや、世の中ナニが起きるか分かんないけど。うちにいても隕石が屋根を破って落ちてきて怪我したご婦人だっていますから(小学生の頃「うちゅうとほしものがたり」で読んだ)。
   おかつちゃん籠の鳥です。
   最初のご挨拶の時に、するすると隣の間のふすまが開いて「お召し物もこの通り」とゴージャス打ち掛けが3枚ほど衣桁(鳥居型の、着物を広げて掛けとく家具)に掛けて用意してあったり(そしてふすまを阿吽の呼吸で開けたひと組のお女中がははあと平伏。自動ドア!? とビックリしてた虎美によくよく見せておきました)。女の子の機嫌を取るにはコレって思ってるみたいでなんかスッキリしないなあ。
   「この部屋のインテリアも全て新調しました」ってのも、ま、だいじなお客人(客じゃないか)ということを示して見せたと言うところだろうけど(和室でどんなインテリアを入れ替える余地があるというんだよ。襖紙か? 後ろの床の間に飾ってあった偉そうな茶壺か? せいぜい脇息ぐらいだろ)、
   「へっ! 成金!」とどうもすっと心に入ってこない。
   「はい、史書。本読ましときゃいいんでしょ」的扱いもちょっといやーん。
   「双六しますか?」ってのもおかつちゃんは双六じゃなくて囲碁派なんだよ、そんなこともリサーチしてないのかよと人ごとながらイライラ(いや、面談の時に言わなかったしね)。
   それなのにらしくなくソワソワなおかつちゃん。がば、と立ち上がると、5人ほども侍ったお女中を蹴散らして歩き出して、
   「姫様どちらに!?」って、かるくパニック。
   「手水所じゃ!」って。そうだよ、どこよりまずトイレ案内しろよ。

   「広川カッコつけてても気が利かねーな。おかあさんなんか虎ちゃんが小さいころはかならず『チッチ行かなくていいか?』って聞いてたよなー?」と虎美に振っても、
   「えーそうだっけ?」と本人は覚えてないのでした。張り合いないな。ま、彼女はそっちは手のかからない子だったしなあ。

   で、スッキリしたおかつちゃんにまた広川君
   「姫様! これよりはたとえお手水所といえどもお一人でゆかれてはなりませぬ」って。
   「ああ。昔のお姫様はお尻を拭くのもお付きの人だったから。でもおかつちゃんは普通のうちからお嫁に行ったから、江戸城の大奥でも『お尻は自分で拭きます!』つって実行してて、記録にも残ってるんだ」
   「ええーっ」
   ああ、エンギョ(三田村)読んどいて良かった、また娘をオドロかせられる♪
   「ちなみに大の方をするときには横にお女中がいて、どれがホントのウンか解らないようにタイミングをずらして泥団子を捨てるようになっている」
   「いやーっ!」
   ああ、愉快、愉快。

   というような籠の鳥生活で、すっかりおかつちゃんは 鬱 になっていくのでした。

   すいません、ちょっとザマミロって思っちゃった。

   原作忘れちゃったよ。ホントにこういう苦労したかしら。ま、このドラマ的に好き放題してきた姫様だったら、いきなりホントのお姫様生活になったら苦しくてしょうがないだろうけど。また、現代の視聴者の感覚に合わせると、たしかにプライヴァシーない生活で、いきなり格式も上がったらストレス堪らない方がおかしいだろうし、クラスチェンジにすぐさま対応できてたらお話しにならないし。ここは「お話として必要なフィクション」かな?

   そして、江戸の方ではちゃんと歴史が動いていました。

   ペリー来航、それに断固たる対応策をとれない幕府の威信の崩壊。そして、あのバカ殿が将軍世子であることを憂う老中、有力大名の将来を見越した布石……。

   おかつちゃんは単に「子どもいないから可愛がりたいので貰った」養女じゃないのでした。
   参勤交代の帰り道に寄った近衛さんちで高橋パパがスカウトした人材は……。

   さて、坂も下りきると、そろそろ光が見えます。鬱状態でご飯も喉を通らないおかつちゃんに広川君焦り始めます。ノイローゼで死なれたりしたら責任問題だし。
   「貝合わせする?」
   「中国直輸入のお香やってみない?」やっと当たりを引きました!

   「香、とな?」ホームシックのおかつちゃんの琴線に引っかかるキーワードです。
   「小松様のおうちのお近様を呼べ!」そうそう、お近様はお香をやってましたよね。
   そして、にーちゃんともども一を聞いて十を知る聡いお近さん、ちゃんと今和泉のママ上のところに「おかつ様に呼ばれたんだけど、なにか言伝ありますか?」と聞いてくれるのです! 尚五郎ちゃんにも一声掛けるところがニクイ。

   心を許せる人と語り合い、懐かしい人の消息など聞き、ついでにママ上から菊本の遺書なんか託されて(「あなたはもっと上に行かれるお方」なんて持ち上げられて自信回復したりして、現金)、スッキリ持ち直したおかつちゃんでした。

   「ええい、黙れ黙れ! 控えよ! このわたしを誰と心得る! 藩主島津斉彬様の娘なるぞ!」という次回予告で流れたまるで水戸黄門のご存じシーンのような啖呵はこの後。
   びしっと締めておいて、広川以下平伏。その夜はご飯もしっかり食べられたようで、
   「気に入った」とかいっておかわりまでしてました。豊かだよなあ。この時代、よそだとお大名といえど魚は片身以上食べられなかったとかいうのに。いや、そうでもないか。吉野葛使ってあっても所詮は豆腐のあんかけ。いやいや、ちゃんとした料亭で食べるとそれもそれなりのお値段???  ……おかあさんのいやしんぼ。 

   そして、嵐を呼ぶお局、幾島が京都からやってきました。これからおかつちゃんのお妃(NO! 御台所)教育がはじまります。

   上り特別急行薩摩1号お江戸行き、アテンダントが増えたところで発車時刻が迫って参りました。ま、がんばってね。あれだけの人間が束になって「格式、格式」といっても「自分の尻は自分で拭く(期間限定)」と通したところは尊敬します。うん。なかなかできんよ。

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挑め! とりパンライフ 最終回

   本日お向かいの方から訪問を受けました。
   「鳥のことで」あーあ、来たか。
   一昨日辺り、お買い物から帰ってくる途中、何気なく道路を見たら、うちのお庭に面したところにぼつぼつとすごい白いしぶきが飛んでいて。鳥の糞です。これは旦那様怒るなあ、とりパンを始めたときから、「バス待ちの人に迷惑がかからないように」ってガンガン言われてたし。と思ってたんですが。

   「餌付けをやめていただけませんか」

   くわえてお向かいのおうちの上の電線に行って、そしてぽろりと取り落とすことも多く、ゴミで迷惑してるそうです。

   さもありなん。翌朝になったら皮も残さずなくなってたことが何度もありましたからねえ。

   「この辺は、猫も鳥も、なにもしなくても生きていけてますから」
   いやおかあさんいくら猫可愛いからって、猫にまで餌付けしてませんって。でも、そのときはとても突っ込む余裕なかったし。お向かいさんも、余計な一言だったわね。でも、やっててご近所で迷惑になってる方がきっといらっしゃるのね。

   大変穏やかにしかしきっぱりとお願いされてしまったので、今日を限りに(今日またリンゴとパンを出したところ)やめることにしました。って、お玄関先で話を聞いて、その足で木から外して地面に置いたんだけど(まだ身が残ってたのでもったいなくて捨てられない)、かえってそれをくわえてもってって落として、迷惑掛けるんだから、木に刺しちゃった分はおいとくしかなかったんじゃないかな?

   というわけで、ちゅんちゅん、ムクちゃん、ヒヨちゃん、メジロちゃん、短い間だったけれどありがとう。もう何にも出せないけど時々は来てね

   と、今日貰ってきた明日の分のちゅんぱんを、無駄になったわねとぱくつきながら打ってるおかあさんでした。

   あーっ! 今日の夕食にと思ってた厚切りロース肉の脂身どうしよう!?

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2008年2月25日 (月)

佐保姫様はじらし上手

   週末は大荒れ、なんだか大変だったようですが、各方面被害に遭われた方にはお見舞い。
   首都圏は遅めの春一番が吹き荒れたそうで、うちの梅の紅い方も咲きました

      白梅のあと紅梅の深空あり
                                    飯田龍太
   うちの紅天女ちゃんは奥手なのかしら、こっちの方が風の通り道だからかしらと気をもんでいたのに、今朝の読売新聞によると白梅の方が先に咲くものなのだとか。心配して損した。

   ローバシンで補足しておくと、一世を風靡した少女漫画の「ガラスの仮面」では、上演権が初演の主演女優に握られていて幻の作品といわれている戯曲があるのです。それが「紅天女」。主人公とライヴァルは、その往年の名女優に認められて主役の紅梅の精、紅天女を演じる日を夢見て演劇の道を進むという筋書き。完結手前で話は動かなくなっておりますが、もう「きっとマヤは紅天女を演じることができたのね」と夢見るだけにしておこうと思ってます。結末はどうでもいいから、この漫画家オリジナルの「紅天女」という戯曲の筋書きだけでも公開してからあの世に旅立ってほしいわ。気になってこっちも死ぬに死ねない。

   リンゴを出すようになってからメジロちゃんだけでなく、ムクちゃんもヒヨちゃんも千客万来。キーキーピョロピョロとすごい騒ぎになっております。でも、紅白咲きそろった梅の枝をメジロが行き来している姿はもう、

   

花札そっくり。

   嗚呼 あ可よろし。(あの短冊に書いてある文言は2字目が変体仮名なんですよ。「の」じゃなくて「か」! 赤よろしと書いてあるのです)

   そうそう、うちの猫科の人たちに日本文化の常識というものを伝えておかなくっちゃ。
   「君たちは花札というものを知っておるかね?」

   それで、飯田龍太は飯田蛇笏とはどんな関係かと見てみたら、ダコツの方がパパでした(それでも国文科か!? いいの、ダコツはATOKじゃ変換されなかったから。一般人が知らなくてもいいってことだもん!?)ふうん。鳶が鷹じゃなくてヘビが龍を産んだのか(産んでません)。龍太の子どもは俳人じゃないの? さすがに3代は続かないか。俳壇、歌壇は伝統芸能じゃないのね。3代目がなんと名乗るかチョット興味あったけど。龍まで行ったらもう「とどのつまり」かなあ? 
   コツの「笏」は、お内裏様や神主さんの手に持つあのシャク(おじゃる丸が閻魔大王からかっぱらったアレだ)のことだそうで。ヘビをシャクとして持つなんて、剛胆な方だったんでしょうか。田舎の文化人って自虐なのかな?

   というわけで、朝からちょっとお勉強しちゃった。新聞も隅まで読んでみるもんです

   2月ももう残りわずか。楽天はまーくんも仕上がり順調のようだし。佐保姫さまもごゆっくりながらお出ましのご様子ですね。

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2008年2月24日 (日)

甲冑を婚礼衣装に

   うーん負けた。

   甲冑を、結婚式用に貸し出してくれる会社があるそうです。
   ここ。http://www.rakuten.co.jp/yoroi/409726/184532/

   日本男児、いくら体格が良くなったとはいえ、やっぱり似合うのは民族衣装でありますからして、紋付き袴の花婿がりりしいであろうというのはアタマで考えても解ります。

   それが、甲冑に身を固めてくれるのですから、もう、どうせ披露宴は女のためのもの、俺しらねーとか言わせません。どうぞ真ん中で堂々とお写真に写ってください。最近はホラ、ゲームとかの影響で、戦国武将に憧れる若い方が増えてるそうですから。
   直江兼続殿の「」の前立てなんか、もう、結婚式にぴったりだし!
   甲冑は「身を固める」ものだから、結婚式との相性もバッチリ(!?)

   上手いこと考えたよなあ。
   経験者からの声で、「友人席の盛り上がりが凄かった」「うらやましい、俺もやりたいと言われた」とか紹介されてて。そりゃあ、同好の士が揃ってたんでしょうけどさ。五月人形も、ご当地のお殿様の兜がよく出るそうですが(仙台はほとんど三日月だった!)、それも最近はホントに着られる鎧兜のセットが出ているそうだし。
   男の子もやっぱり着てみたいのねえ。ってゆーか、実際着られないものを飾る方が意味不明?

   で、鎧兜に身を固めた新郎に寄り添う新婦はというと、戦国の打ち掛け姿(髪は垂れ髪)だったり、普通に文金高島田の色打ち掛けだったり、着物ドレスだったり、韓国の婚礼衣装だったり。どれも結構似合ってるような。ウエディングドレスにはちょっと無理があるかもだけど、きっと理解のある新婦さんばかりだったのであろう。

   コレは結構いけるかも。見たら当分話のネタにできるし。レンタル料は一式で送料含まず5,6万から、有名どころになると8万。式場のタキシードよりは高いかな? ものが具足なのでこの会社のスタッフさんに着付けて貰わないといけないのが難点ですな(場所も6畳ほど取るらしい)。島津さんに例の直江山城、謙信、信玄、政宗と有名どころは揃ってる模様。あの、水牛のような福島正則殿の兜もありました!

   いっぺん話のネタに見てみたいわぁ。って、不謹慎かなあ?

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