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2008年1月11日 (金)

今週のジャイキリ #49

   お正月(と寝込んだ4日間)挟んだら48回が抜けちゃったわ。失敬。

   初勝利を飾った後のETU、まず浮かれる描写は子どもサポーターから。ご近所書店にみんなして駆け込んでサッカー雑誌を確認。椿が写ってる写真が採用されてるのを見て、ひとしきり騒いだ後「これは買いだな」と、お小遣いを出し合いますが……足りない。そこへ店主が「ゴローんとこのボーズ」と。お前んちにもその雑誌あるから買わなくて大丈夫って。「さっき親父が1冊買ってった
   いいですね、下町の。子どもたちが「誰それの息子」で認識されてる街です。そんで、だまってりゃさらに数百円売り上げがあったのにちゃんと「親父が買った」って教えてくれる正直さ。こりゃ堪らん。でも、家族構成と売り上げを把握されてるのはちょっといやーん。
   「最近おたくのお姉ちゃんヘンな雑誌ばっかり買ってるね」とか、中学時代に親に向かって言われようもんならもう二度とそこで買い物できない感じ。ヘンな雑誌って、当時のわたくしはアニメ雑誌でしたかしら。
   で、次に盛り上がってるのはそのパパたち。でも、誘いに行った昔の仲間も、もう家族も持っていて、昔ほどサッカーの試合に入れ込めない。一応引き下がるけど、まだ納得いかないカンジのゴローさんでした。納得いかないけど一応引いてくれる辺りがやっぱり大人ですかね。熱心な方はえてしてその辺の事情を察してくれないもんですから。やっぱり下町では昔はやったEQとかいうのが高いのかしら?
   さてその後コータ(ゴロージュニアね)くんたちがグラウンドに練習を見に行くと、まず露骨に、

   

椿 ギ ャ ル が 発 生している。

   今まで女性ファンはれいの気障なジーノにばかりついていたらしいのに、既にデジカメ持った女子高校生とおぼしき女の子たちが群れているじゃありませんか。いえ、女性ファンだけでなく、今回見事に復活を果たした黒田のファンも。やっぱりファンも同じカンジで強面みたいですね。一コマ、遠景からの小さい全身でもなんだかそれっぽくコータの台詞にリアル感を与えてます。

   そして、露骨に変ったのはファンだけはなかったのです。

   ETUの選手たち自身の勢いづいたことといったら!

   練習の気合いの入り方が違います。クールなドリさんも積極的に声だしてるし(この辺、細かいけど決定的)。もう、ゼイゼイ言っちゃうほどの真剣さ。またこれが、よく見てる人に言わせると「でもやっぱりFWは決定力が欠けてる」そうで。コーチの台詞によると、またシュート決められなかったみたい。……次の改善点はここか?

   次の札幌戦、このまま流れに乗るためにも落とせない試合のようです。選手もそれが解っていて、冷静に、テンションを上げていっているのでした。

   わくわくしますね。次もやってくれそう。でも、問題点もまだ残ってるから(FWとか、チーム内だけでなく、新旧っていうか、若手と復活組のサポーター間に火種が残ってそうで)安心は出来ないよと。

   楽しみ。来週は連載(約)1周年記念で表紙をもらえたみたいです。誰で来るかな? やっぱり主役でしょうか。

   *** 今週のザッキー ***

   練習風景で、「ヘイ! 王子!!」と二言だけ。ページめくった最初の中ゴマだから、割に目立ってたけど。あとは、猛練習でへばってるシーン、セリーと二人で言葉もなくハアハアしてました。ここでジーノだけジャージ着て厚着なのは「運動量が少ないから寒いのであろう」という2ちゃねらのご意見。たしかにへばってるシーンはなかったですが。イヤホント、みんな細かいね

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2008年1月10日 (木)

ナミダはやっぱり女の武器?

   ヒラリーたん、土俵際いっぱいで盛り返したそうで。

   一番最初のアイオワ州で(アメリカも50音順に始めるの? ってそんなバカな)、小浜くんに大差を付けられ、やっぱマッチョの壁は厚かった、アメリカにもあるのねガラスの天井って、と思ってると
   「ヘアスタイルとかどうされてるんですか?」なんて、正式のインタヴューでもない、女性支持者たちとの集会かなんかで言われて思わずぽろっとヤッチャッタ、ってのは新聞で読みました。
   だめじゃん。
   アメリカの大統領候補に涙は禁物、昔女房殿について批判がましいことを言われた某候補が思わず涙をにじませて抗弁しただけで「だめだアイツは、女房のことなんかで泣きやがって」ってなったって聞いたのに。
   そうでなくても、数年前、どっかの予備選挙で意外な敗北を喫した某々候補が「キレちゃった」とかで、以後「あいつはすぐキレる」といってあっという間にアウトオヴ眼中化したという話も新聞では載っていて(「敗戦の弁も重要視されるのである」なんて記事には書いてあったかな)、アメリカ大統領選はタフでないと生き残れないのねえと思ってたのに。
   これでヒラリーたん脱落と見せかけて。

   「冷たい女だと思ってたのに、泣くこともあるのね」
   「ここでヒラリーたんを落とすと長い選挙戦おもしろくないことになるかもよ」等々の思惑が働いて、みごと次のニューハンプシャーでは雪辱を果たしたそうで。

   

涙 は や っ ぱ り 女 の 武 器 だったのね?

   よう解らん。
   わたしとしてはヒラリーたんには、結構つおい女の代表として、泣いちゃったことで盛り返せたことを内心ジクジと思ってて欲しいけど。
   今朝の朝刊には
   「それご覧!」てなカンジの目と口を大きく開いた(レディとしてはそれはどうよという)写真が総合面に載ってました。1面にしなかった読売の見識を評価するゾ。
   ま、アメリカ大統領選はある意味娯楽だし。楽しませて貰いましょう。

   そんで、ヒラリーたんの副大統領候補は誰なの? まだそこまでは決めてなくていいの? スケコマシ元大統領でもイヤだし、小浜君ってのもちょっとアタラシすぎって感じだし、ここは渋い良識派のおじさんを持ってきて貰いたいもんですね。アルちゃんは、せっかくノーベル賞もらったしもう出てこないと思うな。ト、ひとんちの大統領について偉そうに。

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発表! 2007年の小説

   こちらは「小説」なのかあやしいけど。まだシリーズ全部は読み終わってないし。ファンの方はもう「マンザイ」の方行ってるし、気の利いた方は「ナントカの守り人」読んでるのに。ほんとに、おかあさん肝腎なところで周回遅れなのよねえ。

   2007年を支配した作品といえば「バッテリー」(あさのあつこ)で。
   丁度豹太が中学校入学したところだったし。ホントイロイロ考えさせられました。

   嗚呼それなのに旦那様ったら
   「『バツ&テリー』?」
   イヤソレ違うから。

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発表! 2007年の漫画

   もう10日になるし。

   2007年のわたしを魅了した漫画ったら、やっぱ

   「武  装  錬  金  !

   ですね。

   子どももはまりまくりだし。インフィニティ(アニメ版を含めた解説書)も、小説版の//も/Ζも買っちゃったし。

   わたくしも パピ ☆ヨン のように挫けず妥協せず自分を信じて目標に向かって邁進しましょう。

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体力付けよう

   本日の一発ネタ。

   休み中運動不足だった豹太、久々に部活に出て
   「今日は筋肉スリー、いや、フォーぐらいいってる」
   「筋肉痛(ツー)よりすごいという意味かな?」

   だからおじいちゃんちにいくのはいやなんだってば。ホント、食っちゃ寝になって。
   おかあさんも太っちゃってしょうがないのよ。(と、今日は麓まで歩いていった)。

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2008年1月 9日 (水)

挑め! とりパンライフ 7

   どうもこのブログで一番みなさんご興味のあるコンテンツらしく。

   帰省の前にふた袋もパン耳を貰っておいて別々に袋に入れ、ちゃんと旦那様(仕事で居残り。てゆーか、ふつうクリスマスも前から休みになんかなりませんって)にお願いの置き手紙も書いて帰ったのですが、
   「今日撒いた分がなくなってから次の袋のちゅんパンを撒いてください。それがなくなったら次の袋を撒いてください」って書いても、旦那様ったら、
   「そんな余裕はない。どうせ帰る時間にはもう見えなくなってる」って、ヘンゼルとグレーテル? クリスマスあたりは月はどんなだったかなあ?
   「ちゅんちゅんが可哀相じゃないですかぁ!」と泣き声を出して行ったのですが。

   仙台でイロイロあったので精神的疲労もあり、金沢の実家にたどり着くとほぼ同時に高熱を発して倒れてしまったのでした(実を言うと、金沢早乙女家で目覚めた時点で既に「北極と南極と八甲田山がいっしょに来た」ような悪寒を感じていたので、いつもなら歩いていく実家にお迎えを依頼したのでしたが)。
   これが、実家に行くのに携帯は要らないか、と置いて出てしまって(それで音信不通になった人少し。ごめん、いろいろ世話になったのにナニも挨拶なしで)。
   無事金沢早乙女家に戻ってこられた時に携帯をチェックすると、猫科の人たちとおとうさんとのメイルの往来が少しあったようで、24日には既に
   「今朝パンを撒いた。これでちゅんパンはなくなった」という旦那様のありがたい報告が入っていたのでした。 

   で、旦那様はお米の一粒たりともスズメちゃん(&たぶんヒヨドリちゃん、ムクちゃん)たちには出さなかったようで、帰ってきた翌朝のイーヴィヒベルクのおうちの庭は閑散……。ああ、禽獣というものはげんきんなものよ、とお向かいパン屋さんをチェックに行けば、

   「旧年中はお世話になりました。新年は1月5日から開店いたします」

   

なんて貼り紙が。ああっ、ごめんあと1日待ってって、おかあさんもお米ぐらい撒いてあげようよ。
   5日におそるおそる行けば、
   「おめでとうございます! 福袋いかがですか? がんばっていっぱい入れたんですよ」って、クッキーとかマドレーヌとか、そんなのよりパン耳ください
   心中を正しく察した奥さん、にこにこと福袋(でも買った!)にパン耳をひと袋押し込んでくれました。

   で、撒いたんだけどさ、あっという間に消えて、いろいろ家事やってたから誰が来てたか気づかなかったわ。

   毎日貰いに行ってると、常連な早乙女さんには黙っててもどんどんパン耳サーヴィスで、うれしいっていうか申し訳ないって言うか。最近食欲旺盛な豹太が、ご飯の前にそれを開けて
   「こら! それはちゅんちゅんのパン! お前のパンはさっきあげたでしょ!」アリバイのためのおやつパンは豹太カレーパン、虎美ツイストあげパンと最近固定してきました(カロリー高くない?)。
   「でも足りないんだもん」
   「だめ! それはスズメちゃんにあげるの!」と言っても、豹太、
   「ちゅん」と一声鳴いてパンを咥えちゃいました。(:})こんな顔(洋風の顔が横に倒れてる顔文字と思し召せ)で。

   ……なんかカワイイじゃないですか。切り立てふかふかのパン耳も美味しそうだし。
   「ちゅん
   とおかあさんも鳴いて、残った1枚を口に入れました。
   「おかあさん!」
   「これで共犯だ。虎ちゃんには内緒ね」

   ごめん、でも昨日は3袋も貰っちゃったし。一昨日雨降ったから出してなくてストックあったし。

   さらに昨日は、おまけがあったのです。
   剥いてる最中から、あら、なんだか色がヘンだわよと思ってた旦那様デザートの林檎、やっぱり旦那様一口かじるなり
   「これは盛大にぼけている」って。
   ボケ林檎って、旦那様以外が言ってるのって聞いたことないですが、熟しすぎで水分が抜けて果肉がスポンジ状になって、味もしなくなってる林檎のことです。そうじゃない、非常に果汁のたっぷりした「当たり」の林檎は「14」です。 juicy ね。「これはジューゴまでいってます!」って時もあります。

   で、そのボケ林檎をそれでも5/8切れ召し上がって(残りはおかあさん分)残ってるのを食べたら。ホントにまずかった!
   「じゃ、これはちゅんちゅんにあげるということで♪」

   それが、せっかく昨日出しといたのに、ひとつは地面に落ち、ひとつはまだ木に残ってたんですよ。と旦那様に報告したら、
   「ちゅんも喰わぬか」って。
   「……贅沢ものですね」

   今朝、豹太のお弁当のポークソテーから取った豚脂を出しに行ったら、地に落ちた方はなくなってましたよ!(パンは当然跡形もない)梅の枝をよく見ましたが、蕾はマッチの頭ぐらいにはなってました。ホッ。ご飯を出さないとこの蕾をやられるんじゃないかと思ってたんで。 

   パンも出しといて、今これを打ってる間ぎゃーぎゃーと声がしてたから、たぶんムクちゃんが綺麗にしてくれてるでしょう。

   ゴメンね、これから切らさないようにするから今年も来てね

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2008年1月 8日 (火)

捨てたものじゃない話

   本日は暇ネタで。

   CMでやってますが、快気祝いなどの最近の流行は洗剤のセット。コンパクト洗剤をいくつかに、柔軟仕上げ剤、おしゃれ着洗い用の液体洗剤や漂白剤、液体糊なんかを組み合わせてあるギフトです。新製品なんかでも、うちにはそんなものいらないわなんて店頭で手に取ってもらえなくってもムリヤリセットに入れて、せっかくあるんだしと使って貰って、以後ひいきにしてもらおうという商魂なんでしょうね。
   うちには来ませんが、実家や金沢早乙女家には何度か来て、それなりに重宝したらしいですが、やっぱり残るのが柔軟仕上げ剤。主義として「洗濯物はお日様に当ててよく干してパリパリしてるのが好き」って方もおられますから。で、うちに回ってきたりして。でも、うちも使わないんだな。生協の椰子の実油で作ったような石鹸とかでは、なにやら合成洗剤とは違う科学的何かがあるそうで、仕上がりが優しくて、柔軟仕上げが要らないのです。ま、「パリパリしてるのが好き」って親に育てられてますから、ふわふわして無くても気にしないし。
   で、柔軟仕上げ剤が余ってて、どうしよう、こんなのを捨てられないのがうちが片付かない原因かしらと鬱うつしてたんですが。

   秋から豹太の体育に柔道がはじまるとかで、「柔道着を注文してください」とかプリントが来てて。
   「あら! うちのお兄ちゃん今年中学を出て丁度柔道着あるわよ、あげようか!」なんて話をしてたんですが、結局学校にお願いしちゃって。
   (柔道着って汗で臭~くなるんじゃないかしら、大変。クリーニングかしらね?)って思ってたら、割かし薄手のものを持って帰ってきました。
   インターネットで念のため「柔道着 洗濯」で検索したら、なんとイロイロ裏技が引っかかって。
   「柔道着は洗濯機で洗える。普通コースで、普通の洗濯洗剤でよい。仕上げに柔軟仕上げ剤を使うと肌触りがよい。干すときは竿に通すか和服用のハンガーを使うと型くずれしない。ズボンの方は足首を上に干すと型くずれしない。」って!

   ここで 柔 軟 仕 上 げ 剤 の出番が出来たよ!

   でも、さすが、柔道着ったら着物の親戚でしょう、そんなもん普通の大きさのハンガーで干したらそりゃ型くずれするって。
   我が家はしばわんこ並みに和の心に目覚めてる旦那様のおかげで、夏は甚平やら浴衣やらが普段着で、その洗濯のために着物ハンガーはすぐ使えるところにあるんですよね。ごわごわするお袖をなんとか通すと、確かにぴんと奴凧のように干せました。

   でも、まだごわごわしてるので、その昔の柔道マンガ(「ドカベン」の最初の頃)みたいに帯で小さくまとめてコンパクトに持って歩くことが出来ないの。帯が堅くって!

   で、平成の少年たちは柔道着といえども「着たら洗う」のが常識みたいで、体育の授業がある度に持ち帰って洗い、ふわふわいい匂いのまま柔道の初級をこの秋終えたのでした。今はサッカーかな? 柔道着は畳んで棚の上に収まってしまいました。

   今度から女子も武道必修ですって? 虎ちゃんに使うかも知れないから柔軟仕上げ剤とっとかなくちゃ。

   「それで、何かの格闘技の選手のようにぬるぬる加工はしなくていいのか?」
   「要らんっ!」

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2008年1月 6日 (日)

「篤姫」豪華脇役陣♪

   なんと言うことでしょう! 今年は「NHK大河ドラマストーリー」を買うのを忘れてました!

   やっぱりあの紅白でのGackt の勇姿が印象強かったからでしょうかねえ。大河の主役だというわけでもないのに、作中の名台詞を延々やってくれて。大河を見てなかった80%強の視聴者の皆様はいったい何事かと思ったでしょうねえ。しっかり見ておったわたくしは……大爆笑してました。ゴメン。でもじゅうぶん去年らしくてよかったと思いましてよ。

   さて、年も改まって今年の大河は大奥もの。幕末は薩摩の国から江戸城に後添いとはいえ初めて御台所となったお姫様の一代記。原作は宮尾登美子の「天璋院篤姫」、例によって頭がよくって気が強くって行動力のある宮尾ヒロインです。ま、2年続けて謀略ぐるぐるなお話しですが、オッサンが山国ではいずり回る話から、お姫様が南国で駆け回る話になって、画面としては華やかになるかもよ(後述) 。

   オープニングも、「お馬が走ってる」イメージを中心に作った「風林火山」とは対照的、女性的で綺麗な感じになってましたね。

   物語はヒロインの篤姫が母君のお腹の中にいる頃から始まります。丁度、世子島津斉彬のお国入りを今和泉島津家の当主であるパパ(長塚京三)がお出迎えするところから。ありゃ。脇 役 豪 華 す ぎ 。斉彬は高橋英樹だよ。さらに、幼なじみの相手役のパパとして鹿児島県人枠で肝付兼善役で榎木孝明さん♪ これはいいな。豪華、豪華、超豪華。駕籠から出てきて、かねて懇意の今和泉パパといきなり握手する高橋斉彬。ご機嫌なのはいいけど、握手はないだろう(まだ江戸時代です!) 。そこへ、斉彬のお国入りを祝って「ダンスを少し」って、扇をバサリの合図とともに踊り始める薩摩隼人たち。SATSUMA’S ブートキャンプです。もう、おかあさん度肝抜かれまくり。いやもう、手を打って大受け。

   で、お殿様留守のうちに急に立ちくらみを起こした奥方様、気を失っている間に謎の老人が庭から入ってきて、「その女の子、お江戸に貰っていくよ~ん」と予言。
   (え? このお腹の子は女の子なんだ)と、夢から覚めた奥方様は予感を持つわけですな。何かを成した偉人ってのはえてしてこういう伝説を持ってますが、大物になってから周りの人が「そういえば」と思いだし、それが拾われて残るんでしょうね。お集まりの皆さんのお宅の麒麟児ちゃんたちも、それぞれなにかエピソードをお持ちなんでしょ? そうでなくても、こういう超自然的出来事がある子しか大物になれないってことはありませんよ。どうぞ野望をお持ちになって。あ、ちなみにうちの仔猫ちゃんたちにはなんもありません。平々凡々に生きてください(おかあさんたらダブルスタンダード) 。

   さて、ご機嫌な斉彬、今和泉のパパのところが奥方が懐妊中ってことも知っていて
   「江戸で買ってきたんだ。キミんとこ男3人だろ? そろそろ女の子かなと思って、ホラ、赤い袋の安産のお守」って、○に十字の島津家の紋入りの錦の袋に。それってどうよ? 買ってきたお守りならその神社や仏閣のオリジナル錦の袋があるだろうが。って、違うのかな? 昔は中身のお札だけばら売りで、袋は自前なのかしら? そういえば、「オリジナルお守り袋」がよく形見とかになりますね、時代小説では。じゃ、島津家の家紋入りオリジナルお守り袋がまたありがたいのかしら、ご本家ブランドで。よう知らんけど。
   そしてさらに、肝付のパパにも、「キミんとこもだろ?」と、こっちはブルーのお守り袋をくれるのであります。もう、榎木さん大喜び。押し頂いちゃってさ。じつに鷹揚な高橋スマイルに加えてこういう気の利き方が、「島津斉彬」というキャラクターをもう開始数分で作り上げておるのであります。今和泉パパも言ってるけどさ。
   逆に、世子を迎えて一喜一憂する今和泉のパパ、長塚さんがまた、いい人なんだけどイマイチ器が小さく気が弱い中間管理職タイプを好演。ナイスなキャスティングであります。改革を断行する「敵役」の調所(平幹二朗)がまた、瞬きひとつしないのが対照的で。そんで、お江戸じゃ未来のダーリン、世子家祥がもう登場時から解るバカとので。判りやすぅ。「新選組!」の山南さんの堺雅人さんをここに持ってくるかぁ!(悔し泣き)

   で、斉彬様はああいってはくださったが、うちは3人とも病弱だから、今度こそ元気な男が生まれて欲しいからって、せっかくの守り袋を取り替えて貰って、ブルーの守り袋を貰って三宝に載せる今和泉パパ。お前、せっかくのプレゼント、勝手に取り替えたのばれたらまずくない? それに、明らかに肝付の方が身分が下なのを幸いごり押ししたっぽいし。そういう裏工作をよそに、果たして生まれた子供は肝付さんちが先で、男、(これが「のだめカンタービレ」で峰龍太郎をやった役者さんであるらしい。金髪が髷になったら全然気がつかなかった!)今和泉さんちがヒロイン一姫(かつって読ませてるけど、これは字から言ってカヅじゃないかなあ? 当時は書くとき濁点付けないし)だったのでした。って、原作にこういう運命の相手っぽいエピソード無かったと思うよ。

   で、男よりたくましいおかつ姫はモリソン号が通商を求めてくればその場に飛び出して異人さんに抱き上げられ、農民がひもじい思いをしているといってはハンストし、兄ちゃんが教わりに行ってる私塾には男装して紛れ込むし、パパが領民を締め付けることを拒否って謹慎すれば調所さんちの前でデモるというおてんばな姫様に育つのでありました。もう、裏番組の「あんみつ姫」に勝ってるかも(虎ちゃんは「あんみつ姫」の方が見たかったらしい、却下したけど)。

   そんで、偶然その塾で出会った運命の相手(違う!)肝付さんちの尚五郎とは、例のお守り袋を見せ合ったりして、調所さんちのデモに付き合わせたりとなんだか爽やかなおさななじみというか腐れ縁関係をちゃっかり築いているのでした。

   

気に入ったぞ! なんか楽しみ。いや、物語進むといろいろ大変なんだけどね。

   陰鬱な山国の生活が描かれた前作とちがって、空は青いし、海は綺麗だし、薩摩の国は麗しいですね。なんだかんだ言って豊かなんだな、おかつちゃんのお着物も出てくるたび違うし(小さいんだから当然)、髪飾りも、小さくてもかんざしはいつもダブルで挿してるし、櫛もいい物だし、お屋敷の調度もさすが薩摩、エキゾチックなものも意識して置いてあるし、お庭のソテツも南国情緒(桜島はさすがにCGであろう、いつも噴煙が同じ形)。目にも楽しみ。  

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