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2008年7月 4日 (金)

極甘チョコレート煉瓦

   この前おばあちゃんが持ってきてくれたお土産と言えば。

   小田原で同窓会をやって、横浜の方で遊んだらしいのですが、
   「これはうちでは食べるひとがいないから」って、横濱煉瓦というチョコレートケーキらしきものをひと箱。製造元は霧笛楼ですって。聞いたことないよ。

   煉瓦模様がプリントされた箱を開けると、石鹸ほどの大きさに切り分けられたケーキが個別包装されて納まっています。小箱を開けると、クッキングシートのような白い紙に包まれ、上にはプラスチックシートのようなものをかぶせてあって。
   「28度を超えると軟らかくなります」との注意書きは、いいチョコレートをたっぷり使ってるってことですよね?

   わくわくと包装をはがすと、これはたしかに煉瓦、つややかにチョコレートで側面を固めてあります。色はちょっと煉瓦より濃いけれどね。思いっきりかぶりつくと、これがまあ、そのチョコレートの層は各面5ミリもあって、さらにその中は、スポンジなんてかわいいもんじゃない、こってりしたチョコ生地。小麦粉の材料比は10%もないんじゃないかしら。

   

純然たるチョコレート菓子です。

   繰り返しますが、石鹸サイズです。

   これが、ウィーン直輸入のようなしっかりとした甘さで。

   おかあさん自然と空いてる左手を握り込んで胸の前に持ってきて……そう、五木ひろしがサビを聞かせるあたりの身振り。二口三口食べるごと頭の血管が広がるのがイメージできます(偏頭痛持ちが食べても大丈夫?)。

   一日一個で十分。是非いいお茶かコーヒーをお供に。

   旦那様は1㎝切り取って食べるなり、「俺はもういい、あんた食べなさい」とわたくしにくれちゃいました。ラッキー♪
   だいじに食べてたんだけどなくなっちゃった。これは横浜でも限られた所でしか売ってないとか。いやそんな、ホントにごくたまに食べればいいクラスの食べ物でありますが。

   お近くまで出られたときにでもどうぞ。

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2008年7月 3日 (木)

アロマにはまる?

   それは5月の半ば、加賀能登の物産展をやっているというので町田の小田急百貨店に赴けば。
   目当ての松井サブレはなく(物産展入り口で大きな松井秀喜選手のポスターはお出迎えしていたものの)、朝ドラ人気を当て込んで、
   「おかーさん、焼きサバ寿司だって! へしこ寿しもあるんだって!」と、虎美が見事に捕まっておりました。
   「……それは小浜だろう!」」越前なら隣の国だが若狭小浜はさらに向こう!! 喜んで朝ドラを見ていたのにそんなことも知らなかったのか! 東京や神奈川にお住まいの人々なら騙せると思ったのか。なんかもやもやといたしましたです。

   さて、結局焼きサバ寿司を買わされ、ついでに目の保養をしておこうとリビングのフロアに下りますと、なにやら良い香り。ハーブやアロマを取り扱っておるお店でした。体によいハーブティーの試飲なども行っておる様子、花粉はさすがに落ち着いてきたものの、気管支炎で喉の痛みに呻吟しておったおかあさん、なんとなく引き寄せられて。

   「ついでに不眠に効くハーブでも見立ててもらったらどうだ」軽い気持ちで娘を差し出したら、
   子供だなんて思ったら♪ 大間違いよ 女の子♪

   

興味津々で。

   おかあさん多少はかじりましたから、(ま、ふつーラヴェンダー出してくるだろな)ということは予想できたのですが、もう、虎ちゃんたら目を輝かせて、いろんなエッセンスを嗅がせてもらったり、ボトルを触らせてもらったり。
   「これはチョクにつけちゃいけないんですよね? 油でのばすか、ポットで揮発させるか」おかあさんも、こっちだって素人じゃないんだぞ~子供にええ加減なもん売りつけるなよ~というオーラを出します。
   「ええ、一番簡単なのは、こういうふうにティッシュに含ませてもらって」わたし、この「~してもらって」という表現がキライなんですよね。その言葉が出ると、扱ってるものが一気にうさんくさく思えちゃう。あと、お化粧関係にありがちな「……してあげて」。ひとの肌にまで敬語使わなくていいです。

   母がヤマアラシのように心の針を尖らせているというのに、虎ちゃんはもう目を爛々とさせてラヴェンダーのボトルを握りしめているのであります。間の悪いことに、最近彼女は資本主義世界のひとになったので、「じゃあ、あたしのお年玉で払えるから」となんでも自腹を切りたがるのです。
   散財して泣けばいいのよ。
   貧乏な幼少期を送ったおかあさんは心の底で思っておるのですが、さすがに親としては口には出せず。

   そこへ商品陳列棚に、「ただいま2000円以上お買い上げの方に扇子プレゼント!」のPOPが……。
   ここでおかあさんの忍耐が切れました。
   「じゃあ、それ、買います」
   嗚呼、なんでわざわざ町田にまで出てラヴェンダーのエッセンスなんぞを買ったんでしょう? ノイエ・リリエンベルク駅前オシャレビルにもハーブのお店ぐらいあったのに。
   しかしながら、わたくしの、若い頃に友達にもらった白檀の扇子を去年から虎ちゃんが狙っておって、何かと言えば触りたがって心を脅かしておったので。いいえ、幼稚園の頃じゃあるまいし、両脇からがばっと引っ張ってぶっこわすという恐れはないんですけど(お茶のお扇子は豹太によってその手順で一本だめにされました。猿は扇子を開けないと言うけど……お茶を習ってる方にこの話をしたら、どこも小さいお子さんに一度はやられるそうです)。

   案の定、喜ぶこと。
   「これで黎深さまのまねができる~♪」
   嗚呼。
   虎美のはまっておるライトノヴェルのシリーズの登場人物で、いつも扇を手にしていて、それをぱちりぱちりやるのがくせの貴人がおるのです。そのひとのまねにあこがれていたのか。
   しかしながら、一応これはチャイナ(風)・ファンタジーでして。
   木の骨に紙を張って折りたためるようにした扇子は日本独自のものなんじゃないかなとわたくしはかねてより気になってたんですが、そんなこと突っ込んじゃダメか。このシリーズは登場人物が風呂敷に荷物をからげて歩いてたりするから。……ファンタジーは一つ丸ごと世界を作り上げるので総合的に学問に通じてないとキツイですね。田中芳樹は100万の軍勢を動員するだけの人口を養う主食作物を想定して、その時代、その場所に無いはずのジャガイモをあることにしてしまったとか言ってました。いや、そんなとこ突っ込むなよ、あんたも。

   脱線したな。

   というわけで、そのプレゼントの扇子にさっそくラヴェンダーを1,2滴どころかだぶだぶ染みになるほども振りかけてもらって、さらにお客様カードまで作ってもらって虎ちゃんご機嫌だったのですが。

   お中元を出しに行くのにわざわざ新宿の小田急まで行くことはないのでは、と、ダメ元で町田に出てみた今週、またしても虎美は
   「あのお店に行きたい! 今度はアロマポットが欲しいの」って。この前おばあちゃんが来ていて、また軍資金をせしめたようで。
   おかあさんはそれより、お勘定を待っている間に飲ませてもらったジンジャージュースが喉の炎症を劇的に抑えてくれたのが忘れられなくって、あわよくばもう一度飲ませてもらうつもりでお店に行きました。
   現品限りの猫の模様のランプをゲットしました。壁のコンセントに直に挿して、常夜灯の代わりにもなるとういう品。展示品で、ちょっと薄汚れてたんですが、虎ちゃん全然気にしてなくって(気にしろよ)。おかあさんはもっとお高いけどアラブ風の透かし彫りがきれいな陶器のランプの方が良かったな(でも、自分でお金を出す気はない)。
   ご機嫌な虎ちゃんが包んでもらっている間、おかあさんは図々しく本題を切り出します。
   「この前飲ませていただいたジンジャージュース、あれはおいくらなの?」あのときも一応聞いたんだけど、結構したんでした。
   「3900円です」ポンジュースぐらいの量なのに! さすがにストレートでは飲まず、6~10倍に希釈して飲むんですけどね。
   「これは本当にいいお品なんですよ~」
   マレーシアの農園でオオバコの露を吸って育ったこの4、6のショウガをすりおろして、柳の枝で3、7、21日とろ~りとろりと煮詰めて作ったこの……なんだっけ? 
   製法に誤解がちょっとはいってたかもですが、そういう厳選素材で作ったショウガジュースですので、風邪とかに良く効くそうです。ものがショウガなので、ちょっとピリピリしますが、わたくし金沢銘菓柴舟(ジンジャーシュガー風味のせんべい)で育っておりますので、ショウガには強いです。娘は一口飲んでギブアップしましたけれども。
   「レシピをお付けいたします」って、紅茶や牛乳に入れるぐらいならまだしも、パンに塗ったりヨーグルトやアイスクリームに掛けたり。いや、そこまでしなくても、単純にお湯で割って飲めばいいじゃんとおかあさんは大きく引いていました。

   カルペパーというところの「ジンジャー・シロップ」。自然食品やハーブのお店で取り扱いがあるかも知れません。寒くなってきたら(冷房病対策にも)、お試しになってもいいかも。イヤそれ以前にスーパーでショウガ買ってきてすり下ろせば?

   でもこれ本当にショウガの味だから!

   そして、帰宅した虎ちゃんはご機嫌でアロマランプをお部屋に取り付け。

   今日も良い香りが漂ってきているのでした。いい夢見ろよ。

   そして、おかあさんが買ったはいいけど飽きて放り出したイランイランとローズゼラニウムのエッセンスは無事成仏させてもらえそう(洗面所の未整理段ボールから発掘させて譲渡)。めでたし、めでたし。

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2008年7月 1日 (火)

戦闘的な彼女

   旦那様が時間つぶしにちょっと駅の書店に入ったら、20代とおぼしきカップルが入ってきて。

   「おまえな~もっと本とか読めよな~」と彼の方が言ったので、をを、イマドキ見所のある奴、と旦那様注意を向けると、彼女、

   「イイーッ!」と一声。彼氏すかさず、

   「ってお前は シ ョ ッ カ ー か!?」

   周囲のひとの肩が震えていたそうです。

   でも、20代でショッカーの戦闘員が「イイーッ!」と叫ぶことを知ってる彼ってのもどうよ?

   仮面ライダーの敵組織が「ショッカー」だったのは最初の作品(70年代)だけで、次のV3でさえ「デストロン」なんですけど……。特撮好きな人なのかしらん。

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2008年6月29日 (日)

明日学校が燃えればいい……

   ……ってのはよく運動会の前日の運動のできない子供の願いとしてよくネタで聞きますが。わたしは運動音痴もさることながら、お祭り好きなので、ヘタはヘタなりに楽しんでました。フィールド競技(満杯競争とか、大玉送りみたいなみんなでやる競技)は、運動音痴でも参加できますしね。運動会がなくなればいいなんて思ったこと無いなあぁ。
   お勉強できる>運動音痴だったのかな? それを超越した「まいちゃん」というキャラだったからでしょうか。うん。全ては気の持ちようよ。

   その運動会の次に、苦手なお子さんにとっての恐怖の行事は「合唱コンクール」じゃないですかね?
   わたくしは声は出ますし、基本、歌うことは好きだし、歌詞がどんなに意味不明でも、自分のパートのメロディに華がなくってもあんまり気にしないので、合唱コンクールや音楽の授業は苦痛じゃなかったですねえ。

   

音 痴 のくせに。

   ちょっと考えてみてください。音大レヴェル(過大評価!)の声量と声質で、音痴

   迷惑だっただろうなあ。

   時々、
   「活田(仮名)、どうして音外してんのにそんなに堂々と歌えるの」と男子に聞かれたりしましたけど。
   でも、なんとか本番までには文句を言われない程度に収まってたんじゃないでしょうかねえ。
   「お前のせいでうちのクラスは金賞のがしたよ!」とまでは言われたことないし。……うちの学校そこまで真剣じゃなかったのかなあ?

   なんか、ヒドイ教師の実例とかで読んだんですけど。学芸会の「みんなのがっそう」で、ちょっと「遅れ」のある子供もクラスの仲間にいて、その子だけちゃんとした音が出せなくて、そのせいできれいな音色にならないって、担任の先生が煮詰まっちゃって、その子の鍵盤ハーモニカの息を吹き込む所に、

   

粘土を詰めたって。

   みんな頑張ってるのに、この子のせいで、って。

   中学・高校の合唱コンクールでも、行き過ぎたリーダーのいるクラスとかだと、実際言ったとか言われたとか聞きますけど。
   「お前は歌うな! 口パクだ!」って。

   ヒドイよね。

   まだ、「キミは吹くマネだけでいいのよ」って言わずに、「楽器が壊れていたので音が出ませんでした」という線でごまかそうとしただけ、そのセンセイはまだ傷つけてないつもりだったのかな? いや、「酷いことは言ったりしてません」という自己保身も入ってるだけに悪質?

   で、一緒に練習してる生徒たちの間には、
   「俺達がこんなに頑張ってハーモニーを作り上げているのに、あいつがいるばっかりに……能力のない人間は排除すべきだ!!」という間違った選民思想を作っちゃいませんか? 合唱コンクールの場合、「美しい」という主観に訴える目標・成果があるので、それを乱す音痴くんはより悪のイメージが付いたりしないかなあ?

   って、これは差別の話にも似て、現実にその立場でない者がいろいろ勝手に心を推し量って余計なこと口出ししちゃ変なことになっちゃうかもだけど。

   

なんで中学高校の正式の行事に合唱コンクールってあるんですかね?

   これが実はアマチュア合唱王国ニッポンの底辺を支えておるのでしょうか?

   音大の作曲科の卒業生救済事業として必要なのかしら(合唱曲は地味にいろんな曲が毎年出てます。どうせ十年一日「水のいのち」に「大地讃頌」に「方舟」だと思ってると全然知らない曲ばかりでびっくりしました。ま、NHK教育の番組テーマは強いですが)?
   器楽科はレッスンプロとしての道もありますが、作曲科は、ネットに上げておけば誰かがおもしろがってくれるかも知れない詩や小説と違って、自分の作品は誰かに演奏してもらわないと良さが解ってもらえない(演奏しても解らないのもあります)ので、演奏機会に飢えてるって、合唱の事情に詳しいひとに聞いたかな? 自分の作った曲を演奏会でやってくれるなら、委嘱作品(合唱団が制作を依頼する)なんてナンボでも書くとか。

   歌は好きだけど、(なんでこんな自然がどうとかくせえ歌詞の、お経みたいな楽しくないメロディ歌わなきゃなんないんだよ)という気持ちもわからないでもないわたくしとしては、合唱コンクールの存在意義についてちょっと考えていたんですが(最近は、男子救済のために、声変わり時期の微妙な男子にも歌いやすい音域で、しかも男性パートに華がある合唱曲も作曲されているらしいです)。

   参観日で、先日行われたゴルドベルク中の合唱コンクールの様子について先生から説明があったときには、ちょっと感動しました。

   歌詞を覚えるために、模造紙に書き出してくれる女子生徒。
   またそこに、「はいここでブレス! ここからクレシェンドして盛り上げる!」と赤ペンで講釈をつけてくれる男子。
   「たりぃ」とか言いながら朝練にみんなして集まって、開始まで十分はかかるけどそれでも真剣に練習に打ち込むクラスのみんな。
   しろうとなのでやってるうちに指揮がずれて来ちゃうのを見て、歌ってる方から正しく指揮をして見せてくれる男子。もう、横の子も手拍子うちはじめたりして。
   「あなた骨折したんですって? 誰か代わりを」という先生に、
   「大丈夫です!」と包帯をババッと取って本番の伴奏に臨んだ伴奏の子。
        「漢(おとこ)だ……」と嘆息すると、
        「女子なんです」と先生が補足してくれました。

   なかなか熱く盛り上がったそうでございます。

   「金賞は逃したけれど、練習の間の君たちは本当に素晴らしかった」と、先生は褒めてあげたんだそうで。

   そりゃあ、まさしく学校教育の一環としてふさわしいなあ。

   わたくし、余計な考えを恥じましたです。

   で、よい子の皆さんには、どんな分野で自分がお荷物になるかも知れない、逆に、ヒーローになるかも知れないということを理解して、幅広い価値観を身につけてもらいたいものでございます。

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