« 2008年2月3日 - 2008年2月9日 | トップページ | 2008年2月17日 - 2008年2月23日 »

2008年2月16日 (土)

「篤姫」 6 置いてきぼり

   ごめんよ、おかあさん今週はうっかりして大河のアタマ見逃して。再放送を見て万全の体勢で書いてます。

   縁談だと思ってたら養女のお話で、驚きとともに喜びに沸き返る今和泉島津家でした。
   置いてきぼりな人は、当の本人のおかつちゃん。あんな不穏当な受け答えしておいてどうして自分に白羽の矢が立ったのか理解できてなくて、ぼんやり考え込んでます。
   もう1人、勢い込んでプロポーズして、縁談は断ってくれたんだろうかとたぶん気をもんでた尚五郎ちゃん、パパ上ったらまったくそのこと忘れて二つ返事でオッケー出しちゃって(毎度お軽いひとだ)、よかったよかったって寝付いて明け方「うわーっ!」って思いだして跳ね起きて。
   「今何時だとお思いです」とママ上にたしなめられても、「そうじゃな」と二度寝することがどうしてもできない。「着替えて朝を待つ!」って、そんで、「起こして悪かったな」というところがまた細かくいい人なので憎めない。……江戸末期の薩摩の婦道としては、殿が起きちゃったら奥方もおつきあいして起きるのかしら。我が家では「じゃご勝手に。わたしはもう少し休ませていただきます」とばかりにお蒲団直行ですけど。今和泉のママ上は起きそうだな。ご苦労様です。
   で、お久しぶりですの榎木孝明パパを連れてことの成り行きを確かめに来た尚五郎ちゃんでしたが、思わぬ展開に茫然自失。めでたいことだからこの話がなかったことになっても結構、それが薩摩の男、と背中をどつかれてぱったり畳に倒れ伏したりして。
   可愛い。
   でも、可愛すぎで、どうでしょう、昔ながらのイメージが崩れると、薩摩隼人の皆さんはちょっと困惑しませんか? 余計なお世話?

   尚五郎ちゃん魂を抜かれたままうろついて、ジョン万次郎に活を入れられたり、小松先生の妹のお近ちゃんに洗いざらいしゃべったり(あんたこのあとこの人とどうこうなるんじゃなかったっけ? <ドラマストーリー情報>)、西郷さんちの婚礼で泥酔したり。

   ま、初恋の失恋だから。これぐらいいいか。ヘタレ尚五郎ちゃん、弱みをどんどん人に見せて吐きだして、そこから飛躍するので転んでもその先が楽しみであります。

   ただし、見ている方がおバカさんばかりになって、昔の、そうねえ、原田甲斐みたいな黙って悪名を背負って耐えて、みたいな演技を理解できなくなってきているので、失敗して、悩んでわめいて泣いてもだえる登場人物ばっかりになってきてるのかな、もしかして、なんて気を回して寂しくなってみたり。

   なんで、なんで、なんで、とひとり悩むおかつちゃんに、やや持ち直した尚五郎ちゃんがアドヴァイス。「じゃ、直接聞いてみれば?」それがもともとのおかつちゃんのスタンスです。さすが、ずっと腰巾着をしていただけのことはある。
   で、パパに叱られたりしながらも直接会って聞きに行くことにしたわけだ。

   あ、置いてきぼりな人もうひとり。菊もっちゃん。わかってない旧時代のお女中なりに、大事な姫様が本家の姫様に「昇格」することを大変な名誉と考えている様子。文字通り、自分のことのように喜んでいたかと思えば、やっぱり虚脱して……挙動不審。おかつにまで「どうしたのであろう?」なんて不審がられて。

   真意を問う訪問に出立するまぎわ、菊本はもったいを付けて言うのです。
   「女の道は一本道」引き返すのは恥だって。そりゃー、離婚とかのなかった時代のことですね。なんだっけ、戦前の日本がいかにひどいことをしたかという文脈で、李朝の最後の王子の弟かなんかにムリヤリ日本の皇族の姫様を嫁がせたということがあったそうですが、当然のことながらその王子様には既に朝鮮の許嫁がおったそうな。その朝鮮の姫様は、一度決まったことだからとそのまま誰とも結婚せず一生を終えられたとか。それも「一本道」の実例でしょう。筋を通して美しいか知れませんが、無茶だよね。無茶を通すから人の感動を呼ぶのだとすれば、人から美しいと呼ばれる生き方は、あまりにも激しいのではありますまいか。そして、武家なら、貴族なら、そういう美しくも壮絶な生き方をせねばならない。ああ、これもバラのさだめね。大変だなあ。良かった、平民で。

   にこにこと迎えてくれる高橋斉彬の殿様は、人払いもしてくれて、もう、サーヴィス十分。どうしてわたしを、という疑問に、機嫌良く答えてくれます。
   知的好奇心のある頭のいい子だから。
   二心がなくて心が安まるから。
   ……実はわしのママに似てから。

   来たよ! 3連発! なんで大 河 に 出 て く る オ ッ サ ン は マ ザ コ ン なの!? 去年のGacktさまなんてオッサン呼ばわりしたら怒られるのに心はオッサン!(いや、この場合は汚れなき少年と言うことにしておくか)

   女性に対して「あなたは俺のママに似ている」というのは褒め言葉なんですか!? 口説き文句なんですか!? そんな男イヤですぅ~~~~~~!

   ま、話を聞いてるとたしかにユニークなママ上であったようで。この母あっての斉彬とは思いましたけど。

   疑問も氷解し、養女になる件を自分からお願いして、ご機嫌で帰ってきたおかつちゃんに、悲報。

   きくもっちゃん自害です。

   詳細は次週!


| | コメント (2) | トラックバック (0)

WESTERN STYLE PART 2

   「おかあさんのしゃべりは擬音が多すぎる!」と、この前豹太が言ってました。
   「ああ、関西方面の人間のしゃべりはそういう傾向があるらしいな」と、おかあさんも涼し~い顔。

   言ってたのは田辺聖子だったかな? サライネスだったかな?
   「そこをまっすぐ行って左に折れていただくと結構です」というようなときでも、
   「そこをヤァーっとまっすぐ行って、ガッと左へ折れてもらったらよろし」になるそうな。

   解る解る、とそのときうなずいたので自分でもそう言ってます。この前虎美が重ねて聞いてきたときも、
   「とくにお里のおじいいちゃんがな、関西気のある人やさかいうつってんて」
   父は織機の工場に務めてましたから、高度成長期には関西の工場によく品物を納めてて、それでうつったんでしょう。関西弁というのはほんとうに浸透力のある言語です。

   「ほれ、信号青に変わったよ。ちゃーっと渡るまっしよ」と話はそこで打ち切りました。

   そういえば、暇ネタにしようと思ってたのがあったんだった。

   関西出身でなくても、子どもが小さいときは話は擬音語・擬態語が中心で。消灯・点灯は「パチ」、うがいは「ガラガラペー」、ウオシュレットは「ちゃー」。豹太が幼稚園にはいる前、休日で、ちょっとお出かけをする時でした。
   「おとうさんは虎ちゃんとお留守番ね。行って来まーす!」と勇んでドアを開けたぁ! 豹太のブルゾンの前が開いてたぁ!
   「待て! まだだめだ! ちゅーしてない!」しゃがんで、前をかき合わせてやって、ファスナーをちゅーっと上げてやっていると、

   

何かとても期待した顔の旦那様が顔を覗かせましたとさ。

   それで、納得いかない顔をしてた虎美が学校に行って、
   「クラスの、おかあさんが関西系のお友達に聞いたんだけど、やっぱり擬音が多いんだって!」
   これこれ、親を信じなさいよ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゆゆしき事態?

   えーと、脱出ゲームについてこのブログでご紹介したのが1月13日ぐらいだったと思いますが。その時点で「もう1週間ほどはまりまくり」だった筈。

   それから1ヶ月経とうとしているわけですが、まだ毎日どこかをカチカチやっておる日々で。
   左カラムに如実に表れておりますが、今月まだ読んだ本がない!(レヴューをご案内できるような新しく読んだ本がない)という事態に! 

   

まずいよこりゃ。

   いやいや、冬になって(風邪もあり)、お出かけしなくなったから、新しく買った本がなくてのことなんですよ、図書館も、この前本を返してから借りてないし。年末からこっちさすがに買いすぎだったし。少しは控えないとね。そういう配慮もあって。1月に比べて2月の新刊はいつも買ってるやつがなかったし。たぶん、出版社もお年玉需要を見込んで年末年始にいっぱい出すんでしょうね。「かいけつゾロリのダイエット大作戦」も当然買ったし(例によってばかばかしくも面白かった)。

   お友達からお借りしてた本とか、自分の持ってる本とか、風邪ひきの養生中には読んでましたとも。ジャイキリを舐めるように読み返したりとかね。

   っていいわけばっかり。
   さすがに目が寂しくって、原作Ⅰ巻相当分を終わって買い控えてたコミック版「バッテリー」の続きを買うことにしたら、あんまり時間が空きすぎて何巻から買えばいいのか解らなくて、5巻じゃもう中学編始まっててあの闇討ちシーンにぶち当たって血圧上がっちゃったのは内緒(「バッテリー」ドラマ化ですって!? ま、NHK教育だというから不幸中の幸い。うちの猫科の人たちは異口同音に「イメージ違う!」と叫んでましたが)。

   ま、Q.E.D.が出ましたから、明日でも麓に下りて、4巻共々買ってきて読みます。娘とはしみじみ「前のおうちは良かったよね~本屋さんがすぐ側で」と言い合ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月15日 (金)

今週のジャイキリ #54

   掲載順位が上がってきて、ページをめくればすぐにETUのみんなに出会えるのでうれしい今日この頃。やっぱりじわじわ人気が出てきてるんでしょうか。

   先週の、世良が脚を抱えて倒れ伏す引きから続き。険しい顔で見守る達海監督、ピッチの外で怪我の検分をする医療スタッフ。試合続行は不可能との判断で両腕を頭の上でバッテンにします。監督は即断で呼びます。
   「堺!!

   さて、顔を見せないまま去る世良に、サポーターからのねぎらいのコール。両手を挙げて応える世良。やっぱり顔は下げたまま。
   こういうやりとりもなんだかしみじみしますね。落ち込んでるけど、ファンに挨拶は最低する。村越キャプテンの薫陶のおかげかな? 本人の性格もあるんでしょうが。

   で、そのまま試合の後になっちゃって。
   世良の怪我は全治一週間の軽いねんざだそうで。渋い顔の松原コーチに比べ、達海監督はリーグジャパンチップなんか開けながらあっさり。チップより先におまけのカード開けて「ウチの選手でなかった」って、どうでしょう、暗い気分を切り替えようとする意図はありやなしや。わたしは有里ちゃんのように熱意がオーヴァーヒートしがちな性格なので、やっぱり作中の有里ちゃん同様目を三角にして怒鳴り散らしそう。読者としてだから岡目八目、ナルホド大人物だよなあとしみじみできます。
   「シーズンまだまだ続くんだ こんぐらいであたふたしてられっかよ」
   ページめくったところに大ゴマでこの台詞。惚れますね。
   でも、有里ちゃん、後藤GM、松原コーチは
   (頼もしいんだか 頼もしくないんだかーーーー!)と言葉もなく立ちつくしてますが。

   久々登場の保健室の熟女先生。チームみんなのことを見ていながらクールでちゃんと医師として言うべきことは言ってくれて、これもまたいい脇役。ただ、口紅濃すぎ

   2ちゃんでは「カルビーからチームに提供されているのであろう」といってました。治療の終わった「あの子にしちゃ珍しくしょげてた」治療済みの世良も、ペットボトルの飲み物と一緒にリーグジャパンチップを手にグラウンドを見下ろせるヴェランダに出てます。やっぱり先にカードの方の封を切ると。
   出たのは夏木のカード

   これはウマイ。

   世良の落ち込むまいことか。
   (神様も言ってんだ ETUのFWは夏木(ナツ)さんだって)とモノローグ。
   不幸のスパイラル入ってますね、これは完璧に。
   (だいたい俺……選手カードにも選ばれてないし)
   黙ってポテトチップを口に運ぶ世良……。
   泣くな泣くな。
   ここでぐーっと読者のハートを鷲づかんでおいて、ページをめくると、  
   「そんな油っぽいもの食ってっと 脂肪がついて身体が重くなるぞ」

   ここでトルティーヤチップをつまんでいたおかあさんの手も止まったぁ!

   振り向くと、ページ下1/3を使った大ゴマで堺のバストショットです。
   「ま、俺にとっちゃ好都合だけどよ」
   「もっと 食って 太れ 太れ 怪我も 長引け」
   ……ナイスな鞭の入れ方です。ポジション争いしてる当の相手だから言えますね。 
   (相変わらずキツイ言い方すんなー)って、この人も?

   

ETUのメンバーで物言いの柔らかなひとっているですか!?

   吉田はあれで言うときは言うし、神経逆撫ですることもあるし。
   ……100歩譲って黒田のフォローをするときの杉江ぐらいか? あと、後藤GM?
   ま、下町のチームだからということにしておこう。メンバーのみんながみんな地元出身のわけないけど。どっかで、誰それはきっとサッカーのメッカのナントカ県出身であろうとか勝手に推測してたところがありましたよ。えーと、九州の方と、静岡と、首都圏。出身県(校?)によって、プレイスタイルとか違うんですか? やっぱり。

   で、精密検査から帰ってきたらみんな帰った後で(ドライだね)ひとりぼっちだったのに、堺が今なぜここにいるのかと問うてみるとまた次のページの頭で、大ゴマ。
   それも、腿から上→アップと2つに分けて。
   「入念にマッサージしてもらってたんだよ 仕方ねえだろ 俺もう31なんだからよ」
   「コンディション 維持するだけで 大変なんだよ」
   ウマイよ。このカメラワーク!!

   「なのにお前はポテトチップ食ってるし 黒田と杉江はラーメン食ったとか言うしよ! ふざけんな」
   ううむ、Jリーガーは体調管理ちゃんとやってますね。試合がハードだからかな。はい、ここで堺の年が解りました。……意外と年行ってましたね。内容から見てクロ&スギよりも上のようで。ヴェテランの苦労を1ページで語ってくれました。
   「今日は堺しゃべりすぎ」って2ちゃんでは言われてましたが。

   それでも、倒れる前のプレイについてお説教されてたという世良に、FWとして、
   「あの場面はシュートに行くよな」と同意を示してくれるわけです。
   「そういう人種なんだよな FWってよ。 何より自分のゴールがほしいんだ」と、持論を展開、ピークを過ぎ、勝負強さも足の速さも持ってない堺がそれでも負けたと思ってない、負けるつもりはさらさらないとも言ってくれるのです。

   もう勝負を下りたものとしての励ましでなく、また、安定した地位を持つものとしての上からの命令でもなく、同じポジションを争うチームメイトとして正々堂々と助言をくれたのでした。

   もう、今週で堺の人気鰻登り

   ホント、今週は脚本といい作画といい素晴らしかったわぁ。

   *** < 今週のザッキー > ***

   今週は堺さんのいい先輩ぶりを見せて貰ったからそれだけで十分だけど、ちゃんとザッキーの出番もありました。世良が立ち直ってやっぱり
   「だあーーーーっ!!! 俺も負けねえっス!! 堺さん」と元気に咆吼したところで次節(しかしまだ怪我で試合は出られない)。
   「おーし、行くぜー」と気合いを入れる試合前のロッカーの群衆シーンで元気のいいところを見せてくれただけ。いや、多くは望むまい。

   今週の堺の語りはイロイロ細かかったですよね。
   クロ&スギを姓でちゃんと呼んでるのも良い意味での微妙な距離感が感じられて。
   別に仲が悪くなくても、そう人間みんながみんな集団内で同じように呼んでるんじゃなくて。クラスの友達でも、あんまり日頃しゃべらない相手だと、普通に姓だけ、またはさん、くんつけたままだったりしますでしょ、そんなカンジ。また、本人がきっちりしてるひとだと、後輩といえども本人のいないところではちゃんと姓で呼ぶとか(どうも堺の場合後者のようだ)。そういう細かな書き分けが原作の方であるんでしょう。
   夏木もでしたが、日頃テンションが高くても、自分が試合に出られるかということには細かく心を砕いて行動してしまう。口が悪いからと言って繊細な頭の使い方ができないわけではないという人間についての考え方。そういうデリカシーが好きです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月13日 (水)

アマリリスたん咲きました。

アマリリスたん咲きました。
ごちゃごちゃ書くより簡潔。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

瀕死のメディア

   ええと、脱出ゲームをしておりますと、様々なアイテムを拾って使ったりしなければならないんですよ。で、攻略掲示板では、手持ちの品を明かしながら、どうしたらいいか尋ねるわけ。
   「CD何枚か拾いましたがどうするの?」

   怒ってはいけません。(精神的に?)幼いひとも結構来ているみたいで。
   「それはCDじゃないんだよ」

   富豪の祖母の遺産分配のため、祖母のうちを調べて遺言書を探すという設定のゲーム「Inherit」、おばあちゃんちですから、そこら中に意味深に落ちてるその円盤はCDじゃなく、アナログレコード(LP)なのであります。当然でしょ(裸でおいとくなという突っ込みはなしで)。
   で、そのレコードは、最初に入ることのできる鍵のかかってない部屋(リヴィング?)にステレオセットがあるので掛けてみると、みんなジャズなのですが、それを掛けたからと言って隠し扉が開くわけでなく……単にゲーム中のBGMとしてお楽しみくださいというだけだったみたい。こういうのは珍しいです。

   ま、脱出ゲームというジャンルでは、拾ったDVDをセットするとヒントが映されるというしくみのゲームもよくあるんですけどね。iPodという場合もあって、さすがにおかあさん操作が分かんなくて詰まっちゃった。

   しかし、素でLPレコード見たことがない世代が出てきたんだ。
   うちの猫科のひとに聞いてみたら
   「あるよ! 知ってるって!」
   「それは放送室でかね?」二人とも、親の趣味のせいか小学校の放送委員会に所属してた経験があります。
   「ううん、おじいちゃんち」
   「お父さんの昔の部屋にいっぱいあった!」ナルホド、旦那様はオーディオマニアでありました。

   これはホントに、オープンリールのテープレコーダーを扱えるヤツがいなくなるな。

   わたくしも、実際触ったことはありませんです。大塚女子大学の視聴覚教育講座も、昭和63年度からは「8ミリ映写機の取り扱い」がなくなって「コンピュータプログラム作成」に変わって阿鼻叫喚でしたもん(その年次わたし4年でした。この単位を取らないと学芸員資格とれなかったんだって!)。そのうち博物館学実習に「アナログ式記憶装置の取り扱い」の時間が必修になるな。「フィルム式の写真の撮影と現像実習」はありました。あのころはそれがこんなに貴重な経験になるとはつゆ知らず……。

   ものがコンピュータシステム業務になると(自慢げでゴメンナサイ)、平成元年入社の時点で、もうコンピュータプログラムはカードに穿孔してメインフレームに「食わせる」ものじゃなくなってましたね(研修の時に見たVTRでは本当にお腹を開けてカードの束を入れてた)。柔らかい大きい8インチフロッピー納品でした。
   「昔はこうだったんだよね」と先輩が、黄色い厚紙をぺらぺら振って見せて、そのカード穿孔機が会議室の隅っこに一台だけ博物館の展示物のように残ってましたっけ。昔のSFじゃ、丸い穴の空いた紙テープがじゃんじゃん出てくるシーンがお約束だったのに。紙テープなんて、見たことありません。今でもあるのかしら?

   で、「1万年経ったら石に彫ったものしか残ってなかった」って、つい最近どっかで聞いたブラックジョーク。大丈夫なでしょうね? その辺。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月12日 (火)

続・脱出してるかい!?

   ええと、性懲りもなくまだはまっております、脱出ゲーム
   素晴らしい作品に出会ってしまいました。昨日、弱り果てて豹太の助力を乞い、二人して午後いっぱいかかってああでもないこうでもない、しまいには攻略用掲示板で悩める仲間の助言を貰ったりとはまり倒したあげく、無事脱出できました。
   http://neutralx0.net/esc_vision.html

   

映像が美しいんです。きれいなリアルっぽい3DCGで、しゃれたリヴィングを描いてあります。家具のしつらえも良く、観葉植物なんか並べて、下からの照明がオシャレ。そのすてきな部屋に、中村青司(マルC綾辻行人)ばりのからくり仕掛け。あやしいアイテムを、部屋の中にちりばめられたヒントに従って操作すれば、時計は勝手に動くはオブジェはあやしい光は発するは扉は開くはアレはアレするは(ネタバレ禁止)。
   ステキです。

   秘密のの部屋に囚われた佳人(おいおい)、残されたヒントを綿密に調査して粘り強く推理し、答えに近づく。機械仕掛けの扉が開くとき、大いなる感動があなたを迎える……

   自分が怪盗ルパンになったような気分になれます(元祖モーリス・ルブランの方の)。

   非常に良質の娯楽なんじゃないでしょうか。ぜひおためしを……って、連休明けにどうよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

挑め! とりパンライフ 11

   未確認情報ながら。

   風邪で胸が痛い、めまいがすると言う虎美をなだめすかして学校に送りながら。

   「そういえばこの前メジロが来てた」と虎ちゃん衝撃告白。

   「なに!? それは黄緑で目がまん丸の?」
   「うん」
   まあ、梅ももうちらほらどころじゃなく咲いてますからなあ。
   「ナニ食べてた? やっぱミカン?」
   「たぶんパン……ミカンはお外に出さないで。友達に恥ずかしいから」
   「それは地面に落ちた後の話だな? すぐ回収するようにする」

   てなことを話しつつ、10分弱の道のりに30分掛けて亀の歩みで重役登校した帰り。

   おかあさんの目の前を横切るのは目にも鮮やかな黄緑色の小鳥ではないですか! (ずいぶんうちより手前の地点だったけど)

   「初めて見た! ホントにいたんだ!」

   さて、おかあさんはメジロのお宿プロジェクトを計画中。お食事はやっぱり砂糖水?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

我が母の教え給いし……

   それで、仙台でホテルに泊まった夜、ちょっと飲み物でもとわたくしだけお買い物に出ました。ほんの自動販売機コーナーまでね。
   「いい人が来ても悪い人が来ても開けてはいかん。おかあさんだと言ってもよくよく確認してから開けること」と子ども達には言い置いて出て(鍵を持って出れば良かったのでは?)。
   まあ、コインランドリーコーナーまであるわとウロウロして部屋に帰り、チャイムを鳴らします。
   「おかあさんだよ、開けておくれ」気分は七匹の仔山羊のママ
   「手を見せてくれなきゃダメ~」
   「ああ、はいはい」ノリがいいなと思いつつ手をかざして見せると。
   「おかあさんはそんなまともなこと言わないんだよ~
   「オヤジギャグを言ってみんなを凍らせるんだよ~」

   ……ホントに親の言うことをくだらないことばっかりよく聞いて

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月11日 (月)

ちっちゃいけれど~♪

   ジャイキリの感想で、「アスリートに背が小さいことを言っては可哀相なのでは?」と言ってしまったおかあさんですが。

   だいたいのスポーツは体が大きい方が有利ですよね?
   バレーやバスケは当然。サッカーでも、ゴール前などの競り合いを考えると(あれは「頭を使う」スポーツでもあるし)高いに越したことはないです。野球だって、ある程度高い方がリーチが長くなるし、有利。

   

背が小さくて有利なスポーツって、あるのかな? 

   あるんです。

   とりあえず、競馬の騎手。お馬さんの背に乗ってる「お荷物」は、小さいに越したことはないから。タケユタカ騎手なんて、身長170センチで「(騎手として)大柄」とか聞きました。

   あと、ボートの舵取り。コックス(舵取り役)は、推進に寄与しないから、小さいに以下同文なんだそうで。「僕、コックスでしたから」とさわやか~に笑った某医学部の先生は55キロキープだったそうで(ルールで最低その重さと決まっていたそうな)。

   

器械体操の選手も、たしか大きいと技のキレがよく見えないので小柄が有利とか。確かに、手足長いと絡まっちゃいそう。床も広く使えますしね。じゃ、フィギュアスケートとかその他ゲージュツ系スポーツもそうかしら? フィギュアまでいくと、立ち姿での美しさなんかも要求されそうで、やっぱり背が高い方が有利かもよ。

   てなわけで、今時はなんでも「絶対コレが有利!」という物はないんですなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月10日 (日)

お寿司の呪い?

   

たいへんな風邪のせいで報告遅れてたんですが。

   年末は、帰省のついでに仙台に行きました。虎美がホームシックで。リューちゃんとそのママに駅まで出て来て貰って、牛タンを食べてお茶してもうしゃべり倒しました。豹太は予定が決まったとたんにM山スパローズのメンバーに連絡を取って、丁度自主トレの日だったので、合流して野球を楽しんでくることに。もう、ホテルの地図はグーグルマップで検索・出力して持たせるは、折々電話を掛ける約束をさせるは、細心の注意で別行動を取りました。

   ……いろいろ突発事態があって、豹太とはぐれちゃって。なんとか豹太が約束のホテルに現れた時にはもう疲れ切ってて。時間も7時を回ってて、もう歩き回って疲れて、有名な光のページェントなんか見に行く気力もなくなって、ホテルの近くで見かけた回転寿司の店に「ここでいいか」と入っちゃったんですが。

   回るお寿司屋って、自分じゃ入ったことなかったです。金沢では実家の親がいつも連れってってくれて、そっちで食べることがお決まりだったので、自分たちで入ることもないか、なんて思ってて。

   で、子ども達もわくわくで入ったんですが。
   イカと貝しか回ってなかった。貝はいいけどおかあさん猫だからイカは食べないのよね。
   あと、プリンとかフルーツとかそういう安っぽいデザートばっかり。
   ううむ、おじいちゃんの連れてってくれるところも、まあ、プリンぐらいは回ってますけど。
   海が違うからかな、お品書きのネタに心当たりがない
   いや、マグロとか普通に取ればいいんでしょうけど、回ってない。
   遠慮なく注文して、というので、ひとつ、二つ頼んでみると、丁度タイミングが何にもない時期だっただけだったのか、板さん(?)達が入ってどんどん握り始めました……が、なんか手元がおぼつかない。しゃりを握っといて、お皿に載せたあとでそっとネタを載せてるしまつ! おいおいおいおい、と見守ってると、握ったお皿をベルトに放り投げるように載せて、お寿司がコロコロ転げてベルトに落ち(慣性の法則というヤツだ)、回転に従って分離してどんどん見苦しいことになってます。 
   おかあさんこの時点でもう席を立とうかと思いました
   猫科の人たちはそれでも喜んで食べてたし、なけなしの理性で耐えました。
   全部120円だったし。我慢。

   おじいちゃんが連れってくれてたところの方がやっぱり良かったね、クリスマスには連れてって貰おう(全然世間様のクリスマスとメニューが違う!)といって気を取り直して新幹線に乗って。

   金沢に帰り着いて、一晩経ったところでいや~な悪寒(南極と北極と八甲田山が一緒に来たような!)が始まったわけです。ケーキだけは根性で食べたんですけど。
   「あんたぁ! お寿司はどうするの!?」とうろたえる実母。
   「子どもは楽しみにしてるから連れてってやってください。わたしはお留守番してる。……よかったらお稲荷さんとかんぴょう巻きをお土産に」って言ったらホントに言った分しか買ってこないうちの親! またそれが何の味もしなかったんだから本当に体調悪いんだわたしと自覚しました。ところが、
   「まあ! 39度!? こないだお父さんが熱を出したときから元に戻してなかったんやわぁ!」うちは昔ながらの水銀体温計なんです。
   「違います……」朦朧としつつなので反論も言葉少なです。
   「なんで戻してから挾まんのや!?」
   「そんなことありません……」
   「壊れたんよ! この体温計壊れとるンやわ!」いいえ正しかったと思います。常日頃身体頑健なうちは急病に弱いですな。
   大学病院とか救急とかに連れてけと言ってるならまだしも、ただ静かに寝かせて欲しいと言ってるのになぜ言うに事欠いて体温計の故障(するんですか!?) 扱いされるのか。泣いて訴えてとりあえずその晩は泊めて貰いました。それが孤独な闘病生活のはじまりでした……。
   てなことがありまして、握り寿司は食べられなかったんですよ。

   で、今日、引っ越し1周年を控え、弟が来るというのでせめてリヴィングだけでもすこしキレイにしようと言うことになり、大掃除。みんながんばって、お客さんをお通ししてもいいかな、という感じになってきました。がんばったことだし、久しぶりだし、おかあさんまた疲れて偏頭痛がしてきたし、お寿司取っちゃお、ということになりまして。

   チラシを見て、ああでもないこうでもないとメニューを決め、電話をしました。
   「7時30分頃お届けになります」で、お味噌汁と、ちょっとしたサイドメニューぐらいは作って、時間を待ちました。
   「おかあさん遅いよう」
   「混んでいるんだろう。少し待ちなさい」なんて言ってるうちに、TVに夢中になって、もう8時を回って。
   「もうお外に来ているかも知れない。ちょっと出てみる」と、豹太が外に出ると。
   「雪積もってるよ!
   「ああ、じゃあバイクのお兄さんが滑るからゆっくり走ってるんだ。急かさないで待とうな」なんて訳知りなこと言って。
   「ま~だ?」
   「途中で転んだのかも知れない。それで、泣きながら帰って作り直してるとか」おかあさんの脳裏には懐かしのアニメ「ど根性ガエル」の宝寿しの梅さんが浮かんでます。
   「途中で知ってるひとにあって立ち話をしてるとか」ノリのいい我が子です。

   さすがに9時を回った時には電話を入れましたよ。
   「6時半ごろお願いした早乙女ですけど……」って。そしたら、配達状況を調べて折り返し電話するって。そして、その結果は。


   「相済みません、今 日 は も う 配 達 で き ま せ ん」って。
   「今から注文を入れ直しても配達してもらえないの?」
   「すいません」

   もうスーパーしまっちゃったよ!?

   雪降ってるんだから、来られないならそれでいいけど早く言ってよ!
   ご飯が残ってないから出前を取ったんじゃないの! 今からどうご飯の手当をせよと!?

   結局豹太に下のコンヴィニまでカップラーメンを買いに行って貰いました(すぐお米はといで、冷凍食品と作っておいた味噌汁とコンニャクのきんぴらで旦那様ごはんは支度した)。

   おかあさん握り寿司を食べられない呪いがかかってるのかしら?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年2月3日 - 2008年2月9日 | トップページ | 2008年2月17日 - 2008年2月23日 »